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手打そば 車家@八王子(多摩ニュータウン)

手打そば 車家@八王子

創業昭和47年 野猿街道沿いにある

趣味蕎麦のドライブイン


 アクセス : 電車で向かうと、店の立地は、けっこう不便なところにある。車で向かえば、それなりに便利な場所で分かり易い。そのため休日は、マイカーで訪れる家族連れが大半で、ありえないほど賑わう、大繁盛店である。



 野猿街道沿いで、京王堀之内と北野駅の中間点、京王堀之内駅北口より、北野駅か南大沢駅行きのバスに乗って、7分ぐらい、帝京中高校前下車、徒歩2分。(* メモ : 京王堀之内駅前には、なぜか似つかわしくも無いガウディー風の階段があって、笑える。)



 もはや、寂れた感が、いがめない多摩ニュータウンの一画にあって、野猿街道沿いにある大型集客店。けっこう、物心ついたころから有名な本格的な蕎麦のお店として長きに渡って君臨している。



 東京の人間にとって、蕎麦は身近なものであって、下町方面へ行った先々で、名代の老舗へと、ちょっと立ち寄るイメージが強いのだが、わざわざ車を出していく、田舎そばの雰囲気をも味わいに、といったこだわりの趣味蕎麦を作り上げた立役者のひとりではなかろうか。



 そんな車家 HPさんは、建物からして、圧巻、見るからに立派な、その外観に圧倒されます。なんでも奥会津の只見から、曲屋を移築して作った(=旧目黒家住宅、築130年強)、広くも味がある店内といい、こだわりのペーソスがすべてに染み渡って、比類無きまで、この種のジャンルの成功者なのである。



* 八王子越野3-10 水曜・第3木曜休

11:00~15:00 17:00~20:00  何がスゴイって言っても、やっぱり、やるからにはとことんやる、みたいな気概、そういうものが、このお店を長く続けて、なおかつ繁盛させてきたんだと思います。



 おせいろ : 980円 ここのお店の定番である、せいろです。《お》が付いてるだけあって、なかなか強気な値段設定です。趣味蕎麦の常套句ともいうべき、手間が掛かっている、わざわざ○○から取り寄せて、厳選された素材、などの文言に引き寄せられ、高い金額を召し取られます。



 春先に向かう頃ゆえ、粗挽きの10割に近いスタイル=出羽の細切りは欠品中でした。そこで、二八か、韃靼か、一九になるわけですが、まわりの動向からは、韃靼蕎麦が一番人気なようでした。韃靼は、日本蕎麦の風味が損なわれる危険が伴うので、チョイスは、あくまで和風に絞りました。  最初に出てきた緑茶は、出がらしで不味かったのですが、入れ替えで食後に出された番茶は、まずまず。箸の質も良く、各食器も、なかなか凝っています。



 蕎麦の薬味 : かなり細かなネギ。本わさび。大根おろし。



 そばつゆ : ☆☆☆☆ やや甘めな、かえしの濃い、かつおの香りが良い美味しいもの。



 おせいろの蕎麦 : ☆☆☆☆ 極細、やや硬めで、歯ざわり、歯ごたえが共に程好く、喉越しのよい、素直なお蕎麦。良い感じである。量は、ふつうだが、大盛は設定されておらず、追加のおかわりは500円増し。2枚ぐらい食べないと、満腹にならないだろう。



 蕎麦徳利が漆器みたいで、軽くてよいと思う。たしかに年代物の曲屋を改築して、きわめて居住性の良いような、くつろげる空間作りをしているのだが、椅子に手すりがあるのは、非常に食べにくいし、何故?と思う。すべての椅子を変えるのは、よく喫茶店などでも見られるが、アンティークが調達できないのであれば、すべて同じセッティングであったほうが良いと思う。



* 車家店主 小川修さんは、足利市の一茶庵 初代 片倉康雄さんに師事。同じような門下生には、翁(達磨)の高橋さんなどがいます。趣味蕎麦というものが、脱サラから、転じて至高のものとなる、そんな可能性を後人へと示してくれた人たちです。
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