上野 井泉本店@湯島・上野広小路・御徒町
上野 井泉本店@湯島・上野広小路・御徒町
自分にとって、”とんかつ”と言えば、ながらく上野・双葉に通っていた。間違いなく、殺風景な双葉で食べるとんかつこそが醍醐味以外の何物ではなかった。数年前に双葉が閉店してしまい、時代は変われど、町には新たなとんかつ需要が押し寄せていた。そういえば、なぜ上野~御徒町界隈には、とんかつ屋が多いのだろうか?と思いつつも、向かうは、路地裏の老舗とんかつ店である、井泉本店。なんでも、昭和4年下谷仲御徒町に、ポンチ軒ができて、”とんかつ”が考案されて庶民の口に入るようになってきた史実があり、ほかにも老舗を名乗った、とんかつ店は驚くほど多数あって、その数だけ諸説あり元祖を謳うこととなる。
また昭和5年湯島に、こちら井泉(もとは創業者の”雅号=セイセン”として名乗ったがのちにイセンと言い馴らされた)本店がオープンして、同じくとんかつを売り出すとともに、後日、かつサンドを初考案して評判となり、今日も多くのファンを惹き付けてやまない。井泉は、その後、全国に暖簾分けを派生させていくわけだが、こちらは本家本元だけあって、なかなか古風な職人魂を放ち続けているように思える。なお直営店ほか、○泉を名乗る店、豚さんマークを暖簾に有した店も多く存在している模様。
* 文京区湯島3-40-3 水曜定休
11:30~20:30
(並)かつ丼 : 1350円(税込)
☆☆☆
カツ丼として見る限り、ビミョーな個性派で、どちらかといえば年輩者向け”薄味のカツ煮重”であり玉ねぎではなく白ネギが入るのが特色、ガッツリ系とは正反対のひたすらに優しく柔らかで上品なお味。並と上は、肉質同じで、上は、やや大き目となるだけ。思い切りなツユだく、割り下が薄味。
一方、プラス200円豚汁は、かなり塩っぱい味噌味だけで、肉は無く、ごぼうとニンジン、ネギ小口切りのみ。言うと別皿で付けてくれるキャベツ千切りは、特筆すべきバツグンの美味しさ。なお、名物は、かにと胡瓜のサラダ=750円也。
*
CP=80 味=80
ジャンル : 古風な雰囲気で喰わせる店
柔らかな肉がウリ。揚げ方は凡庸。
カツ丼作りにはアルミ打出し親子鍋ではなく、
大き目なパスタ用アルミフライパンを使用。

また昭和5年湯島に、こちら井泉(もとは創業者の”雅号=セイセン”として名乗ったがのちにイセンと言い馴らされた)本店がオープンして、同じくとんかつを売り出すとともに、後日、かつサンドを初考案して評判となり、今日も多くのファンを惹き付けてやまない。井泉は、その後、全国に暖簾分けを派生させていくわけだが、こちらは本家本元だけあって、なかなか古風な職人魂を放ち続けているように思える。なお直営店ほか、○泉を名乗る店、豚さんマークを暖簾に有した店も多く存在している模様。
* 文京区湯島3-40-3 水曜定休
11:30~20:30

☆☆☆
カツ丼として見る限り、ビミョーな個性派で、どちらかといえば年輩者向け”薄味のカツ煮重”であり玉ねぎではなく白ネギが入るのが特色、ガッツリ系とは正反対のひたすらに優しく柔らかで上品なお味。並と上は、肉質同じで、上は、やや大き目となるだけ。思い切りなツユだく、割り下が薄味。
一方、プラス200円豚汁は、かなり塩っぱい味噌味だけで、肉は無く、ごぼうとニンジン、ネギ小口切りのみ。言うと別皿で付けてくれるキャベツ千切りは、特筆すべきバツグンの美味しさ。なお、名物は、かにと胡瓜のサラダ=750円也。
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CP=80 味=80
ジャンル : 古風な雰囲気で喰わせる店
柔らかな肉がウリ。揚げ方は凡庸。
カツ丼作りにはアルミ打出し親子鍋ではなく、
大き目なパスタ用アルミフライパンを使用。
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