花巻南温泉峡 大沢温泉 自炊部湯治屋
花巻南温泉峡 大沢温泉 自炊部湯治屋
~宮沢賢治や高村光太郎らが愛した自炊宿
花巻温泉は北側に位置した台温泉、そして豊沢川沿いにあるのが花巻南温泉峡と称した大沢温泉、鉛温泉、松倉温泉などで構成。とくに大沢温泉は古くから湯治宿として栄えて今に至る、岩手を代表する、いや東北でも有数の大きな湯治場であり、いちばん素敵なお宿なのです。ひとくちに”大沢温泉”と言いましても思う以上に大きな施設で、その形状が3タイプ、分かり易く言いますと、山水閣が近代的な和風ホテル、菊水館が川向う離れの茅葺屋根した和風旅館、そして中核となるメインが自炊棟、昔ながらの佇まい(本館の一部は江戸時代のままの建造箇所もあり)で若者にも大人気の自炊宿、湯治棟です。どちらに宿泊しても、3つある宿泊施設のなかに点在する4つの湯舟(女性は5つ可能)に浸かることが叶う(制限があるにせよ)という特典があります。
* 岩手県花巻市湯口字大沢181
外来入浴=8時~20:00 600円
△ 大沢の湯 : いちばん有名な自炊棟・混浴露天風呂 : 豊沢川に面して、かなり低い位置にせり出すように作られた岩風呂の半露天。川向うの菊水館への通り道沿いになっている曲り橋のうえからは、ほぼ丸見えなので、それが風情あるといえばそれまでですが、夏場のアブ襲来も含めリスク高めな混浴露天風呂であります。日帰り客とアブが退去した夕暮れ以降もしくは朝方が浸かるには狙い目です。
▽ 南部の湯 : 別館・菊水館の内湯、自炊棟からだと大沢の湯へ行く途中、右手玄関に降りて、いったん外に出て曲り橋を渡って菊水館へ向かいます。大沢の湯からだと豊沢川の対岸となります。モミジがいっぱいなので紅葉時は綺麗でしょうね。こちら南部の湯が、いちばん眼目すべき浴槽でしょう。3~4人ぐらいでいっぱいになってしまいそうな小ぶりの浴槽。すべてヒノキ作りという浴槽、床は十和田石(グリーンタフ)!!で湯小屋の雰囲気バツグン。数多くある大沢温泉各施設内で唯一、浴槽足元注湯だという湯使いも、鮮度がよく、柔らかな湯を体感できます。日中は意外と来訪者も多く、朝一で湯を張り替えている模様なので鮮度の良いお湯は、朝一とか狙わないと独泉はダメかもしれません。(自炊棟から外来者は入浴時間=15~24:00、朝7~10:00)
大沢温泉大沢の湯(自家源泉) : 単純温泉
☆☆☆★
泉温=51.3℃、湧出量=毎分753リットル
PH=9.0 成分総計=602.6mg
加水・加温なし。山水閣の浴槽のみ循環併用
思っていた以上に名湯、肌合いはツルすべの柔らかなお湯。無色透明無味無臭ながら浴感は重めで、とろとろ~んとした感じ。大沢温泉の全施設の湯巡りしましたが、個人的に好きだったのは、やはり本館、山水閣 豊沢の湯ですね。館内には外来入浴が不可能な宿泊者専用の山水の湯という展望風呂があるため、山水閣の住人たちは、おそらく、そちらと自炊棟にある露天風呂目当てに動き回ります。だからなのか、夜間には、空いてて、豊沢川に向かって開かれた少し深めの浸かり具合、渓流からの風も心地よく半露天(夏場はアブ対策で網戸装着)の大浴場がかなり開放感があって、ツボでした。注湯量も、まぁ多く、循環掛け流し併用ながら、お湯の鮮度感あり、なにより開放感があります。大沢温泉は、お湯も、環境も、宿の佇まいも、ひとも、食事も素晴らしい。それを実感でき得る大沢温泉は岩手県のみならず東北を代表する素晴らしき温泉宿です。
△ 自炊部、上館から対岸の菊水館への眺めは最高と言うよりほかはない贅沢。
(メモ=トイレはウオッシュレット対応、使い易い。)
~宮沢賢治や高村光太郎らが愛した自炊宿

* 岩手県花巻市湯口字大沢181
外来入浴=8時~20:00 600円

▽ 南部の湯 : 別館・菊水館の内湯、自炊棟からだと大沢の湯へ行く途中、右手玄関に降りて、いったん外に出て曲り橋を渡って菊水館へ向かいます。大沢の湯からだと豊沢川の対岸となります。モミジがいっぱいなので紅葉時は綺麗でしょうね。こちら南部の湯が、いちばん眼目すべき浴槽でしょう。3~4人ぐらいでいっぱいになってしまいそうな小ぶりの浴槽。すべてヒノキ作りという浴槽、床は十和田石(グリーンタフ)!!で湯小屋の雰囲気バツグン。数多くある大沢温泉各施設内で唯一、浴槽足元注湯だという湯使いも、鮮度がよく、柔らかな湯を体感できます。日中は意外と来訪者も多く、朝一で湯を張り替えている模様なので鮮度の良いお湯は、朝一とか狙わないと独泉はダメかもしれません。(自炊棟から外来者は入浴時間=15~24:00、朝7~10:00)

☆☆☆★
泉温=51.3℃、湧出量=毎分753リットル
PH=9.0 成分総計=602.6mg
加水・加温なし。山水閣の浴槽のみ循環併用
思っていた以上に名湯、肌合いはツルすべの柔らかなお湯。無色透明無味無臭ながら浴感は重めで、とろとろ~んとした感じ。大沢温泉の全施設の湯巡りしましたが、個人的に好きだったのは、やはり本館、山水閣 豊沢の湯ですね。館内には外来入浴が不可能な宿泊者専用の山水の湯という展望風呂があるため、山水閣の住人たちは、おそらく、そちらと自炊棟にある露天風呂目当てに動き回ります。だからなのか、夜間には、空いてて、豊沢川に向かって開かれた少し深めの浸かり具合、渓流からの風も心地よく半露天(夏場はアブ対策で網戸装着)の大浴場がかなり開放感があって、ツボでした。注湯量も、まぁ多く、循環掛け流し併用ながら、お湯の鮮度感あり、なにより開放感があります。大沢温泉は、お湯も、環境も、宿の佇まいも、ひとも、食事も素晴らしい。それを実感でき得る大沢温泉は岩手県のみならず東北を代表する素晴らしき温泉宿です。

(メモ=トイレはウオッシュレット対応、使い易い。)
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