FC2ブログ

浅草・雷門通り うなぎ・日本料理 川松本店

浅草・雷門通り うなぎ・日本料理 川松本店
IMG_3357.jpg
 浅草界隈で名代の鰻屋さんといえば、おそらく、こちら、創業明治6年という、川松(かわまつ)さん。2階から4階まである本館は雷門通り沿いにあります。通り渡った杵屋通り沿い、鷹匠壽さんの隣りには川松・別館があります。こうも毎日が酷暑だと、うなぎの質が落ちる季節ゆえ、なるべく夏場は、暑気払いとして、どじょうメインに据えれば正解なのです。

* 台東区浅草1-4-1 月曜定休
11:30~15:30
17:00~21:00(土日祝は通し営業)
IMG_3354.jpg
柳川なべ(単品) : 1800円(税込)
☆☆☆★

 会食やクラス会などで、鰻を交えたコース料理とするなら、落ち着いた雰囲気で歓談可能なので堅苦しくもなくよい場所です。こと、うなぎ目的で食べるなら、やはり、ここである必然性はありません。それでも、どぜう、柳川なべも普段使いに最適です。小鉢やお刺身、ご飯等が付いたセット(3520円)もありますし、蒲焼と柳川双方が楽しめるコースもあります。どぜうは割りどじょう、ささがきごぼう、たっぷり目の卵とじ、シンプルですがウマイ。ご飯は小ライス、お新香含めて別途300円也。

 床節バター焼き : 1540円(税込)
☆☆☆★  なんて素敵な一品!

 サイドディッシュで注文、普段は、おせち料理の煮物しか見ないトコブシも、一年中獲れますが、産卵前の夏が旬。トコブシ2つ、肝も交えたバター焼き、アスパラ焼き、レモン添え。鮑よりサイズが小さい故、軽んじられる傾向がありますが、身も柔らかく、かなり旨いです。

* こちらは老舗風を吹かすこともせず、地味ですが接客も庶民的で温かみがあってなごみます。料理の質となると、話は別でしょうが、ご年配向けで観光地ながらも、ゆるりとした雰囲気です。
IMG_3349.jpg
スポンサーサイト



テーマ : お店紹介
ジャンル : グルメ

浅草・雷門通り 尾張屋本店

浅草・雷門通り 尾張屋本店
~夏のおわりや、走りの松茸そば

IMG_3333.jpg
 説明は要らないでしょう、どんぶりからはみ出た天丼でお馴染み、浅草・雷門通りに面してある、老舗 蕎麦店 尾張屋さん。雷門に向かって左手にあるのが本店で、銀座線・浅草駅寄りにあるのは支店。それぞれ定休日が金曜と水曜日なので曜日によっても使い分けできます。創業は古く幕末ごろまで遡れるらしいのですが、いちおう表向きは明治3年となっています。現在は5代目が踏襲。

 尾張屋の屋号は名古屋とは全く関連なく、単に尾が張ったということが御目出度いゆえに、縁起担ぎとしてネーミングされたそうです。なお、神田・尾張屋本店は、こちらから暖簾分けされ、その神田から飯田橋の尾張屋さんへと系統がつながります。

* 台東区浅草1-7-1 金曜定休
11:30~20:30(通し営業)
IMG_3341.jpg
松茸そば(季節もの) : 2200円(税込)
☆☆☆★  良い松茸が入荷する期間のみ提供、9月いっぱいぐらい目安。

 尾張屋の蕎麦は別段、どうということもないのですが、なかには押えておきたい季節ものとして、冬は、あられそば(小柱)、貝柱おろし和え、そばずしがあって、秋口の声を聴くころともなれば、中国産マツタケをふんだんにちりばめた、松茸そば、松茸せいろ、松茸丼、土瓶蒸しなどのメニューが数週間だけ提供されます。

 松茸といっても、マッシュルームっぽい食感だけで香りこそ、ほぼありませんが(笑)、それでも夏の日差しがまだ強い残暑厳しき折、この時季にありつける秋の予感を下町で味わうには贅沢この上なく、走りの松茸を供せるという季節感があって、タイミングを図る、これは毎年の愉しみであります。シンプルイズベスト。
IMG_3339.jpg
玉子どうふ(単品) : 600円(税込)
☆☆☆  季節限定品につき8月末日まで

 なんのことはない、夏季限定の冷麦の真ん中に鎮座しています、アレです。涼味満点!みょうが、青シソ、生姜、ジュンサイで頂きます。
IMG_3340.jpg
△ なにがあるわけでもなし、なにが美味しいわけでもなし、ただ、この店にフラッと立ち寄るべき理由はひとつ。浅草でさえ、所縁ある場所も、今や少なくなった、我が敬愛する永井荷風が、毎日のように通って、毎日のように食べたであろう、かしわ南蛮。店内の一角には、その面影が偲ばれる写真が飾られています。
IMG_3342.jpg

テーマ : うどん・そば
ジャンル : グルメ

神田 蕎麦処 寿美吉

神田 蕎麦処 寿美吉(すみよし)
IMG_3325.jpg
 JR神田駅南口降りて、今川橋交差点から神田今川橋郵便局見越した先の路地裏にあるのが、神田・蕎麦処 寿美吉(すみよし)さん。北海道産蕎麦粉を使った更科、二八蕎麦を高らかに謳ってはいますが、リピーターなら知っての通り、ここは明らかに、うどん&きしめんの旨い店です。うどんすきや、天ぷらもあります。昭和37年赤羽で開業し、神田へは昭和45年移転して今日へと至る。今は無いけれど、かつて訪れたことがあった八重洲口の寿美吉さんは親戚筋だそうな。

* 千代田区鍛冶町1-7-14 日・祝定休
11:00~16:00(セットものあり)
17:00~22:00
IMG_3328.jpg
肉きざみうどん : 960円(税込)
☆☆☆☆

 いつ食べてもコンスタントに旨い、これ、キラーアイテムと思ふよ。うどんは自家製、でも機械打ち、細めで良好なのど越し。小麦粉がどうだとか、手打ちにこだわるよりも、こういうのが普段使いでよい!ネギと上州もち豚バラ肉がお揚げと絡まって実にウマイ。汁は、蕎麦とは違う、うどん用で、関西風。麺は、やや塩強め。


CP=90 味=85

テーマ : うどん・そば
ジャンル : グルメ

神田 笹鮨 その2

神田 笹鮨 その2
IMG_3311.jpg
* 後半戦 : ていねいな仕込み、キッチリとこなした仕事は、すしの味の決め手でありますが当節は、それが軽んじられ、世界中の海から揚がった魚たちが回転レーンを走る時代になりました。それでも、江戸前という響きには、まずもって魅力があります。

 ⑩ 希少な江戸前の新子! : 本日の言わばメインです。シンコっていうのは、コハダの赤ちゃんで、6月後半から8月にかけて市場にお目見えする、河岸のスーパースターです。単に。初物というだけでもなく、ご祝儀相場というわけでもなく、決まって高値で取引され、その到来を待ち望むファンも多く、人気度合いは江戸時代まで遡ると言われます。
 
 元来、なまものが苦手で、とくに光り物なんざ、子供の時分なら顔をしかめるほど毛嫌いしていたわけなのですが、そののち大人になった頃から、少しづつ付き合い方が変わってきました。特に、これぞ江戸前の鮨種定番といわれるコハダは特殊な魚で、寿司にしか使われません。そして、それは江戸時代から出世魚としても、粋を表す符号としても人気が高かったとされています。
IMG_3319.jpg
⑩ 新子(江戸前・2枚付け) : ジジイなってわかるシンコの尽きぬ旨さ。
 うっとりするほど旨いです。コハダは皮目にあるテンションこそが妙味と言えましょうが、成魚になって大きくなると皮も硬くなって食べ難いし、飾り包丁の入れ方ひとつで食味を台無しにもするし、〆の工程で下手な処理がされた結果で生臭さも増すような気がします。それはひとえに塩をして置く時間が浅く、また酢での〆が緩い、そんな技術の問題、仕事ができていないケースが多いからでしょう。もちろん浅漬けで美味なケースも稀にあります。こういう本格的な新子に出逢うと、シンコの特別性なり、仕事のひと手間によって美味さが惹き出されるという真実が、うかがい知れるわけなのです。

⑪ 新子(江戸前・丸づけ・1・5枚付け) あまりに美味しかったのでおかわり!
 新子は九州産から入荷が始まって、愛知県産が本場とみなされがちですが、本来的には、やはり漁獲量が少ないとはいえ、江戸前が正真正銘のほんもの、味はサイコーです。小さいサイズを何枚か重ねるのもよし、少しだけ大き目なやつも握ってもらうと、それはそれで魚自体のウマミが噛みしめるほどに口内に広がって、一瞬で無くなるシンコの味わいとはまた違った趣があって、江戸前寿しの華であるシンコの食味といったものに尽きることはありません。
IMG_3324.jpg
⑫ 穴子 : 煮穴子を適度に炙ってあります、まったりしておらず、シャキッとした食感。
IMG_3322.jpg
⑬ 子持ち蝦蛄 : 前回伺った際には小柴産だったのですが漁獲量が減った今、もはや夢幻となってしまい、これは岡山県産、かつぶし入り、子持ちです!ワサビか煮ツメが選べますが、煮ツメを所望。やはり好きです、蝦蛄。

* メモ :
追加、お好みで6貫、4千円は超えてないです。季節ごとの〆もの、煮物、蒸しもの、味わうには江戸前で粋で真っ当商売の愛すべき店です。店主夫妻も気さくです。
IMG_3323.jpg

テーマ : 寿司・鮨・すし
ジャンル : グルメ

神田 笹鮨 その1

神田 笹鮨 その1
IMG_3311.jpg
  酷暑の日々が続き、さすがに酢が恋しくなってきたころ、向かうのはJR神田駅東口出てすぐの路地裏にある、ご存じ神田・笹鮨さん。初代となる皛次さんが神田・笹鮨として店を興したのが昭和23年。令和の現在、鈎の手になった白木カウンター、つけ場に立つのは若き四代目ですが、江戸前寿しへの思いは強く、明治に遡るであろう稼業の意思を継がんとする心強い方。三代目も高齢ながら、お元気そうで、お茶を運んできてくださいました。のんびり、温かな雰囲気、家族経営の庶民派すし。

* 千代田区鍛冶町2-8-5  水曜定休
11:00~13:30(昼営業は木~日曜のみ)
17:00~21:30(月・火、木~日) 
IMG_3317.jpg
 並にぎり(一人前) : 2200円(税込)
☆☆☆★

 こちらの眼目は、あくまで、煮もの、〆ものといった江戸前ながらの仕事が、きちんと施されたクラシックなラインナップ。それだけピックアップして、決め打ちしてもよいのでしょうが店主の勧めを聞き入れ、まずは並にぎりで平穏に腹ごなし。7貫に巻物(かんぴょう巻)は、かなりお得。

①② 本マグロ(外国産・冷凍もの) : この時季、本マグロは季節ではないし、今年は夏でもキハダマグロが獲れないらしい。だったら安定した供給量のものを提供という指向性に激しく賛同。
③④ イカ2種、、、やっぱり、これ、これだね、煮イカに煮ツメ、そして生イカ。
⑤ 鯛 : 白身は、この時季、やはり市場に少ない。メイチダイというフエフキダイのなかま、美味。
⑥ 鯵(淡路島産) : 光り物で、〆もの、濃厚な鯵。
⑦ 薄焼き玉子& かんぴょう巻
* 昼夜、タネと値段はもちろん変わらず、生姜は薄切り刻み、ワイルド系、近江新生姜で茗荷といっしょに甘酢漬け。煮切は使わず、つけ醤油対応。握りはしっかり目、成型は俵型で、ぼってり。シャリの量は多め。
IMG_3320.jpg
* ここから、後半戦、お好みタイム突入!
⑧ 縞鯵 : こちらでは、鹿児島産・シマアジも強力に酢〆。シマアジは割烹で出されるような、お造りしか食べたことがないが、これは別物というような味わいで面白い境地。魚身が白っぽくなるまで、〆技の凄みを感じさせますが好き嫌いは分かれそう。
⑨ エビ甘酢 : 車海老や蒸し鮑はさすがに高価だったので手を出さず、今回は至玉の〆もので選択。エビ自体は凡庸なれど、まちばの甘っちょろいボイルエビとは違って、やはり酢の利かせ方が旨い。

* そしてメインへとつづく、その2
IMG_3321.jpg

テーマ : 寿司・鮨・すし
ジャンル : グルメ

日本橋三越前 むろまち小路 利休庵

日本橋三越前 むろまち小路 利休庵
IMG_3310.jpg
三越前から、むろまち小路へと進んで、すぐのところにある、室町・利休庵。開業が戦後昭和27年と、質に乏しき名ばかりの老舗ひしめく、この界隈では比較的新しい(誠実営業ではある)が、それはそれとしても、物腰柔和な4代目が帳場に座った光景にはホッとひと息つける、白暖簾が眩しい人気店。特徴といえば、1階は入れ込み式で地階とともに、丼ぶりもの&お蕎麦メニューのみ、2階から上は割烹然とした和定食を提供するスペースに使い分けられている点だろうか。

* 中央区日本橋室町1-12-16 日・祝定休
11:00~15:00
17:00~21:00(月~金のみ)
IMG_3306.jpg
かしわ南蛮そば : 1050円(税込)
☆☆☆★

 かけそばの旨い店として挙げよう。わけても拙者、かしわ南蛮が好き。鴨南蛮に似せる向きもあってなのか適度に薄ぺラな鶏ささ身と鶏皮にネギ、青柚とシンプルなうえ、北海道産・蕎麦粉で打った更科そばが、のど越しよく決まるのが、食味として絶妙であって、ざるやもりでは無く、温なかけ蕎麦がマストである。加えて、無粋な納豆そばなど気にも留めずに、かつ丼、親子煮もウマイと推しておこう。

テーマ : うどん・そば
ジャンル : グルメ

日本橋江戸桜通り ラ・ボンヌターブル

日本橋江戸桜通り ラ・ボンヌターブル
IMG_3289.jpg
 三越前・コレド室町2が竣工した、2014年から江戸桜通り沿い、路面店としてオープンした、カジュアルなフレンチ ラ・ボンヌターブル。位置的には文明堂とか唐揚げ行列店・串エ門の通り隔てた真ん前だけれどもコレド本体内側からは入口がないため、通り過ぎ勝ち、案外と知られていない。YUITO側面にあるポンドール・イノと並び、この界隈での人気兼ね備えた実力店です。

* 月曜ほか不定休
11:30~13:30
17:30~20:00
IMG_3291.jpg
 ランチ : 5500円(税込・10%サービス料込)
☆☆☆☆★ シェフは料理が巧く、味も良い。

 ランチは価格帯1本のみ、数種からメインは選べ、1か月半ぐらいのローテーションで素材等目先は変化。前菜2種、スープ、メイン、デザート&カフェ。表参道にあるレフェルヴェソンス・生江さんプロデュースなので、シェフやスタッフ陣も若く、自然志向や和テイスがひとひねり加わったモダンフレンチです。

 アヴァンアミューズ : 畑の野菜たちと題された、各地の生産農家から集めた、彩鮮やかな旬の野菜と果物などを塩とレモン、オリーブオイルで頂きます。
IMG_3292.jpg
 前菜 : 銚子産穴子のフリット、クミン風味、ピスタチオなど加わって、夕張メロンと頂きます。穴子は、やっぱり揚げた方が味が勝ります。身が、ぶ厚い穴子を上手に加熱脱水し切って見事なまでに旨みを凝縮!今年食べた穴子料理のなかでも出色の出来栄え。調理が巧い!☆彡
IMG_3294.jpg
 スープ : ほうれんそうの冷製スープ、国産モッツァレラチーズにオリーブオイル。国産レモン添え。

 メイン : 松阪ポークとフォアグラ、国産マッシュルームのパイ包み。こちらの料理は総じて、濃い味、かつシツコイ。だからボリュームもあって、満足度合いは高め。これも、焼き鳥のタレぽいソースながら、フレンチテイストに収まっています。シェフは料理上手と思う。しかし過度に気取らず、日本人が好む味付けに寄せつつ、ワイン好きなら、味付けも濃く、合うでしょう。料理が甘ったるいため、苦味あるラディッシュ添えて口休めのアクセントにしています。 ☆彡
IMG_3297.jpg
グランデセール(デザート) : 完熟南高梅と桃のコンポート、ヨーグルト酒のソルベ、自家製わらび餅と黒豆添え。これも素材の掛け合いが抜群、鮮度もバツグン。デザートも手抜かりなし、見事に旬を押え、美味しい!☆彡
IMG_3300.jpg
カフェ&プティフール : ほうじ茶と、見た目がタコ焼き風に見えて実は、フォンダンショコラみたいなやつでした。洒落た感じ。

* ランチ :
CP=90 味=90
IMG_3303.jpg

テーマ : レストラン
ジャンル : グルメ

ハタケカフェ 新宿・伊勢丹店

ハタケカフェ 新宿・伊勢丹店
IMG_3279.jpg
  思い返すに、表参道からすぐの場所に”青山 HATAKE”というネーミングでモダンなカフェが誕生したのが、ちょうど今から10年前のこと、オープンから間もなく訪れ、野菜レストランとして、その自然派志向に先見性を感じ取ったものでした。その後、2012年、伊勢丹新宿本館地下2階、美と健康テーマにしたフロアに、ハタケカフェとしてデビュー。青山本店は2018年に消滅してしまいましたが日本橋高島屋にもオープン。

 新宿・伊勢丹は本館7階フロアにレストラン街があって、それがすべてだと思われがちですが、実は飲食店は各階にも分散して、いろいろとあります。賑やかなだけの食料品売り場がある地下1階から降りた、さらに、その地階にある地下二階の化粧品売り場はコンセプチュアルであるけれど、それだけに用がないとまったくのデットスペースになりがち。その端っこに大きく場所取りされたのがハタケカフェです。

* 11:30~14:30(ランチ)
IMG_3278.jpg
桃ずくしのフレッシュパフェ : 1490円(税抜)単品
☆☆☆★ 季節限定

 野菜レストランとしてのカフェめしはともかくも、広々としたスペースのなか、カフェとしての機能も充実しており、季節ごとのデザートやらパフェもあるので穴場です。これは桃の果実もたっぷり、グラニテ、アイス、生クリームなどバランスよく入って、なにげによくできています。

テーマ : cafe
ジャンル : グルメ

分とく山 新宿店 その2

分とく山 新宿店 その2
IMG_3273.jpg
いよいよ、コースの後半戦、メインへ突入します。
⑤ 鮑料理 : 分とく山での名物料理(スペシャリテ)のひとつである鮑の磯焼きです。いくつかある鮑料理のなか、その調理法が好きに選べますし、こちらの昼コースがお得です。わけても、人気なのは、こちらの鮑の磯焼き。蒸した鮑を肝ソースで合えてあって、焼きの工程を経たあと、その上に磯海苔がたっぷりと掛かっています。

 一品として出される際には貝も立派で、それは大そうなお値段もしますが、ランチはお得、小ぶりだとか詮索はせずに、たっぷりと至玉の味わいを満喫しましょう。肝ソースはたっぷり目なので磯海苔と混ぜて、後半は、白いおこげ(鍋巴)に浸して食べます。海辺や漁港にありがちな市場食堂などでは単に磯臭さだけが満載で料理のかけらさえありませんが、さすがに、ちゃんと料理の域に達しているから完璧で美味しい。
IMG_3264.jpg
⑥ 食事 : 土鍋炊き込みご飯ですが、下位コースでは季節ごとに、桜エビ、鯵、鱈、じゃこの炊き込みご飯だったりもするのですが、こちらの華霞ランク以上では通年で鮑と生ウニを使った炊き込みご飯なので、間違いなく、これをまず選ばなければいけません。そして、土鍋ご飯は、2人前ぐらいの分量ですから、慌てず、まずは生ウニと鮑を炊き上がりで楽しみ、次に磯焼きで残した肝ソースをかけて味わい、最終的には、おこげの部位が出ますので、これにワサビ醤油をまぶしていただくと三段活用で、結局、この炊き込みご飯はマストです。赤だし、お新香付き。
IMG_3269.jpg
IMG_3270.jpg
⑦ 甘味 : 抹茶寄せ物、炊いた小豆。


CP=90 味=85
メモ : みちば > 分とく山 > 吉兆  コスパを鑑みた場合、味質との順位。分とく山は、このようなデパート内の支店でさえ野﨑イズムみたいなものが感じられて堅苦しさなく楽しく食事が可能、接客等もこなれていて庶民的な雰囲気がウリです。
IMG_3272.jpg

テーマ : これは美味い!!
ジャンル : グルメ

分とく山 新宿店 その1

分とく山 新宿店 その1
IMG_3273.jpg
平日ランチを頂いて、なかなか良かったので、コースでじっくりと味わってみました。新宿・伊勢丹店は、立地条件等含め、使い勝手もよく、コロナ渦でも個室っぽい店内につき、安心、おススメです。吉兆、美濃吉、中嶋、とく山、うち山、たん熊、金田中、みちば、、、日本料理は修行の世界、いろいろと系統立てて廻ってみますとそれぞれの趣向がなんとなくわかってきます。
IMG_3252.jpg
 華霞 : 8800円(税込)
☆☆☆☆

 ランチで考えますと、かなり、お得な内容ですが、それぞれの単体でみますと、やはり凡庸の粋を出ない気がします。しかしトータルで満足度合いは高めとなっており、わざわざ和食を求めてきた客筋に対し楽しませどころ、ツボを得た献立と思います。

 ①先付 : 掬い豆腐、なめこ、アロエ、蟹身、茶豆のすり流し、これらが混然一体となった、ある意味、完成形。これはスターターとしては気合の入ったものですね、美味しい。
IMG_3255.jpg
 ②本日のお造り : マグロに鯛の刺身。これは凡庸。しかし、あしらいと呼ぶ、刺身のツマが奮っていて小綺麗。青しそ実、はす芋、二十日大根、紅蓼芽、本わさび、刺身醤油もあるなか、昆布塩で鯛を食べるように勧められる。
 ③お椀 : 擬製豆腐といって、崩したのち、成型して加熱、中には帆立、キクラゲが入っている。ひりょうず(飛竜頭)と違う点は油で揚げていません。すまし汁、木の芽、椎茸とズッキーニが入ります。お椀のダシとしては家庭的、ふつうレベル。
IMG_3258.jpg
④ 組肴(くみざかな) : 3点盛り、オクラ添えた鰆西京焼き、美味しいけれど、小さい。ジャガイモとベーコン、すり流しでキューブに固まっています。最後は涼味溢れる、お浸し。酒肴として八寸がありますが、野﨑流では後半戦となる、メインへのブリッジに、このような形で、寄せ物、焼き物、和え物を少しづつ魅せる技法です。

* 後半、メインへと、つづく。
IMG_3262.jpg

テーマ : これは美味い!!
ジャンル : グルメ

プロフィール

momoneko0725

Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
桃猫温泉三昧
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR