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入谷鬼子母神前 とんかつ河金で、念願の河金丼を喰らう

入谷鬼子母神前 とんかつ 河金

(創業1918年)

河金丼は、元祖カツカレーなんだとか。


 創業者の名前は、河野金太郎さん、ゆえに、屋号は、河金。かつて、西浅草 浅草国際劇場そばにあった名店=”とんかつ 河金”の暖簾を引き継いだのが、親族が経営している、こちらのお店だという。場所は、きわめて分かり易い、言問通りと相対して、入谷鬼子母神の目の前の路地を入ったところにあります。なお、弟さんが営む、河金の支店は、千束にもあります。



 *  銀座のグリルスイスも元祖カツカレーを名乗っているようだが、こちらの河金さんのほうが、おそらく早くに提供していただろうと、思う。



* 台東区下谷2-3-15 土曜休

11:00~14:00 17:00~19:30(夜は店じまいが早いので注意)

 河金丼(並バージョン) : 750円

 ☆☆☆☆



 鬼子母神前、下町庶民の味が炸裂! : オリジナルにネーミングされた、こちらの”河金丼”とは、創業者が考案されたという、カツカレーの発祥。カツライスにカレーをかけたもの、いわゆるカツカレーの丼ぶりで出されたバージョン。それらしく、丼ぶりの傍らに、真っ赤な福神漬が、ちょこんと乗っかっている。さすがの看板メニュー、美味しい!



 なお、加えて、とんかつ屋の常、定番として、+100円で、豚汁も、付けられる。オーダーを受けてから、カツを揚げて、カレーを溶き、きちんと調理して、出してくれるという、理想的なカレー丼ぶり。河金丼には、トンカツの種類によって、ロースとかヒレの上バージョンもあるのだが、ここは、ひとつ、並でも、美味しいことを噛み締めたい。



 揚げ立てのトンカツは、やはり旨い。ご飯自体のボリュームは少なくて、その上に、キャベツの刻んだものを敷き詰め、その上に、薄めのトンカツを乗せて、そのつど温めて作った、豚コマが入ったカレールーを掛けて運ばれてきます。薄めのトンカツが、なんとも似合うのだ、カレーに。



 カレールーは、懐かしい昭和の味わい。豚汁には、たくさんの豚コマ肉と、たくさんの玉ねぎが入ってます。



* 味の総括=4(揚げたて、作りたて) 

サービス=4 丁寧な接客で、心も温まるお店。

ポイント=2匹の猫ちゃんがお出迎え。



(* メモ :左隣には、新店のパスタ屋さんがあり、ナポリタンがメニュにあることを確認。)

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(閉店)代田橋 大勝軒

代田橋 大勝軒

東京スタンダードな味のラーメン

**2013年4月末で閉店。


 連休っていうのは、どこの店も休みが多くて、どうにも、身動きが取れない。そう思いながら、普段、あまり行かない代田橋を散策。こちらで中華といえば、自分は、必ず、駅前の”萬来軒総本店”さんが贔屓で、その急な階段を上がって、定食、麺類、なんでも、ひととおり、ソツなくいただける。



 甲州街道を渡るというのは、まず、、、無い。小さな町起こしというのか、沖縄を謳った、ちんけな商店街が軒を連ねる。それらは、魅力が、ほとほとない。そんななか、商店街の奥のほうに、目立たずに、大勝軒を名乗るラーメン屋がある。



 オバちゃんと、オジさんコンビによる、町なかの、なんら変哲もない日常を支えるラーメン店。永福町 大勝軒とは、親戚筋らしいが、直系とか、特にそれを語るわけではなし、暖簾だけ、マイペースな営業。地元に馴染んだ、いぶし銀的な良さを醸し出している。重厚なカウンター、テーブル席では、相席を告げられながらも、ほとんどの客が、黙々と、ラーメンを啜っては、次々、食べて出ていく、繁盛店。



* 杉並区和泉1-9-10 日曜休

11:00~17:00 ラーメン : 650円

☆☆



 旨い。らーめん1杯の醍醐味を、それとなく感じさせてくれる。大きなドンブリ、油の膜がスープの熱さを閉じ込め、普通盛りであっても、うねり盛り上がった麺の多さに、この店の心意気が踊っているかのようだ。



 いまも昔も変わらぬ、庶民のための、東京スタンダードな味わいのラーメン。許容範囲内であれば、なんでもいいわけじゃなくって、かといって、そう多くは望んでいない。いわゆるラーメンとは、子供のころ、昔から食べ付けていた、こうした味わいのものであり、勘所を押さえて、好い具合に落とし込んである。高くて、ボッタくりじみた永福町とは違い、こちらは、庶民の味で、よほど正統派である。 習い事全般のことであるが、免状を出す側に品格などありはしない。



 麺は、細め、そのボリュームが舌を巻く。麺硬めをコールしても、よほど早く食べ進めても、いずれは伸びるであろう結果となる。ようは、柔らかな麺の感触こそ、こういう前時代的な、よさにつながるものなのだろう。スープは、薄味にして、化調も弱め、バランスの悪い味立てだが、こういうのが毎日啜って飽きない味とも言えよう。



 いつ何時に並んで限定何食だとか、特製トッピングだとか、そんな手を変え品を変えて、ゴチャゴチャしたプレゼンは要らないのだ。ラーメンに乗せられたものを見るより、マスコミに乗せられては困る。お昼時に、腹が減ったから、食べに寄る、それでいいではないか?東京ラーメン、スタンダード、しみったれた和泉の商店街、いつも、ニコニコ、ここだけは、混んでいる。

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関西風手打うどん いらっしゃい@下谷 入谷鬼子母神並び

関西風手打うどん いらっしゃい@下谷

つゆは関西風、麺は剛直な武蔵野うどん風。

入谷鬼子母神並びで、2007年オープン

23区内で、出色の出来栄え!


 (路麺好きの)皆さんは、よほど、味に疎いと見えて、あまり話題に上りもしない店にこそ、福徳の神は、ほくそ笑むのではないかと思う。そんななか、下谷にも、ちゃんとした手打ちうどんの美味しい専門店が、JR鶯谷駅下から、言問通り沿いに歩き、鬼子母神へと向かった手前に、ひっそりとありました。



 下谷(入谷)が、なぜ、これほどまでに、美味しい食の宝庫なのか、いまだに、わたしにも判りかねますが、今回、またしても、それを示すような、お店を地味に発見、それが、この”関西風手打うどん いらっしゃい”なのです。それにしても、”いらっしゃい”とは、暖簾にただ染め抜かれた歓迎の文字なのか、はたまた、それ自体が店名なのか、一見して分からないような、そんなダサいネーミングからして、なにやら、侘びしさ漂う、もちろん、店構えも、目立たないルックスゆえ、入るには、”とんと腰が引ける”ような、一抹の不安だけ誘うお店。



 しかし、いったん、勇気に押されて、暖簾をくぐれば、そこは、それ、”腰の入った、手打ちうどん”が、廉価にて迎えてくれる、まさに麺好きのパラダイス。70年代風、お世辞にもイケてない雑然とした店内で、人のよさそうな店主との会話も弾み、そして帰りには、食べる前の不安は、雲を晴らしたように消え、満腹感から、満面の笑顔へと変わるのでした。



* 台東区下谷1-13-10 

基本無休ですが、日曜日は、14:30ぐらいまで。

11:00~14:30ごろ 17:00~20:30

 なぜ?このお店に早く気がつかなったのか、悔やまれます。だいたい、関西風手打うどんのお店と表記はなっていますが、まったく、讃岐うどんタイプでもなく、つゆは、なるほど関西風の薄味でしたが、うどん(麺)自体は、正真正銘、剛直で、完璧なる武蔵野うどんのタイプなのです。



 しっぽくうどん(冷やしバージョン) : 650円

☆☆☆☆☆ (なにもかも、サイコーである!)



 うどん : 聞けば、オーストラリア産とカナダ産小麦のミックス。”固茹(かたゆで)で、なお、冷水で〆るのが好きだ”と告げると、店主は、この客は、うどん好きであると瞬時に察知したらしく、それ風に仕上げてくれた。また、店主がお勧めな、もっとも硬めで気合が入ったバージョンを、わざわざ、うどんを茹で直して作ってもらって、恐縮した。短い時間内であったが、猛烈な、うどん談議に話が咲いたのは言うまでもない(笑)。



 店主は、、かつて神田駅北口にあって、2006年に閉店した=さぬきやで、腕を奮っていたらしいが、師匠から受け継いだのは、関西風メニューに残っただけで、うどん自体のプロセスは、塩分率の低い、武蔵野うどんのタイプで築き上げているとのこと。



 麺は、かなり剛直で硬いが、自分にとって、ベストの部類に属する、まったく身震いのするような、最高の出来映えの手打ちうどんと予期せずに対面することとなる。ある意味、理想であり、”ざるうどんタイプ”に拘泥せずとも、ツユにくぐらせようが、まったく、うどん本体が、伸びもしないという、究極の仕上がりに、舌を巻いたのだった。こんなに旨いうどんは、東京都心では、まず、食べれないはずである、しかも、この値段設定は、安すぎて涙が出そうだ。



うどん自体は、太さも、かなりバラバラな乱切り形状であるが、それがまた、素朴な田舎テイストにヒットしてくる。噛み締めるほどに、うどんの旨さを感じるには、こうした、太いのも、細いのも、思いっきり混ざっているのが嬉しい、、、と麺好きには思えてくる。



 なお、大盛は、+100円、普通盛りでも、うどん自体に噛みごたえ、食べごたえがあるためボリュームはある。店主が、ひとりで切り盛りしているため、仕事に自ずと限界があり、うどんを茹でるのに、時間が掛るため、万が一、店内に数人客が待っていたら、待たされるかもしれない。



 もっとも、客一人で有った場合、この質素な店内で、一見すると寡黙で実直な店主と直に向かい合う、ほどほどの緊迫感も、なおさら窮屈と感じる方も居るかもしれない。一見さん歓迎であるが、ようは、心底うどんが好きかどうかによって、この店の真の評価が分かれるであろうお店である。かなりマニアックなお店とも見受けられる。



 ”しっぽく”うどんは、東京にはないメニューである、ようは、五目うどん、もしくは、おかめうどんに相当するもので、必ず、シイタケの煮たものがアクセントに入っています。こちらでは、削り節が、多めに掛って出てきます。薬味は、生姜とゴマ、ネギです。

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(閉店・移転)カレーハウス いんでいら@渋谷本店で食べる、元祖えびめし

カレーハウス いんでいら@渋谷本店

創業昭和30年、カレーの老舗で

元祖えびめしを喰らう!



** 2011年渋谷本店等・店舗は閉店、

大田区千鳥へ本部移転

**

2012年現在・道玄坂店にて、”元祖えびめし”は食べれます。


 ”えびめし”  見かけこそ、めちゃくちゃジャンク系で、ナシゴレン?ジャンバラヤ?なんですが、食べてみると、意外とイケてる系、新感覚な味わい。でも、ようは、オムライスを再構成しただけ?あるいはエビが入ったデミグラスソース仕立てのバターライスやないか!



 身近なところに、また、気になる、飛び道具=妙なものを発見してしまいました。たぶん、学生時代から、何回かは、素通りしたことがあるであろう、宮益坂下交差点も近い、宮下公園手前、明治通り沿いに面した、しがないカレー店=カレーハウス いんでいら。なにが注目に値するのかと言えば、”えびめし”なる、聞き慣れない、得体の知れぬものが、このお店の人気メニューとして、声高に存在しているのです。



 ”いんでいら”とは、上野動物園にインドから友好のために連れられてきた、メス象=インディラちゃんに、あやかったものだという、エピソードも、この際、大きな耳に入れておこう。象のインディラは、昭和24年に来日以来、全国行脚をして各地の動物園を巡回して、好評を博していた人気者だったのである。



 聞くところによりますと、なんでも、”えびめし”は、こちらのお店が発祥の地であって、でも、なぜか、岡山県だけに飛び火して、、地元では郷土色豊かなローカルフードとして、たいそう根づいているそうなのであります。そこに、なにやら、カレー粉のような、きな臭い匂いが漂ってきます。



 でも、こちらで働いていたひとが、独立して、岡山に実店舗を作った折に、同じような、えびめしを提供していて、やがて岡山に広まったらしい。実体は、デミグラスソース等で作ったチャーハンみたいなものなのです。さいきん、個人的には、ピラフに凝っているわけでして、長崎のトルコライスを筆頭に、南インドのビリヤニ、アメリカのジャンバラヤ、日本でもカレーピラフ、地方には、エスカロップなどがあるわけです。



 そして、この、えびめし、デミグラスソース、ケチャップにカラメルソースなどを加えて、バターライス=エビピラフを作ったと想像すれば、いいでしょう。まさに、それがオムライスの変形活用であることを如実に示すかのように、錦糸玉子も上に鎮座ましましてございます。



 この、えびめし、発想はヤワだが、東京がオリジナルでありながらも、まったく、自分すら知り得なかった珍品ゆえ、東京での知名度は、海抜ゼロメートルであり、それを早くから着目し、パクッた主が、岡山へと持ち帰り、展開してヒットしているらしい。



 まぁ、そのことを、オリジナルである、当店=渋谷いんでいら本店は、善くは思ってないらしく、特許も取ってないないゆえ、和解はしていないように、、思える。まぁ、そんな、いがみ合い、味共ども、ベタでスパイシーなものだ(笑)。



* 渋谷本店=明治通り沿い、宮下公園手前 :

年中無休 11:00~22:00(通し営業)

都内では、道玄坂下店(フランチャイズ)がある。 えびめし(単品) : 920円

☆☆☆☆



 さぁ~そんなこんなで、”えびめし”との御対面である。想像していた味と、実際に食べてみたギャップは、けっこうある。見かけはジャンクだが、味は、案外、あっさりとした印象、むしろ上品なのだ。ソース焼きそばでも、カレーピラフでもなく、ケチャップライスでもない、まさに、独特な、えびめしワールドがある。



 しかし、店は、やる気を欠落させており、調理したてとかではなく、完全に作り置きを温めなおしただけのお粗末な代物。注文して時間が掛ったわりに、運ばれてきたものは、冷めていた。具材は、錦糸玉子、グリーンピース、玉ねぎ、マッシュルーム、えびめしと言いながらも、冷凍小エビが、たったひとつしか入ってなかった。



 冷静に考えれば、これで、この値段?と言われれば、それは、ボッタくりだが、これが、けっこう旨いので、所謂、オリジナルとしては、説得力もあって、冷めてもなお、余りある美味しさなのである(苦笑)。値段的に、お気に召さない向きには、ポークカレー(680円)に、えびめしミニ(200円)という裏技も教えておこう。(なお、しょうが焼き定食もメニューにあることも付け加えておこう。)



 カレーピラフの要素は、影としても、まったくなく、むしろ、デミグラスとウスターソースが混ざったスープで、バターライスを掻き混ぜた感じが、一番、味的なニュアンスが近いであろう。老舗の洋食店で食べるオムライスの玉子が、量的に足りなくて、申し訳程度で、錦糸玉子になってしまったという表現がピッタリと来るかもしれない、まぁ、そういうものである。



 個人的には、美味しいと思うが、ひとによっては、別に、どうというものではないかもしれない。コンビニで売られていれば、大半のひとには、好評なハズである。なお、単品とはいえ、えびめしには、コールスロー、玉子スープ、クリームコロッケが一つ付いてくる。付け合わせも含め、料理自体は、味的には、なるほど旨い。店内で、カレーを食べている人と、えびめしの比率は、半々ぐらいであろうか。



* 味的なもの=4 かなり美味しい。化調も、さほど感じさせない。

値段=高すぎる ボリューム=少なめ おススメ度合い=2

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(移転)外苑前 アメリカンダイニング 神戸バーガー EAT(イーエーティー)@北青山2丁目外苑西通り

外苑前 アメリカンダイニング 

神戸バーガー EAT(イーエーティー)

@北青山2丁目バス停前、外苑西通り

2009年7月オープンのニューカマーにして、

早くも青山界隈では、噂も人気急上昇。

 * 現在は移転先、千駄ヶ谷にて営業。
 外苑前、青山ベルコモンズの裏手、キラー通り沿い、無印商品の手前に、この夏頃にお目見えして、いまは、人気を博しているハンバーガーショップがあります。場所は、分かりやすい、北青山2丁目バス停前、カウンター7席、高いスツールですが、3卓ほどテーブル席はあります、ですが、おおむね、カウンターバー的な狭い店の作り。



 EAT(イー・エー・ティー)、こちらの店主=MICHI さんは、ロサンジェルスで、フレンチのシェフをしていたという方、このたび、神戸牛の山晃食品と共同プロデュースによる本格的なアメリカンハンバーガースタンドをオープンさせたということらしい。MICHIさんは、とても気さくで、気遣いもよい、料理人のかた。



 こちらの、キラーアイテムは、浅野屋のバンズ + 神戸牛・黒毛和牛のパティ + 高善の野菜

=コラボした、EAT(イーエーティー)発の神戸バーガーなのです。




 食べ終わって満足したところで、思わず、”採算度外視ではないですか!”と思わず、店主に口走ってしまった(笑)ほど、手のかかった逸品。材料調達で、ブランジェ浅野屋さんは、もちろん軽井沢銀座で美味しいパン屋さんで、東京ミッドタウン店で焼いてもらって届けてもらっているそうなのです。オリジナルに、重さや、大きさなどを指定しているそうなのですが、まだ、自分好みの理想に達していないとか言っておられました。



* 港区北青山2-12-27 無休

11:30~15:00(日曜日に限らずランチあり)

17:30~22:30(日曜は昼のみ)

 神戸バーガー : 1050円

☆☆☆



 噂に違わず、美味しい!です。まず、こちらの特徴は、厳選された原材料と調理からして、アメリカンハンバーガーの本格派なのですが、まっとうな値段で、勝負しています。アメリカ人に、”つなぎの入ったようなハンバーグは、オートミールと変わりないじゃないか”、と言うのを聞かされて奮起したのだそうですけれど、つなぎのない100%和牛のパティが、歯ごたえもしっかりと、肉を喰っているというダイナミックな満足感に浸れます。



 こちらは、ハンバーガー用の袋はありません。よって串で留めては、ありますが、バンズの大きさも、かぶりつくのに厚みも、程よく、美味しさが倍増します。バンズは、表面は白い粉で覆われていますが、決してハードではなく、程良さげに、まわりはパリッと仕上がって、中身は、柔らかめで、ちょうどGOOD!な感じがします。

 フレンチフライポテト : ☆☆☆



 ポテトは、プレーンな塩味とスパイシーの2タイプが、お好みで選べます。メニューでも、しきりに謳っているように、ウリは、生ポテトから仕上げた揚げたてのフライドポテトなのです。いうまでもなく、大概のお店では、冷凍のフレンチフライでしょうが、こちらは、毎朝、ジャガイモを刻む過程から初めて、注文が入り次第、揚げたてを食べれるわけなのです。



 全体的に、料理的な質を含め、味的なバランスは、けっこうイイと思われます。もちろん、シュフ=MICHIさんのお人柄も含めて、サイコーです。個人的には、やや、あっさり目であったので、もう少し、肉をスモーキーに仕上げてもらったら、別の印象になったかもしれません。



 料理では、メキシコのテイストである、ケイジャン(料理)を隠し味に使っているらしく、ランチでも、キーマカレーやら、タコライスなども食せます。なお、ディナーメニューでは、ハンバーガーも、サイドディッシュの値段を加えただけでサーブされ、ほかにも、パスタやら、お酒類も飲めますので、青山の夜に、バータイプで浸るのも、こちら利用の真骨頂なのかもしれません。

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秋葉原 そば処 二葉@神田和泉町

秋葉原 そば処 二葉@神田和泉町

濃い口のツユは、立ち喰い蕎麦の至宝。


 どんなお店を、日々の射程距離に収めていくのかは、扱う人の好みに大きく依るのだと思う。当ブログに、路麺(いわゆる立ち喰いそばの類)や大盛りの店、フランス料理、高級料亭などは、極力、載せないつもりでいる。というのは、あくまで自分自身の見解からである。



 その都度、食の興味は、変化している。触手が動くというのも、そこに、なにか、おもしろいものがあるからなのだ。その雰囲気を、そこはかとなく放っているものに対しては、偏食の身の上ながら、これからも、近づきたいと思う。それが、路麺であることも、ごく、たまにはあるものだから。



 ”二葉”という、立ち食いそば屋は、アキバにほど近い、昭和通りから、三井記念病院へと抜ける小路にある。ごく、ふつうの立ち食いそば店であるが、お品書きや、外観から、どうも惹かれるものがある。麺に、いささかの特色があって、入谷の山田製麺所から納めている。



* 千代田区神田和泉町1-4-6 土日祝休

朝7:30~18:00

 うどん(小柱かき揚げ・青菜) : 480円

☆☆☆



 うどん(単体)=250円、小柱かき揚げ=150円、青菜=80円の内訳となる、立ち食い値段。こちらの特徴は、天ぷらの種モノ、その品数が多いことと、珍しいものがあること。しいたけ、あさり、小柱など、駅蕎麦には無い様な内容に溢れていて、思わず目移りしてしまう。



 うどん : 麺は、ふにゃふにゃとして、へろんへろんである。パーツとしては、むしろ不味い部類に属するが、それが、掻っ込むための=うどんとして、どんぶり一杯の幸せを形づくれるのだから、まったく素敵である。



 茹で置きであるから、蕎麦も、うどんも、それ自体では呆れるほど不味い(とくに蕎麦は)。しかし、ツユが、活きてくる!ツユが、ものすごく、旨い!!キラーアイテムである。決して塩っぱいだけではなく、この味わいは、何なんだろう、コクが素晴らしく出ている。このツユに付き合うなら、試しに、毎日、いろんな天ぷらと逢瀬を重ねてもいいかと思わせる、そば処 二葉は、そんな文言を寄せ付けない、味わいを天ぷらに浸した奇特なお店なのである。



  日本橋三越前 そばよし、や 三崎町 とんがらしも、あまりのツユの不味さに辟易させられたものだったが、こちらは、ちょっと気合の入り方が違うようなので、嬉しい。

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南アジア料理 サルマ・ティッカ&ビリヤニ@品川 八ツ山橋前

サルマ・ティッカ&ビリヤニ@品川 八ツ山橋前

ビリヤニシリーズ 第5弾!



 おいしいビリヤニを、都内で手軽に食べるシリーズ。カレーを食べる選択肢なら、品川駅中・エキュート内にあるシターラダイナーでも、反対側、高輪口には、ネパール料理 レッサム・フィリリもあります。



 それでも、向かう先は、品川駅高輪口から、第一京浜を八ツ山橋に向かって10分ほど歩き、ガード下=品達の向かい側から、住宅街へと入ったところにある、サルマティッカ&ビリヤニさんです。第一京浜から、少し引っ込んだ場所で、分かり難いのですが、東急インを過ぎて、SMBC三井住友が見えたら、先の小路を右折したところにあります。



 いささか殺風景のようにも思えますが、向かい側のラーメンタウン=品達の賑わいに比べると別天地のような静かなレストランです。屋外には、オープンスペースのテラス席もあり、屋内も席数が多い、シンプルな飾りっ気のない雰囲気です。料理は、本場の味わいですが、英語は通じるものの、日本語での会話は、カタコトです。料理が盛られた器が、なぜか、、、すべてガラス!で違和感あり。



* 港区高輪4-22-11 年中無休

11:30~15:00(日除く平日のみランチメニューあり) 

17:00~22:30

 チキンビリヤニ セット : 1400円

☆☆☆☆



 ハラハラなバスマティライスが、文句なく美味しい!セットでは、メインとなるチキンビリヤニのほか、チキンティッカ(若鳥の唐揚げ)、ミニサラダ、ライタに、ワンドリンクが付いています。店名ともなっている、ビリヤニが、ランチメニューにも登場しており、チキンとベジタリアンのふたつのビリヤニを楽しむことが可能です。



 ビリヤニについては、事前申請で、辛めか、辛くないものが選択できます。今回は、スパイシーなものをチョイスしました。10分ぐらいで、運ばれてきます。ライタは、あまりとろみがなく、酸味も控えめ、スパイスのパプリカが混ざって、見た目、赤みがあります。



 ライタには、キュウリと玉ねぎが刻みで入ってます。バスマティライスの品質と炊き上げ方は、さすがに上手で、ハラハラ~として、実に旨いです!ビリヤニは、どこも分量が多いのですが、こちらも、優に3人前はありそうなボリューム!柔らかく炊き込まれた鶏肉(骨なし)と青唐辛子みたいのが1本入ってます。



 ビリヤニは、辛めで頼んだのですが、上品な辛さで、塩っ気は、かなり濃い目だったのが幸いして?、最後まで、完食となった。実際は、一人前はボリュームが堀留屋よりも、多くてお腹がパンク(笑)。



 ティッカ : ☆☆☆☆ 



 ティッカは、ひと口大で食べ易くて、柔らかな鶏の唐揚げです。胡椒は多少掛ってましたが、スパイシーさは皆無で、塩味のあっさり仕上げでした。

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和風喫茶 浅草雷門通り 純喫茶 マウンテン

和風喫茶 浅草雷門通り マウンテン

クリームみつまめが美味しい!甘味処


 ”純喫茶”などと看板には、書かれていますが、実際には、そうでもないのです。本体は、お好み焼きやら、焼きそばなどもやっている元祖ミクスチャー系、それでも、ブレンドでない、ちゃんとしたコーヒーも飲めて、あんみつやらパフェまで、ひととおり食べれてしまう、いわば、甘味処であり、浅草雷門前の、きちんと折り目正しき、お休み処なのです。



 創業は古くて、1952年(昭和27年)、開店当初は、戦後間もなく流行った=純喫茶であったものが、時代の趨勢から、様々な付け足しの変化を遂げて、それこそ、一時代を築き上げた=純喫茶としての真骨頂であったかもしれないが、観光地に対応すべく、門前の茶屋として進化を遂げたものだ。メイン通りに面していながら、周りに競合店も多いことから、あまり目立たない存在ではあるが、実は地元民に人気な穴場店。



 あまり、教えたくはなかったが、やはり、こちらのパフェや、あんみつは、旨い。浅草寺界隈は、お祭りなどの年間行事がない時分は、地元民だけの溜まり場、けっこう、のんびりムードで、寛げる。それにしても、うすうす勘付いていたことだが、手打ちそば 十和田といい、鰻やっ古、といい、このあたりのお店は、”おかみさんパワー”が強い。



 拠って、このお店も、浅草の風に違わず、オバサンパワーで、店を仕切っている、そんなときは、逆らわず、イニシアチブを向こう側に預けたほうが、気楽である。このあたりを勘案しないと、妙な突っかかりができてしまい、浅草のよさが分からない。大方の浅草は、下町でありながらも、人懐っこさよりも、ちょっと突き放したような独特の距離感があり、ある種、特殊なスタンスなので、イマドキのサービスとは、ちょっと違ってくることを理解しようではないか。



* 台東区浅草1-8-2 年中無休

11:30~23:00(通し営業)

 クリームみつまめ : 700円

☆☆☆☆



 美味しい!有楽町 甘味おかめの蔵王あんみつを思わせる、柔らかなソフトクリームが、デンとのっかった、ボリュームたっぷりな、みつまめです。こちら、値段は、なんでも一通り高いのですが、ここらへんの甘味処では、(間違いなく)、図抜けて一番美味しい!



 寒天自体も美味しいのですが、フルーツの分量、みつの甘さなど、バランスの採れた一品に仕上がっています。加えて、居酒屋並みに、調理が手早い。みつが別添えでないのが面白い。お茶は、番茶仕様。



 ナポリタンはありませんが、焼きそば、焼きうどんなどの軽食も可能。二階が、お好み焼き専門店ですが、頼めば、下の喫茶部でも食べれます。雷門通りでも、ハンバーグのモンブランが不味いと感じたら、迷わず、純喫茶 マウンテンに登攀しましょう(笑)。個室もあって、大人数でもイケます。

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浅草六区 洋食 レストラン リスボンでポークソテーとチャプスイ

洋食 レストラン リスボン

浅草六区ブロードウェイ商店街で、創業昭和7年

名物は、チャプスイ、、カツレツなど。


 かつては浅草の中核となる通り、六区ブロードウェイ商店街、ROX裏手に向かって左隣にある、消え入りそうな洋食屋さん、それが、洋食 カツレツ リスボン。この愛嬌ある豚さんが目印で、いわゆる、洋食屋風情とまでは行かない、町場の食堂兼とんかつ屋さんであります。



 こちらは、かの”永井荷風”も通ったであろう、老舗の洋食屋として挙げられ、たぶん、荷風も食べたハズのポークソテーを頂くことにする。基本、荷風は、肉食系だったから、カツレツとか、カツ丼ばっかり喰ってたと推測される。たぶん、アリゾナより、こちらのほうが美味しいと思ってたハズである。



 こちらの名物は、聞き慣れない、チャプスイ。野菜スープであるが、きっと、荷風も、ズルズルと下品な音をさせて食べていたんだろう。永井荷風は、ある面で、クールを気取ってたのだが、いわゆる、”お一人さま”、の元祖的な存在で、それは訪欧経験から来るような洋風の個人主義とは、ちょっと違った、偏屈もので厭世感から醸し出されたものだったろう。



 永井荷風をキメるには、人生終始、エゲつなく生きることだ。それには、肉食は欠かせない。そんなことを、ふと思いながら、ゆっくりとした時間が流れる、洋食屋で、まったりと過ごしてしまった。料理は、美味しかった。アリゾナより、自分は、やはり、リスボンがいい。

 リスボンの雰囲気は、まるで、横浜、伊勢佐木町のグリル桃山とか、横浜球場脇にある梅香亭なんかの雰囲気に、驚くほど、似通っている。つまりは、昭和の薄らぼけたノスタルジーに染まって、消え入りそうだが、いまだに灯が灯っている、その共通項にあるのだろう。



 グリル・●ランド、レストラン●宮、まったく美味しくない●シカミなど、他の浅草”ボッタクリ系”洋食とは違って、同じ浅草でも、庶民に合わせた、比較的に値段は抑えめであるが、客が来ない割に、やっぱり高いには変わりはない。それでも、リスボンは、食べるのに立ち寄る価値のあるお店の一つ。ハヤシライス、かつ丼、冬場には、カキフライとか、グラタンを食してみたい。



* 台東区浅草1-25-18 火曜休

11:30~16:00 17:00~20:30 ポークソテーライス : 1680円

☆☆☆ (*小ライスにつき=1650円)



 セットものには、スープとして、ポタージュかチャプスイが付く。こちらは、小ライスにつき、-50円引きとなった。先日食べた、人形町のそよいちさんのポークソテーには、遥かに及ばないけれど、肉の厚さもあり、なかなか、美味しくいただけた。



 豚肉の厚さは、優に、1センチは超える。ワインを利かせた、案外、薄味の程よいソースと、硬からず、柔らからずのボリューム感が、幸せ。付け合わせには、ポテトサラダに、マヨネーズベースで和えたサラダが付いてくる。

 チャプスイ : ☆☆



 これは、野菜スープである。見た目は、焼きそばで使うような野菜炒めを、タンメンのスープに解き放った感覚。白菜主体で、少量のハム、もやし、人参などを、乾燥シイタケの戻しスープ等であっさり、仕上げています。イマイチ、ぼやけた味付けなので、ポタージュのほうがおススメかも。



*  チャプスイとは、もとは、アメリカ人が考案した中華料理の一種で、20世紀前半に流行し、今で言うところの八宝菜のような、とろみが付いた野菜スープみたいなもの。それが、日本でも、模倣されて、1930~40年代に野菜スープの1種として店に出ていた。

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世田谷通りの人気店 らーめん陸(りく)@東京農大前

世田谷通りの人気店 らーめん陸(りく)@東京農大前

豚増し、野菜増しで、ぶっとい麺 、ワシワシ喰らおう! 


 いつも、、”並んでるなぁ~”と思いつつ、通り過ぎていたままで、ようやく食べました。



 世田谷通り沿いにあって、世田谷線 上町駅からも、千歳船橋駅からも、等距離で、案外不便な場所にありながら、、、通りかかると、いつも、行列ができている、結構な繁盛店。東京農大正門の手前に、位置するので、場所柄、学生街のラーメン店っぽいスタンス、それでも女性客も、ちらほら見られる。



 ここいらは、もとは、百麺(ぱいめん)の縄張り、やがて、下町方面から、突然、勢得が移転して再始動、俄然盛り上がりを魅せましたが、それぞれに個性があって実力は伯仲。でも、現時点では、いちばん行列も長くて、安定的に、もっとも人気が高いのが、こちらの、”らーめん 陸”さんであります。 見るからにジャンク度合いが高く、クセになりそうな、無骨の味わいと、二郎インスパイアにして、ボリューム重視、若者向けの大盛り、野菜も乗せてガッつんと喰わす、ガッツリ系。2004年、オープン、もとは二郎上野毛店に居た方が拓いたお店。



 週末のお昼時、開店前、既に、10数人の並びでした、さすがの大人気店。カウンターが、12席ぐらい。野菜多め、あぶら少なめ、麺硬め等、オーダー時に、各人、事前、申告制。



* 世田谷区桜3-8-13 木曜休

11:30~14:30 18:30~売り切れ仕舞い  

 豚増しらーめん : 850円

☆☆☆



 豚増しとは、厚みも、たっぷり、ボリュームがある煮豚を大量投下した、いわゆる、チャーシュー麺。こちらの特徴は、ぶっとい麺と濃い味にして少なめスープ。見た目、”油そば”、のような外観。自分は、二郎タイプのラーメンを普段、まず食べませんが、こちらは、ワイルドながら、二郎よりも洗練され、店もきれい、それなりに個性は、確立しています。不味くはないが、特別な旨さも感じられないケド、辛めに評価すれば、ただ、塩っぱいだけの肉食系ラーメン。



 麺は、ウェーブ強く、アタリはダイレクトで剛直、まるで、武蔵野うどんを食べるときのような、硬くて、ゴワゴワ~として、無遠慮に口に運ぶと、噛みごたえがある小麦味の香る、独特の食感が、麺好きに適って、嬉しくも美味しい。麺は、さほど多くはないのだが、後半は、飽きるので、卓上のにんにくで味にインパクトを上乗せすると、旨さが増す。こちらの、にんにく、業務用のおろしではなく、なにげに、細かな刻みで香りが高い。



* ボリューム=5 味強め、個性強めながら、味全般のバランスに統一感あり、GOOD!清潔で女性も入り易い店内。アクセスは、いずれの電車駅からも、遠く、徒歩15分圏内、バスなら、世田谷通りの各路線適用、農大一高前下車、バス停前で便利。

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