築地場内6号館 魚がし横丁 とんかつ 小田保の牡蠣フライ&カキバター焼き定食
築地場内 とんかつ 小田保のカキバター焼き定食
@築地市場内 魚がし横丁6号館
築地市場が気に入らないのは、単に、自分は魚嫌いだからに違いない。だいたい、あの市場の活気とともに、撒き散らされた、磯臭い、そして魚の臓物から立ち上る匂い全般が耐えられないのである。そうは言うものの、食い意地が張ったものだから、3月いっぱいまで、という冬の味覚、牡蠣の食える時季に触手を伸ばすべく、築地まで出かけてみた。
狙いは、巷で人気の寿司屋ではない。この寒空の中、よくもまぁ~並ぶもんだという、大和寿司と寿司大という、二大行列店に挟まれて、肩身が狭く見える、とんかつ 小田保さんへと向かう。都営地下鉄 築地市場前駅出口から向かって歩いて、魚がし横丁と命名された物販と飲食のエリアである。手前から9号館~4号館まであるうちの、6号館の中程。
ここいらは、どんなに、こじんまりとした店構えでも、市場内で働く人達に支持されて、それぞれのウリがある。むしろ、新規参入のお店は、気をつけたほうが良い、あまりに宣伝が激しいようなお店には、何もないことが多いのだ。
場内で、とんかつといえば、老舗の八千代が有名だが、カキバターだと、"洋食 たけだ”も引き合いに出されることが多いようだ。でも、やっぱり、ポツンと佇む、小田保も、グッと来るのではなかろうか?肉も魚介類も、どっちもイケる。常連さんの頼み方だと、”今日の刺身は何?”から始まって、ビール、そして、〆は、それぞれお好みでフライ物、海老とカニコロひとつづつ、そんな頼み方がされる。
* 中央区築地5-2-1 築地市場内6号館
日・祝日・休市場日休み
朝4:00~13:00
カキバター焼きとカキフライ定食 ハーフ&ハーフ : 1300円
☆☆☆☆
正確に言うと、これは、メニューに記載はない。あくまで、裏メニューであるが、頼めば、やってくれます。どうしても、カキフライ、カキバター双方が食べたい、そんな病みがたい欲求に応えてくれる、いわば嬉しいご馳走。ともかくも、この寒空、30分以上も並んで、3500円以上も出して、旨くもない寿司食うか、牡蠣に堪能するかは、ひとの自由であります。
カキバター焼き : 牡蠣バター焼き3つ。牡蠣フライが2つ。どっちが美味しいのかといえば、それは、もう両方とも美味しいです(笑)。バター焼きのほうは、風味的に、バターが加わって、少し塩っぱい感じですが、牡蠣のプリッとした弾力性が口いっぱいに広がって、これは、もちろん、うま~ぃです。
カキフライ : 2ケ。このバター焼きとフライの量的バランスが絶妙です。カキフライは、多すぎず、あと、もうひとつぐらい、というところで、とどめておくと、腹もたれしません。こちらのカキフライは、自分が食べてきたなかでは、おそらく、これまで一番のおいしさです。
衣のサクサク感、ふわ~っと揚がって、火も、しっかり通っていながら、ジューシーで、なおかつ、コリッとした歯ごたえが感じさせる身の厚さも実感できて、ほんとうに美味しいカキフライです。オリジナルのタルタルソースは、酸味が少なくて、甘い感じで独特。
小田保さんのカキフライ&カキバターは、自分のような”牡蠣喰わず嫌い王”を屈服させるほどの魔力を秘めた逸品です。
店は、カウンターとテーブル席3つの小さなお店、両脇の寿司屋の並びでの歓声が、ザワザワとウルサイなかで、食べる至福のカキフライ。
* 牡蠣が食べれる、10月~3月いっぱいまでの間に、是非、お立ち寄りください。なお、牡蠣がない夏場には、ホタテフライ&ホタテバター定食なんて、うれしいものもあるから、ご心配なく。エビ丼とか、魚介のフライ類は、やっぱり、こちらのマストアイテムですしね。また、こちらの隠れた逸材、しょうが焼き定食も、美味しいよ。美味しいもの喰うなら、両脇のしょうもない寿司屋は、無視するに限るって、思いますがねぇ。
@築地市場内 魚がし横丁6号館

狙いは、巷で人気の寿司屋ではない。この寒空の中、よくもまぁ~並ぶもんだという、大和寿司と寿司大という、二大行列店に挟まれて、肩身が狭く見える、とんかつ 小田保さんへと向かう。都営地下鉄 築地市場前駅出口から向かって歩いて、魚がし横丁と命名された物販と飲食のエリアである。手前から9号館~4号館まであるうちの、6号館の中程。
ここいらは、どんなに、こじんまりとした店構えでも、市場内で働く人達に支持されて、それぞれのウリがある。むしろ、新規参入のお店は、気をつけたほうが良い、あまりに宣伝が激しいようなお店には、何もないことが多いのだ。
場内で、とんかつといえば、老舗の八千代が有名だが、カキバターだと、"洋食 たけだ”も引き合いに出されることが多いようだ。でも、やっぱり、ポツンと佇む、小田保も、グッと来るのではなかろうか?肉も魚介類も、どっちもイケる。常連さんの頼み方だと、”今日の刺身は何?”から始まって、ビール、そして、〆は、それぞれお好みでフライ物、海老とカニコロひとつづつ、そんな頼み方がされる。
* 中央区築地5-2-1 築地市場内6号館
日・祝日・休市場日休み
朝4:00~13:00

☆☆☆☆
正確に言うと、これは、メニューに記載はない。あくまで、裏メニューであるが、頼めば、やってくれます。どうしても、カキフライ、カキバター双方が食べたい、そんな病みがたい欲求に応えてくれる、いわば嬉しいご馳走。ともかくも、この寒空、30分以上も並んで、3500円以上も出して、旨くもない寿司食うか、牡蠣に堪能するかは、ひとの自由であります。
カキバター焼き : 牡蠣バター焼き3つ。牡蠣フライが2つ。どっちが美味しいのかといえば、それは、もう両方とも美味しいです(笑)。バター焼きのほうは、風味的に、バターが加わって、少し塩っぱい感じですが、牡蠣のプリッとした弾力性が口いっぱいに広がって、これは、もちろん、うま~ぃです。
カキフライ : 2ケ。このバター焼きとフライの量的バランスが絶妙です。カキフライは、多すぎず、あと、もうひとつぐらい、というところで、とどめておくと、腹もたれしません。こちらのカキフライは、自分が食べてきたなかでは、おそらく、これまで一番のおいしさです。
衣のサクサク感、ふわ~っと揚がって、火も、しっかり通っていながら、ジューシーで、なおかつ、コリッとした歯ごたえが感じさせる身の厚さも実感できて、ほんとうに美味しいカキフライです。オリジナルのタルタルソースは、酸味が少なくて、甘い感じで独特。
小田保さんのカキフライ&カキバターは、自分のような”牡蠣喰わず嫌い王”を屈服させるほどの魔力を秘めた逸品です。
店は、カウンターとテーブル席3つの小さなお店、両脇の寿司屋の並びでの歓声が、ザワザワとウルサイなかで、食べる至福のカキフライ。
* 牡蠣が食べれる、10月~3月いっぱいまでの間に、是非、お立ち寄りください。なお、牡蠣がない夏場には、ホタテフライ&ホタテバター定食なんて、うれしいものもあるから、ご心配なく。エビ丼とか、魚介のフライ類は、やっぱり、こちらのマストアイテムですしね。また、こちらの隠れた逸材、しょうが焼き定食も、美味しいよ。美味しいもの喰うなら、両脇のしょうもない寿司屋は、無視するに限るって、思いますがねぇ。

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