鎌倉 自家挽工房 梵蔵@九品寺前
鎌倉 自家挽工房 梵蔵@九品寺前
材木座郵便局隣、2008年オープン
鎌倉と言えば、コテコテの観光地だが、、、、その反面、自由を享受したいひとたちが自ずと集まる場処。それでだろうか、なぜ、こんな場処に?というような立地で、洒落た店がポツンとあったりもする。解釈は、後付けであって、当人にとっては好都合な条件があるはず。海が近い、山も近い、ゆったりとした時間が流れる、そういう土地柄に惹かれるところでもあるわけで。
さて、新顔、”自家挽工房 梵蔵”さんは、2008年出来たばかり。であるが、2011年度鎌倉版ミシュランガイドに掲載となった店。鎌倉駅中心街から歩くには、少し離れているが、海岸への入口へとつながる、材木座ひとつ前のバス停=九品寺の手前にある。この場所が駅から離れていようとも、(ウィンド)サーフィンするなら、波のタイミング良く、このあたりが海岸まで通うに近いと思うだろう。ようは、そう言う事だ。光明寺をはじめとして、なにげに寺町であること、鎌倉沖で揚がった鮮魚を売っている店も何軒か連ねているのも、この小さな漁師町ならではの光景。
材木座の若い面々、、”安宿(ゲストハウス)亀時間”、”定食屋 満”、”天然酵母ベーカリー窯(GAMA)”、そして”蕎麦屋 梵蔵”、、、、どの店も、どのオーナーたちもきっと、共通項があって、いい意味でバックパッカ―的スタンス、宇宙時代のフラワーチルドレン(ヒッピーたち)だと思う。
”自家挽工房 梵蔵”があるのは、逗子へと向かうバス通りの道なりで、九品寺がある辻の手前、材木座郵便局の隣りである。店内は、分厚い木の板を使ったテーブル席が3卓、と個室になった上がり座敷があるだけ、5組ぐらいで、正直満席となるあろうプライベートな空間。これまで、蕎麦屋のカテゴリーでは見かけないような、野外フェスのフライヤ―が似つかわしい若者にも違和感なく入れるセンスの店。(* ここまで書き連ねれば、蔵主(店主)は、鎌倉・一茶庵等で修行されたらしい。は、野暮な文言で、省いても構わないだろう。)
* 鎌倉市材木座3-17-33 火曜休
11:30~14:30 夜のみ予約可
18:00~20:30(水は、昼のみ)
十割せいろ : 900円
☆☆ (☆は、2.5)
この店の評価は、雰囲気が好いし、それだけで又来たいと思わせる、だから蕎麦云々だけでは、推し量れないと思う。しかし蕎麦喰いには、少々物足りなく思え、コレと言った冴えが感じられない。完成系ではないにせよ、蕎麦自体に自然な甘さは捉えているが、個人的には、蕎麦は、喉ごしの食感であるため、その旨感じないのは惜しい。
蕎麦自体は、いたってふつうに、美味しい。見た目、けっこう細いが、麺線は、かなり角が立っている。この日は、茨城産の蕎麦粉使用。噛み締めると、蕎麦の甘い風味が口に拡がってくる。最初は、是非、塩で食べてみてくださいと勧められる。蕎麦の盛り(ボリューム)は、程よい。薬味は、多めのネギと、生ワサビ。つけツユも、カエシが旨く、程良い感じ。観光地、鎌倉にしては、蕎麦自体にもコダワッテ、トータルな意匠からなにから、斬新な蕎麦スタイル、若い店主故、これからに期待したい。
鎌倉野菜としらすの蕎麦 : 1550円
☆☆☆ (美味しい!名物的な一品)
これは、なかなか盛りだくさん。 いわゆるサラダ感覚のそば、冷やし中華の蕎麦バージョンと行ったところか、地元の釜揚げしらすに、きゅうり、アボガド、プチトマトなど鮮度の良い鎌倉野菜がちりばめられており、タレとの相性も良い。値段さえ、もう少しお手軽ならいいのだが、少々高めは、観光地故、致し方ないところか。

(一品メニューから)だし巻き玉子 : 800円
☆☆ (ふつう)
* こちらのお店、器もなかなか凝ってるが、蕎麦湯もまた、かなり濃厚で、一品としての存在感を放っている。
梵蔵の店前というか、脇にある駐車スペースに面して、壁面には、そば畑のペイントが、施され、ささやかながら植え込みには、雨に打たれながらも、ちゃんと蕎麦の白い花が揺れていた。
材木座郵便局隣、2008年オープン

さて、新顔、”自家挽工房 梵蔵”さんは、2008年出来たばかり。であるが、2011年度鎌倉版ミシュランガイドに掲載となった店。鎌倉駅中心街から歩くには、少し離れているが、海岸への入口へとつながる、材木座ひとつ前のバス停=九品寺の手前にある。この場所が駅から離れていようとも、(ウィンド)サーフィンするなら、波のタイミング良く、このあたりが海岸まで通うに近いと思うだろう。ようは、そう言う事だ。光明寺をはじめとして、なにげに寺町であること、鎌倉沖で揚がった鮮魚を売っている店も何軒か連ねているのも、この小さな漁師町ならではの光景。
材木座の若い面々、、”安宿(ゲストハウス)亀時間”、”定食屋 満”、”天然酵母ベーカリー窯(GAMA)”、そして”蕎麦屋 梵蔵”、、、、どの店も、どのオーナーたちもきっと、共通項があって、いい意味でバックパッカ―的スタンス、宇宙時代のフラワーチルドレン(ヒッピーたち)だと思う。
”自家挽工房 梵蔵”があるのは、逗子へと向かうバス通りの道なりで、九品寺がある辻の手前、材木座郵便局の隣りである。店内は、分厚い木の板を使ったテーブル席が3卓、と個室になった上がり座敷があるだけ、5組ぐらいで、正直満席となるあろうプライベートな空間。これまで、蕎麦屋のカテゴリーでは見かけないような、野外フェスのフライヤ―が似つかわしい若者にも違和感なく入れるセンスの店。(* ここまで書き連ねれば、蔵主(店主)は、鎌倉・一茶庵等で修行されたらしい。は、野暮な文言で、省いても構わないだろう。)
* 鎌倉市材木座3-17-33 火曜休
11:30~14:30 夜のみ予約可
18:00~20:30(水は、昼のみ)

☆☆ (☆は、2.5)
この店の評価は、雰囲気が好いし、それだけで又来たいと思わせる、だから蕎麦云々だけでは、推し量れないと思う。しかし蕎麦喰いには、少々物足りなく思え、コレと言った冴えが感じられない。完成系ではないにせよ、蕎麦自体に自然な甘さは捉えているが、個人的には、蕎麦は、喉ごしの食感であるため、その旨感じないのは惜しい。
蕎麦自体は、いたってふつうに、美味しい。見た目、けっこう細いが、麺線は、かなり角が立っている。この日は、茨城産の蕎麦粉使用。噛み締めると、蕎麦の甘い風味が口に拡がってくる。最初は、是非、塩で食べてみてくださいと勧められる。蕎麦の盛り(ボリューム)は、程よい。薬味は、多めのネギと、生ワサビ。つけツユも、カエシが旨く、程良い感じ。観光地、鎌倉にしては、蕎麦自体にもコダワッテ、トータルな意匠からなにから、斬新な蕎麦スタイル、若い店主故、これからに期待したい。

☆☆☆ (美味しい!名物的な一品)
これは、なかなか盛りだくさん。 いわゆるサラダ感覚のそば、冷やし中華の蕎麦バージョンと行ったところか、地元の釜揚げしらすに、きゅうり、アボガド、プチトマトなど鮮度の良い鎌倉野菜がちりばめられており、タレとの相性も良い。値段さえ、もう少しお手軽ならいいのだが、少々高めは、観光地故、致し方ないところか。


☆☆ (ふつう)
* こちらのお店、器もなかなか凝ってるが、蕎麦湯もまた、かなり濃厚で、一品としての存在感を放っている。


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