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とんかつ 燕楽@池上通り支店

とんかつ 燕楽@池上通リ支店

新橋より2005年暖簾分け許されてオープン


 ”新橋 燕楽”の暖簾分け店 : 池上駅前すぐ、池上通り沿いという好立地ということもあるのでしょう、昼時は激混み、付近のサラリーマンが大挙して訪れますのでパフォーマンスが落ちます。とんかつをじっくり味わいたい向きには、夜の方が好いのかもしれません。ご近所の方々に好評なランチサービスは、廉価版の昼・カツランチ=850円、とんかつ定食=1200円、あるいはカツ丼=900円、カレー=900円もありますが、、、遠方から足を運ぶなら、せっかくなので、ヒレ定食・ロースカツ定食=2千円を味わいたいところです。



 1階は、カウンターで、二人組以上は、二階の座敷へと案内されます。靴箱が上にあるらしく、靴を持って上がる形式。人気繁盛店で、平日昼時は、12時前ぐらいから常に満員御礼。



* 大田区池上6-1-4 月曜休

11:00~14:30(ランチメニューあり)

17:00~21:30

 ロース定食(昼夜同じ値段) : 2000円

☆☆☆☆ (美味しい!)



 間違いなく、都内でトップ10入り確実な、美味しいトンカツです。個人的な好みから言わせていただくと、パン粉が薄めで、パリッとサクッと揚がっていて、このあたりの食感ですが、肉自体が重めでシッカリしてるのに、包む衣がフワッとしすぎて存在感が軽いので、ややバランス的にチグハグな感じがします。



 揚げてる油が、他とは違う感じで、とても好印象。ラードでも、安い中華屋が使う背脂ではなく、豚の内臓(腸間膜から搾り出した貴重なラードと明記)から採ったラードなので、旨みが増してます。揚げ方は、軽い仕上がりって感じですが、底力があります。



 燕楽門下の定番=ポテトサラダ : こちらも燕楽の暖簾分けらしく、名物はポテトサラダ。とんかつを揚げて、待っている時間に、ポテトサラダとお新香を摘む。ポテトサラダは、マヨネーズから手作りらしいが、やや玉子味が勝っていて、酸味が弱く、クドイ、しつこい味。お新香は、素朴な仕上がり方ながら、さっぱりしていて、なかなか良好。たぶん自家製だろう。 



* ポテトサラダ=○ お新香=○ お塩=ヒマラヤ岩塩

ソ―ス=◎ 酸味が程良い、中濃タイプで、なかなか美味しい。

 燕楽のこだわり食材 : 店内に大きく掲げられた、素材とコダワリについて、肉は、お馴染み、山形県・平田牧場の平牧三元豚(ひらぼくさんげんとん)仕様だが、最近は、どこでも食べれるので、このブランドを過信し過ぎるのも考えもの。



 ご飯=△ 長野県・駒ヶ根産らしいが、とくに美味しくもなく、普通レベル。盛りは、かなり大盛なので、半分コールが適切。



 豚汁=◎ なかなか、具だくさんで美味しい。とくに塩分が強めでなく、そのつど味見をしながら丁寧に作っていた。



 キャベツ千切り=◎ 切り置きではなく、カツが揚がるのに合わせて、主人自らそのつど包丁で手切りしていた。味的にも、かなり美味しい。そして、パセリが、食べると香りが強くって美味しいのだ。これは単なる飾りで、端折ってしまう店もあるが、こだわって良いものを使ってるスタンスが伺われて感動した。パセリが旨いのは、なにより美徳だ。



** 総括=場所的なアクセスが池上というのも響きで鈍いが、味追求型なら適確な選択肢、ご主人の食に対する姿勢もよい。そこで、あくまで個人的な好みも評価に入ってしまうのだが、押し並べて燕楽門下では、”高田馬場・成蔵”が串カツまで手を広げつつも、技量・肉質共に抜きんでて、やはりが出色のデキバエ、それに次いで、こちらの池上・燕楽、、自分の中では新橋・燕楽は、3位となる。

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乳頭温泉郷 鶴の湯温泉 混浴露天風呂エリア&中の湯・滝の湯編

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉 

混浴露天風呂エリア&中の湯・滝の湯編


 チシマザサ(ネマガリタケ)とヨシに囲まれた露天風呂 :  乳頭温泉郷自体の主役あるいは、鶴の湯温泉のメインといえば、やはり混浴露天風呂だろう。本陣や自炊棟などの宿泊施設から、小川(湯の沢)ひとつ隔てたゾーンが、ヨシの草むら(ススキではない)に隠れた露天風呂と、脱衣場となっている中の湯の湯小屋である。



 中の湯・湯小屋へと向う途中、お湯際には、東屋(四阿)のような=簡易脱衣所のようなものがあって、いちおう、そこでも脱衣することが可能となっている。しかし、大半は、中の湯の湯小屋へと向かう。入口には、日帰り客向けにコインロッカーが併設されている。

 中の湯(内湯) : 含重曹・食塩硫化水素泉

☆☆☆☆☆ (すごく好い!) PH=6.6 46.8℃ 加水されているが、けっこう熱め。



 個人的には、鶴の湯のなかで、いちばん筋(スジ)がいいと目され、成分濃く感じる療養泉であると思う。残念ながら、男性用は、こちらの湯小屋内にある、小振りな浴槽(内湯)しかない。女性には優遇されていて、内湯の外側には、中の湯仕様の小規模の露天風呂が併設されている。足元湧出ではないにせよ、玉砂利が敷かれているらしい。



 男性用内湯の”中の湯”は、室内が暗いため、湯色が、日中では灰白色に見えるが、小屋内が薄暗いので、やや薄茶色の笹濁りに見えるが、白っぽい感じがむしろ、ふつうらしい。浸かって、身体の芯に染み入るようだ。鶴の湯のなかでは、酸味と塩っ気を共に感じさせるお湯だ。

 鶴の湯源泉(加えて白湯源泉も注湯) : 混浴露天風呂 

ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉 

湯張り時に加水あり、また足下自噴以外の白湯注湯もあり。

☆☆☆☆ 39.4℃ PH=7.1  足元湧出温泉



 こちらのお湯は、足元湧出も兼ね合わせており、大きな露天風呂のため外気に触れて湯温が下がり、ほかの浴槽に比べ、いつでもぬるくて、外来の人さえ少なければ、比較的ゆっくりと浸かって、鶴の湯のよさに浸れるお湯である。源泉は、玉砂利を敷き詰められた浴槽の底から、ふつふつと湧いてる感じで、足元湧出の鮮度がイイお湯。この湯が取り上げられるのは、やはり見た目で素晴らしい秘湯の雰囲気を醸し出してる点、その構図の良さにあり、また、景色に惚れ込みながら、長い時間に渉って浸かってられる、適度な温度にあることが挙げられる。



 混浴の場合、中の湯方向にある女性露天風呂から潜り戸を抜けて、大きめの立石が備わってるので、そちらから入り込めば、なんということなく混浴ゾーンへと入ってくることが可能である。お湯は、中の湯側に行くほど温くなっており、足元湧出が盛んにあって、プクプクと泡があがってくるのが目視でき、また体感できるのは、一番奥のゾーン(白湯・黒湯の湯小屋の方向)となっています。お尻を当てると、やけどしそうなくらい熱い箇所もあります。



 湯温が温いため、成分が薄く感じられると思いきや、逆に鮮度感はバツグンで、鶴の湯のほかの浴槽と違って、浸かっていると肌が硫黄成分でピリピリと染み入る感じがしました。ともかく空いていれば、好いお湯です。3時過ぎと、翌朝5時頃、2回浸かりました。夜より、靄の掛った朝が一番雰囲気が優れてると思います。



 ススキではなく、ヨシ(葦)とチシマザサ(ネマガリタケ)が浴槽を取り巻くように山肌に生えて、露天の湯に、しな垂れかかってるさまは、なんとも風情がある。気温が低い時季は、お湯の表面から立ち上った湯気が、靄(もや)とも言えない独特な雰囲気を更に加速させる。

 滝の湯 : うたせ湯 ☆☆

PH=6.7 53.3℃ 加水あり

含硫黄・ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉  



 5つ目の源泉です、、、当ってはみたものの印象にあまり残らないお湯。此方だけは宿側のメンテナンスにも力が入ってないような廃れた感じ。うたせ湯とはいえ、勢いこそあっても、温度は適温から少しぬるめなように感じます。中の湯のように少し収斂味を感じますが、よほど個性的ではなく、こちらでは存在感のないお湯に留まってます。



** データ― :

なお、日帰り客用の利用できトイレは、2号館にあります。日帰りは露天風呂の掃除で月曜日は入れません。

日帰りは、朝10時より受付、3時終了、3時半までに出るようなル―ルです。



男=混浴露天1、うたせ湯1、中の湯(内湯)1

女=混浴露天1、うたせ湯1、中の湯(内湯)1(女性専用露天)1



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池袋西口 麺処 グロース@西池袋

麺処 グロース@西池袋

西池袋公園先に2010年10月オープン


 読書の秋、、、そして食欲の秋。折しも、池袋西口公園古本まつりが開催されていたので、会場から、すぐご近所だった、”麺処 グロース(GROWTH)”さんを訪問した。この界隈は、再開発が進んで街全体が様変わりしていた、それにしても道が斜めになってたりして行き着くのに分かり辛い。



 順路は、改築中である東京芸術劇場前の劇場通りをメトロポリタン方向へと進み、二つある西池袋公園の間を進んで、”シフォンケーキ・ファミーユ”さんがあったら、その左手の小道を進んで、次の小路を右手に曲がった住宅街のなかにあります。位置関係でいうと、立教大学と西池袋公園、池袋警察署を結んだ中央あたり。



 店主は、現役のプロボクサーらしく、試合がらみで休みの日も多いらしい。そういえば、”BASSO ドリルマン”も距離的には近いね。麺屋武蔵鷹虎での修行経験あり。店は、こじんまりした小料理屋風外観、カウンターだけの7席、テーブル部分が狭くって、とっても食べ辛い。



* 豊島区西池袋3-4-2 日曜休(不定休)

11:30~15:30(スープ切れ仕舞い)

 限定 煮干しらぁ麺 : 780円

☆☆☆ (☆は、3.5)



 なかなか美味しい。スープは、ちょっと魚粉が多すぎかなぁ~という、化調もそれなりに感じられ、どうしても旨みだけが前面に出た感じなのですが、食後のクドさや、トンコツの臭みはない。とろ~んとして、粘性が高く、脂は多めながら、ギトギトへと踏み込む一歩手前で程良く落とし込んでます、塩味も控えめ。良い意味で作り込まずにラフで荒削りなまま、武骨にコンパクトにまとまってイイ感じに収めたダブルスープ。



 麺は、かなりの太麺で、どちらかといえば、つけ麺仕様だが、ラーメンでもイケてる。噛み応えあるタイプで、並盛が200gだが、足りなくって、中盛り(310g・1.5倍)がおススメ。



 大きめなチャーシュー1枚、めんま少々、海苔と、、いささか少なめな具内容だが、満足感はバッチリある。麺は、池袋にある”山口や”という製麺所製。麺が旨いって、ポイント高いッス。

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新桜台・江古田 蒲焼・鰻 なかや@栄町商店街通り

新桜台・江古田 蒲焼・鰻 なかや@栄町商店街通り

創業40余年、江古田ゆうゆうロード、まちの鰻屋さん


  蒲焼喰いに、都内23区内、区ごとに隈なく巡ったつもりになっていたが、練馬区には、目ぼしいお店が無かったらしく、これまで足を踏み入れてなかった。今では、副都心線も開通して便利となり、陸の孤島では無くなった練馬近辺。新宿三丁目駅から急行電車で、わずかに、3つめの停車駅となる新桜台駅に初めて降り立った。



 駅上の環七通りを渡り、栄町本通りと書かれた古びたアーケードを潜ると、シャッター商店街らしき姿が緩く続き、江古田ゆうゆうロードを歩くこと数分、辻にある庚申塚をヘアピン気味に左折すると見えてくるのが、”蒲焼 なかや”さんの昔ながらのお店。そして目と鼻の先にはアナログレコードマニアに、お馴染みの、”中古レコード店老舗 おと虫”さんの店がありました。



 ”なかや蒲焼店といえば、神保町で営業されている”老舗 なかや蒲焼店(本店)”を思い出す。聞けば、こちらのご主人も、かつて神保町本店が、すずらん通りにある頃、14年余修行したのち、こちらで名前をもらって独立したそうで、もうかれこれ40余年になるのだそうだ。いまは、オヤジさん共々息子さんが二代目として頑張ってます。お店は、家庭的、小上がりというか座敷に4卓ほどの小さなお店。



 店を入るとネオンテトラやエンジェルフィッシュなどが華麗に泳ぐ熱帯魚の水槽も目を惹きますが、オヤジさんが、ホオジロを飼っており、その鳥籠から、チチっと、さえずりがするなかで、蒲焼を突くのは、なかなか粋でさえあります。



* 練馬区栄町46-23 火曜休

11:30~14:00

17:00~20:00



** メモ : 創業昭和21年=神保町 なかや蒲焼店・本店筋は、さくら通りに移転しましたが、いまでも親戚が営業している、なかやファミリーとして、姉妹店が浅草橋にもあります。

 うな重 : 特上=2800円

☆☆☆ (☆は、3.5!) とても満足な一品。



 美味しい!練馬地区で、地味ながら、まっとうな仕事をされてる、唯一、頼りになる良店。注文してから、店先にある、いけすから活鰻を取り出して、捌き、蒸し、ガス焼きしてくれるので、30分ぐらい待ちます。鰻は、国産品仕様、産地は、その時々、問屋任せ。



 うな重は、鰻自体の目方が重いタイプが特上で、中=1995円、上=2415円となって、どれも新香と肝吸い付き。肝焼きは、肝吸いに使ってますので、ほぼ無いと言う感じでした。ガス焼きながら、しっかり表面が焦げるまで、香ばしさを加え、鰻本体の弾力性を維持しつつ、フワッと仕上がっています。タレ付けが何気に巧いです。どじょう柳川もあります。小さいながら、行き届いたサービスで善いお店です。



** 鰻容器(重箱)=△(古びた感じ) 蒲焼=◎ ご飯=○(旨い) 

お新香=◎ ボリュームあり、また自家製なのが嬉しい。

浅漬けは、結構な化調風味。

肝吸い=◎ 吸い地は、かなり濃い味。青い柚子が香り高く、吸い口は、三つ葉のみ。

お茶も、最初だけでなく食後にも、別に入れ替えて持ってきてくれます。オヤジさんの人柄もGOOD!

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乳頭温泉郷 鶴の湯温泉 白湯・黒湯・大白の湯編

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉

白湯と黒湯・大白の湯、湯小屋編


 鶴の湯温泉で、入館の受付を済ませて、まず目に飛び込んでくる湯小屋。木製の小橋を渡ってすぐのところにある2棟続きの湯小屋が、向って左手に黒湯、、、右手が白湯の湯小屋となります。男湯では、実は両者は中ではつながってるのですけれども、入口は分かれていて、女湯は、別々の脱衣場となってメンドクサイかも。男女別の脱衣場前には、貴重品入れるコインロッカーあり。



 脱衣場は、荒いスノコの板敷きなのですが、黒湯と白湯浴室は左右に分かれて存在し、ガラスの引き戸で区切られてます。湯抜きのある杉皮葺きの建物は、外観・内観共に、かなり風情ある空間です。メインとなる混浴露天風呂は、こちらの湯小屋から、砂利の敷いてある小路を、さらに右手奥へと進んだ先にある中の湯の脱衣所で着替えるのがふつうなんですが、めんどくさがり屋さんは、こちらで着替えて、黒湯や白湯に入った後、着替えずに、更に裸のまま突進し、露天へと進んだりするマナー違反のオヤジも多量に発生していて、此処が観光地であることを思い知らされることで幻滅する方も多いようです。

 白湯(内湯) : 含硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)  ☆☆☆

PH=6.9 58.5℃ 総計=2809mg 加水あり、適温で入り易いです。   



 白湯(源泉)は、こちらでは湧出量も多く、浴槽も多い、いちばん、ふつうに感じてしまうお湯なのではないでしょうか?内湯では、樋(とい)から注がれてくる源泉を、此処では(唯一?)飲泉することができます。胃腸に効くので、飲むことをおススメします。美人の湯・冷えの湯とよばれ、湯あがりは、肌合いがサラッとします。こちらの湯小屋の雰囲気も最高です。



 黒湯(内湯) : ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉

61.3℃  PH=6.6  総計=3423mg 加水あり

☆☆☆☆ 子宝の湯・温(ぬく)たまりの湯ともいわれて、湯ざめしない。 



 鶴の湯のお湯の中では、いつも熱い温度な部類に属します。(反面、温い日もあるらしい。)見た目、お湯は白湯と変わらないようにも思えますが、天候や季節の変動にビミョーに変化し易いお湯なのだそうです。宿のオバちゃんに聞くと、こちらだけが、白いタオルを浸けておくと、しばしば黒っぽくしてしまうそうで、普段は見かけ白っぽい外観ですが、天気が悪いと、見え方も、くすんだ重い色合いに黒っぽく見えるのだとか。たぶん鉄と硫黄が化学変化起こして、硫化鉄みたいなのがタオルに付着するためだろう。



 お湯は、まぁ、浸かれる程度に熱めですが、かなり身体によく効く湯です。口に含むと、少し酸っぱいタイプ。こちらに浸かれば、ポカポカとしたまんまで居られます。効能大です。熱い湯に馴れていない一般の方は、こちらと”中の湯源泉”は始終熱すぎて浸かれないかもしれません。こちらと、中の湯の内湯には、沢水が竹の樋から流れ出ていて、身体を硫黄分から洗い流したり、ひとによっては加水したりもできます。



* 外側・湯小屋仕様 白湯・黒湯湯小屋ゾーン 

データ : 2箇所4湯

外・湯小屋仕様・白湯=男(内湯1) 女(内湯1)(女性専用露天2 : 白湯源泉使用した足元湧出のけっこう広い露天風呂=”大白の湯”あり、その縁(フチ)に小さな野天風呂もあり。鶴の湯さんは、女性向けに優遇されています。)



** 圧巻なのは、黒湯女性浴室先にある、大白の湯、女性だけが浸かれる1番大きな女性露天風呂、広くて、一角には、金精さまの祠もおまつりされており、子宝祈願が出来る。なお金精さまの近くにある、ひとりが浸かれるような、ごく小さめの別露天は、湯質は同じだろうが、金精さまのご利益が、より近いのかもしれない、おススメ。自噴、岩の陰より足元湧出(つまりは大白湯源泉=PH7.4であるが、もちろん全てを補うわけではなく、湯溜めのために、大半は白湯も注湯ミックスされている。



外・湯小屋仕様・黒湯=男(内湯1) 女(内湯1)



**  鶴の湯温泉には、大きく分けて、白湯・黒湯・中の湯・滝の湯の4つの源泉が有り、より詳細に考えれば、それに加えて、浴槽を補うために=大方は白湯源泉を使ってはいるものの、混浴露天風呂の”鶴の湯源泉”、大白露天風呂の”大白源泉”を加えて、6つの源泉と区分することもできると思うがどうであろう。

 

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(閉店)井上蒲鉾店 茶寮いの上@鎌倉駅前・おんめさま前

井上蒲鉾店 茶寮いの上@鎌倉駅前

おんめさま・大巧寺前交差点角にある甘味・食事処


* 2020年9月にて閉店。
 ”おんめさま”の愛称で親しまれています安産・子育ての祈願処=大巧寺を若宮大路を隔てて、駅側に立つビルが、本店が由比ヶ浜の老舗”井上蒲鉾店”、路面店1階が販売直売店、店脇の2階階段を登りますと、眺めもいい、案外と穴場な甘味・食事処 ”茶寮 いの上”さんとなっております。



 なにが好いって、のびやかなところでしょうか、あまりせかせかしていないところ、老舗ならではの穏やかな対応が光る、年を召された方々が顧客と言うこともあるのでしょうが、意外と穴場だったりもします。階段での上り下りが苦ですが、同ビル3階ではクラス会とか小規模の会合が可能です。このお店、駅前ですが地元仕様、観光客向けではなく地元の方々が利用されるケースも多い、ビミョーに通好みなので、内観やサービスに関しては、シンプルそのもの、地味さを嫌う方は小町通り方面でも徘徊してみてください。茶寮 いの上さん、CP全般悪くは無いです、穏やかで好い店です。



* 鎌倉市小町1-4-4 2F 月曜休

10:00~18:00(通し営業)

 いの上セット : 650円(栗ご飯仕様+100円)

☆☆☆ (ご飯自体も旨い)



 鎌倉の駅前で、このお値段、しっかりとしたお味。これはこれで十分です。基本、かまぼこ、さつま揚げ、はんぺんなど、この店で作られている素材を中心に組まれた、廉価の松花堂弁当って感じです。おかず類が品数増やして、グレードアップさせると、特製いの上セット(1200円)、その上が、季節の御膳(1800円)などとなります。



 しらす御膳もあり、季節ごとに、暑い夏には、おかけそうめん、氷(宇治金時)を食べたり、寒い時分の冬には田舎汁粉、お雑煮、、、、通年で甘味処として、あんみつ各種など幅広いラインナップ。もちろん、1階で売られてます蒲鉾類の一品をピックアップして、おつまみとして単品で注文して食事に加えることも可能。そう考えると、なかなかどうして使える店です。



 梅花はんぺん : こちらの主力商品ですね、見かけ、梅の花を模ってあるのですが、食感が変わっていて、かまぼことはんぺんの間ぐらい。

 おでんと茶飯 : 800円

☆☆☆



 小判揚 : 要は、さつま揚げなんですけれども、揚げ蒲鉾が、おでんのなかに入ってます。おでんは、アツアツです。なんということはないですが、これもアリでしょう。 

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乳頭温泉郷 鶴の湯温泉 宿泊・旅館棟の内湯編

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉 

宿泊してこそ味わえる、旅館棟の内湯編


 外でガヤガヤとした日帰り客の喧騒とは無縁、静かに朝風呂や、夕食後に入ることが可能なのが旅館1号館にある、内湯ゾーン。露天風呂が有名過ぎて内湯は、あまり話題にこそなりませんが、白湯と黒湯を充たした小振りの浴槽で、鮮度も好い、比較的熱めで、鮮度感の好いお湯に24時間いつでも浸かれるので(稀に掃除時間に当ると気もあるが)、案外、穴場のお湯であります。



** データ : 1号館・東本陣・新本陣内湯・露天(計3箇所)

男=内湯2 混浴露天=1

女=内湯2 混浴露天=1  内湯(白湯) :

☆☆☆ 旅館棟に宿泊したひとたちのための家族風呂みたいなスタンスです。内湯は、事務所の隣りにある本館=1号館、食事処となる大広間の先から、右手にある渡り廊下を下って、小川を渡った先にある、小さな湯小屋内に、男女に分かれて、脱衣場と浴室があります。こちらは、白湯源泉使用となります。



 夕方頃、清掃が入っており、それから湯を入れ替えたようで、夕飯前に向った際、新鮮なお湯が湛えられた浴槽には、うっすらと白い温泉成分の膜(たぶん重曹)が張っておりました。温度は、やや熱めながら、絶好の入り具合。外の湯小屋にある白湯もイイですが、のんびり一人で浸かるには、サイズ的に、こちらも申し分ありません。

  内湯(黒湯) :

☆☆☆ 事実上・新本陣付きのプライベート浴室っぽいつくり : こちらの存在は、以外と知られていないのかもしれません。旅館1号館の階段を上がって、2階から、さらに渡り廊下のようになった緩い板張廊下の坂道を登って、3階の感覚、右手奥、新本陣脇にある湯小屋内にあります。



 やはり男女別脱衣場と小さな浴室。浴槽は小さく、しかも熱い源泉仕様の黒湯ですから、その時間帯やお湯の状態によっては、湯温が高くて入れないケースもあるようです。ちょっと狭い感じなので、雰囲気的には、外の湯小屋で黒湯浴室の方が好いかも知れません。

 渓流露天(混浴・貸切風) : 白湯仕様 ☆☆

(夜間や早朝以外では、ちょっと入るのをためらわせる作り)



 通りがかった本館宿泊者のみの特権でしょうか。こちらは隠し湯になっており、館内案内図等にも書かれておらず、ある意味、サプライス性のある露天風呂。渓流沿いにあって、夏場などは、川沿いに出られるかもしれないスリリングで、ワイルド&ラフな外見のお湯です。浴槽サイズも小さく、カップル用です。脱衣場と浴槽は渾然一体型ですが、いちおう、木の扉のようなものが付けられていて、外側からは隠され貸切風になります。



 作った当初は風情が有るもので東本陣専用だったのかもしれませんが、現在は、あくまでサブなので打ち棄てられ、ちょっと廃れた感もあります。場所は、宿泊した際にでも、各人探してみてください。

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甘味処 西山@浅草・雷門前

甘味処 西山@浅草・雷門前

創業1852年、6代目でリニューアル


 鎌倉ほどではないにせよ、観光地だけに地雷を踏む確率も高い街=浅草。それでも、地味ながら、良心的に商いをされてる店も多いのです。かんのん通りの目の前なんですが、雷門通りと都営浅草線の駅から伸びる=雷門一之宮通りが交差したあたり、つまり浅草文化観光センター仮案内所の隣りにあるのが、創業・江戸・寛永年間という老舗和菓子や=旧西山菓子店、改め、”甘味処 西山”さんです。



 なんでも、おととしに改装リニューアルしたとかで、店内は、広くて綺麗です。風情こそありませんが、地下鉄駅からも近くって、案外と穴場な立地の甘味補給の休憩所なのです。個人的には浅草界隈では、こちらの”甘味処 西山”さんと、”喫茶マウンテン”が最高峰の番付です。



* 台東区雷門2-19-10 水曜休

10:00~19:00

 白玉あんみつ : 680円

☆☆☆☆ (完成系)



 自分が、これまで食べ歩いた限りにおいて、浅草で、一番、美味しい!あんみつの味には、少しウルサイと思うのですが、こちらは、寒天=良し、あんこ=美味しい、杏=美味しい、、ひとつひとつがシッカリ吟味されたラインナップで合わさって、いうことないCPの高い品物を出してくれます。加えて、アイスも自家製とのことなので、クリームあんみつも次回、試してみたいです。



** 浅草・甘味処 オールラインナップ(順不同)



・ 千束通り 和菓子・甘味喫茶 水源



・  浅草雷門通り 喫茶マウンテン



・  千束通り商店街 和菓子と甘味処 山口家本店



・  かっぱ橋道具街 菊水通り 甘味茶房 菊丸



・  甘味処 梅園



・  浅草観音裏 豆かんてん 梅むら

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乳頭温泉郷 孫六温泉@先達渓谷

乳頭温泉郷 孫六温泉

開湯は慶応末期、隠れ里の湯

明治39年より湯治場開設


 孫六温泉は車で直接は辿り着けない秘湯の宿 : 朝9時過ぎで、誰も居ないなか初来訪。乳頭温泉郷のなかでも、離れて一番奥に位置して黒湯温泉があるエリアの一角、共有駐車場から左手方向へと、つづら折りの急坂を、まずひとしきり下って、孫六温泉側にある車待避場処(こちらは孫六温泉の駐車場ではなく、あくまで荷物運搬のための車両駐車スペース的な場所)から、さらに先達川に掛った木の橋を渡ると、湯小屋が並ぶ静かな隠れ里の湯宿、隠れ湯っぽい鄙びた雰囲気がなんともバツグンな孫六温泉が遥かに拡がっています。川ひとつ隔てた先にある黒湯温泉は冬期閉鎖ですが、こちらでは冬季でも営業中。



 個人的には、乳頭温泉郷で、いちばん視覚的に東北の温泉場を直截的に感じさせ、その視界が開けた際には、心躍る瞬間がある。眼下に見える木造の宿へと到達するまでアクセスは良いとは言えず、秘湯の湯治場といった雰囲気が残されてあるのは、乳頭温泉郷内でも此処だけだろう。



 黒湯温泉へと向う急坂を下って中ほどにある分岐点から孫六温泉側へ下るか、あるいは本来的な道筋として山道伝いに行ける道は大釜温泉あたりから続いているらしい。マイカー規制があり、道路伝いに車で孫六温泉前の橋の袂までは入れないので、もう1段上にある黒湯駐車場から急坂を各人徒歩で降りることとなる。



 湯めぐり号のEVタクシー(電気自動車)なら、橋がある手前まで送り届けてくれるので、たいへん助かるし有り難い。乳頭温泉郷のページの見開きが、たとえ鶴の湯や黒湯であっても、最後のページに、しっかりと観光地化されていない孫六温泉の景色も焼き付けておきたい、そんな魅惑のスポットなのである。



** "あきた次世代自動車実証コンソ―シアム” : 地球にやさしい観光地・田沢湖・角館を標榜し、折からのクニマス発見に沸いている同地域。秋田県立大学との産学官共同の元、排気ガス・ゼロの次世代自動車で観光を楽しめるように、EVタクシーを実証実験のため乳頭温泉郷内で湯めぐり号として試行・運行させています。ちなみに鶴の湯温泉には、EV車の充電施設があります。フル充電するには8時間ぐらい必要だとか。ちなみに、孫六温泉や鶴の湯温泉、黒湯温泉など乳頭温泉郷の施設は、みなさん東北電力にはお世話になっておらず、もちろん自家発電で賄ってます。

 黒湯温泉とは、先達川を隔てて隣りながら、全く違った、鄙びた風景が眼下へと拡がり、会津の西山温泉を彷彿させる。つげ義春が描くところの世界観の好きな方には絶対的にマッチングするでしょう。黒湯温泉側から眺める山々より、こちらの孫六温泉の山々で見えた木々の方が紅葉が進んでいました。黄色いブナに赤々と色づいたヌルデの葉っぱやナナカマドの赤い実が色濃く日に照り輝く。黒湯と共に、標高850メートルぐらい、もっとも山深い場所。黒光りした縁側に腰掛けて、谷を渡る涼風に火照った身体を覚ます。



 母屋・縁側の庭先には、小さいながら水車も回っており、沢から引かれたであろう清水が飲めます。味的には、舌の左右から零れる様な、収斂味ある冷たくって美味しい水で湯あがりに、喉の渇きを癒しました。

 温泉 : 源泉数は、4つとされるが、宿泊棟より下に位置した湯小屋ゾーンは大きく分けて、唐子の湯と石の湯のふたつ。かつては、打たせ湯があったであろう、湯小屋=滝湯と書かれた場所は、湯が抜かれており廃れて使われていない模様。視覚的に風情はあるので宿泊もしたく思うが、宿泊棟に浴室は無く、すべて温泉は湧出した場所に小屋掛けされた理由からなのだろう外付け湯小屋のみ、、、となると灯りに乏しい山懐に抱かれし宿故、夜などは、ちょっと怖いかも(笑)。

 唐子の湯(男女別内湯) : 単純泉 

 ☆☆☆☆  49.9℃ PH7.4



 浴槽は深めのコンクリート、床は木張りで実にイイ感じ。お湯は見た目、透明。加水装置が見られず、ちょっと熱めと覚悟していましたが、、やや高めながら、全く適温で、じっくりと浸かって、とっても身体にじわじわ~っと来る、芯から温まる名湯。かつて、山の薬湯と謳われた孫六温泉の湯治宿、その薬効性は、乳頭温泉随一かも。含ラジウム泉は、唐子の湯だろうか?古い資料に書かれているラジウム鉱泉とか、数値的根拠で示された含ラジウムっていうお湯がどれを指すのか釈然としなかった。たぶん、うたせ湯かもしれないが、いまは廃墟。案外と温泉湯治に掛る枕詞、古い謳い文句だったのかもしれない。



 ちょっと深目の浴槽に浸かり、じっくりと身体の芯までお湯を感じてみる。窓から差し込む弱い光で、手を湯の中でかざすと、指の間が、青白く光って発光してるようにみえる、、、こういうお湯は、何度か遭遇しているが、善いお湯の証しと理解している。鄙びた湯治場と言うロケーション、湯質のよさ、乳頭温泉郷の中でも来づらいけど、とっても素敵なお湯だ。口に含むと、ほんのりと甘く、硫黄が香る。

 

▽ 下写真 :

 湯小屋の脇には、ぷーんと強い硫化水素臭を放った、温泉の湯小川が流れており、その絶えず供給される硫黄を食べて生育する、白い硫黄芝や緑の温泉藻類が繁茂し、、バイオマットが美しくも奇妙な光景を魅せている。湯の成分が単に析出した湯の華とバイオマット(微生物)は、違うものなので、知らない人はお湯に浸かるだけでなく、こういう温泉地の極限環境微生物が生きてるさまを、しみじみ観察して欲しい。



 

 石の湯(混浴・内湯及び露天あり) : 単純泉

☆☆☆☆ 加水あり。 46.0℃ PH7.1



 男女別の入口と脱衣場を抜けると、階段を数段下って、大きな石が脇にある混浴の内湯、、、戸を開けて、外側には、上側に大きな露天石風呂、管(くだ)が入って上段露天風呂の排湯を流して、下段に先達川沿いの、ぬるい岩風呂露天がある。開放感あり過ぎな露天岩風呂は、泉質も内湯に比べ、やや劣り、池のようにも見えて、かえって平凡然としていて、わざわざ浸かるには、あまりに存在感が薄い。



 石の湯の内湯 : 存在感あり。石の湯というと、どうしても奥会津の木賊温泉を彷彿させてしまう。見た目で、湯の表面が、うっすらと青っぽく揺らめく、たいへんに神秘的。薄っすらと青みがかって照り返す湯の表面は、まるでブルー・アンバーか、クリソコラの青色に近い。少しの白濁によって、お湯が上から見ると青みがかって見えるのだと思う、いずれにせよ神秘的である。



 お湯は、やや、とろ~んとして浸かると肌にゆったり纏わりつくよう、美的なお湯。小川のような湯の流れが引き込まれ、浴槽内に源泉が流れ込む様な仕組み。その際、沢水も一緒に引かれて、常時、加水されている。石湯内湯と外側にある露天風呂二つは、いずれも内湯と同じ泉質と思われる。

 石の湯・女風呂屋外にある露天風呂全景 : 



▽下写真

女性浴室外側にある、女性専用露天風呂で、明らかに別源泉仕様(女湯・露天=51.6℃)



 これは相方の撮影に因るもので、孫六温泉にあって、見かけ、唯一の明確なる白濁一歩手前の笹濁り湯である。悔しいことに、男湯には使用されていない。アホーアイトっぽいブルー、やや青めに映るよう白濁しており、金気臭・硫黄臭もあり、香りからして硫化水素泉らしい。3つめの源泉だろう。あとは打たせ湯として使用していた滝湯が4つめの源泉だったのか?、でも今は無いようなのだった。



 聞くところによると、こちらの露天での湯口だけが、変わっていて、、、、(写真でアップはしないが)まさに頬を赤らめるような男性のシンボル的外形=金精さま(こんせいさま)そのものらしい。金精さまは、東北の湯宿でよく祀られて豊作を祈り、繁盛の神様だが、子孫繁栄の願いを込めた子宝の湯であり、、、乳頭温泉・鶴の湯でも、孫六温泉でも、やはり女湯にしか祀られていない。(あたりまえか笑)金精さま=男性のシンボル、温泉自体が女性のシンボルとされる。もっともなことであろう。

 

* データ : 源泉4箇所

(そのうち1箇所は打たせ湯用とのことらしいが現在・不明)

男=唐子の湯(内湯1・混浴露天風呂2つ)、石の湯(内湯1)

女=唐子の湯(内湯1・混浴露天風呂2つ)、石の湯(内湯1、女性専用露天風呂1=別源泉)

脱衣場にコインロッカーなく、受付で預かってもらう。

月曜日に全浴槽清掃のため立ち寄り不可の時があるそうだ。

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鎌倉・材木座 お十夜法要@光明寺~九品寺

鎌倉・材木座 お十夜法要@光明寺~九品寺

山門から眺める由比ヶ浜の眺景


 鎌倉には、いくつもの寺社がありますが、季節ごとの花々の美しさと同時に、お祭などの古くからの催事を巡るのも、その時々の楽しさであります。材木座海岸の入口近くに位置している、浄土宗 大本山 光明寺では、10月12日~15日のお十夜に、三日三晩、読経(念仏や御詠歌)を唱えると、千日の修行に値するとされる、十夜法要が本堂にて催され、山門前から、露天商が立ち並んで、たいそう賑わいを魅せます。12日、ご本尊阿弥陀如来前に献茶することから十夜の行事日程はスタートし、15日昼まで、さまざまな法要等の行事がしめやかに進行します。



 鎌倉・材木座 光明寺のお十夜法要とは、、、東京で言うところの愛宕神社の千日詣り(ほおずき市)や浅草 浅草寺・四万六千日(ほおずき市)と同じようなもので、十日十夜に念仏を唱え続ければ、千年修行したのと同じだけのご利益が得られると言う有り難い念仏会の総称です。



 錬行列 : 錬宿と掲げられた材木座の九品寺前、本堂で法要が行われ読経があげられる中、たくさんの見物客が山門に群がります。法要後、僧侶、お導師、お稚児さん、笛や鈴を鳴らした詠唱講、檀家の方々が後に付いて、九品寺から光明寺までの道のりを行進して歩きます、その錬行列は、圧巻100メートルにも及びます。沿道には、かつてたくさんの植木市や露店が並んでいたとのことですが、いまでは少なくなってます。

 なんといっても、この日のメインなのは賑やかな夜店ばかりではなく、、、、、日中、いつもは拝観できない、大きな山門の上に登ることが、この期間にだけ参詣者に叶うことでしょう。光明寺の山門(三門)は、ひときわ大きく立派です。現在の山門は、1847年に再建され、高さ20メートルで、鎌倉随一の規模を誇ります。裏山から山門越しに海を眺めたこともありますが、やはり山門自体の上に登れたのは、感無量であります。



 五間三戸二階二重門 : 1階が日本風、急な階段を上り詰めた2階が中国風に作られています。二階上には釈迦三尊像、四天王、十六羅漢像・十四体が祀られており、なかなか立派で仏像として見るべきものがあります。山門は、二階まで登ると、一周して、海側~山側まで、いちおう四方が見渡せるようになってます。



*特別山門拝観料 : 300円  (10:00~16:00まで)



** 双盤念仏 : 山門の下では、始終、念仏を唱え、鉦(かね)の音が賑やかに鳴り響いています。念仏をお称えするひとつの形で、歴史が古いそうです。山門にやぐら櫓を組み、神奈川教区港南組三仏寺・専念寺、高座組信法寺、鎌倉組長安寺、中郡組法雲寺の鉦講中の方々によって奉納されます。双盤念佛保存会」の方達が、終日叩いて雰囲気を醸し出しています。

 光明寺に因る、お十夜法要の縁起(書き抜き) :



 光明寺第九代観譽祐崇上人は名僧の誉れ高く、宮中に上って浄土の法門を天皇に御進講されたところ叡感極めて篤く、明応四年(1495)の十月、光明寺で「十夜法要」を行うことを勅許されました。以来今日に至るまで五百余年の間、年々歳々、十月を期して奉修してきたのが、大本山光明寺の十夜法要です。



 今日では全国の浄土宗寺院において「十夜法要」が行われています。当山の十夜法要は、古式に従い、引声阿弥陀経・引声念仏によって行われ、昼夜にわたり参拝の人々で賑わっています。



 お十夜を勅許くだされた後土御門天皇の時代は、いわゆる戦国時代で、打ち続く戦乱の中で庶民は生活に困窮し、まさに餓鬼・地獄の様相を現していました。天皇はいたくこの事を悲しまれ、一日も早く安穏に暮らせるように平和と安泰を望まれて、浄土宗に十夜法要を勅許されました。



 その念仏の道が世に光明となって弘まる時、今の世、後の世に安楽な生活が約束されるのです。 



 回向柱(えこうばしら) : 法要が行われている大殿前には、大きな柱が建ってます。これは、御本尊様の右手と白い布を結んでつながっている、直接的に触れることによって、有り難いご縁が頂けるものなのです。お前立ち本尊とか、御本尊ご開帳と同じような意味合いのシンボルですネ。



 大聖閣 : 蓮花で有名な、記主庭園の向こうにある、金色の大聖閣・八角堂の扉も開いており、金の阿弥陀如来らしいお姿も、遥かにチラッとお見受けられました。返す返すも、有り難い一日です。

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とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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