中華食堂 三益(みます)@荻窪
中華食堂 三益(みます)@荻窪
創業昭和43年
* 2018年閉店。
ひょっとしたら、こういうのが美味しいラーメンなのかもしれないなぁ~と、食べ終わった帰り道に、ふとそう思った。 : 荻窪駅北口から大通りを環八方向へとしばらく歩き、若杉小南信号から東京衛生病院へと向かう途上の住宅街にポツンと佇む、昭和な日式中華の店。意外と知られていない穴場の中華だ。
らーめん1杯が、今もって350円である。おやじさんが云うに、自分のところで自家製麺してるからだよ、、、と。渡り職人として叩き上げて、この道64年。”やんちゃ”だった昔語りの末、むらっ気が災いしたのか、これまで優に80軒以上も店を転々としてきたとぼやくことしきり。
若いころから、”更科”など日本蕎麦屋を皮切りに、いろいろと勤めあげてきたおかげで、ひととおりなんでも作れるプロの料理人渡世。この小さな店でも、チャーハン、餃子、カレー、焼きそば、開化丼、カツ丼、メニューは意外と豊富だ。おしゃべりなオヤジさんとの会話は面白い、意外と職人肌ってやつだ。高齢となったオヤジさんひとりで店の調理をきりもりしている。通いのパートでオバちゃんが来る。
* 杉並区天沼3-10-16 日曜休(不定休)
11:00~16:30
ラーメン : 350円
☆☆☆★ (星は、3つ半)
これそ荻窪の東京ラーメン。まぁ語弊あるだろうが、駅前の春木屋では、もったいぶって千円するのと、なんら変わりない(笑)。自家製麺、小麦は日清のオ―ション他、さらに仕入れ値の高い小麦もミックスして使ってるとのこと。化調を感じさせない、鶏とラードと、生姜の味わい。350円、実に、まっとうなラーメン。麺はコシ無く、ゆるゆるで柔らか。生姜が香るスープは醤油が強め、しかし飲み干せるほど深いコクが秘められている。さり気なくはあるが、おそらく渾身の一杯、昭和の矜持は此処にもあり。
**
CP=100 味=80
創業昭和43年
* 2018年閉店。

らーめん1杯が、今もって350円である。おやじさんが云うに、自分のところで自家製麺してるからだよ、、、と。渡り職人として叩き上げて、この道64年。”やんちゃ”だった昔語りの末、むらっ気が災いしたのか、これまで優に80軒以上も店を転々としてきたとぼやくことしきり。
若いころから、”更科”など日本蕎麦屋を皮切りに、いろいろと勤めあげてきたおかげで、ひととおりなんでも作れるプロの料理人渡世。この小さな店でも、チャーハン、餃子、カレー、焼きそば、開化丼、カツ丼、メニューは意外と豊富だ。おしゃべりなオヤジさんとの会話は面白い、意外と職人肌ってやつだ。高齢となったオヤジさんひとりで店の調理をきりもりしている。通いのパートでオバちゃんが来る。
* 杉並区天沼3-10-16 日曜休(不定休)
11:00~16:30

☆☆☆★ (星は、3つ半)
これそ荻窪の東京ラーメン。まぁ語弊あるだろうが、駅前の春木屋では、もったいぶって千円するのと、なんら変わりない(笑)。自家製麺、小麦は日清のオ―ション他、さらに仕入れ値の高い小麦もミックスして使ってるとのこと。化調を感じさせない、鶏とラードと、生姜の味わい。350円、実に、まっとうなラーメン。麺はコシ無く、ゆるゆるで柔らか。生姜が香るスープは醤油が強め、しかし飲み干せるほど深いコクが秘められている。さり気なくはあるが、おそらく渾身の一杯、昭和の矜持は此処にもあり。
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CP=100 味=80
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