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タイ居酒屋 トンタイ(旧ルアムジャイ)@大久保・東新宿

タイ居酒屋 ルアムジャイ@大久保・東新宿

トンタイの姉妹店、2009年オープン


 カオソーイシリーズ 第23話 :



 日本人としてタイレストランへ行く以上、やはり、日本語がある程度は、通じて、なおかつ、気持ちがイイ接客で食べたいと思います。大久保に始まって、大久保に終わる、タイ料理屋さん巡り。地下鉄東新宿駅から、程近い、明治通り沿いに面した、”タイ居酒屋 ルアム・ジャイ”さんは、とってもサービスがいい、日本人好みな、タイ食堂&居酒屋だと思います。



* 新宿区大久保2-6-10 無休

11:30~17:00(ランチが長い!)

17:00~24:00

(*土日祝は、ランチなし通常メニューのみ通し営業) カオソイ : 880円

☆☆☆



 お昼時は、かなりメニューも豊富で、700円台ぐらいから食べれますが、ランチメニューにはない、カオソイも頼めば、すぐに作ってくれます。こちらは、調理が早いし、接客も丁寧。ランチ時には、飲み物がサービスになっていて、マンゴージュースとか、タイのお茶、珈琲がゆっくり飲める。



 カオマンガイもあれば、どんな炒めものにでも、ライスやスープなどを頼んでセット扱いにできる。基本は、680円のランチメニュー各種。



 こちらのカオソイは、濃い味で、ハッキリしていて、けっこう美味しい!揚げた麺とふつうの中華麺が半々ぐらい同量である。薬味の紫タマネギ等は、あらかじめ丼ぶりに入ったタイプ。全体的に、塩っ気が強いものの、ココナッツミルクの甘さ、辛さ、旨み等のバランスが凄く好い。ただし、単品だと、ボリュームが少ないので、ライスなどセットで付けくわえた方が良い。

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くいしんぼう がぶ、がぶ丼を喰らう!@武蔵小山・26号線通り

くいしんぼう がぶ@武蔵小山・26号線通り

看板メニュー がぶ丼を喰らうの巻

オープン1999年


 しみったれた品川区寄りの武蔵小山商店街を抜け、のんびりムード漂う目黒区側へと、小山26号線通り(420号線)を目黒本町へと向かって北上する。西口商店街からは、けっこう外れだけれど、目黒区中央体育館入口交差点から、すぐのところに、真っ赤な暖簾が下がった、”洋食 がぶ”さんがあります。バーカウンター10席ほどに、小さなテーブル席2卓ほどの、スナック風のお店。



 テレビ等で、もう、お馴染みでしょうが、こちらの昼時の名物は、店名である=美味しい料理を”がぶっ”と気取らずに食べて欲しいとの願いから名付けられた、がぶ丼。フレンチ出身のオーナーが創作した、”たたき風レアの牛ステーキ丼”で、薄くスライスしたオーストラリア産牛の内もも肉=180gをフライパンで、サッと焼きを入れてから、刺身のように薄くスライスさせて、さながら牡丹鍋のように花びら状に並べ、下にきゃべつが敷かれ、醤油べースで、さっぱりとした甘辛ソースのかかった丼ぶり飯の上に乗せたという一品です。肉の焼きとスライスは、旦那さん、仕上げに、奥さんが、黒コショウを粗挽きで振って出来上がり、、ピリッとした刺激が、食を更に進ませます。



* 目黒区目黒本町3-7-9 土曜休

11:30~13:30(平日のみランチ)

18:00~23:00

 がぶ丼 : 1200円

☆☆☆☆



 美味しい!思ったより、ボリュームは、少なかったので、すぐさま”自慢亭”で、焼きそばを連食したのは、言うまでもない。しかし、この、がぶ丼、なかなかオリジナル性に長けており、味も美味しい。味噌汁(ワカメと、さいの目の豆腐)と小鉢が付く。小鉢は、いわゆる、酒のつまみ=付き出し(口取り)で、ごく少量。自家製海苔の佃煮(ゴマ油風味で美味しい)とエスニックテイストな浅漬け、豆腐の三点盛り。



 肉は、十分過ぎるほどに飾り立ててありますが、御飯を含めたボリュームは、思ったよりありません。ご飯は、+100円で大盛にもできますし、ミニサラダ付きだと、+150円。なお、肉の量が少なめと言うか、まともな量(笑)だと、小丼(肉=110g)。ランチメニューには、ほかに、若鶏の生姜焼、ポークスタミナ焼、カキフライ、ハンバーグステーキなどもあります。が、みなさん、決まって、がぶ丼を頼んでました。無化調宣言のお店。





 ステーキ丼なのですが、薄くスライスして食べ易くなっているし、まぐろの切り身ではなく、牛のステーキと言うのは、なんとも嬉しい!

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(閉店)武蔵小山 中華 自慢亭

武蔵小山 中華 自慢亭

創業昭和29年、武蔵小山でも最古参の中華店


 武蔵小山で、昼時の中華といえば、、、、、誰でも知ってる、自慢亭。武蔵小山駅前から、パルム超えて、小山26号線通りも越した西サイドにある。家族経営、完全な町場の食堂であるが、かなり中華専門店という一面も見逃せない。個人的には、、、、清水湯へと向かう途中の角地にあった小さな中華屋のほうが武蔵小山では、珠玉であったが、いつのまにか、時代の波に洗われて無くなった。



 渋谷の喜楽(1952年創業)、武蔵小山 自慢亭(1954年)、大井町 永楽(1956年)、どちらが先で、というような知った口を利くのは、まったくもって野暮な話である。3軒とも、ルーツは同じ、同類項、同じ頃の開店、そういう台湾還りの中華が、戦後復興に必要だった時代背景がある。



 こちらで、みんなが頼むのは、チャーハン、モヤシソバ、そして、軟らかい焼そばだろう。大きな店内、いつもピカピカ、えら~く長い白木のカウンター、テーブル席は、近隣からの家族連れで賑わう。客足が途切れる事などついぞない。偉大なる中華店、ムサコの自慢。そういやぁ~この界隈でも、いつのまにか、もっとも古株のお店になっちゃたよねぇ~ってオヤジさんに言われました。



 卓上に置かれた調味料、お酢と、傍らには、ラー油=”真っ赤な特製 からし”、、は、何でも合う、魔法の一手



* 品川区小山4-3-15 火曜休(第1&第3月曜休)

11:30~14:30 17:00~19:45

 炒麺(軟い焼ソバ) : 770円

☆☆☆☆



 こちらの焼きそばは、まぁまぁのボリュームがあって、麺が多めで旨い。焼きソバの旨さは、具より、麺が主流だと、自分は思う。麺は、やや細め、いわゆる、ホンモノの中華麺。いまどき、太い焼きそばの麺を使っていない、コダワリを感じさせる。ありきたりの中華屋と古くからの中華店のボーダーラインは、実は、麺へのコダワリに見え隠れする。

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蒲田温泉

蒲田温泉

創業70余年

薪で炊いた、黒湯銭湯


 蒲田温泉といえば、誰しも一度は聞いたことのある、銭湯王国・大田区内で、もっとも名の知れた銭湯かもしれないが、、、、実のところ、交通の便が悪く、どこの駅からも、同じくらい遠い。しかし、下町風情に溢れ、人情味ある良い銭湯。朝から、ほぼ地元のじじばばで、365日無休で賑わっている。



 ひょっとすると、京急雑色駅や京急蒲田駅からのほうが近いと思いきや、実際に歩いてみると、やはり、JR蒲田駅からの場合と、変わらず、20分近くかかる。電車の線路に対して、道路は、必ずしも並行でなく、かなり斜めだったり、くねくね曲がっていて、分かり難いことこの上ない。



 蒲田温泉は、蒲田とはいえ、駅繁華街からすると、もう仲六郷に接して外れである。しかし、環八に接した税務署、警察署、大田南地域行政センター、蒲田郵便局などの背後とすれば、けっこう住んでいる人からすると、蒲田のコアな中心地域なのかもしれない。蒲田郵便局を起点として、雑色方向まで、まっすぐに伸びる生活道路を歩き、出村通りの看板が見えたら、そこを左折すると、蒲田温泉の真っ赤で目立ったアーチに出会う。



* 大田区蒲田本町2-23-2 年中無休

朝10:00~深夜1:00  450円

 ナトリウム炭酸水素塩・塩化物鉱泉 : ☆☆

 

 温泉の入口がある細い路地裏、無造作に積み上げられた、たくさんの薪の山が目に着く。いわゆる黒湯で、こちらのお湯は、薪で焚かれて、熱めに加熱されたお湯。黒湯の浴槽は、ふたつに分かれていて、低温湯と高温湯の表示がある。しかし、どちらも、熱いことには変わりない。



 奥の高温浴槽は、温度表示は間違っていると思われるが、体感温度は、約43度ぐらい。手前は、入り易く、約41度ぐらい。それでも、こちらは、湯気が浴室内に籠っていて、さながらサウナ状態、換気が極端に悪いので、この黒湯では、たちまち、のぼせてしまう。 △ 浴槽の画像は、HPより転載させていただいております。

 

  黒湯では、色合いが黒いタイプ、肌合いは、かなり、にゅるにゅる。成分的には、何かが突出したところもなく、ごくふつうな黒湯。温熱効果以外、あまり期待できない。こちらの銭湯では、シャンプーとボディーソ―プが備え付けられているので、手ぬぐいがあれば、いつでも入れて、とても便利。ただし、黒湯の浴槽は、低温湯、高温湯ともに浴槽のスペースが狭くて、4人入るとキツキツである。

 

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(閉店)洋食 とんかつ フリッツで支那そば@赤坂見附・プルデンシャルタワー

洋食 とんかつ フリッツで支那そば

@赤坂見附 プルデンシャルタワー

** 2011年閉店


 えぇ~”フリッツ”って、洋食屋さん?とんかつ屋じゃなかったの?そう思うかもしれません、実は、旬香亭・斉藤オーナーのらーめん好きが高じて、昨年から、数量は限定ながら、支那そばとしてメニューに組み入れています。たかが、洋食屋のラーメンと言うなかれ、それは、ヘタな専門店で食べるのより、本格派といいますか、あえて”秀逸”と呼ばせていただきます。それほど、手塩にかけて作られて完成度は、すこぶる高いのです。



 ”洋食 とんかつ フリッツ” さんは、地下鉄赤坂見附駅上、プルデンシャルタワーの1F飲食店街の一角にあります。席数は、カウンターとテーブル席ですが、こじんまりとして、綺麗な店内。場所柄、平日のお昼時は、かなり混雑しますので、土曜が狙い目だったりもします。



* 千代田区永田町2-13-10 日休

11:15~14:30(ランチ)

17:15~21:30

 支那そば ミニカレーセット : 1150円

= しょうゆ味ラーメンとキーマカレーを注文。



 支那そば単品でも注文は可能ですが、ミニカレーがついて、ラーメンも同じ分量となれば、セットがお得のなような気もします。ラーメンは、塩味か醤油味、なお、カレーは、インドカレーとキーマカレーが選べます。



 支那そば(しょう油味バージョン) : ☆☆☆☆☆ 子供のころから食べてきた、郷愁の支那そばの味が、みごとに再現されています。ほんとに美味しい、バランスが良く、なにより、味覚の絶対音感に響く、優れた作品です。こういう味わいを棄ててしまったに等しい、最近のヘタうまなラーメン業界に、むしろ、憤りさえ感じてしまうほど、陰ながら、求めてきた味わいです。素晴らしい!、そして、アリガトウのひと言。



 麺は、ストレートで細い中華麺、緩いエッジが付いて、喉越しも良い感じです。具材は、めんま、味付け玉子、海苔、バツグンに旨いチャーシューなど、一式入って、なお、昔ながらのネギがたっぷりと醤油スープに浮いています。



 スープは、旨みのバランスが絶妙の配分、塩分も出過ぎず、脂もほどよく、スープ全部済み干せるほどの完成度合いを持っています。無化調。 キーマカレー : ☆☆☆☆



 他のキーマカレーと比べて、どうであるかは、わからないが、ともかくも、美味しいには、変わりない。ちょっとした量で、サブジも、皿の傍らには、付け合わせてある。辛さも、ほどよい。しかし、ラーメンの出来映えを考えるに、カレーは、頼まなくともいいのかもしれない。両者は、同時に食べるのに、味を消し合うことになりそうなので、できれば、ラーメン単品がベストであるような気もする。



 半カレーと支那そばの組み合わせは、言ってみれば、”人形町 菊水軒”とか、”蓮沼 インディアン”を彷彿させてしまうわけだが、そういう、どっちとも言えず、双方で、なんとなく相乗効果で食べた気にさせる味わいとは、次元が違って、フリッツのラーメンは、それだけでも、ゴールドメダリストの風格なのである。是非とも、次回は、本業の、とんかつで表彰台にでも上がった気分を感じたいものだ。

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フルーツパーラー はまの屋でサンドイッチ@丸の内 新有楽町ビルB1

フルーツパーラー はまの屋

@丸の内 新有楽町ビルB1F

2011年12月で閉店するもオーナーが変わって

2012年2月、復活オープン!


 東京には、東京のサンドイッチがある。



 東京駅を中心にした案内地図を眺めていたら、お濠とJR架線に囲まれた、このあたりの細長な矩形、丸の内界隈が、まるで、ニューヨーク・マンハッタンのように見えてきた。東京のマンハッタン=丸の内は、北から、1丁目2丁目3丁目となって、ビルごとに、種々多様な商業ゾーンを抱え持っている。



 有楽町駅にも、程近い、新有楽町ビルの存在、位置的には、国際フォーラムの先、ビックカメラの向こう側となる。喫茶店 はまの屋さんは、根っからのサラリーマン街ゆえ、いまとなっては、やや垢抜けない地下に拡がった商店街、その一角にある。



 場所柄、お客さんは、会社員の溜まり場、昼過ぎは、完全なる商談場所と化す。洒落た商業ビルには、大手介入の飲食店ばかりが幅を利かせて面白みに欠ける。その点、昭和のサラリーマンと共に歩んだお店には、どこか、懐かしくも、刻まれた年月が、和みに充ちている。



* 千代田区丸の内1-12-1 新有楽町ビルB1F

日祝休 朝9:00~19:00

 サンドゥイッチセット : 850円

(トーストで+20円増しになっている。)

☆☆☆



 フルーツサンドと玉子サンド(トースト)のハーフ&ハーフにしてもらった。こちらの伝家の宝刀である。やや細身にカットされた柔らかなパン地に、溢れんばかりのフィリング。なんと言っても、玉子サンドと頼むと、、、こちらでは、ふわふわな厚焼き玉子が挟まっていて、これが、また旨いのである。



 そして、こちらは、フルーツパーラーであるから、みつまめなんていうのもオーダー出来るが、冬場は、いちごも入ったフルーツサンドが、どうにもこうにも、美味しい!ちなみに、単品(=580円)でも頼めるが、紅茶も美味しかったので、なおさらに、おススメである。

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クランツ・カーロック・ルフェーブル@コットンクラブ東京

クランツ・カーロック・ルフェーブル

@コットンクラブ東京 2010 2.19


キース・カーロックの存在を初めて知ったのは、NY系ギタリスト=”オズ・ノイ”のアルバム。もちろん、ギターもカッコ良かったのだが、それにも増して、背後から追い上げてくるリズムが凄くって、それから、カーロックのファンになってしまった。(*発音は、キース・カールロックみたい聞こえます。)



 カーロックの普段は、かつては、ブルース・ブラザースバンド、スティング、最近は、ジェームズ・テイラー、スティーリー・ダン、ドナルド・フェイゲンなどの名だたるミュージシャンのバッキングメンバーとして、世界中をツアーして周っています。おとなしくバンドの音として同化しているものの、ソロを振られて、見せ場では、かなり目立ってしまうので、なに?あのドラマー凄くない!なんてことになるわけです。



 そもそも、ドナルド・フェイゲンが、どれほど神経質に自分の音質や音楽に、こだわるかを知っているひとにとって、最近のレコーディング、ツアーそして、スティーブ・ガットの名演ソロパートまで、すべてカーロックひとりに任せているのは、彼が、よほど全幅の信頼を寄せるているからに違いありません。



 そのドラム職人としての、カーロックのドラムが聞ける、きわめてストイックなバンド、その出発点が、もっともアルバム単位で参加数が多い、このNY系フリーキーなギタリスト=ウェイン・クランツなのではないでしょうか?クランツとは、共に、ドナルド・フェイゲンとのバンドでツアーを巡るメンツです。



 ギタリスト、ウェイン・クランツのパーマネントバンドとしてカーロックは、ベースに”タル・ウィルケンフェルド”とも親交が深く、また、ギターレスのバンドとして、少々、インダストリアルなサウンド志向を持ったバンドが”RUDDER(ラダー)”で、昨年は、ルフェーブルと共に来日しました。



 そして、この奇才・ウエイン・クランツとのスリーピースバンドこそ、カーロックの真骨頂、個性的・躍動感溢れたドラミングが縦横微塵に炸裂する、インプロヴィゼーション主体のコンポーネントです。はじめて聞かされる、カーロックのドラミングは、ロックファンなら、”ボンゾ”がJAZZやってると思うでしょう。

 モーラー奏法、オープングリップで、一心不乱に叩く姿、ドラムセッティングが、スネアのみならず、ふたつあるフロアタムが客席側へとやや傾くような妙なセッティングとなっていて面白い。



 そして、かねてから話題となっていた、カーロックの相貌は、ウェイトを少し絞っていたとはいえ、やはり、どこか、アニメ・怪物君に出てくる”フランケン”にも似て、ドラマーにしてはデカイ。しかし、ベースのルフェーブルは、もっとデカかった。まぁ、言ってみれば、フランケン > 民主党 岡田幹事長 > キース・カーロックみたいな。



 キース・カーロックが、どれだけスゴイ、ドラムなのか、それは、実際に目撃してみないと分からない。そして、ドラムの鳴りが大きい。視覚的に例えると、まるで、和太鼓を叩いているような、そんな地響きと向かってくる迫力を多大に感じます。あと、セッティングですが、ふつう、タムだって、スネアだって、水平よりも自分に向けて傾斜していたほうが叩き易いように思えるのですが、カーロックの場合、こうして目の当たりにすると、かなり観客席側へと斜めになっているのが分かります。



 カーロックのドラムは、音からしても、やはり個性を確立していて、あまり似た感じが思い当たりません。盛りがってきて、音的には大きく聞こえるのですが、走っている感じはしません。グルーヴを維持したまま、バンドの持つ音響空間が高まっていくような状況に持っていけると思うのです。

 ウェイン・クランツのギターは、思った以上に、捉えにくかった。かなり拘った音があるみたいなのですが、ふつうに、フレーズを歌わせたり、早いフレーズも弾かないので、ちょっと予測不能なところがあります。これまで、自分の好みとして、ギターそのものの音が綺麗なタイプを好んで聞いてきたので、ちょっと、その点では、ノイジーで、フラクチャー(破砕)なサウンドでした。ビル・フリゼールとも、もちろん、ホールズワースとも違う、そのつどのセンテンスで、ギタースタイルを切り替えて、変幻自在に表現する、面白いサウンドでした。



 音は、思ったより、複雑にエフェクターを使ってません。どちらかといえば、古典派。歪ませてノイジーにするか、ワウを掛けるかですね。足元で切り替えていたエフェクツは、BOSS製でした。

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手打蕎麦切 千寿 竹やぶ@千住大橋・北千住

手打蕎麦切 千寿 竹やぶ@千住大橋・北千住

創業1974年


 千寿 竹やぶ、蕎麦屋にも、さまざまな変遷があるのだと思う。こちらも、地の利がもとから悪かったのと、オープン当初は、必ずしも、聞こえてくる評判は芳しくは無かったので、あまり注目はしていないかった。それから、幾年月か経ち、97年に現在ある様な趣きある佇まいとなり、二代目が蕎麦打ちを務めるようになった。



 柏からの暖簾分けなら、鬼怒川の竹やぶも、好いらしいが、、、、北千住の住人に聞いても、”千寿 竹やぶ”の評判は上々だった。かくして、長年の課題店を、訪れてみることになった。まず、前知識として、場所柄に関わらず、こちらは、いわゆる町の蕎麦屋ではなく、専門店であることを呑みこんでおいたほうが良い。飲み込み方が早く、的確であれば、この店が最上のものに感じられるだろう。お腹が、いっぱいになるより早くに、ざるの底が見えてしまうのを嘆き、それが、千円超えるものぞ、と感じる方には向いていない。酔狂といえば、そう、畢竟といえば、また、竹やぶは、まさに、そうなのである。



北千住駅からだと、ちょっと不便、であるならば、京成本線 千住大橋駅なら、日光街道を下って、千住宮元町の交差点から、少し入った数分のところにあって便宜が良い。此処まで書き進めて、ふたたび、メニューを眺め、大盛りは、525円増し、”活け巻海老天もり”=2520円、とは、さすがに強気なお値段、それが、竹やぶである。



 入ってすぐ、左手にあるカウンターへと案内された。手あぶり火鉢も、卓上に備え付けられて、火も熾されていた。こちらが、なかなか雰囲気がよい。通路を抜けていくと、テーブル席、小上がりの座席席、奥には、離れもあるらしい。



* 足立区千住河原町7-12 水&第3木曜休

11:30~15:00 17:00~21:00

 半もりせいろ : 630円

☆☆☆



 これまで、とかく評判がイマイチであった分量。時勢に合わせたマイナーチェンジが功を奏していると思われる。定番、筆頭のもりそばの料金を、945円へと引き上げて、まずまずな分量へと引き上げたみたいだ。それに応じて、半もりバージョンと名付けられた、せいろと田舎せいろをメニューの後付けに加えている。



 遅昼で、自分は、連食だったので、ふたりで二品取って、味わいを比べてみた。予想に反して、田舎のほうが、風体も細く、蕎麦の風味も強く、自分好みであった。もちろん、せいろが劣るわけではない。ハッキリとした、両者の違いが出ていて、むしろ好ましかった。せいろは、ラフであり、ソリッド。一方、田舎は、風味香り高く、繊細さが身上。

 半もり田舎せいろ : 735円

☆☆☆☆ (かなり完璧なデキバエ)



 田舎蕎麦のほうが、1260円と少々高い設定。運ばれてきて気がついたが、田舎は、生わさびが無く、替わりに、辛味大根がつけられている。蕎麦は、契約農家から確保しているようで、長野県下伊那郡大鹿村産使用。自家貯蔵、使う分だけ自家製粉。

 

 ツユは、五日間寝かせた、やや辛めのタイプだが、かなり極上な部類のツユだと思う。お蕎麦だけの風味も、もちろん、申し分ないが、ツユの旨さも個性が際立って、理想的な滴加減で仕留められる。

 調度品も、使用している器も、センス良い、趣味も感じられる。詮索するだけの時間を、今回は、持ち合わせていなかったのだが、次回は、ぜひ、うどんにも舌鼓も打ってみたいものである。

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カフェ食堂 みどり@足立市場場外

カフェ食堂 みどり@足立市場場外

市場関係者で昼前賑わう、コーヒーラウンジ


 構想数年、ようやくと千住の足立市場近くへと行く用事が、奇跡的(笑)に生まれたので、これ幸いと、出掛けてみることにした。普段からクリップしておいた情報が活かされる瞬間が訪れることは、たいへんに喜ばしい。この際、足立市場の場内や場外、しらみつぶしに全て廻るぞ!と意気込んでみたものの、実際、見まわしてみたところ、築地などに比べて、意外と、規模が小さいことに気が付く。いや、ちょっとした会社の工場ぐらいの敷地面積だろう。



 入り口から、入って、すぐに右手に並んだ場内の食堂(=関連事業者食堂棟)は、ほんの数軒。その後、そのまま進行方向を右手方面へと、周り込んでいくと、小さな神社(=干潮金比羅宮)があり、更に進んでいくと、いきなり、もう市場の外へと出てしまう。厳密に言うと、一般の住宅街に接した、つまりは”場外”とおぼしき場所に、雑居ビルひとつ分、いくつかの商店がまとまって在りますが、そのビルの2階に、コーヒー・ラウンジまたは、食堂と掲げられた、”みどり”さんが、グリーンの色彩で目に飛び込んできました。



足立市場といえば、お寿司屋さん= ”武寿司”さんが代名詞ですが、もうひとつ、こちらにも、隠れた人気スポットがあることは、事前に、ナポはん、ことeatnapoさんの情報で、チェック済みであったので、連食してみました。



*  足立区千住橋戸町61 2F

日曜休 朝5:00~13:30

 たぶん、足立市場近辺で、昼時、もっとも賑わっているホット・スポットこそ、こちらの、みどり食堂さんで、おそらく市場関係者のなかでは、社員食堂兼休憩所みたいなスタンスの寛ぎ方を感じる。芝浦や横浜あたりの港湾関係と倉庫街にある大衆食堂も、おおよそ、こんな感じだった。



 町工場の応接室に置いてある様な、一見すると妙にフカフカと感じさせる、大きめのソファーがならぶ、古ぼけた食堂。ローカルルールに貫かれて、初めてなら、ちょっと、おどおど、キョどって、たじろぐような雰囲気、もとから常連さんばかりの店内。せめてもの救いは、感じのよい老夫婦が、お店を、きっちり回している光景。まず、壁に貼り込められた多種多様なメニューに、即座に目を通し、キッチン方向へと向けて、大きな声で、注文をハッキリ告げる。



 そのうち、オバちゃんが、回遊して来るので、その際、”前金制、注文時にテーブルの上に、代金を置いて下さい”、のルールに、正確に、のっとりながら、あたりを伺う。水は、入ってすぐのところにあるので、各人、おもむろに雑誌などといっしょに取りながら、思い思いの席に座って待つ。腹ペコ状態によって、場内らしく、まぐろブツなどチョイスできる環境のなか、みなさん、思い思いのメニューをテキパキと注文し、時間があるひとは、食後にそのまま休憩時間を喫茶店として、過ごしていく。 ナポリタン : 600円

☆☆☆



 3連食が待ち構えていたため、もっとも、腹に貯まらないものをチョイス。炒めは、ソコソコ。味付け、甘くて、こってりと美味い!麺は、やや太め。なんと、よく見ると、挽肉が混ざっており、ミートソースも混入の御様子だが、ウィンナーも多量投入が効いている。妙に細いピーマン、大振りのタマネギが特徴。



 メニューをみると、おおよそ、なんでもある。日替わりを頼むひとも多く、それぞれ注文は、まちまち、しかし、作り手のオヤジさん、ひとりで奮戦、お客さんは、次々と来襲、かなり大勢、賑わっている。値段とボリューム、味のバランスが、おそらく、いいのだろう。ここならではのまぐろぶつ、とナポリタンなんてコールしてみたかった。でも、実際、食べる段階になって、まぐろとナポリタンは、合わない取り合わせだなぁ~って、きっと思うんだろうな。



*  タバスコには、マジックで、でっかく、”みどり”、と店名が書き記されています。チーズも、そのつど、決められた分だけ、小皿で出されます。



  こじんまりとした、足立市場、市場のオアシスといえば、食堂 みどり。好いお店です。

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武寿司@千住の魚河岸 足立市場内

武寿司@千住の魚河岸 足立市場 場内

 都内にある鮮魚を扱った市場、つまり東京都中央卸売市場管轄である魚河岸は、築地市場と、こちらの千住にある=足立市場、また太田市場にも、ほんの少しあるのですが、水産専門市場は、都内に足立市場のみです。しかし、その規模は、築地に比べると、おおよそ、扱い高は、二十分の一だといいます。交通機関だと、京成本線 千住大橋駅下車、数分、国道4号線(日光街道)沿い、隅田川に掛った千住大橋の袂に東京都中央卸売市場足立市場はあります。



 そういうわけで、足立市場は、築地なんかに比べると、こじんまりとして、規模も狭く、全体像が、すぐに把握できでしまいます。場所的に、こちらが奥の細道への出発点なので、脇に芭蕉像があったりして、その正面入り口から、すぐ右手に市場内にある食堂街みたいなところがあります。



 商売っ気は、ありません。むしろ、そうして飾らず、観光客の侵入を拒むようなスタンスが見え隠れします。なぜなら、ほぼ100%、場内で働く人のための食堂であるからです。もちろん、外部からのお客さんも、歓迎なハズなんでしょうが、まぁ、過剰宣伝も無くって至って地味で、健全経営なようです。お店も、わずかなスペースに、わずか数店舗しかありません。しかも、まったくのところ、外来者にはアピールなし、コレといったメニューが外部には飾られておらず、また、曇りガラスで内部も見えません。入り辛いことこの上ない、入るのをためらってしまう必要のないひとだけが、こちらの常連予備軍でしょう。築地の乱痴気騒ぎなど、どこ吹く風、むしろ、そういう手合いとは関わる必要のない、穏やかで正常な静寂だけが支配しています。 武寿司さんは、食堂の並びの一番手前、いちおうは目立つ位置にあります。先代からの創業は、戦後間もなくの頃から、60余年だといいます。築地の寿司屋が、味の分からない=シロウト筋の観光客狙いに徹したお店ばかりとするならば、こちらは、玄人筋、または、地元のお客さん相手で、慎ましやか、誠実な商いのお寿司屋さん。



 平日は、場所も不便とあって、ほぼお馴染みさんばかり、土曜日は、遠くからのお客さんで逆に賑わうそうです。いずれにせよ、ネタが豊富な早い時間帯を狙って、伺うのが真っ当な鉄則と思われます。そのときどきに、仕入れられた、おススメのネタが、ホワイトボードに書き出され、また、常連さんには、席に着くなり、好みの入荷をオヤジさんの方から告げたりします。



 握りは、並~特上まで、ありますので、そちらを頼んで、あとは、お好みで付け加えて注文する仕方もあり、あるいは、端っからオヤジさんに、お任せして、おススメを頼んで行く方法がいちばん、正攻法となっています。



* 足立区千住橋戸町50 日祝&水曜日の市場定休

朝6:30~14:00まで 

 にぎり上 +しゃこ : 2200円

☆☆☆



 たぶん、そのときどき揚がった上物で勝負した、オヤジさんのおススメ品をつけ台に並べてくと、さらに寿司ネタのグレードが高いものが食べれたと思うのですが、握りの決まったラインナップは、まぁ、平均的なネタ数、ランクも、ごくふつうでした。でも、新鮮だし、満足はしました。けっして値段は、安くは無いと思います、ネタは、値段、相応だとおもうので、お任せで、4~5千円張らないと、この定番より、ひとつ上の醍醐味に至らないし、ここまで来た甲斐が無いと思われます。



 しゃりは、やわらかな握り方の江戸前、お酢は、赤酢なのでしょうか、茶色っぽいご飯の色合いです。タネと御飯のバランスが、ちょうどいい大きさです。



 味噌汁は、しじみ汁、美味かったです。寿司を普段から食べ付けている人からすれば、おそらく、普通ぐらいかと思いますが、近所にあれば、毎日でも通いたい、いい環境です。まぁ、安くもないし、高くもないし、程よい加減、通って良さが倍増するような家庭的でよいお店だと思います。

 * まとめ : 足立市場は、規模も小さく、すべての飲食店も、すぐさま連食可能であるが、なにしろ、、、独特な雰囲気があって、慣れないと入り難い。わざわざ行くまでもないが、こちら方面に、なにか機会を作って、一度は、訪れてみてはいいいかと思う。

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Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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