FC2ブログ

築地場内6号館 魚がし横丁 とんかつ 小田保の牡蠣フライ&カキバター焼き定食

築地場内 とんかつ 小田保のカキバター焼き定食

@築地市場内 魚がし横丁6号館


 築地市場が気に入らないのは、単に、自分は魚嫌いだからに違いない。だいたい、あの市場の活気とともに、撒き散らされた、磯臭い、そして魚の臓物から立ち上る匂い全般が耐えられないのである。そうは言うものの、食い意地が張ったものだから、3月いっぱいまで、という冬の味覚、牡蠣の食える時季に触手を伸ばすべく、築地まで出かけてみた。



 狙いは、巷で人気の寿司屋ではない。この寒空の中、よくもまぁ~並ぶもんだという、大和寿司と寿司大という、二大行列店に挟まれて、肩身が狭く見える、とんかつ 小田保さんへと向かう。都営地下鉄 築地市場前駅出口から向かって歩いて、魚がし横丁と命名された物販と飲食のエリアである。手前から9号館~4号館まであるうちの、6号館の中程。



 ここいらは、どんなに、こじんまりとした店構えでも、市場内で働く人達に支持されて、それぞれのウリがある。むしろ、新規参入のお店は、気をつけたほうが良い、あまりに宣伝が激しいようなお店には、何もないことが多いのだ。



 場内で、とんかつといえば、老舗の八千代が有名だが、カキバターだと、"洋食 たけだ”も引き合いに出されることが多いようだ。でも、やっぱり、ポツンと佇む、小田保も、グッと来るのではなかろうか?肉も魚介類も、どっちもイケる。常連さんの頼み方だと、”今日の刺身は何?”から始まって、ビール、そして、〆は、それぞれお好みでフライ物、海老とカニコロひとつづつ、そんな頼み方がされる。



 * 中央区築地5-2-1 築地市場内6号館

日・祝日・休市場日休み

朝4:00~13:00

 カキバター焼きとカキフライ定食 ハーフ&ハーフ : 1300円

☆☆☆☆



 正確に言うと、これは、メニューに記載はない。あくまで、裏メニューであるが、頼めば、やってくれます。どうしても、カキフライ、カキバター双方が食べたい、そんな病みがたい欲求に応えてくれる、いわば嬉しいご馳走。ともかくも、この寒空、30分以上も並んで、3500円以上も出して、旨くもない寿司食うか、牡蠣に堪能するかは、ひとの自由であります。



 カキバター焼き : 牡蠣バター焼き3つ。牡蠣フライが2つ。どっちが美味しいのかといえば、それは、もう両方とも美味しいです(笑)。バター焼きのほうは、風味的に、バターが加わって、少し塩っぱい感じですが、牡蠣のプリッとした弾力性が口いっぱいに広がって、これは、もちろん、うま~ぃです。



 カキフライ : 2ケ。このバター焼きとフライの量的バランスが絶妙です。カキフライは、多すぎず、あと、もうひとつぐらい、というところで、とどめておくと、腹もたれしません。こちらのカキフライは、自分が食べてきたなかでは、おそらく、これまで一番のおいしさです。



 衣のサクサク感、ふわ~っと揚がって、火も、しっかり通っていながら、ジューシーで、なおかつ、コリッとした歯ごたえが感じさせる身の厚さも実感できて、ほんとうに美味しいカキフライです。オリジナルのタルタルソースは、酸味が少なくて、甘い感じで独特。



 小田保さんのカキフライ&カキバターは、自分のような”牡蠣喰わず嫌い王”を屈服させるほどの魔力を秘めた逸品です。



 店は、カウンターとテーブル席3つの小さなお店、両脇の寿司屋の並びでの歓声が、ザワザワとウルサイなかで、食べる至福のカキフライ。



* 牡蠣が食べれる、10月~3月いっぱいまでの間に、是非、お立ち寄りください。なお、牡蠣がない夏場には、ホタテフライ&ホタテバター定食なんて、うれしいものもあるから、ご心配なく。エビ丼とか、魚介のフライ類は、やっぱり、こちらのマストアイテムですしね。また、こちらの隠れた逸材、しょうが焼き定食も、美味しいよ。美味しいもの喰うなら、両脇のしょうもない寿司屋は、無視するに限るって、思いますがねぇ。

続きを読む

スポンサーサイト



麹町地区界隈~東京ど真ん中物語

麹町地区界隈~ 東京ど真ん中物語



 みなさんは、”東京の中心はどこ?”と訪ねられたら、どう答えるでしょうか。個人的には、目と鼻の先、新宿ですが、ふつうなら、やっぱり、千代田区!と思うでしょう。千代田区は、昭和22年、戦禍によって、すっかり灰燼に帰してしまった町を復興させる意味合いから、麹町区と神田区が合併されて、できあがりました。



 ご存知のように、千代田区には、江戸城があって、1603年、江戸幕府が開かれて以来、日本の政治の中枢を担っている場所なのです。江戸城が、かつて千代田城という別名もあったようで、東京の中心は、ここから作られていきます。



 旧麹町区、つまり麹町地区と今日大きく呼び慣らされている東京の真ん中に位置している=千代田区界隈は、《麹町・番町》、《永田町・霞ヶ関》、《有楽町・大手町・丸の内》という、3つの地区に分かれます。



 この地区に江戸の名残を求めるには、酷ですが、基本的な都市構造は、江戸時代から、受け継がれた部分もあります。たとえば、旗本屋敷地であった番町はお屋敷町を維持し幕閣の屋敷が並んだ大手町や丸の内にはオフィス街が宛がわれ、外様大名の屋敷が立ち並んだ場所が、霞ヶ関の官庁街に成り変わりました。



 江戸城が皇居となり、国会議事堂、首相官邸、警視庁、最高裁判所、国立劇場など、日本のシンボルに相応しい場所が数限りなく、集結しているのが、千代田区なのです。



 さて、ある日、いつもの如く、古本屋の店先で、「 東京ど真ん中物語 」と冠せられた本を手に取りました。内田百閒に関して、池内 紀さんの篤い執筆が寄せられ、山藤章二さんのイラストも掲げられており、我が家の百閒ライブラリーへと連れ帰ることとなりました。



 この本での企画は、麹町地区で活動している地域コミュニティー(活性化委員会)の方々ですが、発行元は、かの文藝春秋社でした。文藝春秋社は、菊池寛が興した出版社で、のちに、番町にあった有島武郎旧宅内へと移転、社屋を構えて営業していた時機もあり、このあたりと縁が深いとのことでした。



 いまでも政治の中心地である永田町、霞ヶ関方面は、どこか、きな臭い匂いも漂ってきますが、番町~麹町界隈には、多くの文人たちの住居があり、そんな関係から、いまでも文化の香りがする、東京でも数少ない文教地区を冠する静かな場所であります。江戸時代の塙保己一の和学講談所、漢学者・三島中州の二松学舎、中江兆民の仏蘭西学舎、明治期の明治女学校、津田梅子率いる女子英学塾、雙葉学園、女子学院、千代田女学園、東京家政学院、大妻、麹町学園など、さまざまな学校発祥の地でもあります。



 本郷、西片、田端、馬込、世田谷、果ては鎌倉まで、文士村と呼ばれた地域がありますが、この番町・麹町地区は、文芸に関わった有名人たちの量と質において、数段、群を抜いた規模がありました。あるいは、また、作曲家、声楽家、画家、歌舞伎役者など、多くの文化人たちも抱えた町だったのです。



 住人だった人びとを、ざっと挙げて見ても、武者小路実篤、国木田独歩、泉鏡花、永井荷風、津田梅子、武田麟太郎、与謝野晶子、吉行淳之介、有島武郎、里見弴、島崎藤村、岡本綺堂、藤田嗣二、黒田清輝、風刺画家ジョルジュ・ビゴー、小村雪岱、寺田寅彦など数限りない。



 自分は、敬愛する作家=内田百閒の東京での住まいを追って、その痕跡を探して歩くことがしばしばあります。そんな折に、立ち寄ったのが、番町でした。百閒の終の棲処である番町では、付近を移居しながら、30年近く住んでいました。かつて訪ねた際にも、百閒の遺功を偲ぶ回顧展を自治会単位で開催されており、なかなか、たいした郷土愛だと感じていました。



 それもこれも、麹町地区を愛するがゆえ、このような精華をもって、各界のひとびとから、思い出などを書き綴ってもらっている、麹町地区に愛着を有するすべての人々に、捧げるべき好著であります。



 いかに麹町地区には、江戸時代以来、綿々と歴史的・文化的な事柄が詰まっているのか分かるのですが、本来的には、政治の中枢であり、日本の核であるべき、千代田区の象徴、国会議事堂は、見かけこそ立派であるけれども、その中身(=ある得べき政治)は、全く、カラッポな現在があると、その結びとしておきましょう。

続きを読む

常総市 天然温泉 きぬの湯

常総市 きぬの湯

オープン4周年、このブログを立ち上げた

第一歩目から、お互い育ちました。


 たしかに、このブログを、さりげなく始めた、記念すべき、いちばん初めての記事が、この、きぬの湯 HPであったのです(笑)。ブログを始めた当初は、そんなに真面目に書き続けるとは思ってもいなかった。4周年をお互いに、意識しあう、実に記念すべき、再訪です。



 なんか、この2009年は、また新しいタームの一歩って感じがするので、なにか縁を感じさせるものがあります。ブログを始めたときは、だいたい、記録とか、細かな情報を書き留める必要性もないと、常日頃から思っていた性分なのに、いまでは、すっかりインタビュアーのように根掘り葉掘り聞いたりもするのだから、人間、分からぬものだ。いや、物事あまり、決め付けないほうが良いのかもしれない。



 さてはて、そんな始まりの一歩があって、あれから、4年の歳月が経って、久々に、再訪しました。



 開設当初とは変わって、施設内も、マイナーチェンジされ、源泉も新たに掘削した2号泉とのミックスになって、お湯の印象も、開設当初とは、打って変わって、やや和らぎました。



 最初のときは、たしかに、荒ぶるような、エッジが強めで、それなりに主張する、好いお湯だったのですが、今度は、どちらかといえば、角が取れて丸くなったような、それでいて、力強さも包容感すら増したような、頼もしくも素敵な施設に、いい意味合いでプラスへと転じて、成り変わっておりました。



 いつのまにか、所在地も、行政区分が、常総市に変わっており、本館のほかに、道の駅的な食品販売所やら、宿泊施設まで兼ね備えた、充実のラインナップになっていました。



* 茨城県常総市守屋町きぬの里1-5-6 

第3火曜休(他臨時休業日あり) 10:00~23:00



 とっても柔らかな、肌あたりのよいお湯。駅は、小絹から歩ける距離、鬼怒川も流れて、場所柄、きぬの湯なのだろうが、第二源泉掘削に拠り、ブレンドされて、前よりも、ずっと絹のごとき、優しげで、ほっこりと癒されるようなお湯に成り変わった。



 此処のお湯は、ハートに、じんわりと効きます。どんな疲れも、けっきょくは、こころを癒さねば、ならないと思うのですが、不思議と、この環境とお湯は、ハートにも、伸びやかに優しく効くようなのです。



 騙されたと思って、ぬるめに加熱された、38度ぐらいの浴槽に浸かってみてください。心も身体も、解きほぐれてしまいます。ということで、改めまして、評価は、次の通り。いやぁ~いい湯です。



最低限、ぬるめに加温された、源泉かけ流し浴槽(とくに内湯がよい)が、とても、湯使いのコンディション、バツグンであります。こちらのお湯は、けっこう複雑な印象のお湯組成。匂いは、新潟近辺のあのスモーキータッチの薄い感じがして、独特なのです。同じような深層の塩化物泉でも、おそらくは、その途上にある地下の伏流水のような成分と合体して、このような艶やかさを生み出すとも考えられます。ストロンチウムが、3mgは、かなり身体に、じんわりときます。



 1200円 お湯も、施設もバツグンです。 ☆☆☆☆

続きを読む

新橋 平牧バーク三元豚 とんかつ むさしや

平牧バーク三元豚使用

とんかつ むさしや@新橋

2008年12月オープン(芝大門)

~2018年新橋へ移転オープン!


 *注 : 現在、新橋へ移転しています。この記事は芝大門店当時に該当するものです。とんかつ好きに、兼ねてから話題を集めていた、千葉県九十九里、一宮海岸近くに、とんかつ むさしやさんというお店があった。過去形なのは、現時点で、リニューアル中であって、店主は、昨年末、東京は地下鉄都営三田線、御成門駅にも近い芝大門1丁目に、本拠地を構えたからである。



 ゆくゆくは、千葉のお店も、仕切りなおして、再オープンさせ、両国にある2号店ともども芝大門店の三店舗体制になるだろうと語った。では何故、千葉の片田舎に引っ込んで(といえば語弊になるが)いたのか、あるいはまた、何故、東京へと進出してきたのか、そんな数多の疑問が、沸々と湧き上がなかで、その思いを、ここぞとばかり店主である塚本さんにぶつけてみた。



 店主は、開口一番、「 自分は、そもそも、とんかつが大好きで、だから、この商いを続けてるんですよ。 」、そうアツく語ってくれた。好きこそ、物の上手なれとは、言い古された言葉なれど、まったく、その通りで、しかし、ごく一般的には、諸般の事情から、諦めたり、別の次元で実利的な物事を優先させてしまうのが、ひとの常であろう。



 ところが、ここの、ご主人、とんかつが好きなのは当然のこととしても、趣味でサーフィンを極めたいがゆえに、海の近くを求め、一宮海岸に家族もろとも引っ越したそうなのだ。そもそもの発想からして、ふつうとは違うわけだ。ふつうとは何ぞや、ということは別にして、そういう自分らしく生きることを、いわば、生業(なりわい)としているわけであるから、凡人とは、少々、”とんかつ”に対しても、その情熱が揚がり切った時点で次元が違う。



 そんな次元が違う、極上のとんかつを喰らうためには、そう、きっと千葉ではなく、ようやく東京の中心で、ごくふつうに、いつでも食べれるようになったのである、即ちそれが、東京店開設の意味合いらしいのだ。もちろん、千葉の田舎に引っ込んで営業しようとも、その味を求めて、車で遠路はるばる、客足は絶えなかったらしいのだが、東京でこれからは踏ん張って勝負し、かつ、此れまで以上に、三元豚のよさを、みんなに知ってもらいたいとも語ってくれた。



 驚くべきことに、いまでも、店主は、千葉から、毎日通ってきているそうなのだ。見上げたもんだ。こんなオヤジの揚げた、とんかつ、その話だけでも、聞いたら、食べに来たいと、皆さんは、思わないだろうか?場所は、御成門と大門駅の中間ぐらい、芝パークホテルと芝大神宮との間に挟まれた小路といえば、位置関係は分かるだろうと思う。味芳斎支店の裏手に当たる。



移転先新住所 : 港区新橋5-9-7 第19大協ビル1階

*  土日祝休

11:30~13:30(ランチにつき夜より値段が安めで、品物は同レベル)

17:30~20:30(しゃぶしゃぶなどもあり、お酒といっしょに)

極上ロースかつ定食 : 2300円

☆☆☆☆ (ともかく極上につき数量限定のため、昼の部で早々に売り切れることも)



 当然の如くに、この店で、一番美味しい、極上ロースかつ定食をいただくことにする。栃木の牧場で生み出された三元豚、その正統なる流れを汲んでいる、平牧バーク三元豚(平田牧場・バークシャー豚)の一番良い、リブロースの脂身の箇所のみ、200グラムぐらいを使用しているそうである。



 肉 : 当然ながら、肉質は、極上である、霜降り具合が、ちょっと他のとは違いすぎる。次元が違うとは、まさに、このことで、脂身が多く、まるで、とろけるような感じながらも、全体的には、あっさりとして、しつこさも、クセもない。これが、ほんとうのロースなのだろうと思う。しかし、通常のお店ではお目にかかれるような代物ゆえ、きっと脂身が嫌いな向きには、評価は違ってくると思う。



 肉に対して、全面的な信頼を持って接しているため。前処理として、切り身を入れたり、叩いたりという過程は一切ない。まさに、パーフェクトなままを、油へと泳がせる感じである。



 パン粉 : 中屋パン粉専門店のものを使用。とんかつのパン粉用だけのために焼かれた特別なパン粉を使って、パン粉の付け方にも、店主なりの一家言、コダワリがあるそうなのだ。食べてみれば分かるが、大概、とんかつの衣には、薄いか、厚過ぎるか、ふたつの選択しかないように思えるが、ここのは、程よさが違う。



 つまり、食べづらいような、ごわ~っとした無理な厚みでもなく、薄すぎて、衣が肉と剥がれてしまうような、軟な付け方ではないのだ。薄さの食感を最大限に生かしながらも、食べた際にふわ~っと包み込んで、油の具合と肉の双方を結びつけつつ加熱するための胴衣としての衣、その異なる意味合いを見事に理解しながら、みごとなまでに衣の美学に包まれて三元豚を惹き立てているのではなかろうか。



 油 : 油への店主のコダワリかたもパンパではない。その証拠に、ラードと他の油をミックスしていて、その内容等、ミックスする割合等は、企業秘密だとおっしゃっていた。季節ごとの温度設定やら、揚げる量にもよって油は変化するものだから、なんでも、一辺倒とはいかないそうだ。ある程度揚げてから、油がこなれて来て旨く揚がることもあるし、この体験上勝ち得た油の調合法からだと、油が痛むとか、疲れるといった油自体のダメージがないぐらい、すごくパワーが在るもの、でも、教えられないと笑っていた。なお、ごま油、菜種あぶらは、一切使ってないそうだ。それでも、かなりラード臭は強く、重めの油。

三元豚は、こちらでは、おろしぽんずで食べるとよいと薦めてくれた。なるほど、肉質が脂分が多いから、あっさりめに、さっぱりして、この方が理にかなっているのだろう。でも、本来の肉の上等さを味わうため、なにもつけなくても、十分に甘くて美味しい!そして、ついつい、箸の止まることがなく、飽きずに食べ切ってしまうのだった。もたれなど気にせずとも、よい塩梅なのだ。



 店主は、こちらのとんかつは冷めても美味しいと語っていた。本来は、油のせいで、時間が経つとものがへたれるのだが、その劣化さえ感じさせないよさがあるようなのだ。なお、冷めた具合で、なお一層の美味しさを引き出すとも言えそうな、カツサンドもあるようなので、こちらも試してみたいものだ。しかも、自信の表れからだろうか、カツサンドも、ヒレではなく、ロース仕様だということだ。



 卓上には、塩も置かれ、ソースについては、辛口が、自家製(こちらのほうが旨い!が化調が妙に強く感じられる。)と甘口は、市販のトマトソースベースの、ごくスタンダードなヤツであった。



 ご飯 : 千葉県いすみ市産のお米らしく、甘くて、もっちりしてなかなか美味しい。



味噌汁 : 椀は、程よい、赤だし。豆腐の賽の目切りが、やや大きすぎるようなのだが、まぁ、ふつうに旨い。



 お茶 : 最初は、水、食後は、ごく、ふつうの番茶だった。あまり決め込んでいないようだ。



 香の物 : ふつう。肉が主役なので、脇役には、とやかく言わせないようなシンプルな配置。



キャベツ : 甘くて旨いが、刻みは、もう少し、細かなほうが、食べやすく、心配りが出ると思う。やや煩雑にして荒っぽすぎる。



総括 : ということで、これまで、いろいろと、とんかつ屋を歩いてきたが、遂に、自分の中でも、お腹の中でも、完結を迎えた気がしている。両国支店に行かぬまま、近隣の芝大門へとオーナー自体が店を構えてくれた、この日に感謝しようと思う。どうも、ご馳走様。

続きを読む

立ち食いスタンド きしめん 寿々木屋 人形町支店

立ち食いスタンド きしめん 

寿々木屋 人形町支店


 前に、東日本橋にある、スタンドきしめん屋=寿々木屋(現在は閉店)さんを紹介しましたが、経営母体が同じで、人形町交差点近くにある支店です。



 こちらは、創業10年ぐらい、本店に比べて、店も小奇麗で、やや広い感じがします。味的にも、こちらの方が、やや、美味しい感じがしますし、清潔でアクセスもよいので、おススメします。



 人形町近辺は、ほんとうに食の宝庫なので、できるかぎり気になったお店は、そのつど紹介していきたい重点地区です。



* 中央区日本橋人形町3-13-12 土日祝休

10:30~19:00

きしめん(基本形は、この、きつねタイプ) : 

350円(+ちくわ天 60円)

☆☆☆



 麺は、きしめんというよりは、やや分厚い平打ちのうどん。汁は、白醤油系でしょうか、けっこう塩気が強いものですが、旨い!花かつおと刻み昆布がトッピングされています。特別に美味しいわけではないのですが、地下鉄の出口上にある駅前スタンドでもあり、CP、値段は、バッチリです。各種、揚げ物バリエーションもけっこう充実のラインアップで嬉しいかぎり。

続きを読む

ゴールド・アゼツライト(シトリン)

ゴールド・アゼツライト(シトリン)

2009年ツーソン新着 その2




 ”アゼツライト”というのは、鉱物名でも、石のなまえでさえなく、ある販売会社が手がけた(名付けた)、商品名(もしくは商業名)である。だから、商業ベースでお眼鏡に適った、それ相応の石が発見されると、〇〇アゼツと称して、市場に徘徊することとなる。



 もっとも、アゼツに限らず、数多の宝石が、そのような経路を辿って、貴婦人たちの見目を飾ってきた。もとから、大地の一部であったものを、ひとたび欲の眩んだ人間が目にするならば、それは、直ちに、旨味がある商品化が試みられる。



 初期の頃に出回った、アゼツは、ほんとうに、綺麗な水晶だった。しかし、その後、しばらくは、そのネーミングで飯が食えると画策した業者は、白濁した水晶をアゼツと称して、意図的に混入させて、時間を稼いだ。



 やがて、手持ちのストックが枯渇したのか、新たな商品を生み出すことを画策し、このたび、3パターンぐらいの新種アゼツがお目見えした。アゼツが、トレードマークを登録した、たとえ商品であったとしても、石としてしっかりとしたものであるなら、商品としては、もちろん問題はない。



 宇宙の理では、”所有”は、認められていない。TM(トレードマーク)とは、そんな意味合いから、宇宙に反した行為なのである。しかしながら、そうはいうものの、そこで躓くと、すべてが人間社会では、不適なものと成り変わってしまうから、その構造は、荒立てないようにしておく。



 受け取るべき、人間のほうに問題が生じていると、対象物がなんであっても、おそらくはモノにならない。受け取るべきものが、なんなのかを魂のレベルで、しっかりと受け止め、融解させていくことが出来るのなら、それがたとえ、小さな石の欠片であったとしても、そのなかにひとは宇宙全体の深奥を感じることは可能なのである。



玉石混交とは、いまここに投げ放たれたなかに、こころの目に醒まされて真美を見ることである。まさに、動揺がはしるのは、ほかでもなく、魂へと戻る過程で既に、明らかにブレが生じている証拠であり、見かけ上で、善悪、美醜を判断する物質主義のからくりに根ざしているからなのだ。その箍を外さねば、なにごとも、ほぼ同じである。

 

 ようは、考えもなく、商業ベースに、ただ、ただ踊らされないことが肝要である。以前、ノースカロライナから発見された、オリジナルなアゼツライトと、ほぼ同じ地域から、2007年頃から採られたと言われている、ゴールド・アゼツライト。



 そうネーミングされているだけで、ようは、シトリンやスモーキー・クォーツのような外観を持った水晶であることには変わりは無い。しかし、そこから何を受け取れるかは、個人的な資質の問題。この石だけを所有したことから、何かが変わるわけではない。



 ▽ 石には、相関性や相似性があって、相性のよい石があるので、自分で意図的に並べてみる。写真中央部が、今回のゴールド・アゼツ、左が、ふつうのヴァーモント州産アゼツ、右側がブラジル産フェナサイト。一番、奥に在る小さな緑色のは、モルダバイトである。インカジェードとも相性がよい。



 このところ、個人的には、シトリンが好きである。石は、石として、ひとつづつ性格も違えば、エネルギーも違うのだから、一概には言えないのだが、このゴールド・シトリンは、なかなか気に入っている。どう感じるのか、が問題であって、そこから、何を受け取り、何を生み出せるのかが、重要だ。



 Speakings of Light : ゴールドなアゼツ(シトリン)の到来は、ひとびとが、光を受け入れる準備が出来つつあることを示唆している、すべてのものが、そこから来たであろう光の元への帰還、つまり大いなる根源へと想いを馳せることが適ってきたのである。



 それには、各人が、単に光を希求するのみならず、己の中に巣を喰う惧れを、手離し、どれだけ処理できているのか、そのことが前提として、問われています。(桃猫)

 

冬の日差しは、やわらかなので、毎日のように、石たちを小まめに、日向ぼっこさせているの図。



続きを読む

スペイン料理 コスタ・ブラバ@笹塚 観音通り

スペイン料理 コスタ・ブラバ@笹塚 観音通り

庶民的な商店街で、創業12年


 笹塚駅南口から、庶民的な飲食街、観音通りを歩いて、その突き当りのビルの2階に、スペイン料理 コスタ・ブラバさんがあります。案外、穴場のお店だろうと思います。手堅い選択だと思います、近隣の方なら是非来訪を。



 階段を登っていくと、お店は2階部分、観音通りが一望できる、なかなか素敵な空間。テーブル席が、10席に満たない、程よいプライベートな場所。区民は、知っておくと便利なお店。もちろん、昼時の日替わりランチや夜のコースもなかなかリーズナブル。



* 渋谷区笹塚1-15-5 2F 水曜休

11:30~15:00(ランチ) 18:00~23:30

 パエリア ランチ : 980円

☆☆☆☆



 美味しい!ニンニク・オイルの風味が強すぎて、サフランの香りは、あまりしません。出来立てですと、パエリアというより、リゾットに近い味わい。ごはんに芯が残るほどの堅くて、美味しい具合が素敵でした。ムール貝、アサリ、ゲソ、子持ち甘えび、などが入ったバージョンで、サラダやスープが付いて、千円以下は、絶対にお得!



 スープは、コーンポタージュのようなもの、それにサラダが付きます。飲み物は、これに+180円で付けられます。今後とも、小まめに、ご近所さんで、良いお店を見つけたら、記事にしていきいます。あくまで、生活圏こそ、我が家って感じなので、近隣も、暖かな眼差しで見守り続けます。

続きを読む

天然温泉 花咲の湯@上尾市ニューシャトル原市駅 オープン!感想

天然温泉 花咲の湯@上尾市ニューシャトル原市駅

HANASAKI SPA  2009.2.20オープン


 知らない場所や、乗った事がない電車に出遭うと、ワクワクしてきます。大宮駅、北改札を抜けて、逆側へと戻るような形で、回り込み、ニューシャトルに乗り込みます。ニューシャトル(埼玉新都市交通)は、いわば、さいたまの”ゆりかもめ”みたいなものでしょうか、ワンマン運転で、ゴムタイヤで走る新交通システムの小型電車。



 新幹線の軒先を借りて営業して併走する、沿線の通勤通学用の中量輸送機関。一駅の間は、わずかに1キロ程度、大宮から、鉄道博物館前、を経て内宿(伊奈町)まで、12.7kmを走ります。

 経済状況の悪化から、このところ、めっきり新規オープンが減ってしまった、スーパー銭湯。そんななか、ひさびさに、上尾市、原市に、HANASAKI SPA 天然温泉 花咲の湯 HPが、オープンしました。



 場所は、分かりやすく、原市駅前から、斜めに延びる一本道を、5分ほど歩いた左側にあり、大きな、"ゆ"の看板が遠くからでも、目立ちます。工業団地を周辺に控えた立地での、地元経営型、小型の温浴施設。



* 上尾市原市570番 無休

10:00~25:00  800円

 温泉使用の浴槽は、屋外のみ。源泉浴槽がひとつに、循環仕様となった浴槽とつぼ湯の3箇所だけとなります。屋内のアトラクション浴槽は、白湯。水風呂も、水道使用。高濃度炭酸泉もあり、こちらは白湯使用で屋外。



 サウナでは、午後数回にわたって、ロウリュ(うちわでアロマの熱風を当てる)のサービスもやってました。温泉施設の目の前が、同系列のフラワーショップ Oncle Hoaとなっており、花や植木、園芸資材のほか、地場野菜の即売会場にもなっているようです。なお、併設施設として、100円ショップもあります。



 併設のレストラン、LOTUS CAFEでは、和食の花咲御膳ほか、ベトナム料理っぽいアイテムも混ざり、なかなか豊富なラインナップが目を惹きます。実内容は、そうたいしたものではありませんでしたが。家族連れなどの幅広い年齢層に応えるものとして、目先だけは、変わって好いと思います。

 ナトリウムー塩化物泉(低張性) : ☆☆☆



 ▽ 源泉かけ流し浴槽 : 写真は、HPより転載。源泉38.5度を、冬につき、加温して、42度にて注入しており、浴槽の温度は、39度でした。この手の温泉にしては、ぬるめなので、けっこう長湯できる利点があります。



  注入口から、勢い良く鮮度のよい、源泉が流れ続けていました。お湯の鮮度はなかなか良さゲでしたが、イマイチ、お湯にインパクトがなく、薄めで、軽い浴感。ガッンと来るようなものがなく、イマイチ即効性なく、けっこう長~く浸かっていても、身体に堪えることはない、弱い効き目のお湯。



 見た目で濁りが、黄褐色にみえるのは、ほぼ鉄分らしく、注入口では、生臭いような鉄分の金気と臭素&アンモニア等の匂いが入り混じった、なんともエゲツない、ヒモノ臭または、ラーメンで言うところの明確なるアゴ出汁臭がします。油臭および、リキッド臭は、まったく、しません。



 キツイ匂いほどに、お湯に、力が無いのは、やはり微量成分における+アルファが弱いのと、硫酸イオンが少ない点、メタ珪酸値が100を超えずに80mgに留まっているからでしょうか。武蔵小山の清水温泉より、かなり薄めに感じます。



 源泉浴槽のまったり感に比べ、つぼ湯のパフォーマンスは、よくなく、バリカルキ、それにしては内側からのお湯が注入のみで、加温も熱かった。



* とりたてて、コレといった、個性が無く、サービス面で大きく足りないものはないにせよ、惹きつける訴求感に乏しい、シンプルな施設。アジアのリゾートをコンセプトで謳ってるが、使い古された通俗性で、かなり安普請はいがめない。

続きを読む

関内 レストラン グリル サクライのナポリタンデラックス!

関内 レストラン グリル サクライ

創業昭和31年、地元御用達の洋食屋さん

きょうのハマらんち、

伝家の宝刀 ナポリタンデラックス!


 ヨコハマの胃袋を支えてるのは、やっぱり、馬車道界隈。自分が好きなだけかもしれないが、このあたりが大好き。いつも観てます、TVK、ハマランチョ!、きょうは、中村アナとヒゲのテミヤンだなぁ~などと生放送をヨコハマNEWSハーバー前で、立ち止まりながら、横目で見て、ひとまず通り過ぎ、二つ目の角を曲がった、小汚い小路、飲み屋街のなかに、小振りで小奇麗な、レストラン グリル サクライさんがあります。



 昭和31年創業で、一時期休んで店を閉めていたこともあるそうですが、もう地元では、おなじみ、大人気店らしく、終始、お客さんが絶える事はありません。



* 横浜市中区相生町2-35 土日祝休

11:30~14:30

 ナポリタン デラックス=ハンバーグバージョン : 940円

☆☆☆☆



 美味しい!こちらのお店、ランチの時間帯である、1時を過ぎないとナポリタンが食べれない仕組みになっている。しかも、終了時間は、二時半という、なんとも地元仕様の手堅いお店。そのせいか、結果的に勝手知ったる常連客に圧倒的な支持を受けている。



 それだけではない、とてもオバちゃんの接客が人懐っこくて、いわゆる庶民派のヨコハマテイスト。ほんとうのヨコハマって、こういうもんだね、暖かいまちであることを、ここでも実感。海の見える高層階での無機質な食事も異国ヨコハマなら、本国横濱は、きっと、こんなにも、こんじんまりした、カウンターとテーブル席が、随時、お客さんで埋まってしまうような、10席に満たない、サクライさんみたいな洋食屋さん。



 なんだかんだ言っても、われわれ庶民には、こういうホッと一息つける場所も好きなのさ。近くには、喫茶 レストラン ぷらむさんもあって、レストラン ポニーも控えてるけど、日替わりで、サクライも次回から持ちカードに入れましょう。

 ナポリタン : こちらのナポリタンは、単品だと650円。でも、やっぱり、こちらでの真骨頂は、単品指定よりも、ハンバーグやら、ヴィクトリアカツなんかを組み合わせて、合わせ技の効いた=デラックス攻撃がおススメ!レストラン ポニーでは、ナポハンだったけど、こちらでは、デラックス!と宣言してから、ハンバーグとか、メキシカン(チリソース味=こちらのイチオシ)などと加えてください。



 麺は、いささか致命的ともいえそうな、極細のスパでありながら、茹で置きでも、さほど劣化はなく、すんなり食べれます。こちらのナポは、イメージからすれば、挽肉も入っており、どちらかといえば、ミートソース絡めに近い、いや、まさに、そうである。



 味付けは、ハンバーグに使うオリジナルのデミグラスソース、真っ赤なケチャップソースに、かなり多めで味が効いてるのが、ウスターソース、それに塩、コショウ、チーズなどを加えて、弱めに炒めたもの。十分美味しいのですが、やや化調が多くて、意外とジャンク色が強い、味濃い系。



 しかも、麺よりもルーが圧倒的に多くて、洪水状態な感じでした。具は、シンプルに、タマネギ、マッシュルームにハム。サラダも、注文が入ってから、新鮮な野菜を切るという素晴らしさ。加えて、衝撃だったのが、ハンバーグの脅威的な美味しさであります!



 ハンバーグ : 完璧!☆=5 ほんとうに柔らかくて、どうしようもなく美味しい! ハンバーグの旨さに酔うのであった。

続きを読む

メデューサクォーツ・ギラライト・インクルージョン(ギラライトインクォーツ)

メデューサ・クォーツ・ギラライト・インクルージョン

(= ギラライト イン クォーツ)

2009年 ツーソン新着品 その1


 今年も、ツーソンでの石の祭典が終わり、また、新しい顔ぶれが、続々とお店には揃い踏み、石好きには、ほんとうに嬉しい、春遠からじ、であります。さて、ことしのツーソン、また、いろいろと収穫はあったようで、やっぱり絶えず情報を集めなければ、進歩はありません。

 

 この数年来、ミネラルショーなどで、ぼちぼち、お目見えしていたのが、このクォーツの中に銅系の鉱物であるギラライト(ジラライトとも発音)の青~緑色した細かな結晶のインクルージョンが入ったタイプで、ブラジルのパライバ州で採れたことから、パライバクォーツのトレーディングネームで有名になってしまいました。



 なるほど、パライバトルマリンのスカイブルーにそっくりな美しい色合いです。オリジナルは、2004年8月に発見されたもので、多くは透明なクォーツの中に、ブルーのギラライトが、まるでクラゲのように、ぷかぷかと浮いているような光景から、メデューサ・クォーツという名前でも呼ばれています。



 メデューサとは、英語で、くらげを意味する単語で、ギリシア神話云々とは関係はありません。口語ではむしろ、ジェリー・フィッシュと呼ばれ、この上の写真のような、クラゲのイメージに相応しい、レイヤー(層状)を為して針状の集合体の結晶が円状になったり、このような尾っぽが出たりするバージョンが確認されているとのことです。 さて、今回のギラライト・イン・クォーツのエッグは、そんなオリジナルの宝飾品として高価にトレーディングされている=パライバクォーツのタイプとは別バージョンで、2005年、ブラジルは、パライバよりも北のセアラー州で発見されたもの。結晶は、クラゲが泳ぐようなきれいな絵面ではなく、モコモコした、繊維状になったギラライトの塊が、層状になったクォーツの間に挟まるようにインクルされているタイプです。カット石のみが、市場に出回っており、なかなか天然のギラライトとしてのお墨付きが認められなかったもののひとつです。ある鑑定によれば、結晶タイプは違うものの、化学組成は、まったくギラライトと同じものと同定されました。



 色的には、本来のパライバ・クォーツが、メタリックブルー~グリーンであるのに対して、ややくぐもったブルーなのは、いがめません。ガラスの下に、水色の和紙~千代紙を敷いた感じのケバケバ感がありますが、これがギラライトの結晶です。



 ブルー・クォーツの名称で高く吹っかけて売る業者が居ますが、パライバクォーツの宝飾性がありませんから、こちらのバージョンなら、実際、金額も落ち着いて、パライバに比べて一桁下がります。気をつけましょう。

続きを読む

プロフィール

momoneko0725

Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
桃猫温泉三昧
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR