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姥湯温泉 桝形屋 その2

姥湯温泉 桝形屋 その2

 はじめて訪れた、姥湯温泉 枡形屋さんは、なるほど、道行きの大変さを含めて、かなりの山奥で、聞きしに勝る秘湯ではあったが、、、。 アプローチを含めて、期待感を持たせた割には、日帰り入浴なら、こんなものか、と思わせる面が大きかったのも事実。



 やはり、此処まで来た以上、宿泊で、この大自然全体に溶け込むまで(笑)、堪能できないと、おおよそ秘湯に来た感情を味わい得ないのかもしれない。朝10時、、、という時間帯でありながら、かなりのお客さんで賑わっていたのであるから、これは、これで正解だったのかもしれない。

 露天風呂(混浴) : ☆☆☆



 立ち寄りだと、露天風呂しか浸かれない。まぁ、それが本望であるわけだが、以前は、上下二段に分かれて存在していた露天風呂も、上側が諸事情に依り、取り払われて、たったひとつになっていた。なお、女性専用露天風呂は、別にあって、混浴露天風呂へと向かう途中、右手に分かれる。



 混浴露天風呂の手前に、小屋掛けした小さな脱衣場がある。その目の前が、すべて剥き出しのガレ場が、谷あいに向かって続いている。この荒涼とした景色の只中で、硫黄の香りがする、うっすらと青味がかった温泉に浸かれるというのが、姥湯の醍醐味であり、この景色を求めるため、多くの人々が、この山道を通ってきたのだと思う。



 視線を遠くへと向けていれば、気には成らなかったのだが、、、折しも、河川工事とやらで、足場を取り外す、ガチャガチャという音が、谷間に木魂していた。風情を断たれながらも、やはり紅葉が始まった山裾の景色は見る者を圧倒した。



 場所が場所だけに、落石も多いだろうし、いつ地震や台風などによって、さらなる崩壊が進むと限らない、そう思うと、ギリギリの線で、お湯に浸かれる幸せというのも考慮に入れないといけないだろう。訪れたときの状況だけでなく、変貌を含め、名湯の維持、管理に尽力されている宿の方々の並々ならん努力にも改めてお礼を言いたいくらいである。



 川原に向けて、このあたり、どこを掘っても、それ相応に温泉に設えるに適した絶好の環境らしいが、安全面を考慮して、このたびの河川工事と相成ったらしい。ご主人の話によれば、将来的には、また新たな露天風呂の施工なども考えているそうである。



* 米沢市大字姥湯1   9:30~15:30 

4月下旬~11月上旬まで営業

料金=500円

 姥湯温泉 : 単純酸性硫黄温泉

51度 PH 2.5 

自然湧出、源泉かけ流し 加水・加温なし

300リットル/分



 浴槽の向こう側、大きな岩々の先には、湯樋のようなものが並んでおり、山肌の崖地から運ばれてきた激アツの源泉を、溜め枡にて、山の冷気で冷やして、程よい加減にして、浴槽へと流し込んでいる。岩組は、ダイナミックで、こちらに、ゴロゴロと転がっているような岩を使用して、上手に組み立てられていた。手すりなどなく、素朴でワイルドな作り。広さは、結構ある。



 注湯口からは、かなり高温の源泉が流れ出ていたので、その湯壺直下あたりにポジション取りをすると、湯温が高くなり、湯口から離れるに従って、ぬるめの適温となる。お湯の深さは、どちらかといえば、浅めであった。

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柳橋 うなぎ ふぐ苑 よし田@浅草橋

うなぎ ふぐ苑 柳橋 よし田@浅草橋

創業昭和22年

東京近郊 美味しい鰻屋さん巡り百撰 その54


 浅草橋といえば、駅前西口にある、創業明治26年 ”千葉家”さんが、真っ先に思い浮かびますが、個人的には、もちろん、江戸情緒を残した”柳橋船宿街”の一角にある=”柳ばし よし田”さんを、推します。浅草橋駅東口を降りて、方角的には大川(隅田川)を目指し、総武本線、高架線伝いに歩いて行くと、墨堤で行き止まりになる手前、向かって左側に、”ふぐ うなぎ よし田”さんの看板が見えてきます。



 ”ふぐと鰻、そして名物のよ多漬”を扱う よし田さん、名前から察せられるように、自分も贔屓にしております=吉田カバン(PORTER)さんの親戚筋にあたるとのこと。



 こちらのお店は、そんな、神田発祥、”吉田鞄製作所 創業者 吉田吉蔵”さんの兄弟にあたる先代が、戦後間もなくの昭和22年に創業した、下町らしい匂いがする家族経営の小さなお店。神田の叔父貴とは違う生業にて、それぞれの分野で活躍されている吉田ファミリー。



 鰻が蒸しあがるまで、そんな出自を伺いながら、憩う。カウンターと小上がりだけの小さなお店ですが、人懐っこい下町人情に溢れた、よいお店なのです。



* 台東区柳橋1-26-10 日祝&月曜休

11:30~14:00(ランチあり) 17:00~21:00

 特上 鰻重 : 3579円

☆☆☆☆  (値段は、やや高め)



 お昼時には、1470円の鰻重(松)や、600円のおでん定食などもあります。鰻重は、徳=1205円、上=2835円、特上=3579円とあって、こちらでは、値段に応じて、鰻身の重さと大きさ(分量)が違ってくるとのことだったので、迷わずに、特上を注文。



 注文を受けてから、捌くので、席に着いてから、優に30分超えの仕上がり。とても、丁寧な仕事ぶりであります。ガス焼き。白焼き、蒸し、付け焼きと東京流の仕事。ご飯の分量は、もとから多めではありますが、さらに多くもしてくれます。



 蒲焼自体 : この日は、宮崎県産、日によっては、愛知県三河産もあるとか。全体の印象としては、あっさりめで、やさしい味わい。焼きは、丁寧に為されていたせいなのか、ちょうど上品な煮穴子のような仕上がりで、ふんわり、とても優しげな焼きあがりを魅せます。



 ほっこりとして、ふっくら系仕上げが好きな向きには、よいでしょうが、反面、お上品過ぎて、個人的に好きな=川魚料理としての野鄙さに及ばぬきらいもあり、キレや凄味には物足りない印象となる。 ご飯には、かなりタレを掛けて馴染ませる下町風。ご飯は、新潟産らしいが、新米で、かなり、ふっくらモチモチと炊けていた。タレは、やや辛め。



 お新香=ボリュームも、質的にも、尽くされていて、かなりの好印象。



 お碗=肝吸いは、別口で、+210円。吸地は、しっかりとした醤油味付け、お麩、かまぼこに、三つ葉が散らされていた。



* なお、肝焼きは、表メニューにはなく、あらかじめ事前注文が必要とのこと。代わりと言ってはなんだが、こちらの特許商品で、みそ味鰻と名付けられた=よ多漬(1300円)、つまりは鰻の味噌漬け焼きを推しておられた。塩焼きの蒲焼もある。冬場は、ふぐ料理屋も兼ねているので、小料理屋風に呑みでも使えそうだ。

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特集 鉄の新常識  / 岩波 科学10月号

鉄の新常識 / 岩波 科学10月号

”鉄”こそ宇宙の申し子である! :



 自分は、宇宙の香りがする隕石・隕鉄の類(たぐい)が好きである。石全般に興味が湧くと、一般的に、クリスタル方面に流れるが、それは、大きな間違いだ。たしかに、地中に眠っている石の組成からすれば、鉱物の構成要素としてケイ素の割合は大きいが、鉄分も馬鹿にはならない。むしろ、宇宙空間でいえば、さらに大きな枠組みにおいて、”鉄の存在意義”が語られてこそ、王道というものだ。



 鉄とは、地殻に含まれる元素で、4番目に多い。宇宙が、まるごと、鉄で成り立っていると思っても過言ではあるまい。しかし、鉄鉱石が身近に転がっているわけではないのだから、ふだん、あまり、その存在を考えることはない。



 広い宇宙のどこかで、いまも、星が生まれたり、死んだりして、そうすることに因って、鉄が生成される。従って、時間の大きな流れのなかで、鉄がすべてのなかに占める割合は、確実に殖えているのだという。鉄が、利用されてきたこと、それは、生命を育んできたこと、惑星を作ってきたこと、すべてにおいて、身近なものであったという裏返しでもある。



 あるいは、その宇宙の一部分を占めている生命体が、鉄となんらかの関係を結んで、その生体活動から、産業の骨格を支える文化圏まで及んでいることを重ね合わせれば、鉄を知ることは、いかに重要であるのかが分かってくる。



 そうつくづく思った、きっかけは、もちろん、前に、東大本郷キャンパスで開催された、東京大総合研究博物館 「 特別展 鉄ー137億年の宇宙誌 」 からであるが、時を合わせるかのように発刊されていた、10月号の岩波 科学(雑誌)では、”鉄の新常識”と題された興味深い特集が組まれていた。



 鉄の物性 福山秀敏、鉄の高温超伝導 細野秀雄・平野正浩、、、このあたりは、専門性が高くて、分かり難い。鉄と宇宙進化・地球進化の項目では、宇宙史・地球史を語る鉄 橘 省吾、最初の地球の海に降り注いだ鉄が生命を生んだ 掛川 武、海と鉄と地球環境 津田 敦など、各専門分野の学者が、現時点での学説の最前線を語ってくれている。



 かんたんに記すれば、人類は、磁石の発見が、羅針盤を作らせ、それが大航海時代を動かす発動力となったこと、製鉄業が、産業革命を後押しし、人類のくらしを大きく変えてきたことがある。また、一方で、人間・動物自体も、呼吸、DNA合成、植物においては、光合成、窒素固定など、鉄を取り入れた仕組みに因って、生命体を維持させている。



 大量の鉄が、地球の核に存在しているため、その結果として磁場が生じて、宇宙からの有害な放射線が地上まで届かない。よって生物が生まれ、繁栄する礎を作ってくれた。。



 地球の重量の3分の1は鉄なのである。鉄がなければ、わたしたちは生きていけない。そして、鉄だけが、このように宇宙に無尽蔵にある資源なのだ。不思議である、これだけ、偏って宇宙に鉄があるというのも。

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姥湯温泉 桝形屋 その1

姥湯温泉 桝形屋 その1

下界とは隔絶した仙境の地。

山形を代表する秘湯


 滑川温泉までの道のりは、それでも、まだ、平坦で、思ったより気楽である。ところが、これから、姥湯温泉までの道行は、、、急に様相を異なったものとする。滑川温泉との分岐点がある標識を過ぎたころから、山は、どんどんと高度を稼ぎ、道も、とたんに狭くなり、とんでもなく急峻な山道の様相を帯びてくる。



 切り返しが必要なほど、急なカーブが次々と立ち現れる。ひと言で表現するなら、踊り場のない階段のようなもので、直角に折れた坂道を、続けざまに車で昇らねばならない。けっこう酷である。



 温泉場まで、あとわずかと書かれた標識がある地点まで、胸突き八丁を、ようやくのこと、やり過ごすと、やがて眺望が開けた場所へと導かれ、なおも山道は通じて、続く。緩く曲がったカーブの先、梢の陰から、崩落したような禿山が、目の前を掠め、やがて一挙に、視界が開けてくる。よく目を凝らしてみると、その禿山のような崩壊地の下あたりが、目指す、姥湯温泉 枡形屋の建物らしきことが分かる。



 秘湯を目指していたとはいえ、よほどの山奥まで行き着いてしまったかのような感慨を覚えて、その鳥瞰に、しばし、ため息をつく。まさに聞きしに勝る名勝の秘湯、壮大なる大自然の創り出したる眺めである。折しも錦織りなす山々、紅葉の始まった只中の訪問。駐車場へと車を停めて、緩やかに川筋へと向かって下ったダートの先には、吊り橋と山小屋のような旅館の姿が、くっきりと視界に収まってきた。  着いた、、と思いきや、そこから、再び徒歩で、旅館までの道のりが始まった。最初に、工事中であったダート道、やがて前川に掛った、つり橋を超え、そこから、舗装されて整備されてはいるが、かなり急な坂道と階段を上らねばならない。駐車場から、10分ぐらい歩いたであろうか、ようやくと山小屋風の建物が、目の前に近づいてきた。



 この急坂を荷物を抱えての登攀はキツイとみえて、途中、宿泊客用の荷物運び専用の渡し(荷物用ケーブル)があった。このような光景は、渓谷ならではのもので、以前、岩手・一関の厳美渓での”名物 郭公だんご”で見たような気がする。



 シャモニーの山岳ホテルとか、ネパールの山岳寺院と比較してはあまりに大げさかもしれないが、そんな景色にも見えてくるほどの、壮大なスケールに充ちた、標高1230メートル、山形県下で、一番、高所にある、下界とは隔絶された温泉宿、姥湯温泉 枡形屋へと到着する。



* 米沢市大字大沢字姥湯1 

4月下旬~11月上旬まで営業

立ち寄り湯=9:30~15:30 

料金=500円 露天風呂のみ入浴可能

 姥湯温泉の魅力は、やはり、大自然のただ中にある露天風呂。身近なところでは、箱根の大涌谷や奥塩原の新湯のように、爆裂火口跡に出来上がった温泉地と思われる。目の前には、大日岳の谷あいの山々であろうか、切り立っていて、迫ってきているため、かなり迫力がある。



 姥湯温泉の開湯は、1533年、それでも、古い温泉場が多い山形県下にあっては、たかだか、15位ぐらいに位置してしまう。訪れたときは、ちょうど紅葉の時季に差し掛かっており、ロケーション的には、絶景とも言えそうなタイミングであったが、温泉の目の前を流れる川の河川工事を行っている最中であり、風情を削がれる結果となった。



 それでも、岩肌が剥き出しになった、岩山の谷間にある宿にて、ひとたび嵐や地震など来ようものなら、その崩壊度合いは、進むであろうし、やはり過酷な自然環境下だから、こそ来る意味もあるので、致し方ないところだ。それにしても、大自然のなかで、その仙境の風情を満喫するには、都会の道路工事さながらの光景が、すぐ露天風呂の間横で忙しくも行われていたのは、ちょっと殺風景であった。 これまでは、混浴の大露天風呂が、上部と下部のふたつに分かれて、なお女性専用の露天風呂が別の場所にあったようだが、どういうわけか、露天風呂はひとつしかなかった。帰り際にご主人に伺ったところ、河川の改修工事に伴って、上部の露天風呂は廃止になってしまったようだ。今後は、また、新設予定はあるそうだが、どうなるのか、予断は許さない。



 なお、特別な予約がないと、内風呂を含めた立ち寄りはできない。通常の立ち寄りは、混浴の露天風呂のみ可能。このひとつの露天風呂のために、わざわざ、みなさんは、遠路はるばる、この山道を上がってきているのだろう。 この得難い光景のなかでの温泉入浴は、舗装もままならなかった時代には、文字通りの秘湯宿として通用したであろうが、人気故なのか、舗装も完璧になされて、整備された後に、車で安直に訪れることのできる秘湯宿としても有名になり過ぎたようだった。山奥の不便さにも関わらずに、宿存続に尽力されている若主人の奮闘ぶりを、テレビにて、先日拝見させてもらっただけに、大人気と引き換えに何かも失っていくようにも思える。

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中華そば わた井@北綾瀬駅前

中華そば わた井@北綾瀬駅前

2008年4月オープン

国産小麦仕様 自家製麺


 千代田線の終着駅、”北綾瀬”って知ってますか?どうして、なぜ?と思ってしまうような、曰くありげな町、それが北綾瀬。ふつう、小田急線側から乗車すると、川を幾つか渡って、眠りこけてしまい、うっかりと綾瀬駅を過ぎると、いつのまにか、常磐線モードに成り変って、早々に、松戸駅とかに行き着くのですが、綾瀬駅には、0番線という不可思議なホームがあって、そこから、綾瀬車両基地へと続く途中の駅、わずかに伸びた千代田線支線が行き着く先が、終点 北綾瀬駅なのです。



 北綾瀬駅の存在、それも、身延線ホームへと移る甲府駅の風情とは、ちょっと違って、北綾瀬駅方面へと乗り換える、乗降客数は、けっこう多い様に思えるのです。かなりのベッドタウンと見受けられます。でも、なにゆえに、この短い路線を、車庫の前にあるホームとして設置したのか、なんとも珍しい光景であるのです。



 さて、そんな北綾瀬駅、わざわざ目的を持って降りるのも、稀なのでしょうか。駅を降りて、架線沿いにあるのが、中華そば わた井さん。2008年、4月オープン。ご主人は、浅草の老舗=与ろゐ屋さん出身と聞いていますが、開化楼にあらず、自家製麺に、あくまで、こだわったスタンスのお店のように見受けられます。



 店内は、落ち着いた雰囲気で、コの字型になった変形カウンターが、10席ほどあるぐらい。店内には、目立って、ガラス張りの製麺部屋があり、長野産の小麦粉がデカデカと掲げられています。こちらが、この店の真骨頂だろうと思います。



* 足立区谷中2-9-2 月曜休

11:30~スープ売り切れ仕舞い。

 つけ麺(普通盛=250g) : 650円

☆☆☆☆



 とにかく、やさしい味わい。ひさびさ、旨いわぁ!と思った、つけ麺。なにより、スープのバランス感覚が、ピカイチ!思うに、無化調。つくりも、接客も、自然で丁寧。3時過ぎに伺った際には、残念ながら、特製つけ麺は売り切れでした。



 麺 : ☆☆☆ 長野産小麦仕様(銘柄=華天龍の袋があった。)で、自家製麺。あたりさわりのない、やや太めのストレートな麺ながら、加水多めで、けっこう、ねっちょりし過ぎた味わい。秀い出た個性というほどのものはないが、悪くはない。ふつうに良い感じではある。



 スープ : ☆☆☆☆ ふつうに動物魚介ミックス。節系が、際立った味わいながら、酸味、辛味、旨み等が、きっちりと実にバランス良く配置されており、その程良さ加減は、絶妙である。なにより、出過ぎて嫌みな面がなく、やさしさに溢れた、よいスープである。なんていうことないと片づけるには、もったいないバランス感覚で、毎日食べれる安心な味わい。昨今、体育会系、武闘派つけ麺連中(笑)が多い中、これは、違うベクトルで、イイ味出してます。 近頃のつけ麺ブームとやらは、味オンチのためだけに、勢力拡大、ないしは無難に増殖拡大中。松戸まで、わざわざ出向いて、1時間並んで、コワモテつけ麺食べるなら、綾瀬で下車して、ホームで15分待って、15分おきに出てる北綾瀬行きに乗って、中華そば わた井さんのつけ麺喰って帰ったほうが、実がありそうですね。たぶん、そんなかんじで、やさしい気持ちになれる、いいお店です。

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インド&ネパール料理 ラクシュミー@目黒駅西口前

インド&ネパール料理 ラクシュミー@目黒駅西口前

2004年オープン 駅から至近、ランチが、充実。


 前回から、引き続き、ともかく、各店のビリヤニを食べまくるシリーズ、第7弾!今回は、目黒駅西口バスターミナルから、真ん前に見えるビル、サンフェリスタ目黒の2F飲食店街の一角にある、”インド・ネパール料理 ラクシュミー”さんです。



 権之助坂を、少し下ったら、見えてくるケンタッキーがある雑居ビルの2階です。それより、西口バスターミナルを渡って、対岸にあるビルの裏口方面から入れば、緩やかな階段から、すぐに飲食店街へと入れて便利なようです。



 店内は、見るからに和風居酒屋を居抜きで、改装もせず、そのまま上手に使ったという雰囲気ではありますが、それなりに快適、落ち着ける内観。なにより、昼間は、カレー・バイキングもあり、目黒の”さんまカレー”(笑)なる企画商品もあり、各種ランチタイムサービス品も多数揃えて、4時近くまでやってるという、たいへん重宝する、できたお店。



* 品川区上大崎2-27-1 2F

11:30~15:30(ランチは、日曜含む毎日) 

17:00~22:30

 ビリヤーニ(マトン) : スペシャルランチ 1350円

☆☆☆☆



 ビリヤニ本体は、きちんとした、バスマティライス仕様で、チキン、マトン、野菜から選べる。香菜、カシューナッツとかレーズンも入ってました。ライタも付くが、飲みものは、これに+150円で頼める。だいたい、15分ほどして運ばれてくる。調理が、本式なのかは問わずとも、食べてみて、非常に日本人好みに合った、入門編の旨いビリヤニです。味は、辛さもあって、濃い味。ともかく、旨い!!ビリヤニの旨さを体感させるビリヤニは、やっぱり、スゴイ!



 ボリュームは、多からず、少なからず、程よい。茹で卵が、そのまま1個分乗っている。ライタは、量が多めで、サワーヨーグルト状態、きゅうり、トマトが入ってます。たぶんに日本人向けを考えて、上手に調理しているとは思いますが、全体的なバランスがよく、なかなか美味しくて、万人におススメ。まず、ビリヤーニを手始めに入門するなら、この店は、イイかも知れません。



* なお、店名になっている=”ラクシュミー”とは、ヒンドゥー教の女神。仏教にも取り入れられて、吉祥天として知られる。

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(閉館)金山温泉 支倉旅館(かなやまおんせん・はせくらりょかん)

金山温泉 支倉旅館

知るひとぞ知る、ぬるゆ、泡付きの鄙び湯。


 仙台の奥座敷と呼ばれている東北有数の温泉街=秋保温泉からも、程近い、釜房ダムの堰き止めによって作られた=釜房湖の畔から、ひとまず山間部へと入ったところに、静かな1軒宿の、金山温泉 支倉旅館があります。



 釜房湖は、ダムによって顕れた人造湖ですが、仙台市民を支える大きな水がめとして大事にされており、その結果、湖沼水質保全特別措置法が施行されて、県民のための憩いの場所として風光明媚な場所です。温泉場は、ダム開発によって、寂れたのか、あるいは恩恵を受けたのかは、不明ですが、いまの場所より山間部に入ったところに、以前、この旅館は、あったらしいです。



建物の外観、内観ともに、鄙びた温泉宿の風情を醸し出していて、なかなか惹かれます。訪れた時には、折しも、季節柄、金木犀の強い香りがあたりに立ち込めていて、殊更、印象深いものとなりました。



 浴室は、廊下を、ちょっと下った先にあります。帳場から出てきた、ご主人の対応もよく、馴染み客なのか、しきりに会話している様子も伺えました。支倉旅館の名が示すように、かつては、宿泊客も、むろん受け入れていましたが、近年、立ち寄り湯のみになってしまわれたようです。



* 宮城県柴田郡川崎町小野字金山 無休

9:30~20:00

料金=600円

 源泉名=亀の湯 : ☆☆☆(非加熱浴槽)

泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉

(または含ホウ酸食塩泉) 

低張性弱アルカリ性温泉 35.2℃ pH8.0



 脱衣場から、やや段差で下った浴室へと入ると、2つの浴槽があり、男湯では、(入ってすぐのところにある小さな浴槽)片側が加熱浴槽、もうひとつの比較的、広いかのようにも思えた浴槽が、源泉掛け流し、非加熱のぬる湯となっています。東北地方全般には、珍しい、ぬるくて、かなり泡付きのある、なんとも癒される、柔らかなお湯。



 源泉浴槽側は、体感的にも、かなり、ぬるいため、おそらくは、10月ぐらいが、いちばん、寛げる限界とは思えるのですが、長い時間浸かってられる、いいお湯です。泡付きは、源泉浴槽にしか顕著に見られませんでした。



 浴後の、しっとりとした温まり感が、かなりの時間、後々に渉って持続します。源泉浴槽は、3人入れば、定員といったぐらいに、小ぶりのものですが、ちょういどいい広さ、この気持ちよさでは、一旦、浸かったら最後、みなさんが目をつぶって、ひとしきり無言のまま、しばらくは、こうしたままで居たいと願う事でしょう。



 蔵王温泉から降りてきたのなら、これまでの強い酸性泉から、一旦は解放され、このような、ぬるめでユルイ感覚で、とびきり美肌のお湯に、じっくりと構え、身じろぎもせずに、じっと浸かるのは、まさに至福のときより他ありません。思ったよりも、よいお湯であることは確かです。



 なかなか、玄人好みのスペック、わざわざ立ち寄るには、あまりに見落としがちな不便を囲った山あいの静かなお宿なのでした。

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中華そば ふくみみ@府中・分倍河原

中華そば ふくみみ@府中・分倍河原

2003年オープンした、

地味ながら実力店


 ”美味しいラーメンが、たまには喰いてぇ~なぁ”、なんて思ったりもして、思い付きだけでは、そうそう有りつけないのが常。なんでしょうかねぇ、地道な基礎トレーニングっていうのか、日常的に、情報はクリップして置かないと、いざというときに使えないばかりか、、肝心な時には、もう、すっかりと忘れていることも多い。



 そして、行動するのが、、めんどくさくなってくると、万事休す。いちいち、どうでもいいだろう、と思ってしまうと、すべてが、現実から遠ざかってしまう。なにが言いたいのかといえば、、、気になったら、律儀に足を運ぶこと、その結果がどうあれ。



 このところ、ブームなんだか、知らないが、”つけ麺”の文字があると妙にイラつく。つけ麺の文化が味覚を破壊している。やっぱり、ラーメン屋なら、ラーメンで勝負してもらいたい。そんなことを、つらつら思いながら、分倍河原の駅に降り立つ。中華そば ふくみみさんは、ちょっとアクセスしにくい場所にあります。



 距離的に言ったら、京王線分倍河原駅のほうが近いのだろうけれど、道に対する方向感覚が掴みづらい場所ゆえ、京王線府中駅から歩くことをおススメします。分倍河原からだと、まず旧甲州街道に出て、そこから甲州街道へと抜けて、10分強ぐらい。



 府中駅なら、甲州街道沿いに八王子方面へと歩き、府中街道を抜けて、ハローワーク府中が見えてきたら、ケーズデンキ方面に、すずかけ通りを右折、府中Jタワーの手前、すぐさま美好町の団地から左折した道沿いにあります。馴れれば、けっこう分かり易い、15分弱、甲州街道から、北側へと1本、小路を入っただけなのに、静かな住宅街なのです。



* 府中市美好町1-19-6 日&月休

11:30~15:00

(売り切れ仕舞いに付き、さらに営業時間短いので要注意!) カウンターが、11席だけの中くらいの明るい店内。若夫婦が、愛想良く、努めていて、気分的にも圧迫感がなく、居心地は良い。開店直後に行列こそないが、12時近くなる頃には、既に店内は満席、待ち人で満員となる、地元に愛され、安定した実力を持つ、人気店のようすが伺えます。



 メニューは、中華そば(自家製麺)=550円という、なんとも嬉しいばかりの価格。チャーシュー2枚と煮玉子が追加された特製中華そば=750円という潔いメニュー。大盛は、+100円増し。



 中華そば : 650円(大盛に付き550円に+100円)

☆☆☆



 さすがに多摩地区のラーメン店、そこはかとなく八王子ラーメンっぽいルックス。タマネギではないけれど、刻みネギが、たっぷり表面に浮いています。脂分は、ねっとりと重め。旨みは控えめで、ともかく、しょうゆ味主体が引き立った感じ。濃い目の醤油味で仕上がっている点は、”中華そばクラシックス”として看板に偽りなしですね。



 麺が、自家製で、ほんとに独特なもの。かなり極細なのですが、口に入れた感触は、細切りの日本蕎麦と中華式ラーメンの細いタイプの中間ぐらい。ツルツル、さらさら~っと、するするって感じで、口に運べます。麺が細いため、全体的なボリュームは、けっこう少なめで、物足りない感じ。



 煮豚は、厚めで、二郎系のそれを彷彿させる味わい。しなちくは、甘め。特徴としては、海苔ではなく、岩ノリが、たっぷり入っていたこと。個人的に思う、ラーメン全体の印象としては、脂が多めの割には、旨みが欠け、バランスがひどく悪い感覚なのですが、スープ、麺、具材、それぞれが懸命に自己主張しながらも、個性が際立っているため、不思議と邪魔せずに、まとめあげている稀有な一品かとも思います。



 しっかりと、キャラ立ちした中華そばですね。いうなれば、組み合わせのバランスは悪いようでも、食べると、印象に残る、やはり旨い一杯。ふくみみさん、駅から、ちょっと遠いけれど、府中のラーメンは、いまや、駅前にある=らいおん(来恩)さんだけじゃ無い!ってことですね。



* ふくみみ : 雰囲気=○ 味的な個性=○ アクセス=△ * 閑話休題 : ラーメン専門店の妙な圧迫感。 近頃、気になることがあります。 この店は、開放的で、和み系のやさしさを持ったお店ですが、昨今のラーメン業界は、勝ち抜けという気運もあるのでしょうが、、とかく気合が入り過ぎていて、ことに体育会系的な店の雰囲気は、困りもの。



 もちろん、ダレた接客とか、商売としての節度はあるにせよ、あまりにピリピリとした空気のなかで落ち着いて味わえというほうがムリ。それでも、そういう気迫に充ちたお店も多い。そう考えると、落ち着いて箸が運べそうなくらいのユルイ空間で、夫婦ふたりで、やってるようなお店も、ひそかに人気であるような気もする。ふくみみは、そんな和みのお店のひとつ。

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蔵王温泉 外湯めぐり 川原湯共同浴場

蔵王温泉 川原湯共同浴場

貴重な足元自噴源泉が味わえる。

外湯めぐり その3


 かわらや旅館と緑屋の間にある小路を進んで、奥まった先には、蔵王温泉街のなかでは、とくに目立たない存在ながら、3つめの貴重な外湯、川原湯共同浴場の小さな建物が、ひっそりとあります。



 蔵王温泉を代表する高見屋・おおみや旅館など、老舗の名だたる看板旅館たちが、おおむね崖地もしくは、崖上に位置しているのに対して、ちょうど、その崖下に陣取って、窪地の源泉=川原湯源泉群と称して、謂わば、湯が溜まった河原の上に湯小屋を、そのまま建ててしまったのが、こちらの川原湯共同浴場と、隣接した、老舗旅館 かわらや旅館のお湯となります。



 もちろん見るからに、鮮度抜群の状態で、自然湧出の蔵王のお湯を余すところなく体感できるという意味合いから、川原湯源泉群のお湯は、数多い蔵王の源泉を体感するには、理想的な環境設定、優等生にして、まさに蔵王の至宝、”別格本山”とも言えましょう。



 非常に、メイン通りから引っ込んだところにあるため、見つけにくく、上湯や下湯に比べて、地味な共同浴場となりますが、通い詰める地元の人にも人気が高く、隠れた名湯であります。



 自然湧出100%の源泉の湯溜まりを、跨いで、その上に、湯小屋を建てて、その真っ只中の浴槽に浸かれるという源泉足元湧出の醍醐味は、数ある蔵王温泉のなかでも、この川原湯共同浴場と、隣接した、老舗旅館 かわらや旅館のふたつに限定されます。

 かわらや旅館の側から眺めると、ちょうど隣りに位置している、この川原湯共同浴場の全景は、上から俯瞰しますと、このように、周りに源泉が流れているようにも見えて、まるで、湯畑に小屋が浮かんでいるような、そんな素晴らしい、ある意味、驚愕の光景となっています。



 写真から見て、わかるように、簡単に表現すると、お湯が湧いているプールみたいなところに、掘りごたつのように、すのこを敷いて、浴槽にしてしまった感があります。これは、かなり的確な表現です。もちろん、浴槽は、肩まで浸かれるほどの深さはありますが、ようはそういうことです。



 したがって、浴室・浴槽として男女の区別は、もちろん仕切りがあるのですが、浴槽のなかにあるのは、すのこであって、お湯自体は、男女とも、下部で、つながった作りになっています。



* 山形市蔵王温泉川原43-3 無休

朝6:00~22:00 川原湯共同浴場源泉 : ☆☆☆☆

酸性・含鉄・硫黄・アルミニウム・硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)

源泉温度48.1℃、pH=1.45、蒸発残留物=3,720mg/kg

加水あり。



 朝6時、誰も居ない、一番乗りにて、お湯に浸かってきました。誰も入る前から、既に浴室の床には、浴槽から並々と溢れ出たお湯で、ヒタヒタになっているのが、写真からも分かると思います。やや、熱めの源泉ながら、隣りとの境に据え付けられた細いパイプから、適宜に沢水にて加水され、ちょうどいい感じの浴感でした。お湯は、もちろん、言うまでもなく、抜群の鮮度で、濁りはなく、透明です。



 強烈なる酸性明礬泉。隣りの、かわらや旅館のお湯同様、まるで、アクアマリン(鉱物名)のなかに浸かっているような、そんなエネルギーと色合いの素晴らしい源泉。色合いは、うっすら淡い緑~青みがかったように浮かび上がります。素敵です。お隣に位置している=かわらや旅館の源泉とは、ビミョーに成分比も違う、こちらの独自源泉ですが、内容は、ほぼ同じと考えていいでしょう。



 個人的な見解からすれば、かわらや旅館のお湯のほうが、浴槽も広くて、ピリピリと効くような気がします。どちらが好きかと言われれば、かわらや旅館>川原湯共同浴場となります。このあたりの一角に寄せ合って建っている施設が、川原湯源泉群と呼ばれますが、それぞれが独自源泉として使っていますので、かわらや旅館、隣りの川原湯共同浴場、ゆぎり荘、緑屋(土産物屋)、ろばたの源泉が、それぞれに別個に、使用されて存在するようです。



 川原湯共同浴場の浴舎脇の側道に源泉が流れ出ており、かわらや旅館のお湯と混ざって、ちょうど”湯だまり”のようにも見えます。近隣の方は、実際に、この湯だまりで、ものを洗ったりして、生活(用水)として役立てたり、冬季は、融雪に使用して、この源泉が一役買っているという話も伺いました。温泉は、観光財源であると同時に、様々な形で、そこに住む人の生活を支えているのですね。  川原湯共同浴場自体に、公設の足湯はありませんが、路地裏を抜けて、わかまつやさん側へと出た通り沿いには、このような足湯=憩いの湯という、蔵王温泉街でも、いちばん新しくくて立派な足湯があり、穴場ですので、チェックしてみてください。



 源泉足湯 寛ぎの湯 : なお、この足湯の源泉が、”お湯処 ろばた”さんが持っています、川原湯源泉群に属しています=”ろばた”さんの独自源泉仕様となります。

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天ぷら 南青山 天青@外苑西通り

天ぷら 南青山 天青@外苑前・外苑西通り

 天ぷら 天青さんは、2004年オープンで、”銀座8丁目 天あさ”の姉妹店。わざわざ遠方から訪れるまでもないだろうが、表参道の買い物帰りに、ぷら~っと立ち寄れる距離ゆえ、お昼時に、カジュアルライクな選択肢としては、かなり◎かと思う。ピザ―ラを運営するフォーシーズグループが経営。



 場所は、地下鉄銀座線外苑前駅にて下車、外苑西通り、スキーショップジローの少し先、南青山2丁目バス停前、つまりは青山霊園の向かい側である。階段を少し上がった、ビルの2階部分のみがお店で、カウンター10席、奥に、個室が2卓ほどあって、使い勝手が、ことのほかよろしい。元から静かで、変化の少ない南青山で、しかも便利な場所、それでいて隠れ家的な佇まいで、非常に雰囲気が優れているし、接客の人当たりもよい。



 お昼時は、とてもリーズナブルな値段設定。しかも、腕のある店主自らが、鍋前に立ち、目の前で揚げてくれるのが、このお店の胆(きも)なのだろう。並の天丼は、1600円。できれば、ネタの数が多い、天青天丼であるか、天ぷら定食2700円ぐらいから、頂きたい。



 浅草などの下町には、下町のよさに溢れていて、個人的には、天ぷらの風味も下町のほうが勝っていると思うのだが、意外と、青山も静かで落ち着いて食せるので、これはありかもしれぬ。なお、夜の食事になると、1万超~からとなるが、それでも無難な線だろう。



* 港区南青山4-1-3 2F 日祝休

11:30~14:00(ランチ) 17:00~21:30 天青天丼(上天丼) : 2500円

☆☆☆★



 油は、ゴマ油とサラダ油が、半々であるそうだ。口あけに伺ったせいもあるが、油の質と、こなれ具合は、さすがであって、食後もたれない。非常に好感が持てる、軽からず、重くなり過ぎないような絶妙の配合具合。天丼の場合、パリッと揚げたその場で、たっぷりとタレに潜らせていた。よって、仕上がりは、けっこう、しっとり目ながらも、しっかりと味が染みて美味しい。タレのくどさも感じさせず、程よい。



 上天丼は、裏の水槽から、活けの才巻海老を2本揚げてくれる。よって、才巻きの頭の部分も、カラッと揚がって出てきます。並の天丼は、エビが3尾だが、活きではない。野菜は、緑も鮮やかな、万願寺(とうがらし)とかぼちゃ。海鮮は、きすに、穴子が入ってボリュームはたっぷり。



 ただ、ご飯の量は、見るからに少なめだが、かなり上質の白米のため、もっちりとした食感で腹にもたまるだろう。 味はともかくも、見た目に配慮して、美しさも兼ね備えた天丼であることを、手抜きのない、落ち着いた仕事だと評価したい。天ぷら自体の出来栄えは、ごくごく普通かと見受けられたが、悪くはない。



 しかし、ご飯部分が、なんとも頂けない。ご飯の質はいいとは思うのだが、炊き方が妙にヘタである。天ぷらには、もう少し、粒が立ったような上がり方が、相応しい。残念。



 付き出しは、サラダ。お碗は、しじみと岩のり(あおさみたいだった)の味噌汁で、非常に、上品。香の物は、大根、きゅうりなどの漬けもの、これも、まぁ、美味しい。 



 料理の質=3 雰囲気=4 サービス=4 過不足なく、廉価で愉しませてくれる、大人向けのお店。接待向けとみても、よかろう。なによりも、席に座ったときに、落ち着いていられる雰囲気がよい、タネの鮮度も質もよいと思う。味は、二の次でも、雰囲気で使えそうな,よいお店である。 

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とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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