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南熱海網代山温泉 竹林庵 みずの@網代/温泉編

南熱海網代山温泉 竹林庵 みずの

~ 温泉編


 源泉総数=542井、総湧出量=16564リットル/分、日本屈指の高温泉保有地域として名ばかりは日本中に知れて、王者に君臨している熱海温泉。その地区別構成比による実態は、熱海市街地の平均湧出量が60.0リットル/分であるのに対して、多賀地区=173.7リットル/分、網代地区=207.3リットル/分となっています。



 つまり熱海市街地単体の温泉では知名度のみ、熱海温泉全体では、知られざる湧出量の多さと濃い泉質なら、むしろ南熱海温泉郷(多賀・網代地区)が挙げられると思います。伊豆山温泉も、風光明媚な場所と泉質が多彩、湯河原温泉に接した温泉地を、万葉グループが主導するかたちで、伊豆・湯河原温泉と銘打って実は、泉地区という区分で熱海温泉の1構成ブロックとなります。

 南熱海網代山温泉 竹林庵みずの :



 初島を望む山の上に建てられた温泉は、もとは、民宿経営から始まって、オーナーが変更するうち、良質の隠れ家的スタンスの旅館へと内容ともにアップデートされて変化していました。此処では、なにもかもが、四季折々の自然の景色と融け合って静かな佇まいを魅せています。

* 静岡県熱海市網代627-363



* 各部屋ごとに、タイプの違った露天風呂が設えてある。(サービス等での心配りはさすがであるが、どこか旅館全体としての情緒さには欠けるものがある。)丸いタイプの露天は、ひのき作りだが、一部屋だけ、琺瑯製の大きな丸い湯舟がある、あとは四角いひのきの露天浴槽。どれも良いのだが、あとは眺めと好みだろう。個人的には、楠より風の内風呂が一番お気に入りで、アロマと言うのか木の香りが素敵。露天風呂は部屋付きで十分なように思える。



 長い渡り廊下のような外につながった通路のさきに、庭園風呂として風と楠が、昼と朝とで、時間によって男女入れ替わり制となる。(清掃の時間帯は、どちらも深夜12時以降~朝方5時前まで使用閉鎖となる。)

 広大な敷地に、ほぼ部屋ごとの特色をもったユニットが初島と大島を望む好位置に配置されており、各部屋によって、湯舟の大きさや設えがビミョ―に違ってきます。

 カルシウム・ナトリウム・塩化物温泉 : ☆☆☆

網代16号・17号自家源泉・混合泉として使用。 

平成23年分析表による。

源泉(注湯位置)=63.1℃、PH=8.2 成分総計=14.23



 伊豆の温泉が、透明で食塩泉タイプが多いのですが、最近の掘削が多いであろう網代地区では、見た目が笹濁りした濁り湯が多くなっています。(黄色や淡い茶褐色の湯ではない、太陽光下では、笹濁り)



** 1日約100トンと言う湧出量の多さに比べ、客室及び客数が少なく、限られているので、お湯は、つねに新鮮。よって、どの浴槽も、鮮度感は一定で、浴感も、また、ほぼ同じと思われる。掛け流しを謳ってはいるが、正確には、上部からの源泉注湯は、止まっており、すべて浴槽内部、側面からの1点注湯となっていた。よって、お湯自体は循環のパイプであるが、鮮度は良く問題はない。しかし、どの浴槽も同じ内容で湯質に変化無く面白みに欠ける。



平成23年9月分記載の分析表掲示では、循環有り、ろ過有り、塩素系消毒有りとなっているが、全く気にならない程度である。熱交換器(システム)によって、源泉の高温は下げて、どの浴槽も、42℃前後の入り易い温度設定下に置かれていた。部分的に加水を使用している浴槽もある。(なお、旅館内の水道は、すべて名水と謳われる柿田川水系から取り入れた水道らしく、冷水は飲むと非常に美味しい。)



 ただし源泉の温泉(起因)成分は濃く(硫酸イオン=432.4)、エネルギーも比較的強く(特に露天風呂)長く浸かっていると、早めに、のぼせてしまう。(含)塩分も強く、肌合いは、長く浸かるほどにガサガサとなってしまう。美肌としては、続けて入り過ぎると逆効果な面も確かに痛感した。(仕上げ湯に熱海温泉に入ることを勧める。)



 鉄分(Ⅱ)は、3.8有るが、湯色にうっすらと緑がかって見えるほか、除鉄されているのか濾過された結果なのだろうか、貸切の独泉の露天風呂浴槽だけに浮かんでいた赤っぽい鉄起因の湯華は、その他のどの浴槽でも見られず、かと言って、貸切露天=独泉の浴槽でも金気臭などの匂いは無かった。



 メタケイ酸が、162.8と多いためなのか、とろんとした滑らかさを浴槽の湯面(ことに内湯)に感じることができる。ただ、肌合いで、すべっとした感覚は無い。

 泉質=伊豆では珍しい、ささ濁りした、濁り湯。



 ロケーション=初島と大島、三浦半島、房総半島まで見渡せる眺望は圧巻。とくに朝日が見易い位置に建物が建てられている。東向きの斜面に宿泊棟が沿うように建てられており、背面の山頂まで、散歩できる通路が設けられている。山頂には、ちょっとした広場もあり、またきちんと手入れされ、刈り込まれたツツジ、しだれ桜など、四季折々に花の咲く時期の楽しみも多い。



 苑内には、大きなクスノキ、山桃、みかん類、独泉のテラス脇には、立派なナギの木もあり、またオオバヤシャブシの大木も一番高い場所に繁茂していた。実に魅力的な山の景色も海と共に合わせて楽しめます。なお、山頂部には、小屋建ての足湯も設けられており、その奥は、未だ開発中だったので、今後さらに、魅力的な庭が拡張されることであろう。期待したい。  ▽ 眺めもバツグン、一番高い場所に作られた、畳敷きの足湯小屋。

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