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素敵に美味しいドライキーマカリー@南新宿/代々木 ライオンシェア

ライオンシェア@南新宿/代々木

素敵に美味しいドライキーマカリー


 小田急線で新宿の一歩手前、南新宿駅を降りて、ごちゃごちゃとした代々木商店街を抜けて、代ゼミがある代々木駅からの大通りに出る。そこから代々木駅とは逆方向=西参道方面へと、ひたすら歩くこと5分ぐらい、小田急線のガードを潜り抜けたあたりに、目指すは、キーマカリーが評判な、ライオンシェア(HP)さんがあります。



 ガードを抜けると、もはや賑やかな代々木商店街の雰囲気も一端は途切れて、静かな住宅街となりますが、そんなライオンズマンションの1階に店を構えてるんで、店名も、判りやすく=ライオンシェアなんですね。その昔、このあたりには、山谷(さんや)っていう小田急線の小さな駅舎があったようで、いまでも山谷小学校とか名前に残されています。



 そんなあたりを踏まえながらも、《 素敵なカレーとの出逢いを求めて 》、足を運びます。南新宿駅前から、家系の麒麟、たけちゃんにぼしらーめん代々木店、鰻の澤田家など、いかにも自分が好きそうな、そそられるであろう店々を、軒並み目で追いかけながらも、駅から5分ほど離れたライオンシェアへと向かうのは、カレー嫌いの自分としては、かなり大胆な探究心。でも、そこには、今までにない、カレーとの出逢いがあったのです。



* 渋谷区代々木3-1-7 日祝休

11:30~14:00(ランチ)、18:30~23:00

 Aランチ(ドライキーマカリーのせライスに、きざみ野菜のせ+野菜カレーのセット) : 

1200円(ランチ) ☆☆☆☆☆(味も雰囲気もすべて完璧!)



 正直、ここまで美味しいと自分が感じるカレー料理に出逢ったことがないぐらい、密かに感激してしまった。おそらく、味とかそういう次元ではなく、すべてのスパイスが混ざり合って、精妙な感覚を研ぎ澄まされたからだと思うのだが、五感を研ぎ澄まされて、その良さを実感できたような気がする。



 カレー嫌いを自称している自分としては、まったくもって恥ずかしいかぎり(笑)。スパイスというものを、それ本来の魔術的なまでに上手に使って、すべての美味しさと味覚へのアプローチを惹き出せている。



 料理に対するセンスだけでなく、カフェとして、外観はともかくも、内部の空間性は、なかなか素敵である。このお店は、いっぺんに好きになってしまった。



 帰りは、新宿まで歩いたが、代々木駅だったら、もちろん、さほど苦にはならない距離だ。地の利の悪い場所に、名店はあるものだと頷かせるお店。松本にあるシュプラ直伝のキーマカリーを東京で食べさせたい一心で、オーナーが2004年にオープンさせたお店らしい。



 ドライキーマカリー : キーマカリー単品、こちらだけの方が、さらに美味しい。Aランチのセットだと、カレーが他にも選べて、それをキーマに掛けたり混ぜたりする食べ方もツーウェイできるお徳バージョンなのだが、自分には、キーマだけでも十分、語れる絶品だと思う。



 ブロッコリーとか入った野菜カレーは、辛口をチョイス。スープカレー状、トマトの味が決め手になっていて、こちらも個性的な味わいで、美味しい。辛さは、許容範囲内、発汗は、かなり爽快。



 ハーフ&ハーフだと、ちょっとご飯の量が少ないので、男性なら大盛がベストなようだ。個人的には、嫌いな玄米ご飯だけど、この食感にキーマが上手くマッチしていて、ハンディーにならない。素晴らしい。▽ ところどころの高いビルと谷間に挟まれて、下町っぽいゴミゴミした密集感と敷地の広い邸宅が混在した、摩訶不思議な町、それは代々木。



 新宿へと急ぐ朝、その存在すら疑うほど小さな駅、用事がなければ、一度たりとも降りることがないであろう=小田急線南新宿駅の改札口を出ると、そのすぐ隣にあるのが、銭湯 奥の湯。駅前銭湯としたら、間違いなく、一番、駅に近い、駅舎の脇の銭湯もなかなかの景観。



 駅の高架に接するように、煙突も建っている。



 そういえば、付け加えると、《ライオンシェア》で想い出した。不世出のベーシスト=ジャコ・パストリアスが、ミュージシャンとして未だ駆け出しだった頃、黎明期の1973年、アイラ・サリヴァンに引き連れられて、フロリダのクラブで毎晩、ギグを行っていた。そのクラブの名前が、ライオンズ・シェアだった。

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日の出おふろセンター@川崎大師前

日の出おふろセンター@川崎大師前

創業昭和18年 日之出湯

大師サウナの愛称で愛される塩湯


 アクセス : なかなか重い腰を上げないと近くても行けないような地域に温泉銭湯がある。南無大師遍照金剛。お大師様に、久しぶりに、お参りしてみようと思い立った。京急大師線に乗って、東門前下車、徒歩で、ゆっくりと歩いて20分ぐらい、昭和と名の付く工業地域の一角に、日之出湯あるいは、日の出おふろセンターはある。



 歩くのが、大儀なら、JR川崎駅下のバスターミナルからバスで、産業道路沿いの四谷上町下車、徒歩1分ぐらいで到着できる、本数も多いので、この経路が一般的には楽かもしれない。



* 川崎市川崎区昭和2-5-12 不定休(HPに掲載)9:00~24:00(平日は、12:00~15:00休憩) 施設 : 男湯は、屋外にある岩風呂のなかに,加熱された塩湯(温泉)が満たされている。オーバーフローが機能しているので、かなり鮮度はいい。浴槽、浴室は伊豆石風の石材で、きっちり作られているので、なかなか秘湯の雰囲気があって、自分は好きである。



 加熱温泉浴槽が露天一つであるが、まぁ、これのみでも満足は出来る。脇には水風呂(温泉ではない)もあって、交互に入浴できてありがたい。ここの洗い場は、混合栓ではなく、単一の蛇口がカランに並ぶ。専用サウナも別口に広く取られており、機能的には、今風でないにせよ、なかなかの充実振りである。



 温泉 : ☆☆☆ 塩湯として長年親しまれているが、海水の成分に似通っている。蛇口からは、かなり濃厚な源泉が味わえる。匂いは、強い金気があって、煮干のような香り、臭素とアンモニア臭が混ざったもので、とても飲めたものではない、加えて塩っぱい。色的には、やや緑がかった淡い褐色である。

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支那そば いしはら@西荻窪駅北口

支那そば いしはら@西荻窪駅北口

 ひとそれぞれに、大なり小なり、食べ物に美味しさを語るとき、もし、生来の《味の刻印》というものがあるとするなら、おそらく幼い頃から味わってきた家庭での料理や、町中で食べた食堂などの味に大きく左右されて、後々になって形成されていくものと思われます。



 家の近くにある、浜田山のたんたん亭(1977年創業)は、自分が抱いたラーメンのイメージの中で、支那そばというものが、大きな魅力を持った、郷愁のような、憧憬にも似た味わいとして、いまも生き続けています。ラーメンが、今ほど、様々なバリエーションが産み出される前、競うことなく、並存していた頃の懐かしい話です。



 JR西荻駅前、八幡通りの一角に、間口が、一間ほどの小さなラーメン店があります。70年代、えびわんたんで、人気を博した、浜田山 たんたん亭、その創業者である=石原さんが、2006年に、オープンさせた、お店=その名も、支那そば いしはらさんです。



 自分にとっても、ご主人にとっても、原点回帰としての支那そばです。懲りすぎてしまうと、それだけ味が、エゲツナイ味に成り下がってしまいます。かといって、卓抜なものをもとめようとして、すべてを失ってしまう瞬間もあります。



 おそらく、石原さんは、そんな点を踏まえて、ほどほどに構えて、万全なものを提供しようと、再び、支那そば いしはらを携えて、同地へと帰ってこられたんだと推測されました。あいからわず、美味しいラーメン、いや支那そばの原風景ともいうべきオリジナルな風味に出逢った気がします。



* 杉並区西荻北3-22-22 金休

11:30~16:00 17:30~21:00 ミックスわんたん : 900円

 ☆☆☆



 麺は、細めのストレート。魚介の風味が香り、生姜の味わいも強くするなか、油も多めに浮いた一品。これぞ、オリジナルにして、驕ることのない、たんたん亭の直伝でありオリジナルとして在った味。経堂のはるばる亭、目黒のかづ屋など、幾多の弟子たちに名店の暖簾をを与え続けてきた、その原動力が、ここに息づいていました。



 塩分控えめ、全体的にあっさりとした仕上げ方に、やや、物足りなさを感じますが、このぐらいの程度が、あるいは、ベストな状態とも思えます。支那そば、いつ食べても、それは懐かしくも、穏やかに、味覚の懐へときっちり、収まるものでした。いまも、夜鳴きそばが在った昔も。

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うなぎ さんしょ@西浅草 合羽橋

うなぎ さんしょ@西浅草 合羽橋

 アクセス : 一口に浅草って、言っても、けっこう広いもんです。国際通り沿いにある、つくばエクスプレスの浅草駅A2出口(公園六区)から、合羽橋本通りを、どぜうの飯田屋さんを通り越して歩くこと、3分ぐらい、こんじんまりとした外観で、うなぎ専門店 さんしょ、さんがあります。



 浅草は、観光地で、お店が非常に多くございますから、選択肢はあるものの、各人で、贔屓筋というものがあります。個人的には、雷門の色川が(店の親父の口が減らないという意味合いでも)断然好きですが、その他にも、雰囲気が落ち着いた=やっ古へも顔を出します。もう一軒だけ、挙げるとするなら、こんな地元向けのお店も、手堅く、是非に、おススメしたいと思います。



* 台東区西浅草2-25-7 木曜休

11:30~14:30 16:00~21:00

 うめ(うな重) : 2880円 ☆☆☆



 こちらのうな重は、もみじ=1950円、いちょう=2410円、うめの三段階となっています。もちろん、値段に応じて、捌く鰻自体の匁(重さ)が大きくなりなりますので、味もボリュームも共に求めるのなら、中程度の、いちょう辺りが、一番のおススメだと思います。それに付けても、奮発した、うめは、鰻が、かなり大振りになりますので、お腹がいっぱいになります。



 全般的に、値段は、少々高めな気がしますが、丁寧に仕事をされているし、落ち着いて食べれるので、◎。小ぶりでもよければ、ランチタイムの、うな丼(1200円)も、なかなかいい感じだと思います。鰻の下処理は、やや小骨の残った、ワイルドな仕上げにつき、川魚らしさを残した無骨な感覚の焼き上がりと、食べた後味は、タレもあっさりめに浸けているためか、おとなしい感じに思います。タレは、やや辛めな程度、旨みは、これといって無いように思う。

 うな重 : さて、ここの鰻は、国産仕様ですが、特徴的なのは、炭でも、ガス焼きでもなく、焼鳥屋が使うような=電気焼きだということです。注文と同時に、蒸しから始めて、20分ぐらいで、結構、高温で焼かれた、うな重は、運ばれてきました。



 電気で焼いた蒲焼としての仕上がりは、炭火焼に似て、外側は、みごとにパリッパリ、中は、ふんわりと案外、理想的な仕上がりになっています。ガスと違って、表面の脂分と水分が多く飛ばされるのでしょうか、やや旨みが抜けつつある感は、いがめないのですが、それでも炭に次ぐよさは発揮されております。



 まぁ、なんというか、そうは言うものの、やっぱり、地焼に比べて炭香がなく、旨みが封じ込められていない分で、物足りなさもありますが、美味しい蒲焼の部類に感じられる食感として、外側がパリパリ、なかはフワフワ~さが体感できる一品です。



 難を言えば、ご飯と鰻との、頃合がしっくりと来ない点。ご飯に、あまりにタップリめなタレが掛かっていて、そのあたりに下町色が見え隠れしている。全体的に観れば、タレ自体に頼らず、あくまで、あっさりめな印象、鰻本来の川魚らしさを秘めている点が、なんとも好ましく思える。美味しい鰻であることは、おススメなお店の一つ。老夫婦の真面目な商い、庶民派の美味しい鰻屋の原点であろう。 肝焼き : 620円(2本) ☆☆☆☆



 やや高めな値段設定、売り切れも早いと評判の一品。 なるほど、鮮度も良く、ぷりっぷり、コリコリな歯ごたえが、なかなか嬉しい。ややタレは、かぶせ過ぎ。



 肝吸 : ☆☆ ごく、ごくアッサリ系。



 お新香 : ☆☆☆ バリエーションが、いろいろあって楽しいが、やや甘めなものばかりな印象。



* 個人的メモ : 浅草で、自分が評価しない店は、小柳、初小川、前川です。

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とんかつ ゆたか@浅草

とんかつ ゆたか@浅草

浅草で美味しい とんかつが食べたかったら

迷わずに、こちらへ。


 ともかく、まともなお店で、まともなものが食べたい、普段から、そう思う時ってありませんか?観光地や、繁華街で路頭に迷ったあげく、どうでもよくなって、目に付いた、良くある大資本のファストフードや居酒屋で済ませてしまう。まさに思う壷でありますね、そんなときでも、あわてず、落ち着いた雰囲気の定番を持つことが理想です。



 アクセス : 浅草の食通通りにある、洋食ぱいちの角から、たぬき通りへと抜ける路地に、とんかつ ゆたかさんはあります。浅草ですから、所詮、庶民派、それでも、きっちりとしたお店で、しっかり味わいたいときに訪れたいお店です。



* 台東区浅草1-15-9 木曜休

11:30~14:30 16:30~20:45 ロースかつ定食 : 1950円

☆☆☆☆



 品物に対して、値段は、かなり高め、大人な雰囲気のお店です。でも、間違いはありません、くつろげるお店です。とんかつと言えども、こちらの特徴としては、優しく揚げられており、胃にもたれず、軽め、衣も肉も共に柔らかな印象。量も、かなり少なめ、女性や年配の方、向けな一品となります。



 とんかつと言えば、脂濃くて、ヘヴィーなものを求める、ガッついた諸氏には、いささか物足りないとの不満が聞こえてきそうですが、そこが、こちらのウリでもあるわけです。これほどまでに、優しいとんかつも、なかなか見当たらないんじゃないでしょうか?



 少ない量のなかで、いかに美味しさを噛み締めるかが、問いかけられた、一品。特ロースすらないメニューの中で、ヒレも、ロースも、、区別されず同一金額。とんかつ専門店として、その本質を問わず、大衆店としてなら、自分には、十分すぎるほどの絶好球、ストライクでしたが、求めている球種が違うと、迷うかもしれません。



 実際、ここのとんかつは、何も付けずに美味しいのです。あえて、塩を多少、振る程度でも、美味しい。ソースだって、薄めのウスターしか卓上にはありません。そのあたりで、とんかつ専用ソースが無いとか、難癖をつける藤四郎には、来て欲しくない老舗です。



 赤出汁が、無類に旨い!とか、控えめな新香、衣のさくさくとした柔らかさ、キャベツの新鮮なフワフワ感、とんかつが優しい味わいで、胃にも優しい、そう思えるようになれば、自分も年寄りに一歩近づいた、と判断しながらも、やっぱり的確な店選びができるようになったと、むしろ喜ぶべきでしょう。



* 客観値 : 肉質=3 量=2 値段=高い 雰囲気&サービス=3

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荻窪すずらん通り インド風カリーライス すぱいす

荻窪すずらん通り インド風カリーライス すぱいす

VOL.18


 JR荻窪駅の南口、あるいは地下鉄丸の内線荻窪駅上から西荻窪寄りに伸びた、荻窪すずらん通り商店街、その入り口付近に、地元で、すいぶんと人気な、インド風カリーライス すぱいす、さんはあります。



 カウンター含め、20席ほどの奥へと細長くて、狭い店内ながら、昼時は、かなり混雑しているお店。店の空間性を含めて、一般受けしそうな、大衆店寄りのスタンスのお店です。サービスは、愛想いいですが、サーブ全般、もたもたして、手際が悪いのが気になります。



* 杉並区荻窪5-16-20 日曜休

11:30~14:30 17:30~21:00 骨付チキンカレー : 840円

(+250円 温泉たまご付) ☆☆☆



 無化調と謳えども、本質的な旨みに欠け、どこか凡庸な出来映え。どちらかといえば、スープカレーに近いのか、かなりサラサラ状態で、比べて、ご飯の量も少なめに出来ています。旨いカレーとしての「味わいには、足りないものが多く、コレといって、イマイチ、ピンと来るものがない。



 おそらくスパイスの調合のバランスが悪く、それが逆に個性となって、後に引くのだが、特にどうということもないから、自分としての評価にヒラメキは無い。



 良くも悪くも無いから、マスコミ受けもいいとは思うが、いささか持ち上げすぎ、たぶん、味のピッチが狂ってる気が強くする。料理としての質云々より、インド風カリーとして辛さを求める、そんな激辛ジャンキーたちに好まれそうなニーズの店かもしれない。

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マイケル・マンリングとマクギル、そしてパーシー・ジョーンズの近況。

マイケル・マンリングとマクギル、そしてパーシー・ジョーンズの近況。



 こないだのマイケル・マンリングのライブは、思い起こすと、やっぱり凄かった。パーシー・ジョーンズやジャコは別格としても、現役でプレイしているベーシストとしては、やはり自分好みである。いや、有無を言わせず、好きだ。



 職人として、数々のセッションで相手を圧倒するようなアンソニー・ジャクソンの凄みとは、ある種、また違った次元、皆目見当が付かない、無手勝流、ある意味、ヘンリー・カイザーとも同じ部類のような匂いを感じる。



 マイケル・マンリングは、あきらかにベースが好きでたまらない、といった風情である。そこに惹かれる。そのため、あまり理解されることが少ない。求道者ゆえの苦悩も在ろうかと思う。



 スコット・マクギルという、いささか弾き過ぎなギタリスト=ハンド・ファームやフィネアス・ゲイジに所属した、ホールズワースっぽく、聞こえるが、あまり巧くは無い、とゴングジラに所属していたドラムのヴィク・スティーブンスによるトリオのプロジェクト。



 三人三様で好き勝手にやってるインストモノであるが、ひととおり流して聞いて見ると、いかにもツマラナイ、駄作のような、2001年発売のデビュー作。この後も、数枚、同じコンセプトでリリースしている。個々のプレイを注目して、じっくり聞くと、やはりテクニカルではあると思う。



 マンリングは、このプロジェクトでは、かなり前面に目立ったソロを取り、卓抜なバッキングをしている。ゲイリー・ウィリスやジミー・ジョンソンとは、違ったアプローチ。ハーモニー的にオーケストレーションを支えながら、ソロでは、始終、あちらへと飛んで逝ってしまうような=パーシー・ジョーンズの偉大な影響を大きく感じる。



 なお、本作には、ドリームシアターのジョン・ルーデスも参加している。本作のプロデューサーは、BRAND-Xも手がけたこともある=ニール・カーノン。 だがしかし、猫も杓子もベースが巧くなって、若者たちが、こぞってジャコの運指だけは、容易に越えられても、ベース界の極北=パーシー・ジョーンズの峰を越えることは、ほぼ不可能である。



 2007年、マクギルは、マンリングに飽き足らず、一方で、パーシー・ジョーンズ、そのものを招聘し、グループに取り込んだ。マクギルの最新アルバムFreak Zoidでは、1曲、パーシー・ジョーンズが、凄まじい、老獪なる技を披露したソロをぶちかましている!



 ▽ マクギルの新譜=Freak Zoidでは、クリムゾンのように進化を遂げたマクギルのギターが聴けるだけでなく、その演奏は、マイスペース上でも、パーシー・ジョーンズの最新ソロが聴ける=Anvil Purseが、収録されている。



 パーシーとの三つ巴な作品は、未発表ながら、WEB上では公開されている。是非、音源としてでなく、CDとしてもリリースが待たれる。

 

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楽園@横浜中華街大通り

楽園@横浜中華街大通り

美味しいものとの距離を詰めるアプローチとは、

地元評判のお店で、謙虚な選択肢に、こだわること。
 《 いまさら、横浜中華街で何?ひょっとして中華食べるの?》なんて、端っから笑うひともいるけど、そうでもないですよ。地元の人も通うような、ちゃんとして、安くても美味しいお店があるんだから。たいてい、観光客相手のチンケなお店しか、それも2~3度入っただけで、横浜中華街は不味いとか、そういうことは言うもんじゃありません。中華街で、これまでイイ思いをしたことが無いひとは、完全に、ミスってますね、アプローチの仕方に難ありです。



 中国人一般もそうですが、中華街のひとたちは、まず、ひとを見ますから、それ相応の付き合い方を求めて、席に着けば、きっと美味しいものにありつけるのです。まぁ、できれば、中国の人と連れ立って出向くのもひとつの手でしょうし、それぞれの料理店の出身地方の料理を求めていくこともコツでしょう。



 間違っても、どこのお店でもエビチリとか焼き餃子とか日本人感覚バリバリで頼んでしまって、それですぐさま評価してしまうようなマネだけは慎みましょう。自分の狭い考えに基づかないで、なるべく鷹揚に、広い中国の懐に入っていく、そんな構えがあるなら、きっと、幅広い中華の粋に触れることも可能です。宣伝ばかりに惑わされず、限定しないで、チョイスは限定する、これが中華街の鉄則です。



 あまり日本人の群れるような、好きそうな感覚で振り回されながら、中華街に訪れると、かならず失敗します。飛んで鉄鍋の火に入ってしまうような、そんな虫扱いにされます。中国人は、商売上手ですからね。美味しい料理にありつくためには、その店の特徴なり、良さを判った上で、むしろ魅力を惹き出してやる、そういう謙虚な態度で臨みましょう。



 前書きが長くなってしまいました。灯台下暗し、とするなら、やはりメイン通り、中華街大通りの善隣門のお膝元、中華の楽園を訪れましょうよ。安楽園の建物にも惹かれますが、やっぱり広東料理は楽園でしょう。



* 横浜市中区山下町154 火曜休

11:00~14:00 16:00~21:00 巻揚げ : ☆☆ 楽園を代表する評判のメニューとして、有名だが、味はふつう。表面は、パリッと、中は、ちょっとしな~っとし過ぎていて、物足りないものがあります。優しい味です。巻揚げ単品だったら、やっぱり菜香とか、珠江飯店のほうが一級上で絶品ですので、好きな方は、是非、お試しください。



 こちらの楽園さん、平日、昼時でしたら、たとえ目の前を多くの修学旅行生が通ろうとも、店内は、ある一定数の地元常連さんたちしか居りませんから、くつろぎモードで、評判の一品料理やら、やはり充実なランチサービスでも、同様に楽しめます。



 ひと括りに中華街といっても、観光客用、大人数対応店、高級店、大衆店など数限りない表の顔があります。しっかりと、自分がどのポジションで勝負したいのか、見極めて賢い選択を心がけましょう。自分は、気軽に入れて、さりげなく美味しいものを、ササッと食べられる地元に評判のお店を推したいです。 ネギとセンマイの和え物 : ☆☆☆☆ これは、かなりの絶品でしょう!この、美しいと思わず唸ってしまうような、センマイらしからぬ柔らかな、そして優しくも穏やかな味わいは、この店、独特の味です。新鮮なモツ料理なら、この楽園がおススメです。



 モノによっては、大皿以外頼めませんが、このセンマイとか、ハチノスは、2人前の小皿タイプ(それでも結構な量ですが)で、千円以下で一皿食べれますので、おススメです。このスープが、旨くて、思わず、巻揚げに浸して食べてました。



 センマイが、あまりにイケたんで、同じ味付けながら、思わず、もう一皿、追加、ハチノス攻撃(笑)。ハチノスは、思ったよりも柔らかくて、弾力ある食感と繊細さが同時に味わえる=センマイの和え物のほうが、好きですね。 焼きしめん : ☆☆☆☆ これは、かなり旨い!どこにも無い味で、どこよりも美味しいですね。かなりのHIT! 各種、幅広麺フリークのわたしをも唸らせる、すばらしい出来映え!



 この店、なにより味付けのバランスがイイです。中華というと、どうしても、クドくて、濃い味ばかりを求めてしまいがちですが、あっさり系ながら、しっかりとした風味を保った、胃にもたれず、しかもお値段も財布に優しく、言うことなしです楽園。



 でも、総括すると、中華街、どのお店もけっこう好きですよ。各店、廻るほどに、だんだんと良さも悪さも均等に見えてきます。満足が行かなかった場合、自分本人のアプローチに帰するところが大なのです。そのあたりに気が付かないと、おそらくどこへ行っても、美味しい味には出会えません。



 中華街、各店で、得意、不得意、いろいろとあります。ハズレと思わず、的確なアプローチで、美味しいものとの距離が縮められるよう、中華の園で、楽しみながらパットの練習を心がけましょう(笑)。

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藤沢駅北口 遊行通り スタンドカレー シュクリア

藤沢駅北口 遊行通り カレーショップ シュクリア

藤沢で愛され続けて30年、キラ☆のスタンドカレー


 JR藤沢駅、北口から、みずほ銀行脇に伸びる=遊行通り沿いにあるのが、地元で30年愛され続ける、カウンター10席ほどのスタンドカレー シュクリア HPさんです。栄枯盛衰、駅前の再開発により、さいか屋が丸井へ、やがてビッグカメラへと、二転三転、勝手気ままに変転する中で、テナントから追い出されつつも、しぶとく生き続けた、燻し銀なカレー魂。



* 藤沢市藤沢南96 第1・3木曜休

11:00~21:00 

平日は、ランチタイムサービスあり(但し飲み物が割安になる程度)

 ポークカレー(レギュラー) : 550円 ☆☆☆☆



 これは、美味しい!と思った瞬間、思い浮かべたのは、海の家なんかで、コレ食べたら、きっと行列ができるよなぁ~と。そんな素朴な味わいながら、いわゆる粉っぽい外観の家庭的でもあり、それらを越えた、周到に用意されたツウのカレーであると感じられる、見事な出来映えである。



  なにより嬉しいのは、こちらの白米自体が美味しいこと。日本人として、米の甘さを引き立たせた、粉っぽいカレーこそ、毎日でも食べれるスタンドカレーの原点のような気がしてきます。



 何度食べても、かなり美味しい、そしてココイチなどとは別格で無化調な世界が覗かせる、これで550円、まだ、カレーの本場は、大資本に毒されず、きょうも、仏壇屋と軒を隣に頑張ってます。

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本牧のレトロ銭湯 間門湯(まかどゆ)

本牧のレトロ銭湯 間門湯(まかどゆ)

70余年 震災後の建物


 三渓園へ行くからには、本牧界隈で、絶対に外してはならない、ポイントがありました。いつ何時も、銭湯モードで、訪れた土地で敬意を払うようにしています。そこで、本牧といえば、まず間門湯です。



 ありました、バスの車窓からも確認が可能なくらい、大通りに面して、赤く高い煙突が出迎えてくれました。近づくほどに、なんともボロっちい外観ですが、バックヤードには、たくさんの薪が積んであって、自分好みの愛すべき銭湯なようです。



 鎌倉の御成通りにあった瀧乃湯も、ついに取り壊されてしまい、保土ヶ谷浴場も鎌倉館も廃業。クラッシックな外観の銭湯があるのは、もっぱら横須賀市内か藤沢、あるいは、横浜では数箇所に限定されるようになってしまいました。



 間門湯は、おそらく横浜市内に現存している銭湯のなかでは出色なレトロぶり、是非、目に焼き付けたいもののひとつです。これからも頑張ってもらいたいですね。 木が、わさわさ~っと繁っていて、なかなかスッキリと外観が把握しづらいのですが、かなりクラシカルな建物なように見受けられます。



 残念なことに、店前の路地が狭くて、遠くから撮影するのが不可能、これは千石の稲荷湯に似たポジションで、銭湯にはよくある光景ですね。道路沿いに面して、更地(空き地)があるのですが、目の前が金網に囲われていて、綺麗に俯瞰することができなくなっておりました。



 でも、古い銭湯に出逢えるにつき、昔からの友に再会するような、そんな思いをつい、抱かせます。かつては、すぐ向うは、海だったようですが、いまとなっては埋め立てられ、無粋な臨海工業地帯のシンボルである煙突も見えます。



 間門(まかど)っていう珍しい地名は、アイヌ起源とする学説もあって、地形から起因するもの。その先は、もう崖が開けてます、みたいなニュアンスの土地柄に付けられた名称。三渓園も、かつて山本周五郎が晩年まで住んでいたという旅館 間門館も、そして間門湯も含めて、海岸線沿いの風光明媚な土地であったことが、思い起こされる。いまや、その面影も無く、工業地帯として埋め立てられてしまった。なんとも味気ない話であろう。 そして、帰り際に、もう1湯。桜道と本牧の大通りの間にあった、日の出湯さん。古そうなモルタル作り、およそ築50年ぐらい。くたびれたような外観も惹かれるが、エツキスという謎の白い暖簾が珍しい!それにしても、エツキスって、何だろう?喜谷実母散とか、そういう漢方薬系の薬品会社だろうか。気になる。

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momoneko0725

Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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