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老舗 甘味処 竹むら(竹邑)@神田須田町

創業昭和5年 老舗の甘味処 竹むら(竹邑)

都選定歴史的建造物が並ぶ町

神田須田町

みつまめマメに探すゾ 第14話


  アクセス : 靖国通り沿い=地下鉄 小川町・淡路町界隈と神田川、JR神田駅に向かう線路に、ほぼ囲まれた三角地帯=神田須田町1丁目付近は、東京のなかで、もっとも下町情緒を遺した、戦災前の風情を伝える古い(商業的)建物が多く連なる地域。もはや町自体が保存すべき文化財級。かつては、神田連雀町と呼ばれた、いまでも、蕎麦屋として神田まつや(大正14年竣工)、神田藪蕎麦(震災後大正12年以降竣工)、鳥すきやき ぼたん(昭和4年竣工)、あんこう鍋専門店 いせ源(創業1820年、昭和7年竣工)などの木造建築がある。



 そして、この入母屋造り、3階建ての竹邑(たけむら)さんもまた、昭和5年創業で、それ以来の建造物と言われている。こんな雰囲気抜群な中で、落ち着いて、いただける甘味は、それだけで、なにしろ最高である。1階は、テーブル席に、左側には、座敷席も用意されている。なお、2階もあるようだが、1階がいっぱいでないと、上は使用していないようである。



* 千代田区神田須田町1-19 日祝休

11:00~20:00 あんみつ : 680円 ☆☆ 味は、ふつう、取り立ててどうこういうような味わいではなく、これといった特徴なし。おしるこなどが、メニューの表側に書かれていた。



 席に着くと、すぐに、桜湯(桜のつぼみが塩漬けされたものにお湯を注いだもの。)が出される。これだけども、そでに、なんとも床しい。甘いものを食べた後、口直しによい。お茶も別に出されるが、このお茶が、とても美味しかった。甘味処のキメ技は、お菓子そのものにあるのではなく、心づくしというのか、あるいは日本茶そのものであったりもする。 和みのいっときである。カフェの居住性、憩い度合いなど測るべき要素はたくさんあるが、このあたりのクラスになると、流れる音楽もなく、ひたすら静寂だけが支配していて、それが物珍しくも感じられてしまう。



 カフェとちがって、甘味を食べるだけだと、長居は無用なのかもしれない。時間の流れ方、時間の使い方、時間の潰し方、いまとむかしでは、ずいぶんと違っていたのかもしれない。 竹むらさんの向かい側には、東京では珍しいあんこう鍋専門店である=いせ源さんが、同じように歴史的な威風を放って佇まいを魅せていた。こちらへと向かう途中にある、神田藪蕎麦の目の前、喫茶店であるが、珈琲ショパンさんも創業昭和8年で、なかなか古いお店と聞いている。こうして、このあたりの古い店を紹介すると、洋食屋の松栄亭(創業明治40年)、近江屋洋菓子店(創業明治17年)、鰻のきくかわ(創業昭和22年)、神田志乃多寿司(創業明治35年)、万惣(創業1846年)など、次々に浮かんできて、一時には、紹介しきれない。



 日本橋界隈に名店が多いのは、かつて掘割が張り巡らされ魚河岸の中心であったからだろうし、江戸時代には、大火以後、神田の多町、須田町、連雀町あたりに青果店が集まって活況を呈したという、そういう、やっちゃばの流れを汲んだ繁華街の形成である。



 川越にも甲府にも連雀町の名が見えたが、おそらく旦那衆が支えてきた町なのではと思う。なお、三鷹市に下連雀、上連雀の名前が残されているのは、新田開墾のため、三鷹へとここの人々が入植して行ったためだと知った。
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