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うなぎ串焼き ほさかや@自由が丘

うなぎ串焼き ほさかや@自由が丘

駅前で、創業50余年


 駅前、うなぎ串焼きで、一杯ひっかける、そんなお店は、これまで紹介した”荻窪 川勢”さん、”中野 川二郎”さんなど、名店も多いのです。



 こちらの、”自由が丘 ほさかや”さんも、創業50余年、現在3代目らしいのですが、各世代ごとに、自由が丘の飲み屋街では、ちょっと有名な、うなぎ串焼き屋さん。(自由が丘だと、ほかに、比重的には、出前が専門かもしれませんが、緑が丘駅にも程近い、”川京”さんが、いちばん、おススメです。=現在は閉店してます。)



 そして、呑みが加わったときには、こちらの自由が丘駅前、北口改札出て、天一の角を曲がった飲食店街にある、老舗 ほさかやさんでしょう。ほさかやさんの本領は、夕刻からの鰻串焼き専門店。そして、平日の昼間だけは、ランチサービスで、お得な、うな丼が食べれるわけですネ。



 鰻は、身近なところでなるべく食べたい。別に、埼玉やら千葉まで出掛けても、それほど差はないのだから、と言う向きには、23区内で、手頃なお店を知っておくと便利です。いや、むしろ、そういう良心的な良いお店は、けっこうあるものなんです。



* 目黒区自由が丘1-11-5 無休(不定休)

11:30~14:00(平日のみランチ)

16:30~21:00(日曜&祝も夜のみ)

 うな重 (上) : 1600円(ランチ時のみ提供)

☆☆☆☆ (値段に対して、CP高い)



 こちらの蒲焼は、台湾産、下ごしらえしておかれたものを、オーダーが入ると、愛想いいオヤジさんが、そのつど炭火で、きちんと焼き直してくれる、丁寧な仕事ぶりが嬉しいです。なによりも、千円以下(900円=うな丼並)、炭火で焼き立てが、味わえるというのが、ポイント高いです。お昼の時間だけに、うな丼&うな重が、肝吸い、お新香付きのサービス価格で食べれます。



 蒲焼は、1パターンしかなくって、半身を2串ご飯の上に乗せると、(上)扱いとなって、お重に入れられて出てきます。蓋はありません。うな丼、900円は、半身1串だけが、乗せられ、丸い碗で出されます。鰻本体の質は、同じなので、並のうな丼でも、十分に満足できますので、むしろ、うな丼が、こちらでは、おススメです。



 それでも、見た目で、より満足感を味わうためには、うな重を頼むとイイかと思います。ご飯は、けっこう多めにお重へと詰め込んでくれますので、たっぷりとお腹いっぱいになれます。



* 蒲焼=3 タレは、けっこう辛め。蒸しが強くて、肉身は、かなり軟らかめ。思ったより上品。

肝吸い=3 かなり淡い感じ、あっさり味の肝吸いで、旨い!

お新香=2 大根とキャベツ。いわゆる呑み友、貧相だが、これは、これで定番ネタ。

店の雰囲気=◎ とってもよい!

 

きも焼き : 1串300円  からくり焼き=1串300円

☆☆☆



 昼間でも、肝焼きと、からくり焼きは、あらかじめ出来上がっていますので、注文は可能です。肝は、さすがに専門店だけあって、とっても新鮮で、柔らかくって旨いです!からくり焼きは、いわゆる、倶利伽羅模様から採った=くりから焼きですが、、こちらでは、なぜか、洒落て、からくり焼きって呼んでます。



 鰻半身を細く、四分の一に裂いて、くるくる~っと串に巻きつけてあるスタイルの串焼きです。



 なお、この、からくり焼きが2串乗った丼ぶりが、”からくり丼”として、こちらの名物的なメニューで、もっともお得な、750円で提供されています。 最近は、美容と健康にとして、うなとろ丼=1200円っていうのも始めてます。

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植物入門 前川文夫著 ハ坂書房

植物入門 前川文夫著 八坂書房



 どんな分野にも、碩学(=神)がいるものだが、、私淑する植物学者は、やはり、前川文夫先生。植物学を志したものなら、前川先生の名前を知らない者はいない。とかく、専門バカになりがちな、自然科学の分野で、オールマイティーに植物全般をスムースに語ってくれたのが、前川さんだ。



 こちらは、1970年代、”冊子 小原流挿花”に、毎号に渉って掲載されていた植物に関する挿話集である。前川先生の著作は、数多く出版されており、その内容は、ダブっている事柄も多く存在する。それでも、読むたびに、未だ知らないことも多く、ためになる。



 ただ気を付けておきたいことは、日進月歩の自然科学の世界で、20年前の常識は、いまや誤りであることも多い。科学的記載の正当性は、いまの進捗と照らし合わせたうえで読み直しも必要だろう。

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新丸子 丸子温泉

新丸子 丸子温泉@丸子通り

薪で沸かした、熱めの黒湯銭湯


 東急東横線 新丸子駅下車して、多摩川駅方向、丸子通りを線路沿いに数分歩き、中原街道へと抜ける途中、道なりの向かって、右手にあります。



 中原区内には、現在、9軒ほど銭湯があり、そのうち、3軒、橘湯と第一天神湯、丸子温泉が、黒湯を沸かした温泉となっています。銭湯でもあるのですが、ビル店舗で、いちおう二階部分には、休憩所もあって、雰囲気がセンター系らしさも入ってます、最近は、不況からなのか、2階は閉鎖されていることが多いです。



 そのため、いまでも、昼前からオープンしていて、日の高いうちに入れる黒湯としては、貴重です。綱島温泉東京園同様に、銭湯としての経営時間前に入ると、ちょっと割高になります。



* 川崎市中原区新丸子675 金曜休

11:00~15:00(600円)

15:00~22:30(450円)

  黒湯 : ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉

☆☆☆



 地下160メートルという、ごく浅いところから汲み揚げた地下水を加熱して、2つの浴槽に使用しています。泉質に関しての分析表示が掲示されていないので、細かなところまでは分かりませんが、浴感では、綱島温泉 東京園と似通ったタイプの黒湯のように感じられます。



 色合いは、透過30センチぐらい、けっこう黒っぽいほうです。多少は、黒湯特有の匂いがあります。浴槽内が仕切られており、浅い浴槽と黒湯の注湯が勢いよく岩組から流れ落ちた=深めの浴槽のふたつがあります。どちらも、スペース的には、いささか狭いものです。



 黒湯は、薪で、ガンガンに炊き出して沸かしていますので、こちらの黒湯は、41~42℃ぐらいと、湯温が非常に熱いタイプとなっています。それで、とても温まる効果が強くて、なかなか、よい黒湯と思います。ただし、水風呂がないため、長湯は、辛いかもしれません。カルキ分も多く、加えて、脂分が取れ易い泉質のため、長時間浸かると強めで、肌合いは、サラサラからガサガサとなることがあります。



 浴室は、明るく、日差しも入る、とても平和的でのんびりしたムードが味わえる銭湯。

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珈琲 アロマでオニオントースト@浅草ふれあい通り

珈琲 アロマ@浅草ふれあい通り 

静かな喫茶店で、オニオントーストを食べるひととき

創業昭和39年


 我々が、普段、見落として仕舞いがちな町なかに、浅草では、味のある、ちょっとイイ店が潜んでいる。言うまでもなく、浅草は、観光地である。週末や休日ともなれば、国籍、年齢問わず、大勢のひとたちで、ごった返す。



 そんな浅草では、メディアで喧伝された妙なところに行列ができるし、また、それらとは別次元で、昔ながらのまま、地元のひとが通う、静かで、時間が止まったような和やかな店も多い。



 珈琲 アロマさんは、”銭湯 蛇骨湯”さんがある近辺、国際通りから、少し入ったところ、ふれあい通りにあります。昭和39年開業以来、芸人さん始め、このあたりの年齢層高めな隣人たちが集う、浅草地元民御用達の寛ぎのひととき、カウンターだけの小さな喫茶店。食事は、ホットドックと各種トーストのみ。



 珈琲1杯だけを、毎日飲みに来る常連さんもいれば、名物ともなっているジャムトーストやオニオントーストをつまみに立ち寄る芸人たちも多いと聞いた。ブレンドコーヒーが、一杯、330円、一番高いのが、アイスココアで440円というのも、なんだか、嬉しい。



* 台東区浅草1-24-5 木曜休

(31日ある月には、第4水曜連休あり)

朝7:30~19:30 オニオントースト : 260円

☆☆



 浅草 田原町にある、ペリカンの食パンで作った、オニオントーストは、小振りの食パンを、トースターで強めに焼いたものを使用し、バター、マスタードを塗り、きゅうりのピクルス、生のオニオンを挟んで、こしょうで仕上げたもの。



田原町にある=”パンのペリカン”さんは、創業1949年、浅草生まれの老舗パン店。そのペリカンさんの食パンを使用して作られたトーストは、こんがり目に焼かれて、やや硬めな食感。いまどき、260円なんて、やっぱり嬉しいじゃありませんか。



 生ジュース : イチゴ 400円

☆☆



 小振りのイチゴと砂糖、砕氷とともにジューサーで作った生ジュース。スムージーな食感ではありますが、味付けは、ややあっさり目で、温かみのある家庭的なお味。イチゴの質が、小振りなんで、ボリュームも少なく、大手フルーツパーラーで飲むそれとは、また違った素朴な味わいでしょうが、、まあ、ほっこりできる、いい感じです。



 * こちらのアロマさん、客層は高めなれど、開業、昭和39年と、まだまだ、このあたりでは、老舗の域に達していない。浅草では、さらに、一日の長ある、ミルクホールの元祖的な存在で、大正末創業から、いまも頑張っておられる、”珈琲 ハトヤ”さんのトーストも、一度は、おススメしたい。

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君塚食堂@浅草 奥山おまいりまち商店街

君塚食堂@浅草 奥山おまいりまち商店街

開業 明治初期から優に130年!奥山で最古参のひとつ


 浅草は、浅草寺と共にあり、また、明治期、一帯は、浅草公園と称され、かつては、”十二階”と呼ばれた高層建築でもあり、東京のシンボルであった=凌雲閣、そして、ひょうたん池があり、日本一の歓楽街を誇っていた。



 その、ひょうたん池の周囲には、ぐるりと茶屋が並んで、活況を呈していたという。そのなかの、茶屋であったであろう、おそらくひとつとして、君塚さんも、往時を偲ぶ姿がないものの、現在も奥山界隈の食堂として、現役であった。写真右手、映り込んでいますのは、話を伺った、現在の三代目、君塚のお婆ちゃん、御歳、80云歳で、おでんコーナーで頑張っています。



 浅草は、”ひょうたん池”が埋め立てられてから衰退の一途とか、、、、すっかり勢いを失ってしまった、そう、ぼやくけれど、、、まだまだ、浅草は、死んでません。頑張っています。好い店も、人情もすっかり残ってます。



* 台東区浅草2-3-26 年中無休

朝9:00~17:00

 ソースやきそば : 500円

☆☆☆☆ (バツグンの旨さ!!)



 奥山の賑わいは、健在です。奥山おまいりまち商店街を、そぞろ歩き、浅草参拝で出会う事ができる、ほんとうに旨いものは、行列する天婦羅屋とかではなく、おそらく、こんなところに、あっさりと、隠れているものなのでしょう。



浅草は、浅草寺境内の屋台も含めて、”やきそば”が似合う町である。そんななかでも、こちらの君塚食堂のやきそばの旨さといったら、そりゃ~ちょっと、ずば抜けている。太めの麺に、味が良く染み込んだ、天かすが味の決め手、あと、キャベツの芯が、サイコロ大に刻まれたものも美味さのポイントを引っ張っている。



 浅草らしく、青海苔ではなく、仕上げに、山盛りなった、きざみ海苔を、ふりかけてくれる。こちらは、味噌おでんも美味しいと説明されるのだけれど、店先で煮込まれたおでんもよさそう。加えて、とにかく、うどんやら、カツ丼なんかも過不足なく喰えるから、参拝で疲れたら、奥山へとなだれ込んで、こちらで休憩がとっても好都合。



 あと、不定期で、目の前の通りでは、よく、飴細工の屋台とか、蝦蟇の油売りの口上とかもやってるから、それも見れると面白い。



 こちらの君塚食堂さんは、数ある奥山界隈の飲食店のなかでは、かなり地味なスタンスのお店。店内では、女性が頑張って仕切っているのが印象的。サービスも真心がこもっている。

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手打そば 心洗庵で、カレー南蛮うどん@上野・御徒町

手打そば 心洗庵@上野・御徒町

本陣房グループで味わう、カレーうどん


  御徒町の駅前なら、まず間違いなく、萬盛庵(閉店)さんだろうが、駅至近で混雑していることも多い。それではということで、案外と穴場の名店、本陣房系列である=心洗庵さんへと向かう。JR御徒町駅北口より、春日通りを昭和通りへと向かって、宝飾品屋街のなかに、雑居ビル、上野シックスロードビルがあるので、その地下に、心洗庵さんはあります。



 店内、狭いながらも、地下にあるお店なので、意外と、雰囲気は落ち着いた感じで、いいです。三時までが、昼営業なんで、12時頃を外せば、ゆっくりとしたお昼が食べれます。



* 台東区上野6-1-6 日曜&祝休

11:30~15:00

17:00~21:00

 カレー南蛮うどん : 900円

☆☆☆



 当店の名物と謳ってあるだけあって、非常に、旨い一品。うどん自体も、もちろん、手打ちで、どちらかといえば、ほうとうみたいな硬くて無骨な、ぶっといタイプ。うどんとしての完成度合いは、もっちりし過ぎていてイマイチだが、カレーうどんには、相性がよさそうだ。



 スープの味は、かなり独特な風味。味のベースは、トマトが感じられるので、どちらかといえば、トマト味のシチューみたいな感覚で、スパイスの辛さは、ほどよく、前に出過ぎずに、蕎麦屋のつゆを旨みとして押し出して来るタイプで、豚バラ肉やねぎなどの旨みが、ぎっしり詰まった、なかなか、こだわって作られた会心の一品。



 しかしなぁ~、この黄色い、ターメリックの粉を振ってあるっていうのは、、、、どうなのかなぁ~ちょっとミスマッチのような気もする。まるで、スープに、溶けてないような、気を抱かせるからなぁ~。

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厳選洋食 さくらい 黒豚しょうが焼き丼@湯島・上野・御徒町

厳選洋食 さくらい@湯島・上野御徒町

あぁ絶品、黒豚の生姜焼き丼!


  ”恰幅なお方”から、それとなく、話題を振られ、都内の丼ぶりもの選手権的なリサーチ乞う、、という”無言の指令”が為されたので、今年は、丼ぶりものでも、美味しいところを拾って行こうと思っています。さては、美食の宝庫、湯島~上野・御徒町界隈です。浅草のボッタくりまくりな老舗 洋食店とは、また、違って、雰囲気、キレイめでまとめて、なおかつ、味にもキレがあるといえば、こちら、厳選洋食 さくらいさん。



 メニューみたら、やっぱり、、、、ちょっと、お高いのですが、、、味は、すこぶる良いのでございます。場所は、春日通り沿い、湯島駅と上野広小路駅の中間、ビルの7階と8階にあり、とても眺めがよい。



* 文京区湯島3-40-7 7・8F 無休

11:30~14:30

17:30~22:00

 黒豚の生姜焼き丼(赤だし・香物付)+ ナポリタンスパゲティー 

: ハーフ&ハーフ(1500円)

☆☆☆☆ (豚丼ハーフ=850円、ナポハーフ=650円)



 ひさしぶりに食べた美味しい昼食(涙)。しかし、、、写真に撮ると分かり辛いのだが、、、、テーブルで、目の前に並べられると、実際、かなり小振り(涙)。タバスコ瓶を見て、そして、豚丼より、味噌碗のほうが若干大きいことが、お分かりいただけるだろう。丼ぶりではなくって、あくまで、ご飯茶わんに盛りつけられたのが、この”ハーフ・サイズ”バージョン。従って、これは、ハーフサイズと言うより、完全なる、、、一口サイズなのである!



 女性なら、ちょうどいい、とかいう問題ではなくって、もう少し、ふつうサイズのが、お安ければねぇ~などと思いながら、一口サイズの豚丼に、さっそくパク付くと、ウマぃわぁあああああ~。これまで食べた、どんな、しょうが焼き弁当よりも、やはり旨いのである。なめこ入りの赤だし、お新香も、美味いのよ。



 そして、ナポリタンも、案の定、ハーフサイズにしてしまうと、小さぃわぁああああ~。でも、美味い、抜群の味わい。”都内ナポリタンベスト10 殿堂入り”間違いなしである。でも、レギュラーサイズは、なんと、1300円と庶民には、”高値の花”(笑)なんだわさ。ナポリタンは、細麺仕様で、ソースには、チキンブイヨンな味付けが濃厚、あと、デフォで、タバスコソースが、かなり加えられていて、辛め仕様。



 具材には、旨み満点なウィンナー大量投下、マッシュルームに、パセリが入った感じ。とっても、濃厚で、かつ美味い!ナポリタンは、添え物として、これで感涙できるが、一方のしょうが焼きは、やはり、ハーフサイズな豚丼としてではなく、正規、黒豚しょうが焼き=1300円として食べるのが、こちらでは、正解のようですね。



 こちらのお店、味付けは、自分が感じるには、濃過ぎて、化調もそれなりに効いている、つまりは、今風の味付け。それだから、万人向けで分かり易いといえば、それまでだが、奥行きが無いといえば、そういうことになろうか。

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(閉店) 六郷温泉

六郷温泉

昭和27年開業

* 2016年末で閉店。


都内で、もっとも南側に位置しているであろう(温泉)銭湯である。場所的に、もう多摩川の土手が近い、渡ると川崎市になる。



 京急本線六郷土手駅から、ほぼ駅前の小路に位置していて、交通の便は良い。ごく、ふつうの町なか銭湯として、寂れず現役で機能しているが、実のところ、脱衣場にある椅子など各スペック、備品などは、正直くたびれていて、ボロっちい。かなりの廃れ感は、随所に見られる。



 脱衣場では、場所柄、スポーツ帰りの客も多いことから、ゴルフ、テニス、野球用品など道具類も楽々と入ってしまうような、バカでかいロッカーが完備されているのが目を惹く。なお、浴室内では、サウナ脇に、タイル製の椅子が長く用意されており、休憩に最適となっている。カランの島は、シャワーが1方向にしか付いておらず、方向を曲げて、両側で使用できるようになっている。こうした様式を観たのは、初めてだが、節約型なのか、ケチってそうなったのか、よく分からない。



 朝から営業しており、いちおう、午後3時からが公衆浴場としての機能のため、それ以前は、ヘルスセンター的な位置づけと解釈され、料金も、+100円増しになっている。3時過ぎに、オバちゃんが浴槽にカルキを投げ込みに訪れるので、それ以前は、ほぼ、まっさらの源泉加熱に近い、理想的な湯質に感じられた。



* 大田区仲六郷4-19-2 月曜日&第4火休

朝10:00~22:50(~15:00までは、550円)

銭湯料金=450円

 ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 : ☆☆☆



 加熱・循環された黒湯の浴槽は、2つ、浴槽に向かって右手が、やや熱めな小振りで深い浴槽として仕切られ、向かって左側が適温。黒湯は、標準からすれば、けっこう熱めなほうだが、それが却って、温浴効果的である。加えて、嬉しいことに、かなり広い、非加熱の冷鉱泉源泉浴槽が、もうひとつサウナ脇にある。こちらは、夏場に最適かと思える。地下水起因の浮遊物も、こちらでは、見られる。源泉の鮮度は、なかなか好い。サラッとした肌合いで、軽め。



 ここいらの黒湯では、見た目で、色は、かなり薄い部類。浴槽内で、手をかざしていくと、水深20センチ以上まで、透過している。しかし、見かけと違って、浸かって、温まるし、美肌にも効果的かなり良い温泉。浴後の肌合いは、しっとり、やがて時間が経つにつれて、すべすべ感が加わってくる。よいお湯だ。



 黒湯は、無臭ながら、カラン蛇口から源泉を口に含んでみると、かなり塩っぱく感じる。なるほど、ナトリウムも、903.2mgと、けっこう高い数値。加えて、硫酸イオン値が、29.6mgと、奮っている。このぐらいになると、自分的には、よく効く材料となるのだ。



 見かけだけで、判断して、濃いと思われがちでも、温まりが無かった=成分含量が低い=ヌーランドさがみ湯とは、まったく違って、こちらの六郷温泉は、溶存物質合計だけでみると倍以上になる。六郷温泉、なかなかどうして、見かけは廃れていても、黒湯、温泉の効能が高い。

 △ こちらの黒湯画像は、HPより転載させていただいております。

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代々木上原 大勝軒 本店

代々木上原 大勝軒本店

昭和30年創業 大勝軒のルーツ的存在ながら

その実、大衆中華の味に納得の一杯。


 

 時間が経ってみると、、、いつのまにか、この手のお店に、舞い戻ってくる、そんな感じがする。やっぱり、子供のころから慣れ親しんだ、ラーメンの味わいは、こういうものだった、という良き見本のひとつだろうから。程よいぐらいの魚介風味、そして化調、、、ちょっと間延びしたかのように思える細麺。まぁ、ラーメンって、おおよそ、こんな感じだった。これ以上、手を掛ける必要もないし。また、そう有るべきかとも、つくづく思う。



 代々木上原駅を下車、現在リニューアル中である=高架下のショッピングモール・アコルデを抜けて、上原郵便局がある急な坂道を登りつめて、上がり切る一歩手前の左手に、大勝軒さんがあります。この店が、パッと見、大半の大勝軒と違う点は、完全に町の商店街にある中華食堂として繁盛もしており、また、一方において、都内外に数ある大勝軒の総本山でもあることでしょうか。



 でも、そんな大勝軒どおし、他店とのつながりやら、系列がどうであれ、”上原の大勝軒”は、いつも常に、こちらのスタイルで、上原ならではを貫き通しているという、厨房は中国人で占められ、なんというか、よくある町場の中華店での日常的な毎日があります。



 お昼時の店先では、弁当のテイクアウトを買い求めに立ち寄る客、ひっきりなしに鳴る電話で、近隣には出前も行い、店内では、つけそば以外の中華メニューが、けっこう出るのです。お昼時のメニューとしても、いろんな組合せ方、サービス品も多く存在しています。店内のガラス張りだったりする野暮な装飾、店員の無愛想云々は、ともかくも、価格帯と品揃えにおいては、ともかくも使い勝手がよいのです。



 似たような、スタンスの中華屋には、永福町にある、”草むら”があります。でも、てきとうに作ってるだけで、旨くもなんともない、そんな、草むらの中華そばより、自分の好み的には、こっちが断然と好きなのです。そして、もちろん、一番好きなのは、こちらと兄弟店である、中野 大勝軒のいつまでたっても野暮ったいところですね。自分が生まれ育った”昭和の時代”って、やっぱり、どこか、カッコよくないものに拘り続けたがるものなんです。



* 渋谷区上原1-7-11 水曜休

11:00~22:00

 らーめん : 520円(大盛+120円)

☆☆☆



 いわゆる大勝軒風の濃い味の魚介風味では無くって、飽きの来ない無難なスープ。つけそば以外には、このような、細麺タイプを慣行している。これ以上でも、これ以下でもない、そんな、らーめんの有るべき姿を見直しました。太麺で味わえる、つけそばも、もちろん、好きです。

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燐寸文学全集 安野光雅・池内紀編

燐寸文学全集 安野光雅・池内紀編

筑摩書房刊 1993年




 ちょっと素敵なアンソロジーをみつけた。その名も、”マッチの文学全集”というタイトル。古今東西、世界の文学作品から、燐寸(マッチ)に纏わる文章だけを抜き書きして蒐集した粋な計らいの奇書。その収録作品は、261作家、420作品にも、及んでいる。



 もちろん、内田百閒も、、宮本常一の作品まで、キッチリと拾われて、このなかに収録されている。だから、、なんだ、と言われると、説明するのもオコガマシイのであるが、つまりは、”燐寸”というアナログな道具立てが、いかにも、ブンガクという題材になり易い、そんな特別なシンボルと情景を与えてくれるものであることに、改めて気がつかされる。



 時間が早くに流れてしまう現代、そのなかで、消え入りそうな文学というジャンルにおいて、燐寸は、いったい、どんなシンボルに映るのだろうか?



 この1冊は、また、内田百閒という自分の蒐集棚に、ひとつの灯りを点しながら、組み入れられたアンソロジーでもある。



 自分の、内田百閒をテーマとした古書蒐集にも、さまざまなエピソードがある。修善寺温泉街では、昔懐かしい貸し本屋に、思いがけず、百閒のサイン本を見つけるという僥倖に出逢った。しかし、湧き立った思惑のなか、店主は、頭を決して振らなかった。



 みんなが読む本を売りに出す術はないから、ダメだと断られた。また、ある日、有名なコレクターが逝去され、その真核を譲り受けると言う僥倖にも恵まれた。悪いことばかりではない。



だから、思う、古書蒐集とは、自分が集めて歩いた、その時々の貴重な出逢いと経緯、それらの思い出が積み重なった、それ自体において、立派な内田百閒へのレクイエムであり、またアンソロジーであると。

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Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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