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日本橋 室町 紅葉川@三越新館前

日本橋 室町 紅葉川@三越新館前

 年末ともなれば日本人誰しも蕎麦を食べたくなるらしい。半蔵門線三越前駅上と言おうか、三越新館の目の前に店を構えるのが、紅葉川さん。場所柄、お買い物帰りのオバさま方やサラリーマンの宴席での利用が多い、どちらかといえば年輩向けの蕎麦割烹。京橋にある同名の紅葉川は働いてた方が独立して、こちらから暖簾分けされたもので経営は全く別。



 立地条件がすこぶるいいため、お昼時は社員食堂然とした賑わい。よって相席となること多し。花番さんは若い方が多く、デパート並のきっちりメーク。わけても当店の娘さんは文字通りの看板娘でミス中央区にも選ばれたというべっぴんさんで、気風と愛想が宜しい。木鉢会加盟店。



* 中央区日本橋室町1-2-4 無休

11:00~15:00

17:00~20:40

 鴨南蛮 : 1590円

☆☆☆★



 こちらのウリで、鴨南蛮を推す方も多いが、端的に言うと、鴨肉が柔らかく美味しい、コッテリとした濃厚さを求めるにツユは案外とあっさり、蕎麦はもっさりしてるが合ってる。トータルでの印象では、かなり秀でたタイプといえそう。



 それで廉価版として、鴨せいろ(1360円)がもっぱらの定番で、鴨肉の部位から質から比べて、鴨南蛮とは全く違う味わいの位置づけとなっている。鴨せいろに入ってるのは、薄っぺらい肉片程度で、一方、鴨南蛮では肉は厚みもあって、炙ってあるし歯ごたえあり、噛めば旨味もある、加えて皮付きのゴロッとした部位も含め、つくね(絶品)も入る豪華さ。



 ただ値段に対してボリュームは、大人の腹ごしらえ程度で、いかんせん少な目。三越の買い物袋を傍らに置きつつ、すぐさま、『 鴨南蛮、大盛りで、あげもち1つ入れて頂戴 』、、、そういうオーダーがすんなりできれば、こちらの上顧客になれることだろう(笑い)。もちろん代価は、2千円近くとなるのだが。



** メモ : 江戸時代、楓川(もみじがわ)という河川があって、それと対(つい)にして八丁堀を桜川と洒落た。現在は京橋と八丁堀を区分する位置で高速が上を走っている場処である。楓川は、埋め立てられて後も学校などの名称に紅葉川として今もなお残されている。この店も、店先の古びた板看板は満留賀であるが、風流な日本橋の地名を当てたと思われる。



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CP=90 味=80

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湯島女坂 鮨 季乃下

湯島女坂 鮨 季乃下

ちらし寿司を食べ歩くシリーズ 第97話


 昌平橋通り、湯島中坂下、いまの”担々麺・阿吽”さんがある辺りに明治初年に開業し戦前までは鮮魚と仕出しを商ってた=魚鐵(うおてつ)さんという屋号のお店があったそうなのです。戦後、昭和22年、魚て津鮨となった後、2007年に惜しまれつつ閉店。そちらで長らく腕利きの職人だった方が暖簾分けを許されて独立されたのが、谷中ぎんざ・夕やけだんだん下にある”鮨 魚て津”さんです。



 湯島にあった”名店 魚て津本店”と親戚筋にあたるのが、こちら2代目を継いだ、お若い大将=木下さんで、湯島女坂下で16年目を迎える、”鮨 季の下”さんです。先代からの職人さんと若き2代目の居る、アットホームな雰囲気の素敵なお寿司屋さん。ランチ時は、大盛にぎり=1400、半にぎり・半ちらし=1200円など。夜はコース料理なども充実していて寿司割烹っぽくも利用可能。



 

* 文京区湯島3-32-12 火曜休

12:00~13:45(ランチ)

17:00~21:30

 ばらちらし(ランチ) : 900円

☆☆☆★ (星は3つ半)



 見事なまでに繊細に刻まれ、いろんな具材が散らされた、まさに、イメージ通りのちらし。大根サラダと、お椀=しじみすまし汁が付いて、このお値段はお得感あります。(ただしボリュームには欠けます。)



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CP=100 味=80

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新日本橋 宝田恵比寿神社前 更科@えびす通り

新日本橋 更科@えびす通り

とうきょうの定番 シリーズ第32話


 あちらこちらにある更科。こちらはオフィス街のなかにある何の変哲もない、お蕎麦屋さん。べったら市で有名な”日本橋七福神 宝田恵比寿神社”の並びぐらいに位置していて、新日本橋駅、三越前駅から至近。かなり広い席数ながら、お昼時にはオヤジたちでいっぱいになる。



 こちらの特徴としては、あらかじめガッツり食べようとする客の思惑を裏打ちするよう蕎麦屋にしては盛りのボリュームが多いこと。わけてもカレー南蛮やら、ドンブリものとの組み合わせなど決め打ちできるキラーアイテムが多いこと。ただ入れ込み式の相席ゆえ、落ち着いては食べれない。



* 中央区日本橋本町3-7-9 日祝休

11:00~

 カレーせいろ : 800円

☆☆☆



 麻布十番にある、3つの更科、おとなの事情ありきで、それぞれが老舗を謳う。わけてもカレー南蛮があるのは新一の橋に店を構えた”麻布永坂 更科本店だけ”の持ち前。同じ系統として、そのカレー南蛮なみに、たっぷりとしたツケダレ。蕎麦屋らしからぬ、ジャンクテイスト、かなりハードに豚が効いた濃厚なポークカレー。蕎麦が硬ゆでされていて、濃厚なカレーに浸けようが、へこたれない!更科にカレーせいろあり、と言われるだけある。辛さもあって、塩分も当然ながら濃い味系。ちなみに”麻布永坂 更科本店”を本家と仮定するなら、そこはそれ、カレー南蛮が1728円。こちらで食べれば、当然のごとくボリュームだけでも3杯ぐらいは喰える計算だ。

**

CP=90 味=80

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牡蠣場 北海道厚岸@日本橋コレド室町2

牡蠣場 北海道厚岸@日本橋コレド室町2

牡蠣食べシリーズ 第48話


 アンテナショップ居酒屋で日本一と銘打たれたカキフライを食す。 : 三越前駅直結したコレド室町2、2014年3月オ―プンした飲食店街1階に陣取った、居酒屋風のオイスターバー=カキ酒場、”牡蠣場 北海道厚岸 コレド室町店”。もう1店舗、本店を東京駅近くにも配した、運営は営業戦略に、ご当地酒場を掲げたファンファンクション。席数も少ないため、平日昼でも最低30分以上の行列は覚悟しましょう。



* 中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町1F 不定休

11:00~15:00(ランチ・売り切れ仕舞)

16:00~23:30

 カキフライ定食(限定) : 1000円(税込)

☆☆☆★ (星は3つ半) 12月31日~1月4日は提供してません。



 LLサイズの大きな牡蠣2つに、中ぐらいも合わせて5つ。大ぶりあさりの味噌汁(異様に塩っぱい)のみというシンプルながら、コスパに優れた一品。ランチ時にも生牡蠣も食せるので値は張るが牡蠣好きなら、それも標的に入れたラインナップが吉でしょう。とくに、ウスターソースはもとより、タルタルソース、カキ塩、かき醤油、昆布入り柚子ドレッシング、ポン酢などテーブル上で自分好みの調味料を使って味変が可能というのも魅力。厚岸産の牡蠣は、味的には意外とあっさり、それでも食感はプリプリよりもクリーミーな柔らかさが印象的。フライとしての揚げ方も丁寧で軽く揚がっていて好印象。満足度合いは、どこか、やはり居酒屋めし。

* カキフライランチ :

CP=100 味=80

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茶房 武蔵野文庫@吉祥寺

茶房 武蔵野文庫@吉祥寺

とうきょうの定番 シリーズ第31話


 ナイキストアなどが連ねる吉祥寺の静かな裏通りにある、茶房 武蔵野文庫。わけても自家製カレーが有名で、それ目当てに立ち寄る人も多い。かつて早大正門前で茶房・早稲田文庫というクラシックな喫茶店があったのだが1984年閉店したのち、そこで働いておられた方が現マスターとなって吉祥寺同地にて翌年オープンさせたのが、こちらの”茶房 武蔵野文庫”である。



* 武蔵野市吉祥寺本町2-13-4 月曜休

朝9:30~22:00(通し営業)

 焼きリンゴ : 650円

☆☆☆★ 10月~2月ごろまで季節限定



 かつての”茶房早稲田の味”、その謂わば衣鉢を継いだ復刻版ともいえ、さりげなく名物だったりもする焼きりんご。丸ごと食べれて、此処まで味わえるものは少ないかもしれない。ラム酒に漬けられ、皮の硬めの質感を残しつつ、芯の部分には甘いレーズン入り、酸味残した果肉にクリームを絡ませると食感がいろいろと楽しめる。なんとも美味にて好物。



**

CP=90 味=85

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千歳船橋 そば 一仁

千歳船橋 そば 一仁

 2014年10月にオープンした手打ち蕎麦屋さん、”そば 一仁(いちじん)”。千歳船橋駅南口、みずほ銀行の真裏にある小道沿い、”喫茶こけし”がある人通り寂しい裏通りといえば分かるだろう。荻窪の銘店=本むら庵本店にて料理長をされていた若い方が独立された。石臼があって、本格的な蕎麦打ち部屋がある専門店は、このあたりでは希少となるし歓迎すべきことだろう。まだ接客等、馴れてない部分もあるが、これからを温かく見守りたい。



* 世田谷区桜丘2-26-11 水曜休

11:30~14:00(ランチ)

17:30~21:00

 鴨せいろ : 1250円

☆☆☆



 まず、+200円にて十割蕎麦を所望するに、予想に反して、イケてたのは後から追加した、お代わりの小せいろ(二八)(+400円)だった。十割は、いわゆる長野なんかの田舎蕎麦っぽい食感が、もっさりっとした冴えないタイプで、むしろ、基本である=二八せいろが、細めにして瑞々しさもあって蕎麦らしくウマい。



 このパフォーマンスで、せいろ1枚が550円というのは納得の水準。値段に鑑みれば、多少の雑っぽさがあってもクリアできる。値段相応ではあるものの、鴨ざるとしては肉が薄っぺらくてやや難あり。味に過度の期待せず、すんなりとランチメニューの天ぷら、ミニ天丼との組み合わせが吉だろう。



**

CP=100 味=そば(80)

せいろ>十割そば ツユ=やや辛口

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(廃業)浅草/田原町 蛇骨湯

浅草/田原町 蛇骨湯
 2019年廃業しました。
 "白金の温泉銭湯 金春湯"が廃業してからというもの、わたしのなかで下町の温泉銭湯は、こちら蛇骨湯(じゃこつゆ)ということになろうか。浅草六区と雷門、そして国際通りの真ん中辺、たぶん初めてのひとなら迷いそうな路地裏の突当りにサラッとある。交通の便は良く、最寄り駅は銀座線で田原町、つくばEXで浅草駅が至近。



* 台東区浅草1-11-11  火曜定休

13:00~24:00 460円

 △ 内湯浴槽写真はHPより転載。

 規定泉 : ☆☆☆

 泉温=18.1℃ PH=8.25 成分総計=0.635g/kg 

 メタケイ酸=53.4 サルフェート=5.5 アンモニア=3.1 

 湧出量(動力揚湯)=500リットル/分



 内湯と半露天風呂、加水した水風呂、及びシャワーとカランにて温泉水使用。数年前に浴室内の改装を行い、それに伴って、貴重な源泉風呂などが消滅した。泉質は改装前のほうが断然よかった。銭湯であるから、源泉の加温と濾過、カルキ入り。ただし半露天風呂は以前に比べ、浴槽内からの注湯のみとなったため鮮度はよく、客足が少な目で独泉時には結構良いお湯に浸かれる。



 日によって、温泉の浴感は、随分とブレがあって、すごく良い場合、泡付きもあって温まり感が強くなる。透明感はあるものの湯の色は、視覚上、淡い黄褐色が常だが、光線等の加減によって薄い笹濁り色から、濃い紅茶色まで変化に富む。湯の匂いは、夏場、硫化水素臭が強くもあるが、最近の特徴としてアンモニア成分が強く勝って匂っている。湯花は、カルシウム分がフケのように白く浮く。肌合いは、かなりツルすべ。 

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浅草 弁天山 美家古壽司(寿司)@馬道通り

浅草 弁天山 美家古壽司(寿司)@馬道通り

ちらし寿司を食べ歩くシリーズ 第96話


 いよいよ大詰め、年の瀬であります。"寿司"といえば、もちろん、馬道を歩き、浅草寺二天門手前にある、こちら、辨天山 美家古壽司(みやこすし)さん。言わずと知れた、とうきょうを代表する江戸前鮨の銘門です。創業は江戸時代、慶応年間、1866年、現在の親方で5代目。(ただし初代・金七が千住みやこ寿司で修業のち、浅草寺鐘楼の下で開業してから、三代目は伊藤ふじ、玉三郎、竹三郎と三人代表者が替わってるので、厳密に言えば、現当主で7代目ということになろうか。)5代目親方である=内田 正さんが古希を超えた今もなお、つけ場にひとりで立って握ってくれる。親方は物腰柔らかな印象で、やさしい面差しの方。



* 台東区浅草2-1-16 月曜&第3日休

11:30~14:00(昼夜同じメニュー)

17:00~20:00(昼夜ともに予約したほうが確実)

 ちらし : 3240円

☆☆☆



 知名度ばかりが先行していますが、正直なところ、まぁ、こんなもんかなぁ~という感想。握りだと多少ともネタに種類があって面白いのかも。握りには煮切を塗るタイプ。ちらしは、生わさび溶いて醤油で、ごくごくあっさりと正統派。穴子は軽く炙り。ちらしの内容は、きゅうり、煮たこ、煮いか、いか、赤貝ひも、赤身、中トロ、おぼろ、かんぴょう、薄焼き玉子。



 刺身の切り付けは厚みあって小ぶり、酢飯が甘くってウマい、生姜の澄んだ辛みも特徴的。正統派の寿司屋だけあって、昼夜メニューは同じ、よって、お椀さえ付かない。美味しいには美味しいのだが、特別、感動はない。堅苦しく緊張しがちなカウンターではあるが、江戸前の云々という伝統的イメージより、慣れれば気さくな庶民派の寿司屋だ。



**

CP=80(良くはない) 味=80

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とんかつ しゃぶしゃぶ のもと家@芝大門・芝公園

とんかつ しゃぶしゃぶ のもと家@芝大門前

 芝神明宮のお膝下~大門・芝公園といえば、”とんかつ燕楽”、”とんかつ むさしや”という有名店のある土地柄。そんななか、”穂久斗”でもなく、近隣に、まったくの新鋭が2014年6月オープン。大門通り、芝大門がある目の前、目抜き通り沿いに、鹿児島の六白黒豚を看板メニューに謳った、とんかつとしゃぶしゃぶの店 ”のもと家”さんがあります。(=浅草にあった旧豚珍館が満を持して移転。)



* 港区浜松町1-11-8 2F(エレベーターあり) 日・祝休

11:30~14:00(ランチ)=売り切れ仕舞

17:00~22:00(土曜ランチのみ)夜営業は貸し切りが多いので注意。

 特選ロースかつ定食 : 1500円(税抜き)

☆☆☆☆  鹿児島産、六白黒豚仕様、120g(160g=1800円)



 美味しい!ひさびさの満足感。肉質がよく、ぎっしりウマミが詰まってる。衣が厚くバサッとしすぎ。結論から言うと、このクラスは女子向けでボリュームが少な目なので、やはり”厚切りロースかつ定食(240g=2200円、厚みは倍ぐらい)”が推奨。



 特色としては、茎ワサビを摺ったものを鹿児島醤油に溶かして食べて欲しいを店側で提案。肉自体に旨みがあるので、わざわざ濃い味にて風味を損なうのはもったいない気もするので、塩つけて食べるのが自分好み。自家製ドレッシングにせよ、九州のせいなのか甘くて、いささか主張強すぎるきらいあり。緩めのポテトサラダ、少な目のキャベツ千切り、お新香、黒豚の豚汁(美味い)。ほんとうに”美味しいとんかつ”は出会えるだけうれしい!



**

CP=100 味=85

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中野大勝軒

中野大勝軒

 何度か記事にしているように、自分にとって、もっとも思い入れの強いラーメン店。原点でもあり、基調である。とにかくラーメンというものを意識し始めた頃からの定番は、ここからだった。店が混雑していようとも、どこか、ここだけは、のんびりとした時間と空気が流れる。



* 中野区中野3-33-13 水休

10:30~21:00

 メンマラーメン(太麺) : 650円

☆☆☆  ビミョーに値上がりしてた。



 肉つけ大盛りとか、、、竹つけ大盛りが若いころは定番だったけれど、いまでは、メンマラーメンを所望。好い意味で、味的なものは相も変わらず、作り込みすぎてない粗削りでラフである。酸味が少し効いた醤油味。



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CP=100 味=75

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Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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