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喫茶 ギオン(Gion)@阿佐ヶ谷新進会商店街のナポリタン

喫茶 ギオン(Gion)@阿佐ヶ谷東口新進会商店街

創業40余年、

(エッジ)強め、(炒め)アゲ系で、

都内一美味しいナポリタン参上!

誰もが、ヤミツキになる独特な味

是非、お試しかっ!

(都内・美味いナポリタン10傑)


  

 ”焼きスパゲッティー”といえば、たいして美味しくもない=ミスターハングリーに、あんぐりと、うつつを抜かしていては、手詰まりである。そこで、こんな隠しキャラは、如何だろうか?JR阿佐ヶ谷駅、東口に降り立って、すぐ前の不毛地帯=ゴールド街へは寄らず、あえて、そのまま地味な新進会商店街へと入る、その入り口に、こんもりと緑が生い茂った喫茶店を目ざします。



 創業当時は、今とは別の場所=省線(線路)の反対側にあって、こちら側に来てからも、おそらく20年以上も経っているとのことで、近隣・地元住民の方々に絶大なる支持を持って愛される、ちょっと昭和の匂いがする喫茶店、加えてちょっぴり乙女なファンタジー系入った喫茶店=Gion(ギオン=祇園)さんがあります。知ってるひとは前から気が付いている、モーニングセットもあるし、まさに朝から深夜までという、驚くべき鉄壁の営業スタンス。



 店内は、ピアノのような曲線で波打っているカウンターと、こじんまりとしたテーブル席が、ごちゃごちゃといくつもあり、なかには、ブランコが座席になっている名物の席もあります。(* 変わった座席、及びブランコがあるカフェは、他にも神宮前のココンゴなどもあります。)ブランコがある喫茶店は、珍しくないということで、この際、うっちゃっておこう。本題は、むしろ、こちらのナポなのだ。なんというか、23区内で、いきなりカモシカを見つけてしまったかのような、オドロキとトキメキに襲われるであろう、素敵なナポリタンなのですよ。



* 杉並区阿佐谷北1-3-3 無休(たぶん)

朝8:30~深夜2:00(日曜日は早くに閉まる)

ナポリタン : 780円

☆☆☆☆☆(これはヤバイくらいに旨い!ヤミツキになる独特味。)



 先ごろ、ナポリタンの記載で、強く炒めてあるとかなんとかいう記事を見かけるが、まったく分かっていない!しっかり炒めたナポリタンとは、おそらく、こういうナポリタンのことを言うのだ!たとえると、焼きそばとナポリタンのちょうど中間のような味わいと風味だと言えるだろう。いや、味からして、やはり"ソース焼きそば"としたほうがよさそうだが、やはり、そこんとこは、あくまで焼き味優れたナポリタンなのだ。



 どちらかといえば、焼きソバに近いとさえ、思ってしまう。(唯一似ているのは、浅草たぬき通りにあるカフェ・ロッキーぐらいなものだ。)正確なレシピは、不明だが、個人的に推測、予想するに、セロリの香りがするので、野菜ジュース(=V-8)とか、ウスターソースあるいは、バーベキューソースなどの各種スパイスが隠し味的に入れられてジャンクな風味を加えながら、熱い思いで、ケチャップと共に炒められているように確信している。かなり独特な味付けで、一度食べたらヤミツキになること必至だ。



 麺は、かなり細めながら、茹で方が浅く、本牧 ブギーカフェのチャウメンのように硬めで、弾力性に富んでいるのが特徴。具たくさんであるが、大振りのベーコンが切らずに、まるごと1枚まんま投入されている点も注目されよう。あとは、王道のピーマン、タマネギが、やや細かな刻み角で入り、大きなマッシュルームも何枚も入れられて、とても豪勢な様相を示していた。



 ナポリタンは、ふつうもりで、麺が190gと明記され、ボリュームたっぷり。更に、+200円で、うれしい大盛まで、アレンジ可能という頼もしい限りの力強さだ。しっかりと味わうには、大盛りがよかろう。なお、ナポリタンには、単品というより、自発的(自動的)に、大皿に盛られ、サラダと卵サンドの具=フィリングみたいなものが付け合せとされる。



 阿佐ヶ谷で降り立っても、忘れずに、祇園の舞妓さんの絵姿を思い浮かべて、gionさんで、ナポを食べようではないか。

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那須 板室温泉 そば処 やしおで食べる、手打ちうどん!

那須 板室温泉 そば処 やしお

意外と、手打ちうどんが旨いんですよ!




  観光地である那須高原には、辟易するほどに、たくさんの蕎麦屋が軒を並べています。山の中ゆえ、ほかに逃げ場の少ない選択肢がそうさせるのでしょうが、なんとも、中途半端なスタンスの手打ち蕎麦とか、本格派などという謳い文句は、案外、うんざりだったりもします。



 そんななか、蕎麦屋のメニューに、思いがけず、”うどん出来ます”そんな文字が躍っていたので、まさに、小躍りせずに入られませんでした。板室街道と呼ばれる板室温泉街の近くに、そば処 やしおさんがあります。広々とした空間性が心地よい店内に、テーブル席と座敷がある中ぐらいの大きさの居酒屋テイストなお店。



* 栃木県那須塩原市板室844-41

11:00~20:00(冬季~16:00)

 鴨ざる(うどん) : 1250円

(大盛につき+200円増し=1450円)

☆☆☆☆



 こんなに美味しい手打ちうどんが、埼玉ではなく、栃木の山のなかで食べれる(笑)とは思ってもみなかった。国産小麦使用、かなり本格的な、紛うこと無い手打ちうどんである。



 ツユは、かなり甘めで、まさに田舎うどんの王道、自分好み、塩分は、ちょうどよい。けっこうたくさんの鴨肉片と、シメジ、ネギなどが、ふんだんに使われた、ボリュームある一品。そばもあり、ご飯ものを含めたセットメニューも豊富にあって、品定めに迷うこと必至なお店。那須高原入り口と違って、店に乏しい温泉街につき、なかなか、貴重で使えるお店と紹介しておこう。



* うどん味わい=4 サービス=2(丁寧な調理だが、もたつき、かなり時間が掛かる。)

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(閉店)上野町 萬盛庵 本店で食べる きしめん@御徒町駅前

(閉店)上野町 萬盛庵 本店@御徒町駅前

創業宝暦3年の老舗

長野産直きのこをふんだんに使った、

きのこ きしめんが旨い。

** 残念ながら閉店


 JR御徒町駅を降りて、アメ横方面へと向かうとき、交差点で信号待ちしていたりすると、視界に、古そうな蕎麦屋が、入ることありませんか?そう思いつつも、いつも通り過ぎるだけのひとも多いかと思います。



 萬盛庵 本店さんは、創業が、江戸時代宝暦年間というから、ざっと240余年前から、現在の16代目店主まで、綿々と蕎麦屋を営んでいるという、老舗なのです。(* 浅草、奥山にあった、伝説の萬盛庵という大きな蕎麦屋とは、ゆかりも無いが、おそらく、その名前を、意識的に、後から冠したのだと思う。)



 帳場が、入り口付近に残されていて 老舗の面影は、それを留めるだけとなっています。小奇麗に手直しされた店内は、テーブル席があり、2階もあります。喫煙者が多いため、あまり落ち着いた空間とは言いがたいのですが、蕎麦はもとより、白玉あんみつなどを食べる甘味処として訪れる方も多いようです。



* 台東区上野4-1-2 無休

11:30~20:15

 もとから東京に、どんなものがあって、どんなものを東京の人は食べてきたのか、そういう日々の暮らしを伝える、流行り物ではない、”東京の定番”を少しづつ、紹介して行けたらと思います。自分は、生業(なりわい)としての町場のお蕎麦屋さんが好きで、蕎麦自体は、さほど好きではないのです。



 蕎麦屋稼業っていうのは、やはり江戸以来の伝統を引くもので、なんとなく、そんなに何かが突出しているわけではないにせよ、平成の世まで続いているよさを、保ち続けている何ものかがあるものです。それが、暖簾ということになりましょうか。



 むかしは、何に関しても、今より選択肢が無かったのです。いまでは、牛丼、ハンバーガー、思い立てば、九州の駅弁だって、すぐに購入することができます。以前は、庶民のお昼時は、蕎麦屋と決まっていました。

 きのこ きしめん : 920円

☆☆☆☆



 こちらの萬盛庵さん、もちろん、蕎麦も旨いが、ほとんどのメニューで、きしめんが試せるウレシイお店。むしろ、都内随一のきしめん推奨店として、推す事も、あながち大げさではあるまい。冬時は、これが、鍋焼きに入ったタイプ=”きのこ鍋きしめん”も好評のようである。



 きしめんは、薄くなく、ひもかわうどんと言う様な、ぼってりしたもの、よく観ると、ツユには、花鰹が泳いでいる。特徴は、きのこが、冗談ではなく、ほんとうに、たくさんの種類が入っていること。盛りだくさんであって、目移りしてしまう。長野県で栽培されているものだが、これだけ彩りよく集めるのは、なかなか、気合が入っていて、お得である。



 一番目を引くのが、見た目、鮭そっくりな、とき色ひら茸、それに、ジャンボひら茸、山なめこ、エリンギ、ブラウンえのき、たもぎ茸、柳まつたけなど。ツユは、やや甘口で、あっさりめ。きのこの食感を味わいながら、なかなか贅沢な思いができます。

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スイカズラ(忍冬)

スイカズラ(忍冬)



 スイカズラの花って、白色じゃなかったっけ?と思いながら、シャッター押したもの。後で調べてみると、咲き始めは、白で、やがて黄色に変色しつつ、散っていくとのこと。その色変わりの様が、まるで、金銀あるようで、金銀花とも言うらしい。金銀花といえば、漢方薬では、感冒薬として重宝している、この花のつぼみを干したものである。



 蕪村の句に、《 蚊の声す、忍冬の花散るたびに 》がある。つまり、普段から良い香りを撒き散らしていたスイカズラの花が、いよいよ散る頃、つまり7月ごろともなれば、もう、蚊の羽音がする夏が来たのだなぁ~と思い至ること。



 スイカズラ、なんとなく、奥ゆかしさの漂う花でした。那須高原にて。



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那須 高雄温泉 おおるり山荘

那須 高雄温泉 おおるり山荘

絶景の露天風呂は、いまもって健在!


 そのむかし、こちらの場所には、旅館の焼け跡に自然から流れ出た湯をせき止めた、無料の露天風呂があって好評を博していた。その後、格安ホテルチェーン=おおるりグループが、大きな宿泊施設を設けた、それが、この高雄温泉 おおるり山荘である。



 1泊5000円、バスで新宿から送迎など、おおるり手法による全国展開の革新的な温泉ビジネス懸案により、おおるり山荘も、どんどん、日々、進化を遂げています。おそらく、まだ、進化の途上と思われます。バイキング形式の食事、大広間で大カラオケ大会!このフレーズを嫌う人々も居るでしょうが、団体客ごっそりの温泉施設であります。



 日々進化している、那須おおるり山荘、2009年6月時点での報告 : 日帰り入浴で、入れるのは、内湯と内湯の外側に新たに敷設、拡張された新規の露天風呂。それに、従来の建物の外側に一旦出てから、見晴らしの良い場所に男女別に設置された小屋掛けの露天風呂です。なお、加えて、宿泊者専用として、簡易小屋掛けによる、屋外の露天風呂浴舎も、新にお目見えしていました。

 とにかく、鹿の湯を越える、1000リットル強、湧出量を誇る硫黄泉が、ホテル裏からドカドカと流れ出ています。硫黄泉でも、鹿の湯とは、また違った味わいの白濁湯に浸かることが可能です。香りは、硫黄臭よりも、明確な硫化水素臭が強く、加えて、メンソールのような爽快感のある揮発性の匂いが仄かに香ります。湯華は多いように思えますが、体感的には、薄い印象の硫黄泉につき、けっこう長く浸かっていられました。



 * 源泉は、40.1度、もとから源泉の温度が低いらしく、その特徴が、野湯として入りやすさであったのです、露天では、完全な掛け流し、その傾向を、現在も引き継いでいます。いくら湯量が多いとはいえ、あまりに露天の規模が大きすぎて、掃除が行き届いていなかったりして、床がぬるっとしています。お湯は、それほど鈍っては居ませんが、500円なら御の字、まぁ、景色と共に十分に楽しめるお湯です。



 なお、冬季では、さすがに温度が低いために、この露天風呂に浸かり続けるのは、苦行(笑)でしょう。夏場は、雲上の天国、この上ない!6月でも、気温18度ぐらい、湯上りには、かなり冷えました。なお、内湯では、、加熱された源泉を随時投入しているようでした。(* 内湯の加熱は、温泉の噴気を混ぜた”半造成泉”のような方法らしい。)



 * 栃木県那須郡那須町湯本212-486 無休

10:00~19:00 500円(手ぬぐい&歯ブラシ付き)

 天空露天風呂 : 屋外に敷設された露天風呂で、以前、無料の露天風呂があった場所に新たに作り直された、男女別、小屋掛けの簡易なものですが、スペースも広く、開放感はバツグンです。



 標高は、おそらく1000メートル前後、眺望も、眼下に、那須高原を見下ろす、、、はずなんですが、それは、山の上、天候が変わりやすく、たぶん、露天に入りやすい夏場は、霧がかかってしまう時間が長くあり、実際は、見えない日も多いのだとか。カラッと晴れた秋~冬場は、きっと寒くていられないロケーションでしょうね。



 この日も、梅雨の晴れ間を狙った襲撃ながら、案の定、霧に巻かれて、眺望は優れませんでしたが、開放感あるダイナミックな露天にけっこう満足しました。



 屋外露天風呂 : ☆☆☆(源泉掛け流し。なお、内湯は、加熱仕様。)



 こちらは、38度ぐらい?と、かなりぬるい温度だったので、おそらく、源泉掛け流し状態だったと思われます。お湯は、ぬるいので、長時間浸かっていられます。しかし、身体が冷えてしまうロケーション。白い湯華が、多数舞っています。鹿の湯と比べてしまうと、温泉の薬効は少ないように思えますが、こちらは、それなりのロケーションで勝負って感じですね。なお、内湯は、団体客が多いため、やっぱり、あまり落ち着いて入れるような感じはありませんでした。

 おおるり山荘は、おおるりグループが自信を持って仕掛ける傑作、ツッコミどころが、けっこう満載の手作り系B級施設でした。顧客ニーズを一面的に拡大解釈して、機動力に溢れた経営で、目覚しい躍進をしています。この、ご時勢にマッチングした経営手法ではありますが、今後とも、改良、改作によって、より素敵なアプローチで温泉を維持して欲しいと思います。

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那須高原 蕎麦 石心

那須高原 蕎麦 石心

今年で13年目を迎える、人気店


 ぶしつけながら、いきなり、書いてしまうと、おおよそ、こんな感じである。



 店の雰囲気=4 那須の草原、絵になる緑蔭の蕎麦屋、バツグンのロケーション。肝心のお蕎麦=3 悪くは無い、手打ちで、しっかりしたものが食べれる。天ぷら=あまり出来栄えが宜しくない。待つことに関して=人気に比例して、席数が、圧倒的に少な過ぎる。誠意とサービス心は感じられるものの、いかんせん、キャパを超えた客数のため、結果、オペレーション等に、いささか馴染めない点、多々あり。ちょっと不服。

 那須温泉は、東京近郊の手短な温泉地のため、訪れる観光客も多く、その昼時を当て込んでなのか、街道沿いには、驚くほど、多くの蕎麦屋が軒を並べている。その増殖振りには、驚かさせる。あちらこちら、どこそこにも、蕎麦屋は多数在って、そのどれもが、ある意味で没個性、無個性のように思えてならない。



 県道30号線を塩原方面へと進み、那須大橋を渡って、戸田交差点前の小路を入ったところに、蕎麦 石心さんがあります。通り沿いには、ちらほらとお店があるものの、目印となるのは、見落としがちな、小さな石標のみ、”ドッグカフェ こうたろう”さんの比較的大きめな看板があるので、それを目印にして、その次に来る未舗装の小道を、しばらく進んだ行き止まりに、こんもりとした林の中に”蕎麦 石心”さんが凛と庵を結んでいました。



 牧草地のなかの一軒家というのか、まるで茶室に招かれたような、そんな遊び心と風情があって、なにより、訪れることが楽しみなお店である。それに、得がたい、那須高原らしい野趣溢れた景色も付いてくる。悪くは無い、蕎麦も味わえる。満足度合いは、高い。どちらかといえば、大人向けのお店で、また、大人数向けではない。



* 栃木県那須塩原市西岩崎232-308

水曜休 11:30~15:00ごろ(売り切れじまい)

(* 攻略ポイント=席数と手打ち蕎麦の分量が共に限られており、また店内でのウェイティングが困難なため、随時、整理札を配布して、指定された時刻に店へと舞い戻ってくるようなシステムになっています。優先順位確保のため、遅くとも、午後1時ぐらいまでには、店に来訪して整理札だけでも奪取していないと結果、蕎麦にありつけないと思います。押しなべて、時間のない方には、向かないお店と思います。)



▽ どこまでが店の敷地であるのか、まるで感じさせず、自然の境界の無い、別荘分譲地の一角、店の裏手が、そのままゴルフ場の芝地へとつながっており、窓を通してみる景色は、一幅の絵画のようでもあり、コースを回る人の動きに、ハッと、現実へと引き戻されたりもする、ほかのどこにもない借景のよさに脱帽。

 天ぷらもり蕎麦 : 1200円

☆☆☆



 蕎麦粉は、栃木県 馬頭町産、挽きぐるみ二八。見た目で繊細、手繰って、しっかりと歯ごたえある、かなり細めの、上品な含みの味わいある蕎麦。なかなか、旨い。一方、天ぷらは、技術的にいささか難あり。薬味に、多量のネギとわさびを使用、これが、気になるぐらいの大量で、かなり見た目で、下品。



 つゆは、田舎風でなく、やや辛めな仕上がり。”田舎そば”では一容に括れぬ、上品なセンスが随所に光る。あれこれメニューが豊富にあるわけでなく、あくまで、じっくりと、ざる蕎麦一本に絞ったメニュー展開なのだが、蕎麦自体の旨みを、那須高原の風景と一体になったときのよさとして、あっさり味わうお店だろう。

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ザ・カリ(THE KARI)@新橋5丁目 トビきり辛れーゼ、ビーフ・カレー

ザ・カリ(THE KARI)@新橋5丁目

うっとおしい梅雨を吹き飛ばす、チョー極辛のビーフカレー

創業15年余、家庭的なお店で、街角の人気店


 ”辛い、辛い”って噂には聞いてたんだケド、やっぱり、すご~く辛かったワ。おびえが、事前に悟られたのか、注文するときに、「 スゴく辛いんですけど、大丈夫ですか?」って念押しされちゃいましたよ。恥ずかしい。どうして分かったんだろう、辛いの苦手なのに、わざわざ頼んだこと(笑)。



 冗談じゃなく、辛かった。もちろん、甘口の海老に逃げずに、頼んだのは、からかうためじゃなくて、辛いのを試したかっただけ。でも、辛くても、かなり美味しかった。新橋駅前から、とぼとぼ歩いて、10分ぐらい。かなり不便な立地だが、考えようによって、最寄り駅として近いのは、むしろ大門駅、御成門駅からも等距離の地点、目印は、塩釜神社のおどろおどろしい暗い森が見えてきたら、そのすぐそば、基本的には、柳通りの延長上の角地にあります。



* 港区新橋5-31-7 土日祝休

11:30~14:30

 ビーフカレー : 890円

☆☆☆☆ (* 激辛につき要注意)



 かなり辛い!自分的には、ギリギリ限界内。牛肉も、たっぷり入っていて、これは満足。欧風ではなく、かなり、サラサラのルー。チリが、異様に効いて、痺れるような辛さが、波状攻撃のように、後にも先にもやってきて、ともかく、辛い。そして、食べ終わった頃から、じわじわ~とくる、だるい痺れ感が、また、たまらなく好い。



 そして、お店を後にしてからは、滝のように流れ出る汗が、止まらない。味的には、あまり各種スパイスを感じさせず、チリのみの辛さだけれど、その一本調子ながら、しっかりと決まった味わい、不思議と、旨みは兼ね備わっている気がする。悪くは無い。



 ご飯とカレールーのバランスは絶妙だが、ボリュームで言えば、かなり少なめの分量なので、こちらでは、大盛が鉄則なのかもしれない。なお、大盛だと、1050円。こちらの辛さのレベル・チャートは、あらかじめ痺れていて(笑)、一般的解釈では、ビーフ⇒激辛、チキン⇒大辛、海老と森のきのこ⇒中辛と思って観念してください。



 定番&一番人気は、やはり辛口に見積もっても、ビーフ。冬場には、月水金でロールキャベツカレーとかカキのカレーとかがあったりもするらしい。



 なお、皿に、付け合わせには、じゃがいものサブジ。サブジがあるおかげで、辛さも、時に救われるというものだ。キャベツの酢漬けがある日もあるらしい。お店は、カウンターだけ、狭いので、おそらく昼時には、行列必至だろうが、あまり、もたもたしていると、2時過ぎには、閉店になってしまうという、なかなかマニアックなスタンスのお店。カレーが食べれるというだけで、ほかに、おもしろみがないお店ではある。それがカレーの本質かもしれない。

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那須湯本温泉 中藤屋旅館

那須湯本温泉 中藤屋旅館

 正統派の硫黄泉で、思い浮かぶのが、まず、那須湯本温泉。那須インターから、ぐわ~っと17号線、一本道を、山の上のほうまで登って行くとあるのが、地味な温泉街。さらに、その、どん詰まりが、殺生石といわれる地獄谷。そこから、流れる湯川の谷に、連なって出来上がった那須湯本の温泉街。



 共同浴場 鹿の湯から始まるメイン通りの中ほどにあるのが、この中藤屋さん。創業が、江戸時代 安政年間というから、かなりの老舗旅館ですが、こじんまりとして、家庭的な雰囲気で、静かな温泉宿です。



* 栃木県那須郡那須町湯本274-1

立ち寄り湯=700円 11:00~20:30

 硫黄泉 : ☆☆☆☆☆

(=鹿の湯・行人の湯混合源泉)



 文句無く、良いお湯。身体に染み入ります。口に含んでも、さほど酸っぱさを感じませんが、湯の香りだけは、なぜか、酸味を感じさせるお湯。透明なんですが、イメージ的には、レモン・クリソプレーズの石肌を思わせ、シトラス系の輝きを秘めています。



 硫酸イオンとメタケイ酸が、多く、拮抗しているため、肌合いが真っ赤になるほど皮膚に浸透して効きます。如実なる、効き目を感じさせるお湯。



 両方とも木製の浴槽で、左側の小ぶりのほうが、ぬるめで長時間浸かっていられますが、右側の、やや熱めの浴槽に浸かっていますと、温泉成分が、かなり身体に浸透して、よく効き目がわかります。湯疲れしない程度であれば、長湯も可能かと思いきや、やはり疲れ易い。



 たっぷりと浸かった後は、間隔をあけ、休憩し、かぶり湯などで調整しながら入るのが得策でしょう。硫黄泉としては、最上ランクに属するお湯です。共同源泉の那須湯本温泉郷、熱くて長時間入りにくい硫黄泉は、やや温度が下がって、湯感が、丸くなった頃が、肌に馴染んで、絶好の入浴タイミングとなります。

 那須湯本温泉郷の旅館は、小規模のものが軒を連ねていて、とても、静かな温泉街です。お湯は、元湯 鹿の湯から、引いている共同源泉のために、どこも遜色が無く、良いお湯であることから、どちらに立ち寄りするのかは、好みでしょう。なお源泉を、少しだけ無料で体感するには、2ヶ所に設けられた、足湯でも、風味だけは、バッチリと体感することも可能です。



 中藤屋さんは、万人におススメ。比較的、空いていて、時間帯によっては、浴槽が占有できます。ゆっくり浸かって、那須温泉のよさを実感することが可能です。なお、共同浴場 鹿の湯は、大人気のため、曜日と時間帯によっては、駐車場を含め、、うんざりするほどの、ひと、人の数となります。ロケーション的には、湯治場的な雰囲気があるとはいえ、混雑時、個人的には、あまりに大勢なオヤジたちの背中を見ながらの入浴は、気持ちよいものではありません(笑)。

鹿の湯 : 那須インターから、17号線、一本道の温泉街を、ひたすら登っていくと、殺生石とよばれる地獄谷のような荒涼とした光景に出くわす。踵を返して、湯川に沿って戻ると、那須湯本温泉郷の中核施設であり、シンボル的な存在=元湯 鹿の湯があります。



 川沿いに建てられた、木造の湯小屋は、東北の湯治場を髣髴させる共同浴場で、昔ながらの風情を残した素敵なつくりとなっています。浴室(浴舎)へは、渡り廊下を渡って、向かいます。



 浴室は、板張り、温度が違う、多くの浴槽があります。ここらあたりの那須湯本温泉で使用の源泉は、ほとんど、すべて、この鹿の湯と同じ硫黄泉(=鹿の湯・行人の湯、混合源泉)となっています。



那須湯本温泉 元湯 鹿の湯(HP) : 立ち寄り湯の大きな共同浴場、朝8時~夜7時まで、年中無休で、料金400円。

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うなぎ かぶと@池袋

うなぎ かぶと@池袋

東京近郊 美味しい鰻屋さん巡り 百撰 第50話

旨いものばっかり喰ってると、後戻りできなくなる

ってことで、きょうは、まごころに溢れた名店。

都内で、おいしい鰻を食べましょう。


 オヤジさんの歯に衣着せぬ毒舌、痛快な語り口に、バッチリ決まった美味しい鰻と串焼きが名物だそうで。ついに宿願叶って、”池袋 かぶと”さんへの来訪と相成りました。



 これまで知りつつも、なかなか行く機会に恵まれないお店が、なんと多いことか。ほんとに後回しになってしまって、申し訳ない気持ちと、鰻が早く食べたい気持ちでいっぱいです。いつも、店の近くへは、通りかかっていたものの、飲めないし、もちろん夜だけの営業ということで、実は、いささか気後れして、入り辛かったのです。



 夕刻5時過ぎぐらいになりますと、オヤジさんが、道端に出て、七輪で炭にワシワシと火を熾し始めます。やがて日干しされた捌き台を店内へと導き入れ、縄のれんが出され掛けられると、もう、まもなくの開店です。創業は、30余年。新宿 思い出横丁の名店=カブトさんにて、数年修行したのち、認められて、こちらに暖簾分けとなったようです。



 オヤジさんは、多くを語りませんが、見受けるに、かなりの勉強家であり、多くの鰻を食して全国を回り、また、職人としての特別に、厳しい目利きでも、もちろんあるわけで、まじめに、正直に、こだわりの美味しい鰻を廉価にて、提供し続けている、鰻好きに、知るひとぞ知る名店なのです。



* 豊島区池袋2-53-2 日月祝休

(* もちろん土用・丑の日は、ご他聞にもれず休業)

17:30ごろ~23:00

 場所は、池袋駅東口方面から、ロサビルを目印にして、その先にある池袋郵便局前交差点から、もうひとつ奥の小路を左手へと入ったところにあります。徒歩10分内外。こじんまりとしたお店、オヤジさんとママさん、ふたりで営む、うなぎ かぶと、でも、いつも常連さんで、店内は賑やかなのだそうだ。



 縄のれんを潜って、店内は、小上がりもひとつありますが、ほぼ、カウンターだけ、10席ほどの広さ。うなぎを捌く台と焼き台、団扇で扇ぐと炭の細かな灰が店内に舞うような、まさに鰻一筋専門店です。



 6時過ぎる頃から、ぼちぼち客も入り始め、予約の電話がひっきりなしに鳴り始めます。10席ほどの店内は、連夜、常連さんで、いっぱいです。日によって、入荷状況は違ってきますが、天然ものの鰻が、利根川方面や宍道湖辺りからも仕入れられてきます。匁(重さ)にもよって値段は違いますが、伺った、この日は、最上級宍道湖もので、8000円~ぐらいからでした。

 鰻の心臓 : まず、鰻を目の前で捌くところから始めまして、真っ先に取り出した、鰻の心臓(=この皿の上に乗った、小さくて赤い塊がそうなのです)を戴きます。まだ、見るからにピクピクと動いているままの心臓ちゃんを、パクッと呑み込みますので、味は無いのですが、なんとなく精が付きそうな気がしますね。



 鰻重 : 特=2200円

☆☆☆☆☆ (* 肝吸いと新香は、あらかじめ付いてきます。)

値段も含め、都内では間違いなく、最上級のテイスト。地焼きということでいえば、もちろんこちらが、都内~近隣で最上の選択肢ということになろうかと思います。



 鰻重は、ほぼ同じ目方(大きさ)の鰻を使用して、ご飯の上に乗せる、身の量が変わるだけので、こちらが(中)くらいの(特)バージョンですが、もちろん、ひとつ下である(上)=1700円でも個人的には満足いくのではと思います。その上が、(特特)=2800円、その上が、さらには、その時々入荷してくる天然物で時価となります。



 鰻 : 愛知一色や鹿児島大隅産など使用。こちらに伺ったのは、もちろん、蒸し無し、焼きオンリーのお店だからです。タレは、やや辛め、しっとりと鰻自体に絡められ、旨く染み込むように施され、ふっくら理想的な具合に仕上がっています。



 皮の部分は、かなりパリッとした食感、見た目にも上手に仕上がり、身の部分は、しっかりとほんわり柔らか、焼きの旨さが、地焼きにより、蒲焼本来の肉厚さの旨さを引き出しています。もちろん、こちらでは、炭火焼使用。炭の使いかたは、かなり旨いし、焼きも上手です。



 焼き上がりには、ほんのりと、炭の焦げた香りがほのかにするだけで、鰻の炭火焼による身の調理の仕方が芸術品です。ぜひ、味わって、体感してみてください。地焼きなら、佐原に行かずとも、池袋で体験できます。間違いの無い、都内随一の味わいです。



(* 閑話休題 : 自分が思うに、よく、箸先で、”崩れてしまいそうなくらい柔らかな蒲焼”がありますが、あれは、駄作。技術的に未熟か失敗作だと思うのです。食べつけていないと、それが最高の鰻だと勘違いしているひともあるので困りものです。蒸しに頼れば、素人を騙すには、よほど簡単なのです、ほんとうに美味しい鰻のふんわり感は、ほんわりしたふくらみが肉に感じさせる仕上がり方です、いきおい崩れてしまうような体たらくなら、間違いなく、串打ち段階からの失敗作でしょう。水っぽい感じがする蒲焼っていうのも、いちばん、たち悪いもんです。そういう店は、気をつけましょうぜ。) ご飯 : ☆☆☆☆☆   正真正銘、生粋の魚沼産の極上物。もちろん、炊き方にも拠るのでしょうが、きわめて粒立ちがしっかりとした、一粒一粒に旨みが刻まれたのが分かるように、しっかりと詰まった、非常に吟味された美味しいもの。



 たとえ、ごはん少量でも、内容が好いので、満足度合いは高いのですが、客観視するに、ご飯の分量的には、ごく少量。鰻重としてみた場合、やはり、ご飯が比率的に多いのは、バランス的によろしくないと思うので、このぐらいが、実は、品良く味良く、まさに黄金比率で、バッチリ。



 肝吸い&新香 : 別計上で、頼めば、違うのかもしれないが、この値段内で自動的に付いてくるのは、素朴な大根の塩もみ、そして小ぶりの椀に入った肝吸い。具は、三つ葉だけ。とくに、どうということはない、主役の鰻重に対して、あくまで、控えめがよいのだとも思う。



* 池袋かぶと : オヤジさんが、頑固一徹の職人肌なので、人によって、合う合わないの差が激しいかもしれません。真剣勝負で鰻に対峙しているとわかって、その粋を汲んでくれるような真剣な付き合い、長く通って、お互いに楽しい会話が弾めるようなものを感じたら、贔屓として大切にしてくれると思います。鰻屋としてよりも、日本酒も旨い居酒屋として捉える。くれぐれも、予知無く、評釈するような態度だけは、慎みたいものです。オヤジさんの鰻に対し、商いに対しての熱い思いに対して、感謝した日でした。オヤジさん、とっても美味しい鰻を、ありがとう。



( * 池袋 かぶと 串焼き篇へと つづく)

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池袋 かぶとで、味わう、鰻の串焼き

池袋 ”かぶと”で味わう、鰻の串焼き

 ”池袋 かぶと”さんの串焼き1式も、やっぱり、文句無く、美味しい。〆で頂く鰻重のご馳走然とした佇まいも然ることながら、やはり頭の先から、しっぽまで、丸ごと食べることが可能な、串焼きは、さながら鰻供養のようなもの。なお、串焼きには、鰻のタレもよいが、同様に、塩を振ってもらう串焼きも、なかなかイケる。



 串焼き1通り : 880円

☆☆☆☆☆



 この味わいで、1通り食べれて、〆て、880円とは、申し訳ないくらい。日本酒飲める人間なら、なおさら、極上、この上ないハズ。



* 豊島区池袋2-53-2 日・祝・月曜休

(* なお、当然ながら土用丑の日は休業です。) 

17:30ごろ~23:00

 ひれ焼き(2本) : 鰻の尻尾とか、尾びれ、はらびれなんかをまとめて巻きつけた形状のもの。外は、パリッパリ、なかは、ほわ~っと、めちゃうま。けっこう脂があるものなので、自らの脂分で揚って、外側カリカリ、なか、じゅわ~っつと、ほわほわほわ~な絶品。



 えり焼き2本(塩) : 塩で、まとめてもらう。頭っていうか、首って言うか、そういうところの骨ばったところと甘めな肉が付いたところ。外側が、カリッと焼きあがって、内側にジューシーな旨みが封じ込められ、骨の硬さが食感として美味しい。

 ればー(塩) : 1本 レバーは、肝臓で、稀少、以外と珍しい。鰻だけに、とっても小さな部位なんですが、焼きすぎず、レアなままのポちっとしてふんわり、仕上げに塩を軽く振っていただくと、なんとも珍味、美味。こんなにも、上品なレバーって、素敵です。



 肝焼き(1本) : ☆☆☆☆ 胃腸とか腎臓とか、それらの管がつながって付いた、かなり美味しい部類の肝焼き。小ぶりですが、苦い部分も併せ持った作り方で、鰻の内臓の余すところ無く味わう、非常に鰻好きには、たまらない味わい。



 ひと口蒲焼(1本) : かぶとさんの串焼き1通り、この、口取り大の蒲焼も付いて、合計7本。これで、880円は、グレード、めっちゃ高すぎです。カウンターで、ちょっと摘むレベルじゃありません。でも、それをさりげなく、許してくれる、かぶとのオヤジさん、なんて太っ腹、なんてマニアックなお店。



 ともかく、池袋 かぶとさんの串焼き、蒲焼ともに至極、CPの高さは、ハンパないぐらいに素敵!黙って、オヤジさんの捌きに、見とれて、しばし、鰻料理の酔いに、大人しくハマってみませんか?

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とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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