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キース・カーロックとオズ・ノイ

 ニューヨークの若手:期待のミュージシャン-2



 アルバムの主役である、OZ NOYは、イスラエル出身の新鋭ギタリストで、若手ながら、かなり個性的で完成されたサウンドを持っている。切れ味のあるカッティングとエフェクツの効果的なアプローチでジョン・スコに似た印象すら受ける。

 

 もちろん、表現力が、かなり豊かで、時にジェフベック風のギミック満載なところと流麗でスローな曲、あるいはスティーヴィー・レイボーンのようなご機嫌なソロも聞かせてくれる。ちようど、このアルバムにゲストとして一曲ソロを取っているマイク・スターンのような勢い一本調子でないところが良い。



 一方、ドラマーのキース・カーロックは、荒削りながら、パワーヒッターで、やはりそれと分かる個性を兼ね備えたドラマーであることが伝わってくる。



 彼のHPを覗くと、オズ・ノイとのセッション風景や、ドラム・クリニックでのプレイが実際に見れる。結構、彼は巨体であることがわかり、それもどこか不恰好なのである。もしかすると彼が、終始レギュラー・グリップで叩いているから?そのように思えるのだろうか?

 

 ともかくも、音が個性的に響くというのも、彼の変則的な、その叩き方に起因しているようにビデオでは思える。



 彼の経歴をチェックしてみると、ニューヨーカーらしくブルースブラザースバンドにいた経験ががあり、これまで、スティングとワールドツアーで周っていたり、あのスティーリーダンに気に入られて、アルバム全曲参加していたり、ツアーにも出ているというので驚きである。えらく、大物ミュージシャンたちに可愛がられている点が見逃せない。



 スティーリーダンといえば、不朽の名作=AJAでの、スティーヴ・ガットのドラムソロが思い出されるが、きっと、このカーロックはそれを超えそうな大器の予感がしてならない。



 まさか、ドナルド・フェイゲンも、あのソロを超えるドラマーに出会えるとは思って無かったと思う。かつて、渡辺貞夫が当時、無名だったマーカス・ミラーをメンバーとして扱うときに、このくらいのクラスのミュージシャンならNYには、うじゃうじゃいるよ、という感想をいまでも憶えている。ニューヨークって、すごいもんだなとつくづく思ってしまう、そんなひさびさに、お薦めの一枚である。

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