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花開く江戸の園芸@両国・江戸東京博物館開館20周年記念特別展

花開く江戸の園芸@両国・江戸東京博物館

開館20周年記念特別展開催中~9月1日まで




 ひさびさ、自分好みでマニアックな展覧会が今日から両国にある江戸東京博物館1階企画展示室で、特別展が企画開催されていますので初日に訪れてみました。なんでも、開館20周年を記念しての『 花開く江戸の園芸~世界がビックリ、江戸のガーデニング 』と題された奇特もので、内容は、江戸時代に隆盛を極めた園芸文化、それを浮世絵、屏風絵、本、鉢などから300点余りを紹介していこうという初の試みです。



 太平の世が長く続いた江戸時代、庶民と武家が混在する中で花開いたのが、世界的にも独自な園芸文化でした。その残存は、いまでも、古典園芸植物と呼ばれ、少ないながらもデパートの屋上などで売られていたりもします。個人的には、古典園芸植物が好きで自分でも春蘭や寒葵など手掛けてきましたが、このように公共の場で、文化的資産として認知されるのは、非常に珍しいことで、今回キュレーターが頑張った感があります。



もとから好きなジャンルだったので、なぜ、このように江戸時代に隆盛したのか、あまり疑問には上がらなかったのですが、万年青(おもと)、南天、松葉蘭(マツバラン)など江戸時代に熱狂的に栽培されたものの多くは、地味な植物ばかりでした。



 茶道の文化と同じく、もとは精神修養を含めストイックな対象として武家社会の精神から来てるのですネ。その後、長寿、金運などに園芸が宛がわれ、ブームが過熱するあまり投機対象となり、まるで美術品のごとくに扱われました。そう考えると、そういう地味なものが、いつも常緑で赤い実を付けた、オモトや南天、名前からも分かるようにオメデタイわけです。長生蘭(セッコク)、富貴蘭(フウラン)、福寿草、百万両(カラタチバナ)、松葉蘭(龍のような)ものを身近に置いて過度に愛でたわけは、熱狂以外のなにものでもありません。



 イギリスからプラントハンターとして来日していた、フォーチュンなどにとっては、まったく不可思議に、また興味深い嗜みとして映ったに違いありません。太平の世が終わって、やがて古典観葉植物熱は、武家社会の崩壊と同時に冷めたものとなります。

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レストラン オーボンコワン@雑司が谷・鬼子母神通り商店街

レストラン オーボンコワン@雑司が谷

鬼子母神通り商店街に2012年オープン


 メトロ・副都心線・雑司が谷駅、都電・鬼子母神前駅から至近、鬼子母神表参道とは逆方向に進んだ、鬼子母神通り商店街の中ほどにある、カジュアルなフレンチレストランが、2012年オープンしたばかりの、オーボンコワンさん。立地と言おうか、場所がイマイチ地味なんですが、目白駅からも歩ける距離ではあり、目白エリアに含まれます。オーナーシェフは、かつて神楽坂・サン・マルタンに居られた方。穴場とは言わず、もっと人気が出てもらいたい店。



* 豊島区雑司が谷2-3-17 月曜休

11:30~14:00(月曜除く・ランチ)

18:00~21:00

 Bランチ : 1680円

☆☆☆★ (星は、3つ半)



 ランチはお得で、Aランチ=前菜と主菜で1260円から、Bランチ=前菜とスープ、メインから選べて、ボリュームもある嬉しいラインナップ。ただし、食後の飲み物とデザートは別料金(+630円)。ガッつり食べるには、もってこい。この日、選んだ前菜は、稚鮎のエスカベッシュ。稚鮎まるごとフリッターにタマネギとニンジンの酢漬け、サラダ仕立てにて。スープは、グリーンピースのポタージュ(温)。

 メインは、子羊とカブ、豆の煮込み。フレンチとは言え、マグレブっぽい料理も散見される嬉しいラインナップ。適度にスパイス効かせたゴキゲンな一品。



** ランチ時 :

CP=90 味=80 ボリューム=◎

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飯田橋 大勝軒

飯田橋 大勝軒

2004年末オープン、食べ応えある大勝軒。


 一般的に、チェーン展開され過ぎた感ある大勝軒では店ごとのブレが多く、スタンスとしては味はともかくも、とにかく量で勝負するというズレた手合いが多い。しかし、山岸総帥の意思の中には、一見すると手を抜けそうなところでは1歩も引かずピッチリと芯からブレずに継承しつつも、あとの手を抜くべきところでは自由に、そのひとなりの創意工夫で、、、みたいな精神論が肝要なのだが、その逆を行く店が多い。この飯田橋店は、大勝軒としては、まず食べてウマイ、そう思わせる店、その結果、満腹できての大勝軒なのだろうと思う。全く正解だ。皮肉にも、隣は青葉で、その向こう隣りは、おけい。なお、二郎ライクな豚麺は、平日は、2時以降、土曜はスタート時から、限定(+100円)発券して売り切れ仕舞い(100食)。



* 千代田区富士見2-12-16 日・祝休

11:00~20:30(通し営業)

 中華そば : 650円

☆☆☆★ (星は、3つ半) この顔ヅラルックスのらーめんにハズレなし。



 大多数派が、もりそば注文。もちろんラーメン(中華そば)もウマイ。もりそばは、麺量が多いので小も使える。スープの最後に調製される脂の層が上にあって、麺を食べ進むうちに、徐々に混ざっていく具合がなんともいえず良い。上澄みは、乳化手前の豚骨と鶏ベースの甘く、旨みギッシリ。麺は、このスープに合っていて、ゆるさの程度がマッチングしている。しっかりと山岸イズムを感じ冴える1杯。ウマイ、安いあっての、最後はボリューム大の満腹感だ。



**

CP=100 味=85

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天ぷら 新宿つな八総本店

天ぷら 新宿つな八総本店

 此処、新宿においては、同じ通り沿いにある=船橋屋のほうが人気もあるような気がするのですが、それは安いと言う理由でしょうね。つな八(綱八)さんは、もはや全国区で有名な庶民派の天ぷら専門チェーン店、創業は同地で大正18年です。



* 新宿区新宿3-31-8 無休

11:00~16:00(ランチ)

~21:30

 天丼 : 1995円

☆☆☆



 お昼時の定番、天丼。ドンブリがやけに大きなわりに、中身は小ぶりですが、個数的にはボリューム十分な内容。小海老2尾、野菜天(なす)、小海老かき揚げ、穴子小1尾、キス1尾。タレは、甘口、ササッと揚げたてをツユに潜らせて並べる。東京で、もっともスタンダードな天丼。特製の太白胡麻油を使用してるというが、この揚げ油、なかなか旨い。小鉢(口替り=ところてん)、味噌汁、香の物。



** ランチ :

CP=80 味=80

天ぷら=○ 味噌汁(しじみ)=◎

お新香=△ 小鉢=ところてん=○

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うどん 雅楽@飯田橋

うどん 雅楽@飯田橋

2006年オープン


 おいしいおうどんのお店 : 東西線飯田橋駅上、東京区政会館とか元気プラザがある、その裏手にあるのが、今年の年末で、オープン7年目を迎える、うどんダイニングの雅楽(がらく)さん。



* 千代田区飯田橋3-7-3 日休

11:30~14:30(ランチ)

17:00~23:30

 鯛ちくわの磯辺揚げと、青ネギときざみきつね

 : 980円(セット) ☆☆☆★(星は、3つ半) 

値段は少々高め。



 伸びやかで、やさしいうどんは、美味しい : きつねうどん、ぶっかけうどんが単品扱いだと780円で、全般的に少々高めな値段設定。お昼時は、セットものを推奨される。じゃこ飯か、サラダが付けられる。どちらかといえば、お出汁の効いた関西風の味付け、うどん自体は、太めで、やわらかな腰のある、はんなりとしたイイ感じ。ちくわ天好きには嬉しい付加要素だが、実際、そのままでも美味しい部類の高級チクワだ。実際、もっと柔らかく仕上がッてても、十二分存在感ある、巧いうどんと思う。さいきんの風評として、ただ単に硬いだけを手打うどんと称してるきらいがあるのだが、実は、あそびのある(=ユルい)ぐらいにラフな方がウマイのだ、自分にはそう思える。



** 

CP=90 味=85

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銀座 すし 新太郎@並木通り

銀座 すし 新太郎@並木通り

神保町で27年間、銀座で1999年から店を構える

ちらしを食べ歩くシリーズ 第24話
 

 銀座、並木通り沿い、向かいにはルイ・ヴィトンも店を構えた好立地。地味なビルの地階にある、こじんまりとしたお店。お鮨屋のつねとして、昼間は仕込み時間らしく、通りにさえ昼メニューも出ていない。電話を入れておけば、ランチでも食べられる。



* 中央区銀座7-5-4 日・祝休

12:00~14:00

17:00~22:00

 吹き寄せちらし : 1575円

☆☆☆ * 事前予約したほうがよい。



 穏やかな面持ちした店主自ら調整してくれる。細かく切り刻むので、案外と手間が掛る。食べ応えこそないのだが、いろいろな食材が色とりどり良く、目でも楽しみ、食感の違いでも味わう。お椀が付いてくる、しかも麹味噌。銀座なら御の字、内容はあくまで値段相応。



** 吹き寄せちらし : CP=80 味=75

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六本木 イマカツ@東京ミッドタウン前

六本木 イマカツ@東京ミッドタウン前

2009年6月オープンした人気店


 ”高田馬場・成蔵(なりくら)”、、”神楽坂・あげづき”等ともに、とんかつ新時代の幕開け、サードウェーブとでも言えそうな、六本木 東京ミッドタウン入口の手前にある、イマカツさん。もうまもなく、銀座店も8月にオープン予定、イマカツ旋風起こりそうです。経営サイドは西麻布・もつ鍋・イマドキの姉妹店格で、とんかつ店としての前身は2008年閉店した広尾・貴香村(たかむら)さんとのこと。



* 港区六本木4-12-5 日曜休

11:30~16:00(ランチ)

16:00~22:30

 特選ロースかつ膳 : 2000円

☆☆☆★ (星は、3つ半)



 この値段で、昼夜同様のボリュームと肉質、さすがの人気店。木の大きなドンブリに、たっぷりと入ったキャべツがまず運ばれ、お代り自由ですが、目の前にある、ゴマダレ系ドレッシング、香り高いウスターソースなどで存分食べれます。肉の旨みよりも、揚げてる脂の旨さといいましょうか、ラードなどの旨みが強く感じられ、衣自体にケンタッキーフライドチキンっぽいスパイスの雰囲気を感じました。個人的には肉質をもっと上げて、油はあっさり主張しないほうが全体としてのバランスは好いかも。



** 

CP=95 味=80

肉質=3 衣=2 油=3 キャベツ=3(鮮度良く旨い)

味噌汁=1(イマイチ) お新香=1 お茶=水しかでない。

内装=安普請  ご飯=五穀米=必然性感じられず。

ウスターソース=4 とんかつソース=2

塩=4、国産・下関産、とてもよい。

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丸の内 まんてん鮨@二重橋前駅

丸の内 まんてん鮨@二重橋前駅

ちらしずしを食べ歩くシリーズ 第23話


 江戸前を掲げていようがいまいが、もう勢いが無くなってしまった過去をつらつら語る寿司店より、イマという旗印に勢いのある飲食店にも、実は美味しいものはあるものです。京葉線・有楽町駅、三田線・二重橋前駅から至近、丸の内ブリックススクエア内、地下飲食店街の一角にある、カジュアルな、お鮨屋=まんてん鮨さん。2009年オープン。



* 千代田区丸の内2-6-1 B1F 無休

11:00~14:30(ランチ)

17:00~22:00

 バラちらし(20食限定) : 1000円

☆☆☆★ (星は、3つ半) はまぐりのお椀が付いて、衝撃の千円!



 これは人気があって当然ですネ。場所柄、お昼時には、注文殺到するので正午前、売り切れ瞬殺の一品です。あらかじめ切り刻んで、タッパに浸けこんだネタを、色のついた酢飯に乗せて出す。作り置きといえば、そうなのですが、座るや否やすぐに運ばれてくる、ちらしと、はまぐりたっぷり入ったお椀、結果、満足度合いは高いです。タネは、鮮度もよく、種類もかなり豊富です。お昼時にササッと頂くには贅沢なものでしょう。感服です。



** ランチ時 :

CP=100! 味=80

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日本橋箱崎湊橋通り入る 鯛ふじ@水天宮前

日本橋箱崎湊橋通り入る 鯛ふじ@水天宮前

創業昭和42年、路地裏の名店

* 閉店してます。


 水天宮前駅から箱崎JCT方面に出て、バス停のある箱崎湊橋通りから水天宮ピット裏手、箱崎公園前の路地裏にあるのが、小料理屋風情で一軒屋の木造家屋、割烹 鯛ふじさん。オフィス街ゆえ、お昼時は近所から常連が押し寄せ行列ができます。炭火を使った焼魚定食のため、店内は時に煙モウモウ状態となる御愛嬌ぶり。店主が名古屋出身のため味噌カツもあり、鯛茶漬け、お刺身定食等あります。店は古びてはいるけど、料理は質的に志し高く逸品なり。



* 中央区日本橋箱崎町14-7 土日祝休

11:30~13:30(平日のみランチ)

17:30~22:00

 鯛丼 : 1000円

☆☆☆☆



 いわゆる鯛のづけ丼なのですが全般的に気合の入った手抜かりは無い逸品!厚めの鯛刺身、かつおぶし粉、生わさび、細かな大葉が乗っていて、満足度合いも高い。小鉢とお新香、すまし汁が付きます。ご飯も質が良い。たしかに向かうに不便だったり、雰囲気は銀座に及ぶべきものはありませんが、味だけはシッカリ金星であります。



** ランチ :

CP=100 味=85

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うなぎ 吉田屋@内幸町・西新橋

うなぎ 吉田屋@内幸町・西新橋

創業60余年、庶民派うなぎ。


 新橋駅中核部から少しはずれて内幸町駅至近、外堀通りから路地裏へとわずかに入った場処。オフィス街、ど真ん中、ビルの谷間の憩い、愛すべきは庶民派のうなぎ屋さん。店の歴史を紐解きますに、先代のはじまりは、明治中ごろ、亀戸天神前にうなぎ料理屋として商いを興し、その後終戦を経て、昭和25年当地、西新橋にて”うなぎ吉田屋”を開店。現在、店主3代目にして若き息子さん4代目が焼き手に回って継いでおります。家族経営で飾らず地味に営業なさってます。狭い1階はテーブル席とカウンター、2階は予約可能な御座敷あります。



* 港区西新橋1-12-5 土日祝休

11:30~14:00

17:00~21:00(昼夜値段は同じです。) 

 うな重(並) : 3000円

☆☆★



 鰻は国産仕様(この日は鹿児島県産)、いちばん小ぶりなのが、うな丼だけ、あとの重箱カテゴリーは、同一の重さの鰻身で、0.75匹仕様=うな重で3000円。1匹仕様で、こちらが標準と思しき=上重(4000円)、それに1.25匹仕様の特重と続く。肝吸いは、+300円で、上と特にしか付かない仕組み、それゆえ、回してくれる肝焼きも昼間っから頼める有り難さ。



 熱源は見る限りガス焼き中心で、炭火も若干併用しているが、あまり感心するようには活用されていない。タレは辛口でご飯にも鰻にも浸け過ぎのキライあって下品な仕上がり方。蒲焼としては蒸し弱め、焼き過ぎか乾燥させすぎてバリッバリな仕上がり。

**

肝焼き=◎ 1本=450円、これは鮮度もよく旨い。 吸い物=×(お麩・かまぼこ・三つ葉・ゆず)

お新香=○ 



CP=90 味=65

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Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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