FC2ブログ

魚沼市 国民宿舎 浅草岳温泉 浅草山荘

魚沼市 国民宿舎 浅草山荘

浅草岳温泉 六十里越の隠れた名湯


 アクセス : 最寄り駅は、只見線の大白川駅。福島県の会津と新潟県 魚沼との県境には、浅草岳という1500メートル級の高くて、かつ深い山容が、田子倉ダムの背面に覆いかぶさるように、聳え立っています。守門岳の麓には、守門温泉や入広瀬にも、幾つか温泉があります。この浅草岳・鬼ヶ面山~守門岳は、登山客に人気のコースだそうで、ムジナ沢登山口近くに、この国民宿舎 浅草山荘(HP)は、位置しています。ちょっとした国民休暇村みたいなものをイメージして作られたのでしょうか。



 施設&料金 : 600円 付近は、道路、建物ともに整備されており、地味ですが、それなりに完成度は高く、山間にしては、小奇麗な施設に見受けられます。以前は、この奥に、観光名物であった展望洞窟風呂なる妖しい施設も在った様子ですが、いまは閉鎖されています。



* 新潟県 魚沼市大白川887-127 水曜休館日 温泉 : ☆☆☆ 浴槽は、2つあり、向って手前側には、やや淡く黄褐色に色づいた浴槽が源泉かけ流しの温泉浴槽で、向こう側は、おそらく真湯かと思われます。源泉は、41.5度とぬるく、冬場は加熱されるとのことでしたが、この日は、運よく、まだ非加熱のかけ流し状態で、ゆっくりと、まったり手を伸ばして極楽状態をキープすることができました。



 建物の付近は、おそらく原生林へとつながっているような自然のなかですが、あいにくと大浴場からの景観は、曇りガラスを通してしか見ることができません。それでも紅葉は、たしかに綺麗でした。



 湯口では、金気臭がします、マグネシウム分も強く、苦く塩っぱいようなダシ系、やや緑がかった黄色にみえる新鮮な源泉が浴槽に充たされていました。ポンプアップのためでしょうか、肌には細かな泡付きがあり、このために湯のあたりはつるスベに感じます。



 この中越(新潟)に在っては、貴重な、ぬるめの良泉かと思います。カルキ臭は、源泉であっても、ごく微量投入されており、やや感じる程度に留まっていて、違和感はありませんでした。きわめて良好な湯のコンディションを維持していると思われ、かなりオススメの源泉です。 この温泉の特徴 : やはり、ぬるめで鮮度がけっこういいこと、長く浸かっていることができて温泉の良さを味わうことが可能です。しかし、成分表示では、硫酸イオンが3337ミリグラムもあって、かなり濃い目のナトリウム・塩化物。硫酸塩泉と謂うことになろうかと思います。



 硫酸イオン値が高い温泉は、鼻で嗅いだり、目で見た限りでは、どこも惹き付けられる特徴をもっていません。しかし、肌への親和度合が大きく、浸透力の強さを実感できます。浸かり過ぎれば、肌をギシギシさせますが、身を沈めて身体の心底まで浸かれば、じわじわ~と、その良さを実感でき、とくに浴後は、身体にぎっしりと来る力を感じさせるものです。



 関東近郊で、一見すると似たような塩泉系の温泉が、同じ風合いに思えても、どこか、そこに一抹の物足りなさを感じるとしたら、それは硫酸イオンの隠された力の度合が効いているのか、効いていないのかによって大きく左右されます。温泉が、文字通りの《温泉力》となって、わたしたちの身体や心を癒してくれる証(あかし)は、硫酸イオンによって付加されたパワーにあるのかもしれませんね。そんな感慨を会越の街道筋で次々に出会う温泉場で感じた旅でした。

続きを読む

スポンサーサイト



(閉館)魚沼市営 守門温泉 青雲館

魚沼市営 守門(すもん)温泉 青雲館

* 2015年3月末にて閉館しました。


  玄関前に、なぜか忽然と置かれた雨ざらしのSL(蒸気機関車9600系)とブルートレイン。そこはかとなく漂う B級テイストの廃れ感。かつては、SLランドと称して、一大レジャー施設を目論むも、やがて夢破れ、現在は、中核であった宿泊施設=青雲館(HP)のみ残すところとなり、温泉が、細々と営業を続けています。なんか、ちょっと、どうなんだろう?そう思っても、そこに温泉があるなら、くじけず、戸惑う事、無かれ!施設はどうあれ、泉質は、肌にまとわりつくような、極上のつるスベ微白濁系、美肌湯。施設&料金 : 500円 温泉浴槽は、ひとつのみ。極めてストイックな温泉好き向け。



 温泉 : ☆☆☆ ナトリウム・炭酸水素塩泉(冷鉱泉)。 一見すると、お米のとぎ汁風な、光線の加減で青白くも見える、ほの白い、微白濁した、とろみがある、やや塩っぱいお湯が浴槽に湛えられています。(新潟)中越地区では、あまり見かけない湯の感じなのでは?とも思います。



とろみがあるように肌にまとわりつく、この温泉に独特な、ツルにゅる感は、成分的に、重曹フレーバーによるものでしょう。透明感を保ちながらも、光線の加減で、白濁して見えるのは、成分に、ごく微量ながらイオウ絡みのチオ硫酸イオンが含まれ、それが酸化によって濁りの原因を作っているからだと思われます。



 説明書きに拠れば、加水、加温、循環、消毒との表示です。カルキ臭は、かなりあるものの、ふ海苔を溶いたような肌への湯当たりで、つる~にゅる感が楽しめる湯です。* 新潟県 魚沼市西名新田503 最寄り駅は、JR只見線の上条駅です。

続きを読む

魚沼市ふれあい交流センター 青島温泉 見晴らしの湯 こまみ

魚沼市ふれあい交流センター 

青島温泉 見晴らしの湯 こまみ

越後三山が見渡せる、駒見山の麓にあり、

絶好のビューポイントでもあります。
 



 ふだん食べつけていない良質の魚沼産の新米を食べ過ぎると、ことのほか腹ごなしが良くてビックリした覚えはありませんか?この温泉もちょうど、そんな印象。カルキ臭いことと、源泉の実力から醸し出す力量とは、あくまでも別物、そう思いながら、魚沼の湯に浸かると、無色透明で、なにげないセンター系のお湯であっても、しっかり温まるし、肌は綺麗になるし、やっぱり温泉の効果は絶大ですね。

 天候があいにく、ぐずついた雨模様であったからでしょうか、思ったより地元のじっちゃん&ばっちゃんたちで、大賑わいでした。ふるさと創生基金で敷設されたかのような、見晴らしの湯 こまみ(HP)は、いわゆる地方に良くある=市民交流センター系温浴施設です。



 《 可も無く不可も無く、快晴の日は、景観がサイコーの湯 》



 最寄り駅は小出、小出スキー場のお隣、小高い丘の上に位置しており、あたりに越後三山=駒ケ岳・中ノ岳・八海山を控えた素晴らしいロケーションで、見晴らしが良く、眼下に青島川、はるかに越後三山を眺めるに最適な場所にあります。当日は、あいにくと台風の余波を被り、冴えない雨空。それでも、山林の合間をぬって、穀倉地帯=魚沼方面への眺望は、開けており、眺めのよさが、なんとなく分かる程度でした。

 施設 : 500円 男女とも、内湯に露天風呂ひとつの設計。かぶり湯が小さめなので、案外、泉質が良いのかもしれない。大浴場は、手前からこぶしの湯、奥に、ききょうの湯のふたつがあり、日により男女入れ替え制。奥より、手前の浴室(こぶしの湯)のほうが、山林に邪魔されずに眺望がやや良いようであった。



* 新潟県 魚沼市青島2083-1 火曜日休館 温泉 : ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉。大勢のひとが利用するセンター系ゆえ、ここも、過剰なカルキ臭が感じられる温泉。軽く塩っぱいと感じる程度で、これといった特徴も無く、無色透明なお湯に、良くある風で、つい見過ごしてしまいがち。ただし、それは、それとして、良く成分表を読み込むと、意外と見かけよりも内容の濃い、良質なお湯であることが判別される。



 ただし、循環であるため、お湯は、そのままの形で保たれず、外観だけ、おとなしく見せかけているので、カルキ臭と闘いながら、じっくり湯質を味わうと、なかなか良い肌付きをもっているように思える。湯の当たり、肌合いは、キシキシ感強いが、湯上りには、スベスベ感に変わる。



 特筆すべき成分比 : ストロンチウムが10.5と多い数値、硫酸イオンも2996とかなり高めな数値で特出している。鉄が12.6であるにもかかわらず、ほぼ無色透明であることから、脱鉄したものとおもわれるが、すべてのマイナス条件を差し引いても、余りある浴感で、身体には、ぐっと来る泉質の温泉。



個人的な評価 : 効能 : ☆☆ あたたまり感があり、浴後は汗が引かない。長湯は疲れるので注意。浴後は、肌がスベスベになる。美肌湯。

トータル ☆☆(天候如何により、眺望が良いため☆の数は増えるだろう!)

続きを読む

あまんだれ@平石亭

魚沼 秋の味覚 あまんだれ

~ 大白川駅舎2階 魚沼手打そば 平石亭


 JR大白川駅の2階に、魚沼そば匠会を標榜する、人気そば店=手打ち そば処 平石亭(HP)があります。営業は、雪に閉ざされるまでの短い間、つまり5月頃から11月末頃までで、しかも週末の土日と祝日しか店は開いてません。



 このあたりの風景は、みな、こうなんですが、川筋に沿って、線路があり、その上に国道があったりします。平石亭は、駅の二階から、一日に、数本しか通らない路線を眺め、川面を眺めながら、魚沼100%地粉を使用した手打そばが食べれます。



* そば ☆☆ つゆ ☆☆☆ 総合 ☆☆ 蕎麦の風味が味わえるもの、如何せん、そば打ちの技術では、いまいち。蕎麦にウルサイ東京人を満足させるに到らず。 秋の紅葉の季節といえば、やはり、まず山採りした、きのこ料理でしょうね。駅の店先では、天然物のなめこや、《あまんだれ》という東京ではあまり聞かないキノコが売られていました。これを味噌汁に使用したり=あまんだれ汁、ゴマ油で香りつけして炒め物としたり、塩付けや粕漬けにして保存食として長く食べます。



 さて、この店頭でも盛んに売られ、この時機、この地方では花形だという山採りきのこが、《あまんだれ》でした。きのこ蕎麦〔(1000円)にも入っていたのですが、あまんだれ(=ナラタケの魚沼方言)と現地で呼ばれているのは=ナラタケ(やツチナメコの総称)で、この時機、魚沼で山採りされ、食卓へと並びます。 紅葉前線北上とともに、山は、キノコづくしになっていくのです。とくに都会人からみると、いつも栽培品の味に馴らされているので、新鮮な自然の恵みであるキノコの香りとか、味わいに疎いものです。未だ、人工栽培が確立されず、山採りのみの貴重な種類のキノコもありますので、できるだけ機会を捉えて、いろいろと味わってみるのも良いでしょう。

続きを読む

凄腕ベーシストなら、オテイル・バーブリッジ

凄腕ベーシストなら、オテイル・バーブリッジ



  自分がオテイル・バーブリッジ(マイ・スペース)の名を初めて知ったのは、たしか、同じく凄腕のベーシストである=スティーヴ・ベイリーとヴィクター・ウッテンのダブルCDだったように記憶している。スティーヴ・ベイリーでさえ、多弦フレットレス使いでびっくりしていたのに、ヴィクター・ウッテンとも絡んで三つ巴で、唄う様に滑らかに子気味良く音を紡ぎだしていくオテイルのベースは脅威でさえあった。



 それから、しばらくはオテイルの名を忘れかけていたのだが、ジミー・へーリング追跡により、ARUの一員であると知り、これまた、ビックリであった。世の中には、実に器用なミュージシャンもいるもので、その最たる者が、オテイルである。器用貧乏ゆえ、サウンドが物足りなく感じるのは、御もっともであるが、これ以上のジャム・バンドテイストも無いと言わねばなるまい。



 今になって思えば、最強のエレキバンドでもあるARU=ジミー・へーリング×ジェフ・サイプ×オテイル・バーブリッジ のサウンドも最高であるが、現時点では、オールマンブラザーズ・バンド歴任のほか、自らのバンドである=オテイル&ザ・ピースメイカーズを率いて全米ツアー中らしい。



 1作目は、やけにJAZZ色が強かったが、最新作へ行くほど、サウンドは、こなれてイージーリスニング的で極上な味わいすら見せている。いや、なかなかオテイル・バーブリッジは注目してよいミュージシャンであろう。



 なお、サイドマンとして、BASS DAYなどでは、ベースバトルに無くてはならぬ存在感をしてしているほか、人気のジャム畑では、ソウライブでも競演、器用に歌うベースなスキャットも聴かせどころ。スティーヴ・スミス系の壮絶バトルにも名を連ねているが、このひとの持ち味は、けっこう、のびやかで、のどかなラテンフレーバーかと思う。



 オテイルの嗜好性に、泥臭くないファンク、あっさりめな70年代クロスオーヴァーな感じを髣髴させるのは、果たしてわたしだけであろうか。

続きを読む

小平 手打うどん 指田屋 水道通り店

小平 手打うどん 指田屋 水道通り店

東京うどん巡礼 その27


 アクセス : 小平駅前から、南口の縁道を入って、五分ぐらい歩いた緑道沿いにあります。思い返すと、《武蔵野うどん》に注目し、本腰を入れて店巡りに出たのが、東大和でした。その東大和の駅近くから、延々とつながっている遊歩道・緑道があり、沿道にある有名店=《きくや》さんから、うどんを味わう旅は始められました。



 あれから二ヶ月あまり、いろいろな店を廻りましたが、また、その緑道=多摩湖自動車道(狭山・境緑道=グリーンロード)の終わりぐらいに差し掛かって、また一軒、創業昭和56年の有名店、指田屋さんんの暖簾を潜ることになりました。



 緑道(サイクリングロード・遊歩道)=グリーンロードは比較的、綺麗に整備されており、途中、桜の木々やモミジの並木、楡の木など、季節ごとの草木の移ろいを楽しむことが出来る市民の大切な散歩道になっているようです。道に面している、ところどころにはラーメン店、カフェなどのお店もちらほら見かけられます。自転車や徒歩でも、散策には最適ですね。 指田屋さんは、兄妹とも店をやってまして、兄のほうは、青梅街道沿いで、こちらのグリーンロード沿いの水道通り店は、妹さんが、店を仕切っています。街道沿いの小さな店と言った雰囲気で、店内は、大きな囲炉裏端になったテーブル席があるのみです。



(* 東京都小平市天神町2-334 月休 

11:00~15:00売り切れ仕舞い。 )もりうどん : 460円 ☆☆



うどん : ☆☆ 武蔵野うどん/地粉うどんと謳われていますが、食感は、かなり讃岐うどん系でしょう。けっこう硬くて、かなり塩っぱいです。とびきりコシのある、塩っぱいうどん好きには、たまらない食感の手打うどんです。分量は、少なめです。



つゆ :  ☆ つけ汁は、生姜とネギの薬味ですが、一見するとそうめん汁のようなあっさりしたもの。辛口、キレがあるタイプ。ちょっと安っぽい味。



 武蔵野うどんと並んで、この辺りの名物として、焼だんごも食べれます。

続きを読む

小平 手打ちうどん よしふじ

小平 手打ちうどん よしふじ

超オススメ 武蔵野うどん・小平糧うどん


 

《美味しいうどんは、東京で食べましょう!》 

シリーズ : 東京うどん巡礼 その26



 アクセス : 場所の位置関係は、東京街道と新小金井街道がクロスする、ちょうど手前ぐらいにあります。西武新宿線 小平駅北口からなら、東京街道沿いに歩いて、15分強で到着。街道沿いに、手打ちうどんの幟が、はためいているので、それと分かりやすい。入り口の表示は、多摩の台通りとなっていました。



 帰りは、西武線に沿った経路で小平駅へと向う。あえて交通機関なら、店の一番近くのバス停は、小平七小入り口である、これを使えば、国分寺駅方面へと出られる。さらに小平駅南口から、グリーンロードという愛称で親しまれている緑道を花小金井方面へと向って歩き、七小通りを目指して、踏切を渡るルートのほうが景色もよく、若干、近めであるように思う。



( * 東京都小平市大沼町1ー116 木曜休 11:00~14:30売り切れじまい。もとは農家だったような広い自宅敷地内の一角に店があり、庭が駐車場として開放され、ドライブインスルーのようになっている。) 田舎糧うどん : 550円(写真は、野菜天ぷら付き+200円に、麺が大盛で+100円増しです。さらに麺は、この上のクラスで特盛もありましたが、+150円で、かなり多くて一般向けではないようでした。) 肉汁うどん=650円。ぶっかけタイプもあり、いなり寿司もあって、昼時の腹ごなしとしては、最高の店でしょう。



 うどん : ☆☆☆ 打ちたて、茹でたてが食べれたのですが、かなり柔らかめの仕上がり。ここの特徴だと思うのですが、麺切りが、かなり細めで、一定ではなく、まさに一長一短あり、太さもバラバラ。好みの問題でしょうが、もう少し、太目の切り口で、固ゆでなら、かなり完璧な武蔵野うどんになっているかと思います。



 つゆ : ☆☆☆☆☆ いつも東京の蕎麦屋で食べているような慣れ親しんでいる味わい。既製品かもしれないですが、素直に美味しいです。汁内には、油揚げが入っていて、糧には、茄子、青菜に薬味で刻みネギ、卓上には、すりゴマがありました。



 天麩羅 : ☆☆☆☆☆ この野菜天ぷらの揚げたては、素敵に美味しくて、特筆に価します。家族でシェアするとちょうどいいサイズの盛り合わせと一人分サイズの《野菜てんぷら付き=200円》の選択肢があって、嬉しいですね。この日は、カボチャ、ししとう、しそ、さつまいもでした。



 トータル評価 : ☆☆☆☆ 駅からは、距離が遠いですが、コストパフォーマンスにも優れ、ただし、調理には時間が掛かりますが、万人にオススメできる店です。トータルでは小平で一番かもしれません。うどんを打ったり、茹でたりを、そのつど、のんびりとやってますので、少々、食べるまでお時間が掛かるのが難点です。店内のサービスは悪くはないです。家族向けの店。



(* 子ども連れには、突き出しで、手打ちうどんの耳を素揚げした、揚げワンタンみたいなのが出てました。蕎麦屋で出る蕎麦の素揚げと同じ発想で、茹で上がる時間を待つ間には、ちょっと嬉しいものです。高評価。) 《武蔵野の風情がたっぷり味わえます。》

 

 小平の東京街道沿いには、いまでも農家が多く存在し、それを取り囲んだ屋敷林の保全のために、風致地区指定がなされていました。よしふじさんの手前には、大沼田稲荷神社の社がありました。その縁起を紐解いてみますと、この辺り=美園町と大沼町は、大沼田新田とよばれ、もとは、東村山市恩多町から、江戸の享保年間(1724年)に開発を許可されて、結果、村請された新田だそうです。つまり東村山からの入植者が、この地に農業を興してきたということですね。



 稲荷神社は青梅からの勧請ということでした。《うどん》は、農家の食べ物として存在していました。武蔵野うどん探訪の旅を東村山から始めた縁も、そこからの入植により小平方面へと拡大して行ったと考えると、感慨深いものがあります。



▽ 東京街道筋に点在する農家は、いまでも、無人販売で、その日に収穫されたものを農家の軒先に並べて売っている光景が珍しくありません。東京という名の長閑な田舎風景です。これぞ《小平糧うどん》、これぞ地産地消の武蔵野うどんが振舞われる、東京の豊かな原風景で在るのかもしれません。

続きを読む

ジミー・へーリングがWSPに正式加入!

バカテク請負人ジミー・へーリング

WSP(ワイドスプレッド・パニック)に正式加入

全米ツアーに全力投球中!




 ジミー・へーリングは、その華々しい経歴のわりに、まったく日本では無名のギタリストである。かつて、スティーヴ・モーズやジョー・サトリアーニがそうであったように、彼もまた、その共演者の歴々の影で、脇役の名に甘んじて久しい。



 ARU(アクアレスキューユニット)、オールマンブラザーズ・バンド、フィルレッシュ&フレンズ、ザ・デッド、ジャズ・イズ・デッド、リトルフィート、ガヴァメントミュール、デレク・トラックス・バンド、フロッグウィングス、請われれば、全力で弾きまくる、彼はただの助っ人ではない。



 ワイドスプレッドパニック(HP)は、1985年、ジョージア大学の有志により結成されたサザンロックバンド。今聞いても、なんのひねりすらない、王道・黄金の80年代・オヤジロックである



 優に20年以上ものキャリアを重ね、90年代には、伝説のジャムバンドとしてアメリカでは実績を重ねてきた。(もちろん、日本では無名であるが)。今年のボナルー・フェスティバルでは、ヘッドライナーも務めるまでの実力派である。



 WSPは、ギタリストのジョージ・マコーネルを癌で失った。しばし、活動休止状態であったが、不死鳥のように活動再開を果たす。2006年、バンドは、やはり周辺で、長年連れ添った友人でもあるジミー・へーリングへと白羽の矢を立て、正式加入を発表した。

続きを読む

猫の耳に秋風

ノラや そして トクサの茂みに消えた残像。

帰りを待つ主人の耳に、鈴の音をそばだてて聴くも、

そこに吹くのは、一抹の秋風也。


 

 玄関先の庭に、木賊(トクサ)が一面に生え繁ってる家っていうのも、たびたび目にすることがある。日本家屋が、めっきり少なくなったことから、見かけることが珍しくなったとはいえ、どうしても気になることがあった。何故、そんなことに注目するのか、といえば、それは、内田百閒の小説に、次のような、有名なくだりがあるからです。



 「 5年前の3月27日の午後、家の猫のノラが木賊(とくさ)の茂みを抜けて、庭を渡ってどこか行ったきり、帰って来なくなったあの当時の事を思ひだす。 」

 

 こうして、木賊の茂みを見たとき、ふと、いやがうえにも百閒のことが思い浮かぶのである。飼い猫が、ふっとした拍子で、家から逃げてしまう瞬間、それを木賊の茂みと関係付けて書いてある、一連の日記とも創作とも、エッセイともつかないような百閒ワールドに、ネコの残像と昭和の家屋が重なっているのです。



 ネオロマンティシズムをもじって、百閒は、愛猫ノラに「対して消えぬ思いを《ネコロマンティシズム》と題して、「 クルや お前か 」に、再三、登場させた。



 猫と百閒の出会いは、いつも唐突で、ユーモラスでさえある。普段、しかめっ面した頑固オヤジが、可愛らしい猫ごときに、いつもオロオロさせられたり、いいようにあしらわれたりもする。そんなヤリトリが、「ノラや 」を初めとしたネコシリーズに書きしたためられてきた。



 ネコは、まことに奇妙な動物だという百閒の観察眼は、むしろ自らに言い渡された=それであると感じさせるほどである。 そんな、日本家屋に閉じこもって、来客を制したことから名付けられた= 「 禁客寺 」は、晩年、麹町の寓居にて、書かれたゆえ、皮肉めいて、金閣寺をもじって題された文集。



 発刊当時、新潮に連載されていたエッセイを中心に、後に、第三阿房列車にも再収録されることとなった小編も合わせて組み入れられている。



 初版は、29年10月、函入りであったが、3版になると右のように函が取れ、カヴァー付きに変貌している。これは、なかなか市場でも見ない。

続きを読む

弱冠22歳!ベーシストの新星あらわる!TAL WILKENFELD

弱冠22歳!

ベース歴4年!でジェフ・ベックとワールドツアー中

美少女・天才ベーシスト= TAL WILKENFELD


 そう言えば、何気無しに、You Tubeで、ジェフベック御大の画像を見ていたんですね。そしたら、やにわに女の子らしきベーシストが出てきて、しかも若い。ジェニファー・バトゥンが、オバサン化したので、鞍替えしたのでしょうか?それでもって、小娘が、ソロまで弾き始める、これが、また巧い。バッキングは、もちろんヴィニー・カリユタで、これはスゴイことになったと気が付く。



 他にも画像は無いかと、漁るうちに、マーカスミラーとジャムってる彼女の映像も発見。これって、前に見たときは、やはり何気に見過ごしてきた(笑)けれど、マーカスと異様に巧すぎるファンの女の子とのセッション風景、あぁ~微笑ましいとばかり思い込んでいたんですけれども、この時点で、もう彼女は、れっきとしたとしたプロで、しかもマーカスミラーと同じサドゥスキーのブースでデモってた訳ですよ。信じられない、彼女、未だ、べース歴4年だそうです。



 タル・ウィルケンフェルドは、オーストラリアのシドニー生まれ。(禿げも加速してる)フランク・ギャンバレーとチック・コリア・バンドでツアーしてたり、オールマンブラザースバンドとも競演してるらしいし、経歴からみると、凄いことになってます。



 なんだろうな、以前、マーカスミラーのアルバムで、はじめて、ミシェル・ンデゲ・オチェロを聴いた時の衝撃とは、比べ物にならないくらいに、ショッキングなデビューだと思います。



 しかも、未チェックであったけれど、もうしっかりとファーストアルバムなんぞ、2006年に、リリースしてるわけで、メンツが、キース・カーロック!ですよドラムがぁ!ギターが、ある意味、オズ・ノイとは双子的なスタンスのウェイン・クランツだったりもします。⇒サイトは、まず、マイ・スペースでのTAL WILKENFELDを早急に、チェックしましょう。彼女自身、個人のサイトは、⇒TAL WILKENFELD (HP)をチェックですね。それにしても、オテイル・バーブリッジとか、デレク・トラックスの奥方であるスーザン・テデスキー、オールマンブラザーズとの人脈もあるとなれば、きっと、どこかのアルバムにも参加してるに違いないですね。



 これからが非常に愉しみ。ジェフ・ベックと早く来日コンサートしてもらいたいものです。テクニック的には、かなりの冴えがあるように見受けられるのですが、ファーストアルバムが届いてから、レコード評はまた書きしたためたいと思います。△ JEFF BECK × TAL × VINNIE COLAIUTA

(* クラプトンのクロスロード・ギターフェスティバル・コンサートの模様はDVDにて発売。)
△ PHOTO : Joshua Jones

続きを読む

プロフィール

momoneko0725

Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
桃猫温泉三昧
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR