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きしめんが旨い、蕎麦切 森の@本郷三丁目・壱岐坂上

蕎麦切 森の@本郷三丁目・壱岐坂上

きしめんも美味しいお店。


 だいたい好きなお店って言うのは、タイプ的に、自分が通ってる系統で推測されるものですネ。こちらの”蕎麦切 森の”さんは、”猿楽町 松翁”で修行された方が、始めたお店。2006年ぐらいにオープン。系統としては、行きつく先、”神楽坂の志な乃”さんでしょう。”森の”さんは、丸ノ内線・本郷三丁目駅からが近くって、壱岐坂通りと本郷通りがぶつかって交わる辺り、壱岐坂上にあるお店です。



* 文京区本郷2-25-1 日・祝休

11:30~14:00(土曜日は昼営業のみ)

17:00~20:30

 きしめおと : 1000円

☆☆☆☆☆☆  (みごとに美味しい!!)



 正直、”本家・松翁”より数段旨いのではと思ってしまいます。こちら、蕎麦も十分イケてるのですが、やはり、うどん好きに、たまらないのは、こちらの、”きしめん”のデキバエが、すこぶる宜しいのでございます。おそらく、東京で、イチバン美味しいのではないでしょうか?多加水なのでしょう、向こうが透ける様なシコシコしたタイプ、名古屋のきしめんとは違って、ひもかわうどん。食感が似ているのは、同じく松扇出身の”神楽坂 蕎麦亭”さんでしょう。温かいきしめんが、1500円、きしざる=900円、そして、”きしめおと”は、きしめんと並そばが、少量づつでも同時に味わえるのは、さらに、ありがたい限り。



 ツユは、濃い口と薄口が選べますが、うどん対応のため、薄い方を所望。これが、なかなか旨い!薬味は、蕎麦用に大根おろしと山葵、きしめん用に生姜が付けられてきます。蕎麦湯も、食後投入すれば、ダシが薄まってスープのように、まっこと美味い。ざるそばと鴨団子汁=1450円、ざるそばとけんちん汁=1150円などファンにはタマラナイメニューが並びます。揚げ立てが食べれる天ざる類も充実。家族経営、アットホームで温かなお店の雰囲気が漂った、庶民派のルックスですが、味とまごころ込めた本格派、わざわざ足を運ばざるを得ない、お薦めのお店です。

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ラーメン富士丸(フジマル)西新井大師店

ラーメン富士丸(フジマル)西新井大師店

足立区内のJ系人気繁盛店


 ”ラーメン富士丸(フジマル)西新井大師店”さんは、西新井大師の参道近く、環七通りに面した、ガッツリ系の二郎亜流ラーメン。18:00過ぎぐらいから、並び始めて、徐々に行列ができる。カウンター10席ぐらい。ふつう盛りでも、かなりなボリューム。もちろん、本家よろしく、全部増しもあり。旧ラーメン二郎赤羽店がフジマル本店として独立路線を展開、店舗数5店。こちらのお店も、旧店名=マルジ西新井として、2003年始動。



* 足立区西新井1-7-7 月曜休

18:00~24:00

 ラーメン : 750円

☆☆  (連食ゆえ、麺少なめコール)



 アブラにも目をくれず、麺も少なめとして、やさいも増さず、ニンニクも抜いた、そしたら、J系としては、荒ぶったところもなく、ふつうな印象~比較的おとなしめ。でも、野菜も甘くって、質的なものは高レベル。味も、はみ出た感じさえなく、塩分と甘さのバランスは良い。本家二郎に比べ、塩分が少なめ、脂コッテリ目、麺は多めで、剛直でゴワゴワ系だが、美味い。ゆで玉子が半分入る、麺少なめコールするとサービスで生卵が付く。



 ニンニク、野菜増し、油増しは常識路線。アブラ別皿、見た目がエグイ。二郎同様、かなり気合入った常連多し、観察するに、脂分防波堤ゆえ=おしぼり2つ確保、入口自販機で黒烏龍茶を買うなど、独特なパフォーマンスが見られる。店の雰囲気は、柔らかい。麺は剛直系のちぢれ、しかも麺の量は多めなので、そうとは知らずに入ったオッサンが食べるのがもたついていてた。おそるべしフジマルパワー!肉の立体的な外観も大きい。麺少なめコールなら女子もイケる。



 麺が、ゴワついてて、かなり旨い!ケド、量が、べらぼうに多い。脂が、超ギトギトである。スープの味が甘い。ニンニクが多い。デキバエは、J系では、個性的スタンスで独自色強め、かなり秀逸、ゆえにファンも多い、、しかし、脂がねぇ~。ともかく、ドカ喰い向けだわ。

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上原ひろみ 2010年ソロピアノ日本ツアー東京最終日@東京オペラシティコンサートホール

上原ひろみ 2010年ソロピアノ日本ツアー

東京最終日 東京オペラシティーコンサートホールに行ってきた。




 振り返れば、この数年、毎年コンスタントに足を運んで耳を傾けているのが、”HIROMI”こと”上原ひろみ”ちゃんのライブであります。一昨年も、夏と冬、昨冬は、新日本フィルハーモニー交響楽団クリスマス特別公演を含めて、やはり年に2回も聞きに行っております。



 そして、今年も案の定、ひろみちゃのピアノを聞かないと、どうやら年も押し迫ったという気がしないのであります。バンド形態時から聞き始めたのですが、ソロアクトも見ごたえ、聞き応えのあるもので、今回は、オペラシティー、今までの中では小箱、新宿と言うホームタウンなので、余計に親近感がわく。



昨年の”すみだトリフォニ―ホ―ル”が席数=1800ぐらい、今回のオペラシティーが1600席となっており、規模としては、ちょうどいいスペース。しかも、はじめて、悲願の一階席であったので、期待が高まった。 オペラシティーは、音響環境もなかなか好いし、なにしろ、建物が落ち着いた感じでコンサートには最適である。プレイストゥ―ビ―を携えて、奉納に世界ツアーを行った2010年、上原ひろみは、そう語った。昨夏、完成したばかりのお披露目公演時とは、一味違った、演奏に厚みが増し、円熟味が加わって、大層盛り上がったライブとなった。彼女が、再三、口にしていたのは、一夜限りの即興演奏だということ。



 自分の曲ではあるが、そのときの精神状態、観客の反応いかんによって、どうにも変化し得るのが、JAZZというものなのだ。今晩は、良い方に属していたように思う。アンコールは、ふつうに2回終わった後、鳴りやまない拍手に推されて、あろうおとか、半分ほど客が退去してから、再び舞い戻っての熱演。



 諦めていれば、即試合終了。彼女がステージ上で語ったことばである。諦めなかったからこそ、こうして、いまがある。プレイス・トゥ―・ビ―。今あるべきは、自分の居場所、つまり自分が、こうだと信じ切った結果なのである。



 彼女は、一年中、世界中のどこかで、笑顔で、またツアーに出掛ける。しかし、その全てが、恵まれた条件や整った機材、受け入れてくれる客層もまちまちであろう。そんななかで、苦労を重ね、歓びを積んできた、そして、いま、この場所がある。



 ピアノって面白いですね。いま、わたし楽しんでいます。彼女の口から、つい、漏れてしまった正直な本音。その本音がピアノを通して、会場中に響き、観衆、ファンへとアツイものとして伝わる。

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恵比寿 ステーキハウス ゴッサムグリルでハンバーガー

恵比寿 ゴッサムグリル

2009年オープンした本格派ハンバーガー&ステーキハウス

東急本店前VIRON姉妹店


 都内で絶対的にハンバーガーが美味いのは、世田谷・渋谷・恵比寿界隈と決まっております。明治通りの渋谷橋から、恵比寿駅へと向かう途中、渋谷川を渡る手前にあるのが、”炭焼きグリル ゴッサムグリル”渋谷・東急本店前にある、美味しいフランスバゲット屋さん=ヴィロン(VIRON)と姉妹店、同系列のステーキハウス店として新規参入、2009年3月オープン。



 店名となっている=ゴッサム、”GOTHAM CITY”とは、ニューヨークの別称のひとつであって、ニューヨークスタイルのステーキとハンバーガーが楽しめるコンセプト店となっています。



* 渋谷区東3-16-10 無休

11:30~15:00(ランチあり)

18:00~22:30

 ハンバーガー  : 1260円

☆☆☆☆☆  (ほんとに美味しい!これぞ、真のグルメバーガー) 

** 画像は、プレーンバンズに、185gパティのバージョン



 ランチ時では、こちらで標準サイズ=肉が225gというビックサイズのハンバーガーと肉を185gまで減らして、その代わりにフレンチフライポテトを付けたバージョンという2タイプがあります。お肉は、オーストラリア産100%パティ、赤身にコダワリ、あとは三部位(もも、肩ロース、牛スジ)を合わせて、つなぎ無し、その日ごとに挽いたものを、チャコールで焼き上げ、かなりレアに仕上がっています。肉への並々ならぬコダワリがあり、ある程度熟成してるそうです。だから、美味しい。



 バンズ部分も、ヴィロン自家製、プレーンなものと雑穀のツブツブが見える=シリアルグレインブレッド(穀物パン)なもの2種類から選べます。中身は、レタス、トマト、オニオン、ピクルスと標準装備ですが、なかなか美味しい。お好みで自家製のトマトソースとフランス製マスタード(こちらが酸味程よく絶品!)を付けます。卓上には、塩と胡椒が運ばれ、その場でプジョーのペッパーミルで挽いた黒胡椒もなかなか質が好いものですよ。



 シンプルだけど、弁えるところはきちっと味に落とし込んだ、なかなか優れた味わい。巷に溢れる、いわゆるジャンクテイストとは、正反対な、あっさりめで迫る正統派、本格的にズバッと直球勝負に惹かれます。とっても美味しい!しばらくぶりで食べた美味しいハンバーガー!ハンバーガーは、ベーコンなどを増やすことも可能。なお、ジャージー牛のグリル、オーストラリア産牛100%のチョップドステーク(荒挽きハンバーグステーキ)が1575円、アメリカ産熟成牛ステーキ=1890円で食べれます。



 グルメバーガーって、人気店のレッテルがあっても、これまで、自分の舌で感じるに、どうも当たり外れが多い気がするのですよ。妙にメディアで取り上げられ話題先行で、実は、大したことない店だったり、店がある場所がふつうにアクセスし難いマイナーな場所だったり、凝ってもいないのに高い価格設定、とにかく、まず飲食店としてダメな店が多い。こちらのお店には、なかなか惹かれるものがあります、食に対してきちんとしたバックボーンが感じられる。また、食べに行きたい。



* なお、飲み物は別料金。ボリューム=◎ CP=○ 味わい=◎ 

店の雰囲気&サービス=◎  アクセス=◎

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とんかつ 大倉で、特ロース定食@二子玉川商店街

とんかつ 大倉@二子玉川商店街

創業38年、東京でCPイチバン、

限定 特ロース定食を味わう

* 2017年末で閉店。


 もう年末を迎えました、美味しいものを食べるだけに、一年中、どこかで並んでる気もしますね(笑)。しかし、寒空と夏の炎天下は、けっこう、どちらもタイヘンなものです。とんかつ喰いの2010年仕上げは、こないだテレビで見た、噂の大倉さんです。



 二子玉川駅西口降りて、広い玉川高島屋SC敷地を超え、中耕地へと向かうバス通りを渡って、二子玉川小学校を抜けたところに商店街が有って、そのなかの1軒に、創業40年にならんとする、”とんかつ 大倉”さんがあります。ご主人の実家は、むかし料亭だったそうで、料理人気質と、その屋号を受け継いでます。



 『とんかつ』って、、、もとは庶民の胃袋を充たす喰い物だったと思うんですけど、、、銀座とか日本橋だと、平気で3千円とか敷居が高くって逆に客が喰い物にされてます。でも、美味しいとんかつを財布の中身を気にせず、衣の中身だけ気にかけて、たらふく喰いたいのが理想でしょう。そんなささやかな庶民の願いを叶えてくれる、奇特な良店が、こちらの二子玉川の商店街途中に有る大倉さん。



* 世田谷区玉川4-7-5 月曜休

11:30~14:30(ランチあり)

17:00~20:30

 特ロース定食(7食限定) : 1300円(+100円カレーがけ)

☆☆☆☆☆☆ 

(とんかつのK点越え!信じられない!この値段で極上な味わいの”特上ロース”この至福な時間)



 ともかく、肉質が良くって、柔らかいし、肉汁の旨みが程良い。なにも付けずに最後まで食べれるが、塩が合う。ソースは、やや辛めなウスターっぽい味。肉は、いわゆる水っぽくなく、上品。衣にも一工夫してあって、卵ベースにお粥が混ぜてあるそうです。旨みを封じ込めて、衣はサクッさくと、見た目の印象は軽めながら、パン粉・粗挽きなんで、食感は硬め。160度前後、低い油温度で、じっくり揚げます。見た目より、脂は重めなラードガッつり系。熱の通り具合は、加減バツグン、肉全体にやや赤みが見えて、揚げた余熱で、芯まではしっかり火は通ってます。



 肉は、”林PSF無菌豚”、1頭から、わずかに8枚しか取れない特上リブロースで、貴重な部位を、おしげもなく、この値段で出してくれてる、ご主人の心意気に感謝感激。人柄の良さげな御夫婦で営む地元民御用達、人気のほどが伺われ、この日は、開店と同時に、特ロースは早くも売り切れ。



 昼営業分が、先着順、限定7枚ぐらい。狙い目は、案外知られていないのは夜の部、昼に売り切れの看板が下がっていても、めげずにトライ!5時開店と同時に入れば、だいたい平日夜なら、先着3名様分ぐらいはあるそうです。なかなかの朗報。

 大皿に、みごとな、特ロースかつ、キャベツ、マカロニサラダ。お新香と豚汁が付いて、これで、1300円は、すてきな値段。CP良すぎ、おそらく23区内では、ダントツ、イチバンの傑作。そして、さらには、裏技ですが、+100円で、ル―かけてください!って頼むと、カレールーが別椀でくるので、カレー丼にするも良し、カツに掛けて、極上のロースカレー丼なんてのも、オツなんですわ。



 もちろん、昼時に他のランチメニューも、800円から、お得で◎です。とくに、海老フライの組合せセットが人気高くって、”海老としょうが焼き(950円)”なんていうのがおススメ。特ロース定食目指して来る常連客が大半なので、絶対に食べる(覚悟)なら、お昼開店前10分ぐらい前から並ぶしか手がありません。昼・夜問わず、何時でも開店と同時に、だいたい売り切れな模様。平日の夜、オープン時が比較的、競争率が低くて狙い目だと、女将さんが、こっそり教えてくれました。蒲田で傷んだ油のとんかつ喰うより、やっぱり世田谷区民は、こちらだよね。

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(閉店)蕎麦 仁行(にぎょう)@日本橋小舟町・人形町

蕎麦 仁行@日本橋小舟町・人形町

2010年10月オープン

稀代の蕎麦打ち職人(料理人)石井 仁さんが始めた新店

** 2014年内で閉店予定


 誰もが、日本一と認めるであろう、蕎麦打ち職人、石井 仁さんが、”銀座 古拙”を閉められて、新たなスタンスで挑むのが、こちらの”日本橋小舟町 仁行(にぎょう”)さん。銀座と同様、目立たないオフィスビル街のなか、道案内に立て掛けられた、たった一枚の看板があるだけ、エレベーターで、隠れ家の4階へと足を運びます。



 場所は、人形町から昭和通りへと向い、小舟町の交差点から内側へと入ったところ。帰りは日本橋駅まで歩いたが、小伝馬町駅、三越前駅なども、ほぼ等距離のように歩いてアクセスできる。



 敢えて言ってしまえば、こちらは、蕎麦を味わいたいがために訪れるお店、ゆえに一般客相手ではないと思う。そこに、なんら期待すべきものはないかもしれない、しかし、ある確信と、満足感だけ持って帰ることが叶う場処がある。すなわち、石井さんが打った、極上の蕎麦が手繰れると言う事実だけが、、、、。



 銀座でのしつらえは、けっこう凝っていたように思えたが、こちらでは、スペース的なこともあってなのか、あまり感じさせない。各所に店主の心遣い、お香が焚かれた洗面所などもあるにはあるが、別段、凝った風もない。個室のお座敷が2部屋、カウンターは、黒い漆塗りかと思われる、8席ほど、ゆったりめに用意されていた。



* 中央区日本橋小舟町6-16 4F 日休

11:30~13:30(平日=ランチ)

18:00~21:00

祝日はランチのみ営業となっています。

 蕎麦膳 : もりコース 1680円

☆☆☆☆☆☆ 

(まことに満足!もちろん、今も昔も自分のなかで日本一の称号は石井さん以外に譲れません。)



 伺った平日のランチコースは、お手軽な蕎麦膳か、コース4000円しかありません。蕎麦膳は、つゆそば、お蕎麦、デザート付きで、メインの蕎麦だけ、プリフィックスで選ぶことが可能で、もり、おろし(絡み大根のぶっかけそば)=いずれも1680円、胡麻汁(あっさり胡麻汁のつけそば)=1780円、天もり(海老と野菜の天ぷら)=2300円となっています。



 なお、蕎麦は、すべて、もちろん細打ち十割蕎麦で、大盛は、あらかじめコールすれば、+400増し、あとから、蕎麦のみ追加になりますと、800円となっています。蕎麦膳の蕎麦は、細いとはいえ、ボリューム的には、けっこうな量が出てきます。

 自然薯のつゆそば : ☆☆☆☆



 まず、小振りな木椀で出されたのが、こちら、自然薯の擦ったものが上に乗っけられ、さらに擦りワサビが乗せられただけという素朴なもの。滋味豊かとされる山のもの、土の息吹がする自然薯の擦りたての風味が立ち上がり、あくまで、蕎麦は、柔らかに、やさしく存在感を漂わせる。かつおの風味が香った、淡いお出汁は、自然薯の大地の恵みと海の恵みが蕎麦を通して交わるかのようだ。まことに、素晴らしい。

 もり : ☆☆☆☆☆☆



 伝家の宝刀、そうめんより細い蕎麦を観たことがあるだろうか?それほどまでに、繊細でありつつ、なお、また力強さを残した超極細打ちの絶品。しかし、蕎麦は、一分の狂いなく、撚れず、ダレずに居て、潰れていない。蕎麦粉は、長野・群馬・北海道などのミックスで打たれている。とくに、どこ産であるかが、題目ではない、あくまで自然の恵を封じ込め、たくしこみ、惹き出していく、その技量にこそ見るべき視点を慮って欲しいものだ。



 一方、ツユには、薬味としてネギが無い。わさびだけ、少々とある。ネギの香りが、せっかく茹で上げら、冷水で〆られた蕎麦の風味を殺してしまいかねないからだろう。ツユは、大森 布恒更科で味わったような、かなり濃い口。みりんの配分が多いのだろうか、多少、酸味が加わって、えぐみとなって収斂している。むろん、美味しい。



 最後のお口直しには、デザートに、切り子のような青いグラスに入れられた、青梅のゼリーであった。繰り返し言おう、一般客が行くところでは無いだろう、それ相応のレベルが求められる、わけても主人の気持ちを汲み取れる方だけに来訪して欲しい、至高の蕎麦料理店となることを願って。

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炭火焼 うなぎ 浜名@浦和

炭火焼 うなぎ 浜名@浦和

創業昭和54年

東京近郊美味しい鰻屋さん巡り百撰 第83話


 浦和のご当地名物と言えば、、、もちろん、”うなぎ”ですねぇ。JR浦和駅西口駅前には、2008年に竣工した石像、ゆるキャラ=浦和うなこちゃんが鎮座ましましてござります。アンパンマンでお馴染みな、やなせたかしセンセーの原案に因るものなんです。



 さて、前にも述べたように、浦和駅周辺、西浦和駅、中浦和~南浦和などに、"浦和のうなぎを育てる会"に属した専門店だけでも、19軒近くに上っています。個人的には、浦和で、5軒目の訪問となる、”炭火焼 蒲焼 うなぎ 浜名”さんへと出向いてみました。



 場所は、駅から徒歩10分圏内、さいたま市役所へと向かう途中、仲宿交差点を超えた次の小路になります。現在17号線が、通称中山道ですが、実は、その一本手前に位置している通り沿いに、蔵のある明治時代建造の古い商家が今でも点在し、旧中山道の面影を色濃く残しています。



 浦和はまた、玉蔵院さんの周りに構成された門前町としての面影もあり、旧中山道と玉蔵院を中心として、いまでも、老舗の鰻屋さんが、集まっています。さて、浜名さん、店は、外観、内観共に綺麗な佇まい。掘りごたつ式のテーブル含めて、6卓位で、けっこう、こじんまりとしています。御昼時は、開店と同時にお客さんが入りますので、いっぱいになると待つことになるでしょう。



* さいたま市浦和区仲町2-9-2 火休

11:30~14:00(土日祝=12:00~14:00)

17:00~20:00

 鰻重 : 3000円

☆☆☆ (ふわとろな、ふつうレベル)



 システム的には、分かり易くって、"大井川共水の特選うなぎ仕様"で、3000円(または鰻重大=4350円)で、形態が、鰻重か、うな丼が選べます。もちろん、肝吸いとお新香付き。御飯は、長野県産で、とても甘くて美味しい、御飯大盛が、+150円。



* 共水丸特うなぎとは、養鰻時に、薬品などを使用せず良質の環境下において育て、水は南アルプスの伏流水、餌は、最高級のタラ(ホワイトミール)を与えています。一般的に、育てる期間が、1年未満なのに対して、こちらの鰻は、平均して15ヵ月~2年近い年数を経てゆっくり育てたものを出来る限り供給しているらしい。



 返す返すも、こちらの真価は、その時々共水うなぎの味質に反映され、ていねいに仕事されて、それが活かされるというところに重みがあります。従って、調理の技術云々や、風情、鰻らしさを求めるのは、少々物足りなさを呼ぶかもしれませんが、万人向けに、おススメな良店であると思います。

 鰻 : こちらの蒲焼は、ふわとろ~タイプの極上品。冬の時季的なこともあって、脂肪分も多くって、なおさら旨いのです。タレも浅く潜らせており、かつ甘いタレなので、全体的な印象は、ごくごく、あっさり目で、お上品なお味です。紀州備長炭使用と謳っていますが、それほど炭の特徴は、出ていません。共水鰻自体が、淡白な味わいで、パンチ力に欠けるきらいがありますので、柔らかくって、あっさり目が好きな方には合うと思いますが、鰻らしさの旨みには、今一歩欠けます。白焼き好きなら、あっさり攻められるので、この店は、おススメかと思います。蒲焼好きには、あまりに上品すぎて、少々、コッテリ目が足らないし、お値段も張るので、満足度合いは下がります。

 きも焼 : 1本=450円(一人二本のみ注文可)

☆☆



 やや臭みが強い、肝は、コリコリした仕上げ方。タレが、甘い。



肝吸い : ☆☆  可もなく、不可もない。ごくふつう、吸い口は、三つ葉、お麩、ゆず。



お新香 : ☆☆☆ 鮮度もよく、種類も多く、なかなか良い。



お茶 : 日本茶がなかなか旨い、お茶は、最初と食後、2回差し替えてくれる。なお、館内の放送が、タクシーの社内で聞こえてくるような、ラジオ放送で、高い値段する店の格式とは、似つかわしくない。たぶん、店的には、庶民派のお店、共水うなぎの仕入れが高いのだと思う。



メモ : 個人的には、浦和では、やはり、”むさし乃”さんが、一歩抜きんでた感じで、むろん老舗はどこも行く必要性もなく、あとの優良店は、どこも横並び、似たり寄ったりかと思います。浜名さんは、共水使用というブランドでお値段がいささか高めですが、CPなら、むしろ”和香”さんでしょうか。

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完全菜食主義 ヴェジハーブサーガ@上野・御徒町

完全菜食主義 ヴェジハーブサーガ@上野・御徒町

2009年12月オープンした気鋭の新店

美味しいビリヤニを食べ歩くシリーズ 第40話


 (移転前の記事です。)ことしも、実に、多方面、いろんなお店で、それ相応、なんちゃってを含め、たくさんのビリヤニを食べてきましたが、この年末、いよいよ食べ納めの時機に至って、おそらく、もっとも美味しい南(北)インド料理レストランに出逢いました。もう既に、自分の周囲では、食べに行かれた方々からも、大絶賛されているのですが、御徒町駅近くにある、”ヴェジハーブサーガ”さん。



 まぁ、ネーミングからすると、確かに、”野菜とハーブの物語”なんでしょうが、、、、、店が有る場所も地下で、ちょっと妖しくって、でも、料理の内容は、シェフの腕がピカイチかと思う、お店です。ランチじゃ、ダメですネ、真価は、夜メニュー、しかも、通い詰めないと、全貌が明らかになり難いほど、食べたいものばかりが並んでいて、迷う事享け合い。



 場所は、JR御徒町駅下車したら、線路沿いに秋葉原方向へと少し歩き、御徒町ラーメン横丁が見えたら、そこから昭和通りへと向かって、一本目の路地を左手に入ったところです。周囲が、宝飾店や石屋さんばっかりな地帯を抜けきった、比較的地味な立地です。



* (旧住所 :上野5-16-9 B1) 無休 

現住所へ移転しました。 台東区上野5-22-1 B1F

11:15~14:30(ランチ)

17:15~22:30

 ラッサム : 450円 ☆☆☆☆

インドでは、日本の味噌汁とかスープみたいな日常食。キレのある酸味と辛味となっていますが、、、、小生には、チト刺激が強過ぎるような、辛くて、頭に突き抜けるスープ。インド料理は、薬とはよく言いますが、そんな、ハーブとスパイスが身体にじんわりと効きそうなタイプのスープ。美味しいけど、辛い。



 プレーン・パパド : サービスというか、付き出しでくれた。非常にスパイシーで、黒コショウの味っぽいのが抜けた。美味しい。

 ワダ :

☆☆☆



 ココナッツミルクみたいなソースを馴染ませて食べる。大粒のハーブ&スパイスが中に見え隠れしている。思ったほど、ハーブ臭くはないが、バランスがよい。

 ヴェジタブル・ビリヤニ : 750円

☆☆☆☆☆ おススメ!



 おそらく、今年食べたビリヤニで、一番、デキバエが、バツグンでしょう!文句なく、美味しい!あれだけ、羊の肉が旨いとか言ってたのに、べジオンリーでも、これだけ複雑な味がハーブとスパイス含めて出せるって言うのは、インド人ってスゴイ。あらためて、インド料理の奥深さを知らされる。

 

 プレーン・ライタ : 380円

☆☆☆☆



 なかなか粘性が強い、本番モノのヨーグルトに、名前の分からないスパイスやハーブが入った、たいへん、美味しいライタ。ライタさえあれば、辛いものでも、目先の風味を換えたり、辛い部分をコーティングして食べれるので、なにかと便利。 ビンディ・マサラ : 900円

☆☆☆



 カレーと言うより、汁が少なくって炒め物っぽい。オクラ(ビンディ)を油で、クタクタ、ねっちょりと炒めたバージョン。これだけだと、シツコイのですが、ライタなど混ぜ混ぜして食べました。

 カジャル・ハルワ : 450円

☆☆☆



 これは、、、いささ甘過ぎて、、、温かなデザート部門は、人参(カジャル)を甘く煮詰めた感じ。



マンゴ―・クルフィ : 500円

☆☆☆☆



 濃厚なマンゴ―アイスに、甘いソースが掛ってます。

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十割手打ちそば 池袋 美蕎(びきょう)

十割手打ちそば 池袋 美蕎(びきょう)

オープンして6年目、池袋駅近辺で、おススメ店


 当然のことながら、大繁華街である池袋にも、探せば、それなりに美味しい店もあるのだという、そんな蕎麦ジャンルでのおススメが、こちらの石臼挽き・十割蕎麦を掲げた”美蕎(びきょう)”さん。場所は、六ッ又交差点から程近い、明治通りから少し引っ込んだところ、豊島区役所の手前脇、路地裏。店の造りが、ちょっと変わっていて、1階が打ち場になって、食事どころは、店内の階段を降りた地下になっております。店主の修業先は、”本陣房”だそうだ。



* 豊島区東池袋1-32-5 B1(1Fにも個室あり) 

日&第二土曜休

11:30~16:00

17:00~22:00

 粗碾き(粗挽き) : 840円(数量限定)

☆☆☆



 この日は、宮城県七ヶ宿産蕎麦粉仕様。太さも程良く、まことに美味しい。しっかりとした噛み心地、風味も付いてくる。こちらの粗碾き蕎麦には、揚げ玉も付いてきたので、濃厚な蕎麦湯に入れて味わうのも一興かと思う。ツユは、かなり少なめだが、味はよい。



* こちらは、夜も呑みもできるし、ちょっとした会席コースもあるようだ。雰囲気は、池袋なので、過大な期待は禁物だが、カジュアルな居酒屋と思えば、味の方はなかなか期待できそう。

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クンバ ドゥ ファラフェル@神泉(ファラフェルサンド専門店)

クンバ ドゥ ファラフェル@神泉

クンバっていうインセンス会社が

2009年7月オープンした新店

野菜たっぷりファラフェルサンド専門店


 こないだ、”江古田のイスラエル料理店=シャマイム”で、美味しいファラフェルを腹いっぱいに食べたばっかりなのに、やっぱり不思議な魅惑があるせいなのか、また食べたくなって、ファラフェル専門店が近くにもできたと聞いて、渋谷・神泉へと向った。店があるのは、よほど地元で無いと、なかなか説明し難い場所であるが、分かる人には、極めて分かり易い立地。



 すなわち、神泉にある”鰻 いちのや”さんから、目の前の新・旧山手通りを大きく渡って真向い側、または、渋谷駅南口から出ている東急バス・幡ヶ谷折返所行きに乗って、東大前バス停下車、山手通りと旧山手通りが二又になるあたりで、松見坂方向へと下って行った路地裏である。京王井の頭線・神泉駅からも歩いて4分ぐらい。ただし、迷うと思うので地図は必要。 



* 渋谷区神泉23-1 無休

11:30~14:30(平日はランチあり)

17:30~22:00

 ランチセット : 1000円

☆☆☆



 ファラフェル(肉団子)が入ったピタサンドと、ひよこ豆のスープ(レンテスープ・クミンが効いてる)がセットになっている。野菜がタップリ目でサラダ感覚で食べれる。店主(経営者)は、若くって、インセンス会社の社長、聞けば、ニューヨークにも美味しいファラフェルサンドが無かったから、東京で起業してみたらしい。



 ピタパンを天然酵母で作って店で焼いている。また、食材すべてに気を使っており、鮮度はもちろん、結果的に完全ヴィーガン対応となっている。美味しさを伝えたいという、コダワリ社長の採算度外視の熱意が素晴らしい。アツイ魂をもった人だ。



 ファラフェル自体の食べ方は、色々あると思うが、こちらでは、自家製・天然酵母で作られたピタサンドに挟んだ全体をファラフェルと呼び習わしている。正直、ファラフェルよりも野菜のほうがボリュームがあり、あまり味的なニュアンスは伝わり難いと思う。ファラフェル単体であれば、”泉岳寺のデビッドデリ”などでも美味しく味わえる。

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momoneko0725

Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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