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梅ヶ丘 洋風料理 TANAKA

梅ヶ丘 洋風料理 TANAKA
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 10周年を迎えた、梅ヶ丘駅前にある、洋風料理を掲げる、TANAKAさん。北沢税務署へ行く折に、偶然見つけたのが数年前、通年で、ジビエが食べれるという、数少ない地元の優良店です。オムライスとかパスタ、カレーとか、お子ちゃま用に洋食メニューもありますが、季節ごとの魚介を使った一品と、通年でほぼ提供が可能だという国産・ジビエ料理が味わえるので、隠れファンが多いはず。場所は柴崎亭2号店の斜め前です。田中シェフは、うかい亭などで就業経験あり。

* 世田谷区梅丘1-24-13 月曜定休
11:30~14:30(ランチ)
17:00~不定休
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 ランチタイム限定・旬の特別コース : 3600円(税込)
☆☆☆★

 これは、かなりお得なコース仕立てとなっています、サラダ、前菜、パスタ、メイン&バゲットに、デザート&カフェです。
① サラダ :ソースはバジル風味。
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② 前菜 : 日ごとに仕入れ状況で代わります。この日は、北海道産・ホッキ貝またはツブ貝を使ったマリネ風でしたが、鹿肉もあったので、軽く炙った日本鹿を頂きました。シェフの叔父さんが兵庫県・宍栗市(=姫路の山奥)で猟師をしているらしく、仕留めたイノシシや鹿などを送ってくれています。さすがに美味い。
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③ きょうのパスタ : 千葉県・九十九里のハマグリを使った漁師風パスタ。ブイヤベースとまではいきませんが、ハマグリ出汁とキノコ各種が入った生パスタ、コース適用なのでポーションは少な目なハーフサイズ。
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④ メイン : 旬です!北海道産・アンコウのポワレ、バターソースにレモンが効いています。けっこうなボリューム、表面は香ばしく、肉身はプリっぷりなアンコウの白身、ズッキーニやらスティックセニョール、菜の花などと頂きます。
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⑤ デザート&カフェ : 洋ナシのコンポートとジュレ。エスプレッソ、カップはポルトガルのSPALでした。

* 特別ランチ :
CP=100 味=85
* クレジット支払いは6千円から。
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テーマ : フランス料理・フレンチレストラン
ジャンル : グルメ

板前割烹 分とく山 新宿伊勢丹本館店 

板前割烹 分とく山 新宿伊勢丹本館店 
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 これで3度目となりますが、あわび磯焼きを含めコースをひととおり味わってみますと、料理内容では、さほど秀でたものは持ち合わせておらず、優良店ではあるものの個性も少な目ゆえ、やはり、お手頃な山霞弁当あたりで、リピーターが多いのも頷けます。平日だけ提供しています、天丼とか煮魚御膳なる各種定食もまた、ときより立ち寄るには便利かと思います。ということで、今冬は、すき焼きに挑戦。
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 特選・和牛すき焼き御膳 : 3850円(税込)
☆☆☆★

 調理場で煮込んで運ばれて来るタイプのすき焼き定食は、どこも、このぐらいの値ごろ感ですね。お造りが付いてきて、甘味はありません。きょうのお造りは、真鯛昆布〆、シマアジ、ほたてです。刺身は、なかなかの味わい。摺り立て本わさび、あしらいに二十日大根、紅蓼芽、はす芋、かぼす、紫蘇実。
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 すき焼き : 牛肉は思ってたよりも厚みあり、量的にも枚数多め、味はふつう。豆腐、しらたき、エノキタケ、椎茸、春菊のほか、嵩増しで、大量の白菜が敷かれています。割り下感は甘み少なく、あっさり目。お新香&ご飯&味噌椀ともに凡庸。昼食としては高レベル。今は無き”赤坂よしはし”みたいですが、卵白を泡立てたメレンゲを卵黄隣にスタンバイさせています。個人的には溶き卵オンリーで濃厚に絡むのが好みですが、ソフトな食感が味変になるといえば、その通りです。


CP=90 味=85
* すき焼きだけなら、赤坂・ざくろのほうが良さげです。
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テーマ : 日本料理
ジャンル : グルメ

韓食 古家(こが) 伊勢丹新宿店

韓食 古家(こが) 伊勢丹新宿店
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 とうきょうは、昨年から続き、コロナ渦において時短要請という名のもとに地獄の営業自粛が始まった。デパート内にある飲食店街も、催事すら無くなった平日は閑古鳥が鳴いている、そして泣いているのは運営側の人間とて同じことだろう。韓食 古家さんも、メニューを大幅に絞って、調理の簡単なラインナップしか食べられない有り様。
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 海鮮テンジャンチゲ・ランチ : 1540円(税込)
☆☆☆★

 寒い日が続くと、トゥッペギに入って、グツグツと煮え立ったチゲ(鍋物)が食べたくなります。韓国味噌(天醤・テンジャン)鍋です。糸唐辛子は入ってますが、コチジャンは皆無なので、辛さに耐性が無くとも大丈夫な一品。あっさり目で、するっといけちゃいます。ヘムルテンジャンチゲ、海鮮とはいえ、ゲソばかり、小海老、ベビーホタテ、アサリ3つぐらい入って、豆腐主体、エノキタケ、エホバク(ズッキーニとカボチャの中間みたいなやつ)、ねぎなど。雑穀米にキムチ付き。


CP=80 味=80

テーマ : アジアンエスニック
ジャンル : グルメ

広東名菜 赤坂璃宮 赤坂本店 その2

広東名菜 赤坂璃宮 赤坂本店 その2
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 * 休日飲茶コース 後編
⑤ 炸點心三品 : お勧め三種揚げ点心、見た目も美しい!赤坂璃宮さんで食べるランチは予約せずとも、コースで1人前から用意してくれるし、宴会でしか頼む機会が無いようなメニューが小さめのポーションで出会えるチャンスも稀にあって、かなり考えられた内容が光ります。とくにセットものでは、選ぶ手間が省けて、この店のショーケース的なラインナップなので、中華に疎いひとにもあまねく、その魅力が伝わり易いです。

 家郷咸水角 : 五目入り揚げ餅、、、、ラグビーボールみたいなかたち、サクッと揚がった糯米粉の餅皮、具には甘辛に味付けされた豚肉・自家製チャーシュー・鶏肉・干椎茸、大根の漬物がごちゃっと入っていて中華風ピロシキといった食感。

 蘿白酥 : 香港名物、大根パイ!、 見た目、オシャレで、サクッとしたパイ生地に比べ、中身は、とろっとろ~んとした餡、アツアツで、その落差?対比が面白い一品。 ☆彡

 鶏絲炸春巻 : 鶏肉ときのこ入り春巻き。かなり具のなかみが詰まった一品。

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⑥ 豆鼓汁焗扇貝 : ホタテの海老すり身のせ煎り焼き、黒豆ソース。
ホタテ貝柱に海老しんじょうを乗せて、ハンバーグみたいに焼いた、さつま揚げみたいな食感。

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⑦ 厦門炆米粉 : アモイ風五目ビーフン。超極細なビーフン(炒粉)仕様。自家製窯焼きチャーシューや玉子、パプリカ、パクチーなど盛りだくさん具が豪華に入った五目焼きビーフンなのですが、味付けが、トマトベースのソースで炒めています。味的には甘しょっぱいので、魚醬も入った=タイのパッタイにも似通っていますが、ウスターソースにケチャップを混ぜ合わせたトンカツソースっぽくて、これを屋台めしにすればビーフンで作ったナポリタンっぽくなるでしょう。これが星州炒米粉(シンガポール式)となれば、カレービーフンになるみたいです。アモイから福建、台湾やシンガポールへと渡った米粉。福建炒米粉との違いも興味あります。 ☆彡
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⑧ デザート : こちらはマンゴープリンや杏仁豆腐が有名ですが、この日は、タピオカ入りココナッツミルクもあったのではじめて注文。

* 休日飲茶コース :
CP=90 味=90 サーブされた中国茶は水仙系・烏龍茶で美味しい。
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テーマ : 中華料理
ジャンル : グルメ

広東名菜 赤坂璃宮 赤坂本店 その1

広東名菜 赤坂璃宮 赤坂本店 その1
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 千代田線・赤坂駅直結となる赤坂BIZタワー、アトリウム2階にあります、広東名菜 赤坂璃宮 赤坂本店。オーナーシェフは、かつて浅草橋ヤング洋品店という番組で中華大戦争(笑)にも登場した周富徳の盟友にして名シェフ、譚彦彬 さん。コロナ自粛ムードが長期化するなか、宴席とか新年会といった催しは遠い日の夢まぼろしとなりつつあります。土日は、歩くひともまばらなBIZタワー界隈、休業や閉店も目に付くようになってきました。

 休日飲茶コース : 6500円(サービス料&税別)
☆☆☆☆★

 これまで利用してきたなかでも、こちらは点心類が特に美味いので、土日祝に食べられる休日飲茶コースにて挑戦。たしかにランチ時でも奉仕料が取られるし、平日飲茶コースのほうが各段に割安ですが、点心自体のグレードは変わらないにせよ、各回の点心類が2つ盛り、間に挟まった料理も定食レベルで無難路線であることを考えて、どうせ味わうなら、やはり休日飲茶コースが質量ともに選んで正解です。
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① 璃宮三拼盆 : 焼き物入り前菜三種盛り合わせ
毎回、ほぼほぼ同じ顔触れ(笑)ですが、安定の前菜。白切鶏(正宗香妃鶏・璃宮特製ゆで鶏 葱生姜ソース添え)、廣式臘腸 (広東式ソーセージ)、皮付き豚バラのクリスピー焼、くらげの冷菜(爽脆海蜇皮)、中華風ピクルス(酸辣時蔬菜)です。勝手知ったる順当なる滑り出し。
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② 蒸點心三品 : 蒸した点心3種盛り。點心師が作るであろう、こちら、ハズせない主役級のラインナップ。中身は、ほぼ海老主体ですが、それぞれ、ぷりっプリで旨い。魚子蒸焼売(とび子のせ海老焼売)。翡翠韮菜餃(にら入り蒸し餃子)。水晶蒸蝦餃(海老蒸し餃子)、ほかと比べても、ここのは、ほんとうに美味しい。 ☆彡
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③ 鮮蝦雲吞翅 : フカヒレ入りエビワンタンスープ。黄ニラ入り。
これにゴム麺が入れば香港エビワンタンメン。スープは、あっさり、プリっぷりな海老雲吞2ケ、細かなフカヒレ断片入り。☆彡

④ 北京片皮鴨 : 自家製窯焼き北京ダック、龍蝦片(シャーペン・えびせん)添え。
ひとつですが、北京ダックも食べられて嬉しい!☆彡

* 盛り上がりは、その2へ続きます。

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テーマ : 中華料理
ジャンル : グルメ

日本橋室町YUITO フランス料理 ポンド―ル・イノ

日本橋室町YUITO フランス料理 ポンド―ル・イノ
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 京橋にある名店=シェ・イノ・グループの中核店となる、2010年にオープン、フランス料理 ポンド―ル・イノ。日本橋・三越前駅上にある商業ビル=ユイト(結都)の目立たない裏手、つまりは福徳神社(芽吹稲荷)がある新浮世小路(加賀言葉で読ませる=うきよしょうじ)沿いにあって、向かいはお神輿を飾った社務所と本殿が見えます。新年早々、コロナ渦において、ランチとディナーの区別なく、通し営業で夜は早々に早仕舞となり替わっていました。 前回伺った際、お料理も素敵だったし、サーブを含めて好印象だったため、福徳神社に初詣も兼ねて再訪と相成った。なお、福徳神社は地下鉄駅から地下の通路等を伝って、エレベーターで拝殿がある2階まで行けるという新時代の神社です。

* 中央区日本橋室町2-4-3 日曜定休
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 メニューB : 5100円(別途サービス税)
☆☆☆☆★

 こちらのコースは、前菜&魚(または肉)料理にワゴンデザート&カフェと言う理想的な布陣。自家製パン、傍らにはカトラリーとしてフランス王室御用達となる銀食器メーカーであるエルキューイ、カップ&ソーサーはレイノーでした。

 前菜 : 白子ムニエル、黒トリュフ・ビネグレットソース。(プラス1500円)
☆☆☆☆☆

 冬といえば鱈、そして大好物、大きな白子の表面をカリッと香ばしくソテーして、なかはクリーミーにフワッと仕上げています。これならフォアグラのロッシーニよりもウマいかも。ネギと黒トリュフなどの相性もなかなかです。寿司屋や割烹でも出せないものは、フレンチで味わいたい。
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 ポアソン(魚料理) : 宮城県産平目ベニエ、グルノーブルソース
☆☆☆☆☆

 ベニエとはフランス風天ぷら、小麦粉の中にビールを入れて揚げます。表面はパリッとしてはいますが素揚げに近いフリットとは違って、どちらかといえば、アメリカンドッグにも似た食感、分厚いヒラメがビーツのアクセントで酸味効かせて白身を惹き立てます。

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 ワゴンデザート(選び放題) : どれも美味しそうでしたが、おススメだというスペシャリテ、特製タルトタタン!にクリーム添えが素敵!このアップルパイはリンゴをふんだんに使っているという自信作だそうです。シェフが好きだというクラシカルなデザインでキュートな洋ナシ・シャルロットケーキ!そしてプディングも食べたかったけれども、ここは定番・ガトーショコラの3種盛りにしてもらいました。


CP=90 味=90
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テーマ : フランス料理・フレンチレストラン
ジャンル : グルメ

日本橋本町 江戸前天婦羅 てん茂 その2

日本橋本町 江戸前天婦羅 てん茂 その2
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てん茂 : 老舗の天ぷら専門店であるから、天丼とか、サービスランチなどという格下げする要素はない。胡麻油100%で揚げられた江戸前天婦羅を、油が弾ける音を伴奏に目の前で測られた手順でもって味わうのみ、大人が嗜む空間である。揚げる品数が増えることによって昼夜問わずコースは3ランク。名物となっております、かき揚げを所望するならば、上位メニュー2つだけとなるが、Bコースに追加料金で頼むことも叶う。

 天ぷらをひととおり味わうには、各人の腹具合や懐事情(笑)もあるなか、むしろ組み立てられた流れが肝要で、まずはコースで決まったフォーマットに従ったほうがよい。テンポよく投げ込まれ、鍋に踊るタネを眺める、そんな小気味良い揚げっぷりを体感してこその江戸前である。そのあたりは、寿司屋の流儀に通じるところも多かろう。ただし端っからのお好みとやらはやっていないゆえ、追加注文とやらはありだ。
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⑤ しいたけ ⑥ ししとう、、それぞれ素材は吟味され、とても好ましく思える。天だねというものはある程度、定番化されたものを繰り返し揚げ続けるものと創作意欲で進歩させていく両輪がある。
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 お食事 : ご飯はお代わり自由。自家製のお新香、赤みそっぽい味噌椀が出されます。特筆すべきは、豆腐が賽の目切ではなく、大きく丸ごとはいっている、これが特徴的です。なお、個人的には、かき揚げなるものに、さほど魅力を感じない派なので、今回は敢えて頼んでいません。
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⑦ 穴子1本揚げ : Bコースは、穴子をもってひととおりとなります。昨年もそうでしたが江戸前穴子は不漁続き、湾のなか(つまりは江戸前)のものは市場に出回っていないということで、この日は、長崎・対馬産です。中ぶりぐらいのボリュームあるサイズ、穴子臭が香り、胡麻油との相性は相思相愛、旨みが濃縮した、しっかりとした揚げっぷり。さて、揚げ上がった穴子をザックリと半分にするのは、先代が特注した、まるで海賊が使う刀みたいな道具でした。刃こそ付いていないけれど穴子天を切り分けるためだけのものだとか、これも一見の価値ありです。
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* ここからは、追加注文して揚げてもらった分です。
⑧ シロギス : これは江戸前!横浜・本牧産です、冬場でも、こんなにも立派なものが頂けれるとは目福です。たぶん時価でしょうが、900円見当。巷で、キス天は食べられたりもしますが、ほぼ100%外国産の冷凍ものという現況を知っていれば、これはもう奇跡です。下ごしらえの段階では、松葉のように下ろしてあって、揚げる際に頭の部分に着けた衣を先に揚げてまとめあげ、棒揚げみたいに1本となります。姿のまま揚げるが基本。キスと言えば開いた形で揚げるのが見慣れた形状ですが、昔っからの流儀としては魚が泳いでいるような姿にまとめる、そんな感じが主流だったようです。薄衣が流行るようになったのは関西風で、最近の風潮で、やはり江戸前は揚がって、ぼってりしたかたち、衣と天だねが、みごとに一体化していて、天だねが中で上手に蒸されている、そんなかたちなのでしょう。 ☆彡
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⑨ めごち : これも江戸前!千葉県、竹岡産です。ほんとうにどうしても大好きなメゴチが食べたくって、江戸前が食せて本望です。あまりにも美味しかったため、2本も注文してしまいました。大ぶりなやつで、白身がふわっとして甘い!めごちと言っても、実は、ネズミゴチだけではなく、数種類、その名前で括られた魚たちがいます。釣り人ではないため、詳しくは判別不能なれど、これまで食べた経験値からすると、これはトビヌメリっぽいです。とても美味しい。キスと同じく、松葉に下ろしてありますが、松葉になった身が開かぬように揚げる際に身をまとめて揚げるため、これも棒状に揚がってきます。このあたりの技法は、稲ぎくと似通っています。肉厚なので、揚げ時間は長く、しばらくは鍋で泳がせていましたが揚げるタイミグは絶妙であります。感服。2尾で1500円見当。 ☆彡
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* 新春ということで、、お年賀、竹葉雀が描かれた、店名が入った手ぬぐいを頂きました。ありがとうございます。ミルクボーイ風に(笑)。
メモ : カード決済可能。
コースB : CP=85 味=100
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テーマ : 天ぷら
ジャンル : グルメ

日本橋本町 江戸前天婦羅 てん茂 その1

日本橋本町 江戸前天婦羅 てん茂 その1
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 年末年始と、どこへも出歩かず、お籠り状態だったので、しばらくぶりで美味しいものが食べたくなり、美食の街、日本橋界隈へ令和に江戸の風を感じるべく向かう。新日本橋駅から至近、中山道と江戸通りがクロスする室町3丁目交差点手前、小路の入り口には碑があって江戸時代の文人、与謝蕪村が夜半亭という庵を結んで一時期住んでいた旧居跡があります。

 こちらの小路、江戸時代に市中あまねく時刻を知らせる鐘撞堂なるものがあったらしく、向かう途中は、鐘つき新道と呼ばれて親しまれてきました。現在は、そんな歴史的遺構、石町(こくちょう)時の鐘を踏まえて、時の鐘通りと名付けられています。そんな粋な通り沿いの中程に地味に目立ってあるのが老舗の江戸前天婦羅、てん茂(てんも)さんです。

 現在の建物は、戦後まもなく、昭和22年建造となる日本家屋の一軒家で、とくに大きな梁が目立つ高い天井、内観含めて、貴重な日本建築であるとともに、そこで頂く天麩羅は、まさに至福のときを刻んでくれましょう。明治18年、初代・奥田茂三郎が中央通り近くの屋台で創業し、その後、旧本石町、現在地に明治40年に店を構えました。頑なに江戸前流儀を守りながらも庶民的なスタンス、家族経営で揚げ場を守るのは先代から数えて4代目、奥田秀助さんです。

* 中央区日本橋本町4-1-3 日・祝休
12:00~14:00(ランチ・要予約)
17:00~19:00
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 天麩羅御飯(昼) : Bコース(天ぷら・ご飯・味噌椀・香の物) 6050円(税込)
☆☆☆☆☆

 囲炉裏端には炭が熾され、囲むように待合席が設えられ、カウンターと脇の店奥には個室があります。大人が江戸からの粋を嗜む、そんな空間です。店前にはメニューすら掲げられておらず、昼時メニューとはいえ、初っ端が、6050円からという敷居の高さもあって、ほんとうの良さを知っているであろう年輩の限られた顧客に開かれた天国であります。

 なお、このスターターとは、才巻海老2尾、魚(イカ)、野菜4つ、穴子1本揚げ止まり。名物・かき揚げ含めた上位メニューなら、13310円にまで跳ね上がって、、、これでどうなのか?と言われれば、イマドキの物差しで測れば、かなり割高なスタンス。接待であろうとも、昼食にお腹を膨らませるには、まず向いていません。しかしながら、胡麻油補給に餓えた輩ならば必ずや満足し、歓喜するであろう、日本一、天ぷらが美味いであろう空間が、此処には息づいています。

 ① 才巻海老(2尾) : ☆☆☆☆☆ これは無茶苦茶旨い!揚げっぷりは、外観、ぼってりとしてフリッターのような、それでいてカリカリに非ず、ふわっとしっとりして、海老の中身は、熱が通ったレア状態、そのフワッとしたエアリーな食感は極上の天ぷら職人だけが為せる、まさに技あり。ここがポイント⇒海老の尻尾から1節目までふつうは殻付ですが、こちらの先代からの流儀として下ごしらえの際に、尻尾だけ短めに整え、あとの殻はすべて着けずに殻剥きして揚げているのが特徴です。
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② パセリ : なんと、こちらの名物、パセリです。水分量が多いので脱水するも焦げが目立って、なかなか難しそうです、変わり種といったところで、とくに真価は見れません。極上な海老の余韻冷めやらぬなかでの変化球勝負、ほんの箸休めといったところか。
③ 小なす : 江戸東京野菜なるものをできるだけ使っていこうという意思があるようで、これも、そんな寺島ナスという地物です。ぼよよ~んとした京都のオバケ茄子とは違う食感。小さくって、果肉が硬く詰まった感じの仕上がり。
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 揚げ油 :  横浜市・東神奈川にあります、老舗、岩井の胡麻油より、金岩井純正胡麻油 青缶をブレンドせずに、100%胡麻油だけで揚げています。太白は透明度合いが高いでしょうが、これは炒ってあるため、その色合いは、濃い焦げ茶色!しかも、口切時には、かなり過熱するため、薄っすらと煙が立ち上り、高い天井に登っていきますが、あたりに胡麻油の香ばしい香りが終始充満しています。あとあと、洋服等には染み付きやすいので要注意です。

 良質の胡麻油100%は素敵ですが、ちと濃厚すぎて、さすがに胃もたれしました。でも、これは致し方ありません、これぞ江戸前天婦羅のあるべき姿なのですから。鍋に並々と充たされた油の海、まさに胡麻油好きなヘビーユーザー向けです。
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 セッティング : 天ツユ、甘さなく、かなり塩味強し。聞けば季節によって提供されている天つゆは、夏用と冬用で分けており、だしの取り方が違うそうで、夏場はあっさりとさせるため、かつおぶしのみ使用、冬場は、昆布とカツオの合わせ出汁で作っているとのこと、これも先代からの守りだそうです。

 天ツユに塩、大根おろしは大根のみと、黄色っぽいのは柚子風味と2本立てです。塩の分量が少な目で、天ツユで食べる下町仕様が勝っている感じがしました。ここがポイント⇒塩で食べる風習は薄衣な関西からきたもので、本来、江戸気質としては厚ぼったい衣を天つゆに馴染んでこその旨さを貴ぶ傾向があったそうです。だから下町仕様の天ぷらは、すべからく天つゆ命となります。

 奈良県・赤膚焼き : これは当店を知るうえでの最重要ポイントです。粉鉢から、皿、食器は赤膚焼きで統一されています。これも先代からの継承された特徴あるスペックのひとつなのです。そういえば、稲ぎく系も、粉鉢は陶器でした。とくに粉鉢は、奈良・西大寺で行われる献茶会=大茶盛にて実際に使用される赤膚焼の大茶碗と同一のものです。この大きな抹茶茶碗を粉鉢として使うにあたって、先代か骨董市で買い求め、のちに窯元から譲ってもらったような経緯を話されていました。熱が伝わり難く、粉鉢としては使い勝手がいいそうです。なお、店内の梁に括りつけられた大きな天狗の面も火の神=台所の神様と言うことで先代が東北の骨董市で求めたものです。
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④ いか : イカかよ、、と思いきや、よく立ち食いそばであるような冷凍のやつとは大きく違って、寿司屋でお目にかかることが多い、スミイカでした。肉厚で旨い。夏場はイカがショートし易いため、これが外房のアワビと肝に代わるとか。季節ごとに、ビミョーに変わっていくタネの面白さ、大筋は決まって変わり映えしないけれど、通えば、そのつどキメがあるという良さ。今回は上位メニューでは、慈姑(くわい)やタイラ貝がありました。初夏には稚鮎、秋には栗の渋皮なんかがあるそうです。

 正月飾り : 店内の風情も見どころいっぱい、お正月飾りでしょうか、やっこ凧、餅花です。

* 追加注文で江戸前の華に、、その2へ、つづきます。
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テーマ : 天ぷら
ジャンル : グルメ

国領 タイ料理 バーンサイアム

国領 タイ料理 バーンサイアム
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 プーニム・パッポンカリー : 1570円
☆☆☆★

 ソフトクラブシェルのカレー炒め、、これはタイ料理の中でも好物な部類。脱皮したばかりで柔らかな蟹を唐揚げにして、野菜と炒め、溶き卵に合わせたもの。辛くないし、おじやとか玉子雑炊が好きな日本人にも受けるであろう一品。はじめて食した際には、こんな食感があるんだ!と感動もした。しかし、ある意味、味は甘めなので食べ進むほどに単調の極み。
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 ラープ・ムウ : 日本人が好んで食べるタイ料理だと、お馴染のガパオライスとなってバジルと挽き肉であることが多いものですが、本来は挽き肉とホーリーバジル、ラオス寄りの感覚だと挽肉サラダ=ラープ・ムウを注文して、もち米と食べることが多いみたいです。今回は甘いパッポンカリーに、敢えて、ジャスミンライスで合わせ、少しは辛口なラープ・ムウを混ぜながら食した。
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テーマ : エスニック料理
ジャンル : グルメ

台湾カフェ 美麗(メイリー・MEILI)

台湾カフェ 美麗(メイリー・MEILI)
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 もうすぐ、開店1周年を迎える、下高井戸・公園通り、台湾珈琲と喫茶・軽食 美麗(MEILI)さん。人気の魯肉飯から始まって、台湾まぜそば(太麺対応)、台湾担仔麺(細麺対応)までお目見えして食事もテイクアウト&イートイン双方で充実傾向。そして、ついに、最近は食パン(台湾紅茶や龍眼茶風味)まで販売しています。

 湯圓  : 550円(税込)
☆☆☆ 黒芝麻湯圓

 台湾では冬至あるいは中華圏では旧正月の食べ物として有名な湯圓(タンユエン)です。黒ゴマ餡が入った白玉しるこ。けっこうボリューム有、けっこう甘目。
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テーマ : スイーツ
ジャンル : グルメ

プロフィール

momoneko0725

Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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