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東銀座 鮨一代 有吾@木挽町通り

東銀座 鮨一代 有吾@木挽町通り

ちらし寿司を食べ歩くシリーズ 第36話


 東銀座駅より至近、歌舞伎座の裏手に控えた木挽町通り沿い、角地に鰻の登三松さんがあって香ばしい匂いがあたりに漂う、ビル地下には煮魚が旨い=”日本料理 いしだや”さん、、、その先にあるのが、”銀座 鮨一代 有吾”さん。2010年オープンとまだ若い。お昼時は、この界隈ではリーズナブルな寿司ランチがいただける。



* 中央区銀座3-13-4 日・祝休

11:30~14:00(ランチ)

17:30~22:00

 ばらちらし(数量限定) : 1000円

☆☆☆★ (星は、3つ半)



 ぎんざの華は、すし屋。ちらしを食べ歩く理由は、その店の営業スタンスと”酢飯自体”を、まずもって味わいたいがため、とも言えるが、こちらの酢飯もなかなか旨い。薄焼き玉子は好いにしても、サーモンが入ってたりしてキッチリと江戸前風とは言い難いものの、タネは上質、かつ種類豊富でボリューム等もよく、銀座の昼食なら、このお値段でお得感がある。ランチ時には、味噌汁のお椀(あら汁)が付く。づけ具合いは塩っぱい。



** ランチ :

CP=100 味=80

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月刊 しにか 特集・園林空間(1994)

月刊 しにか 特集・園林空間(1994年)



 大修館書店から、かつて(1990年~)東アジア文化圏をテーマにした月刊情報誌が発刊されていた。いつのまにか見かけないと思いきや、2004年以後休刊している。東洋史、わけても中国をテーマにしたマニアックな題材も多かったので、自ずと手に取ることもあった。



 1994年2月号は、中国の庭園=つまり園林空間(~地上の楽園の設計図)をテーマにした小特集号である。日本における禅寺の庭は、もとは中国から素型が渡来してきたものであるが、その作られ方、見方、まったく概念が違っている。中国人が抱く園林思想は、そこに壮大なる物語が付加された、見立てであり、自然そのままではなく抽象化され再構成されたのち異質の空間を創り上げた。しばしば、それは山水画の味わい方の美のなかにも垣間見え、正中求変とは、曲がった構図の中に書道の曲がった字からインスパイアされたものもある。



 中国文学者、武田雅哉によると : 『 こちらの世界にとっては、かなたの空間は、異界となる。したがって、地穴=洞門は、かの桃源郷に通ずる洞窟とも同じ意味を持つものとなる。園林の中での門をくぐり抜けるという行為は、常にひとつの空間からべつの空間へ、異常な方法によって転送されるとう快楽をもたらす機能を持っている。 』つまり園林をひとしきり巡るという行為の中には、園内にさまざまに配された人工物を通じて、ある種異空間への移動装置としての意味付けが大きいと論じる。△ タイトル=”しにか”とは、ラテン語で中国の意。

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茅場町 鳥徳

焼鳥 茅場町 鳥徳

東京の焼き鳥丼シリーズ 第14話


 なんでも程なくある、喰い物に溢れし茅場町界隈。まちなかで目につくのは、わけても焼き鳥、唐揚げが有名。茅場町 鳥徳さん、創業・明治末という老舗の焼鳥・うなぎ屋さんですが、、、カフェ、ビアバーなど多角経営が巧い、けれど仕出し弁当屋さんって風情。こちらのお店は、焼き鳥屋稼業が始まりで、続いて鰻も加わり、やがて仕出し弁当も手掛け、さまざまな多角経営で姉妹店を順調に軌道に乗せてるという敏腕飲食店。こちら本店1階フロアは、カウンターと相席のテーブル席があり、靴を脱いで上がった2階座敷は、入れ込み式で相当広いスペースですが、お昼時はかなり混み合います。



* 中央区日本橋茅場町2-5-6 土日祝休

11:00~14:00(ランチ)

17:00~21:15

 B弁当 : 980円

☆☆☆



 お昼時の選択肢もいっぱいあって、クラシックな鳥鍋(すき焼き風)、鰻重(並1800・上2700円)、きじ焼重、そして、A弁当は、きじ焼きとつくね、C弁当はB弁当プラス蒲焼。一番人気と思われる=B弁当。内容は2段になったお重で、下には、びっしりと白飯、上は炭火で上品に焼かれた=焼き鳥(塩)、ハツとレバー(たれ濃い目)、つくねのそれぞれ1本で合計3本。やわらかな玉子焼き、一口鶏カツ2ケ。鶏スープが付きます。印象タイプとしては”馬喰町 古今”に近いけれど、鳥徳は、ややグレードが落ちる感じ。卓上には白菜漬け取り放題なのでお重の蓋に取り分けて。



** B弁当 :

CP=100 味=80

つくね=× 鳥かつ=△ 鶏スープ=○ 玉子焼き=◎

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イタリアン 勘之丞@新宿御苑前・花園通り

イタリアン 勘之丞@新宿御苑前・花園通り

 オステリア 勘之丞さんは、新宿御苑駅から至近、花園通りに面したところにあります。表向きはカジュアルなイタリアンですが、岩手産・国産黒毛和牛が食べれるお店。ランチメニューは飲食店が多数ある新宿御苑界隈でも、案外と穴場でおススメです。



* 新宿区新宿1-18-9 日休

11:30~15:00(ランチ)

18:00~23:30

 特選・串焼きランチ : 1500円 (限定3食)

☆☆☆★ (星は3つ半)



 国産牛 串焼き3種盛り : 菜食ばかりが好いとは思えず、個人的には良質の肉類も、少量づつ食べたほうが健康には善いのです。こちらはイタリアンメニューも豊富にあるのですが、限定10食のお得なステーキランチと、3食限定な串焼きランチがなんとも魅力的。岩手県一関産のブランド牛・門崎丑(かんざきうし)を半頭買いしたものから、その日ごと部位を変えながら、食べさしてくれます。



 この日は、ステーキランチはブリスケット&モモ肉=1000円、串焼きは、ショートプレート(バラ肉・程よい脂身)、カメノコ(しんたま)、牛タンの赤ワイン煮込み。ホカッチャかライス付き、野菜スープ、サラダ(季節の温野菜豊富)付き。全体のボリューム感は少なめですが、肉の味わいは旨く、贅沢です。



** サービスランチ :

CP=100 味=85

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(閉店)蕎麦 みわ@井荻

蕎麦 みわ@井荻

コンセプトは23世紀の農家の店先でくつろぐ


* 残念ながら、2019年末をもって閉店との予定。
 なんにもありそうにない=さびしげな井荻駅降りて北口から、環八沿いに緩い坂道を上がっていくと道沿いに都営住宅団地群(井草3丁目アパート)がひとしきりあって、一階部分に収まったテナントのひとつとしてあるのが、”蕎麦 みわ”さん。2005年オープン。店内は、それ相応な建築家に依頼されたであろう、ぬくもりあるウッディーな内観、子供椅子作家の手になる小ぶりの座り難い座席、テーブル席2卓と大きな秋田杉のテーブルというスペース広めに採られた空間がゆったりできます。使われる食器もまた、選ばれた陶芸家のものと、随所に、那須とか軽井沢の別荘地の蕎麦店宜しく、さり気なく凝っています。



 2012年よりミシュラン☆獲得していますが、有りがちな趣味主張の押し付けがましさもなく、お値段も至って許容範囲内です。練馬区と杉並区には素敵な蕎麦屋が多いなか、ともかくも、万人におススメでき得る、23区内では、もっとも美味しい蕎麦が食べられる店のひとつに挙げられます。



* 杉並区井草3-15-3 月・火休

11:30~14:15(ランチ)

17:30~20:45

 田舎せいろ : 1000円(10食限定)

☆☆☆☆★ (星は、4つ半) 2013年新そばです。



 やはり此処に来たからには、石臼手碾きでなければと思います。これだけの太打ちで、これだけの”みずみずしさを保ちつつ、しかも、ぼそぼそ感が皆無、見事に、つながっている、、、はスゴイ力量。昨今の趣味蕎麦屋は、やれ収穫を手伝ったとか、どこぞの蕎麦粉であるとか能書きばかり多くして、得てして蕎麦打ちの技量に乏しいけれど、つながった蕎麦は有りがたい。やはり、蕎麦としての体を為していて欲しいものだと思うゆえ、こちらのお店の控えめな姿に、真の実力を感じます。



 産地はそのときどき週替わりといいますが、この日のそば産地は、なんと北海道・弟子屈産。自分が一番好きな川湯温泉のある摩周湖の近くで収穫された新蕎麦ですね。▽▽

 せいろ : ☆☆★ 玄蕎麦10割



 秋の新そばだからでしょうか、見た目が、うっすらと緑っぽいですね。手挽きに比べてしまうと、”せいろ”の印象はガクンと落ちます。800円という庶民的な値段であるので、もちろん十分なのですが、”亀有 吟八亭 やざ和”さんのせいろが秀逸だったのと比べてしまうと好みから言うと、あまりに素直でさらっとしていて、まぁ、せいろであれば、まことにせいろらしい潔よさはあるのですが。田舎せいろには薬味は辛味大根のみ、せいろにはネギが付きます。 ▽▽



** 

CP=90 味=85

店の雰囲気=◎ 印象としては、休業された永福町・黒森庵さんの”ほんわかした感じ”に近い。

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中国酒家 大三元@錦糸町

中国酒家 大三元@錦糸町

酸辣湯麺を食べ歩くシリーズ 第55話


 下町の隠れた名店 : こちらは錦糸公園を抜けたぐらいの距離があって駅前から離れているのですが、お昼時は、相当混み合います。店名も冴えず、ランチの看板やらメニューもいっさい前面に出ていないのですから不思議です。つまりは地元で勝手知ったるリピーターに支えられたお店。



 店内はけっこう広く、カウンター席、テーブル席、宴会場っぽい円卓も相席でフルに詰め込んで営業してますが激コミ繁盛店です。日替わりランチは、体裁のよい前菜4点盛と少なめなメインの定食系か、麺類も各種充実。ちょうど”浅草橋にある馥香”みたいなスタンスと思われますが、食べるなら、こちらのほうが実(じつ)がありそうな感じでしょう。創業は30年ぐらい。



* 墨田区太平3-4-1 月曜休(火曜不定休)

11:30~14:00(月~金のみランチ営業)

17:00~21:00

 四川スープそば(酸辣湯麺) : 1100円

☆☆☆★ (星は、3つ半)



 かなりおススメできるス―ラ―です。まず、パクチー頼むと大盛りでくれます(うれしい)。スープは、いかんせん味ベースがトマトっぽい酸味なのではじめは爽やかですが後半に飽きます。辛さは、黒コショウベースでラー油は弱め、とろみも弱め。ボリュームは多くて、特筆すべきは具材の豊富さ。



 豚コマ肉、黄ニラ、たけのこ、しいたけ、クリタケ、えのきたけ、きくらげ、玉子とじ、豆腐、そして決め手はパクチー!麺は、細めな本格中華めんで美味しいです。担々麺も人気のようでしたが、此処では迷わず日替わりランチ注文が好印象です。



**

CP=100 味=75

ボリューム=◎  相席で落ち着かない。待たされる。

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江戸五色不動 目赤不動尊 南谷寺@本駒込

江戸五色不動 目赤不動尊 南谷寺@本駒込

 本郷通り、東大キャンパスを過ぎてから、本駒込駅前あたりから寺町の様相になる。いちばん大きいのは、吉祥寺だろうが、その手前に、江戸五色不動のうち目赤不動尊として親しまれている、南谷寺(なんこくじ)の不動堂があります。



 かつて堂宇は、下駒込の動坂にあったのですが、寛永5年のころ、ときの将軍・徳川家光公が鷹狩の途中立ち寄った折、目黒・目白に対して、目赤不動にせよとのお達しから、寺域を拝領し現在地に改めたという。現在の駒込病院あたりに江戸時代は、御鷹匠屋敷なる施設があったようです。現在の千駄木と本駒込にある動坂は、そんな、かつて移転される前にあった不動堂から不動坂~動坂となって地名は残ったわけですね。



 寺の縁起に因ると、もとは伊賀の国、赤目山と関連があって名称は赤目不動だったわけですが、将軍の助言から、府内五色不動の因縁に併せて、以後、目赤不動尊になった故。かつて、戦災で豊島区高田へと移るまでは目白不動尊も文京区関口にあったらしい。目黄不動尊は、二箇所あって、江戸川区平井と台東区三ノ輪である。目黒不動は言わずと知れた不動前、目青不動は三軒茶屋駅の近くにある。

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本種(もとだね)@築地場外市場

本種(もとだね)@築地場外市場

ちらしを食べ歩くシリーズ 第35話


 築地市場界隈は、この頃、特に観光客の割合が高くなった、それに対応するかのように新手の寿司店も多い。これぞ場外という匂いを漂わせた店も少ないなか、本種(もとだね)さんは、築地六丁目交差点近くの路地裏に店を据えた河岸の呑み屋風、ツウ好みの店構え。天ぷら・黒川さんのはす向かい、裏手がカウンター席、正面というか脇口からはテーブル席に通じている。横浜中華街でしゅうまい&餃子が冷凍なのと同じく、築地でも高級すし店を除けば冷凍物が幅を利かせ、養殖ではない=生ものを扱ってるのは、こちらぐらいだろう。(*2005年ぐらいからあり、当初は屋号を、めし丸を名乗っていたが、本種に改名。)



* 中央区築地6-25-4 日・祝休

11:00~14:00(平日のみランチ)

17:00~21:00

 丸ちらし : 900円

☆☆★ (星は、2つ半)



 注文比率としては、握り1.5人前(1300円)を注文しているひとも多い。ちらしは、弱い酢飯だが、種物を乗せただけの海鮮丼で満足感としてはイマイチ。タネは大振り、種類は玉子焼(2つ)、かつお、マグロ、いか、エビ(半身)、中落ち、ほたて、はまちなど。握りが推奨。場末感あり、気楽に立ち寄って、気軽に摘まんで、サッと帰る、鮨屋の見本。築地市場の雰囲気には、いちばんピッタリはまるが、うやうやしくもある銀座に比べれば、やっぱり築地レベルはこういう飾りっ気なしのまんま、ライブ感、オヤっさん達のある意味イキの良さ(笑)、ソリッドな感覚が大切ですね。



** ランチ :

CP=100 味=65

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ミ・チョリパン@代々木上原

ミ・チョリパン@代々木上原・井ノ頭通り

2013年1月オープンした

アルゼンチン大衆食チョリパン専門店


 おそらく東京初であろうアルゼンチンの大衆食=チョリパン(=チョリソを挟んだパン)の専門店。代々木上原駅南口より、大勝軒がある坂道を上って井ノ頭通りを渡って、上原二丁目バス停前にあるのが、2013年にオープンしたての"ミ・チョリパン"は、カラフルな屋根が目印!オーナーの若夫婦はフレンドリー。



* 渋谷区上原2-4-8 火曜&第2・4月曜日休

12:00~16:00(平日のみランチサービスあり)

17:30~21:00

 チョリパン : 700円(+200マテ茶)

☆☆☆★ (星は、3つ半)



 

 見栄えこそ冴えないが、食べるとわかる、案外イケてる、それこそヤミツキになる味。単に、硬めのコッペパンにチョリソーを挟んで、サルサソースを掛けただけ、、、、でも、そのレシピは本場ブエノスアイレス仕込みのホンモノらしく、実にウマイ。値段は確かに高い、、、アクセスもあまり良くはない、店内は閑古鳥、でも、なんとも日本では無いテイストで結果、ウマイ。



 基本はオレガノなんかのスパイシーなヴィネガーソース(=チミチュリソース)で、辛さは調整できる。ようは南米テイストなファストフードのハンバーガーであるが、チョリソーの粗挽きの食感がケバブなんかとは違う。パンは、バンズよろしくあの=峰屋製の特注、肉もパンもチャコール(おが炭)で程よく焼かれてほんのり香ばしい。



**

CP=70(値段高い) 味=75(悪くはない)

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つきじ鈴富 すし富@築地場外市場

つきじ鈴富 すし富@築地場外市場

ちらしを食べ歩くシリーズ 第34話


 昨今の築地市場あたりは、もはや一大観光地なので、基本、美味しいものは探しても見つかり難い。呼び込みは多いけれど、入って感動を生むようなお店は少ない気もします。事実そうでしょう。築地界隈には、それこそ寿司を売り物にする店が多いけれど、なかなか、ここぞという店も少ない。それでも、すし富さんは、まぐろ専門仲卸会社鈴富の直営店で、手ごろな値段で、おいしいまぐろが食べれる良店として唯一おススメできます。場所は門跡橋渡って築地東通よりも、もう1本外側の筋沿いです。こちらの姉妹店は、新宿伊勢丹、東京大丸、渋谷東横のれん街等デパ地下にテイクアウトもありますが、二子玉川ライズにはかろうじてイートインがあります。



* 中央区築地6-24-8 ほぼ無休

10:30~15:00(平日ランチ)

17:00~22:00

 まぐろ切り落とし づけ丼 : 630円(平日のみ提供)

☆☆☆☆  美味しい!



 平日ランチのみのサービス品、インド鮪使用。1500円のづけ丼が、本マグロ使用。しかし、これでさえ、鮮度抜群で、すばらしく旨いマグロが味わえて、しかも、ワンコインに近いという破格のランチ。ドンブリがプラスチックであるとも、本わさびではないなど難点は多々あろうが、これはこれで上等であろう。ランチづけ丼には、味噌汁(あら汁に青海苔入り)が付く。なお、こちらの握りはタネもご飯も異様に小ぶりで貧弱なの(がウリらしいの)で好みが分かれるだろう。あくまで、まぐろ卸問屋、酢飯の酸味は弱く、寿司屋としての期待値は低い。



** ランチ  : 平日づけ丼のみ秀逸。

CP=100 味=85

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Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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