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企画展 うなぎの不思議 @船の科学館

企画展 うなぎの不思議 @船の科学館

~ 会期 : 8/4~9/30


 お台場方面にある、船の科学館 (HP)へと初めて出向いた。いわゆる競艇の収益金を吸い上げて、涼しい顔をしている日本財団(旧日本船舶振興会)が運営している施設である。それなのに、入場料は700円である、これと言って、ろくな館内展示はないが、科学博物館や交通博物館で抜け落ちた船に関する模型展示を中心に、それらしくお茶を濁した感が否めない。



 それに反して、地上60メートル、階上の展望室からの眺めは、けっこう素晴らしいものがある。海から見た東京の景色を語るには、絶好の立地で、このタワーを見落としてしまいがちであるが、海が見える食堂といい、穴場にしてお台場の隠れた名所とも言えそう。



 料金設定が高いと悪評判な新交通ゆりかもめを使わずとも、浜松の貿易センタービル地下から、都営バスで200円で到達できる。京浜島~羽田方面へと降り立つ旅客機を見たり、船を見たりと、普段と変わった景色が見れる、良い場所であるかもしれない。フジテレビ方面は、めちゃばけで行列が熱河のように続いていた。 《うなぎの不思議》と題された企画展を開催しているので、覗いて見た。船の科学館で、何故に鰻なのか?最初は、疑問に思ったが、あまりに自分が、浅はかだった。



 うなぎは川や沼にいるものとしか思い浮かばないのだが、海に生まれ、海に帰っていくものである。しかも、21世紀になって、まだ、その生態は明らかになっていない。人類との付き合いは、4000年も前に遡るとされ、アリストテレスでさえ、その解釈に曖昧であったのが、うなぎの秘密なのである。



 世界でも、うなぎを食すことに関しては、その量的に見て、図抜けた日本人ですが、鰻の生態的な研究でも、頑張って最先端で世界貢献しているのです。そんなこんなを踏まえての、獲る、食べる、探るなどの多彩な視点から鰻の不思議に迫った展示です。 うなぎの遺伝子的なレベルからみた、系統樹の発端は、ボルネオだそうです。いまもインドネシア~アフリカには原始的な熱帯うなぎという種類とヨーロッパ~アメリカ東海岸~日本のうなぎの2系列が世界に片寄って産していることになります。



 通常、我々が口にしている蒲焼の99%は養殖である。それでも厳密にいえば、子どもの鰻を捕まえて、それを育てているにすぎない。つまり安定供給は、いつか不可能になる、つまり資源枯渇の怖れがあるからである。



 そんななか、三重県にある水産試験場で、人工孵化により卵から成魚まで育てることが、ほんの数年前に成功した。しかし、実用化までは、ほぼ無理であるとされる。なぜなら、養殖用として商業ベースに乗せるために原価が100円足らずなのに、この人工養殖鰻が、なんと一匹の値段が100万近くになるというのだ!



 つまり、これまでの研究費として投入された分、自然界なら150日ほどで成魚に変態するのに、試験場では、500日近くまで掛かった個体もいるのだという。これでは、それまでに掛かる養育費が膨大なものになってしまいからだ、まったく頭を抱えたくなるような鰻の気難しさである。 資源枯渇に手を打ちたい。その信念から、ウナギの生態をしるべく、その実家を突き止めに、探索船=白鳳丸が太平洋の、するが海山付近へと向う。この広い大海で、わずか東京ドーム分ぐらいの海水を採取して、卵や幼生を検知する。たいへんな作業である。



 難破船で有名なバミューダトライアングルの海底深くに、うなぎの産卵場所があるらしい、というのが判ったのが、2005年。まさに、うなぎごときで、大冒険が幕を切って落とされた感じである。



 しかし、まだ、ニホンウナギの実際に生まれたばかりの卵を採集するには到っていない。そして、成熟した銀色に輝く大ウナギが、どのようなルートを使って、日本の川を下って、マリアナ海溝あたりまで、辿り着くのか、その解明も進んでいない。ウナギに関する、すべての事柄は、いまだ、掴みどころのない仮説に留まって泥の中なのである。

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(閉店)武蔵野うどん 手打うどん 茂七@東大和市(小平)

小麦は謳うよ、どこまでも♪武蔵野うどん 珠玉の旅

手打うどん 茂七 @東大和市(小平市 小川町)

いわゆる小平糧うどん系

* 2015年5月にて閉店。


 

《美味しい!うどんは、是非、東京で食べましょう!》 



 心に留めておきたい、うどんがある。美味しいうどん屋さんを近くに見つけたら、ちょっとだけ気持ちが華やぐ。自分は、うどんが好きだ。うどんは、おそらく、日本全国津々浦々、どこででも食べれる。自分で打つことも可能である。それでも、どこで食べるのか、これが宿命であり、また愉しみでもある。いま、武蔵野うどんは、関東人として、うどん喰いの注目のマトで在り続けて欲しいと、切に想う。



 アクセス : 西武拝島線の東大和市を降りて、すぐのところに緑が濃い公園のような場所が見える。此処が、都立薬用植物園で、この塀に沿って、敷地が切れ掛かる頃、村山街道を8分ぐらい歩くと(バス停にして1つ目)、街道沿いに、ファミレスが林立するなかに、ポツンと、手打うどんの小さなノボリが見えてきます。



(* 東京都小平市小川町1-406-3 

定休日木曜 11:30~売り切りじまい 目安3時前 ) 肉うどん : 600円(ふつう盛) (メニューには、このほか、かけうどん500円しかない!まさに潔い、嬉しくなるような武蔵野うどんらしい、お店である。 

麺 : ☆☆☆☆ つけ汁 : ☆☆☆ 

トータル : ☆☆☆☆ (☆5つで満点)



 辺りに、大手ファミレスやファスト・フード店が軒を連ねる村山街道沿いに、手打ちうどんの小さなノボリを掲げ、営業して早3年目ぐらいになる。と話してくれたのは、会社からリタイヤして、この手打ちうどんやを始めた気さくな感じの御夫妻。



 所詮、素人の域だから、とずいぶん謙遜されるが、なかなか、どうして、素晴らしい出来映えの小平糧うどん=武蔵野うどんを、たらふく喰わせてくれる、かけがえのない店である。



 見た目、麺は、ぶっとく無骨なように思えるが、食べてみて、するっと胃に納まる。硬さは、荻窪にある《豚や》ほど融通の利かない硬さでないにせよ、かなり硬いほうの部類に属してるだろう。現在は、北海道産の小麦を使用、全体は飴色がかって、ところどころ地粉の粒が斑模様になって見える。



 写真では、かなり分量が多いように見受けられるが、ドンブリの底にスノコが置かれ、幾分、底上げされているので、男子なら大盛(100円増し)を頼んだ方がよいだろう、せっかくの麺の味わいを存分に噛み締めるためにも、是非、大盛で望んでもらいたい。

 

 麺は、塩気も、ほど良い加減、そのままでも完食可能な素晴らしく最上な出来映え。つけ汁も、通常のそば汁風に思え、濃さも甘さもちょうど良く、工夫のないところで、食べる側には、食べやすい味わい。 薬味には、細かく刻んだネギ、糧(かて=うどんに添えて食す季節ごとの野菜が茹でられたもの)には、薄く削いだ大根、ニンジン、ホウレン草など。ほかに、しょうが、狭山産だという辛味大根をその場で摺って出してくれる。それにセロリとキュウリのさっぱいとして美味しい浅漬け。なんとも豪華である。



* 思ったよりも、密に詰まった手打うどんは、消化が鈍い。蕎麦と違って、胃に溜まって胃を圧迫する、腹ごなしには最適であるが、こういった大根などと一緒に食べるのが、まさに理想的である。



 卓上には、自由に取れる、天かす、また自家製の梅干を勧めてくれました。とても感じの良いご夫婦で営んでいる家庭的で、ほのぼのとした温かい感じの良い店です。



 《何故、このところ、うどんに益々、惹かれているのか? 》 



 うどんは、あくまでも、どこまで行っても、おそらく、ただのうどんである。これが肝心なところ。洒落たりしないし、よそ行きでないところが良い。蕎麦みたいに、薀蓄さえ語る必要性もないし、それでは、野暮ったく、却って喉に詰まって良くない。むしろ腹に溜まるのが本望である。



 これが、ラーメンであれば、見かけ上で、いろいろと麺を変え、スープを変えして研鑚した結果、様々なバリエーションで、あざとく自信満々で惹き付ける必然性も生じてくる。そんなラーメンの経済原理優先の商売上手な華やかさとは、ベクトル自体が違って、手打うどんは、マイペース、あくまでシンプル、ただ飾らない素朴な姿で、土地ならではの基準にこだわる。



 だから、武蔵野うどんや吉田うどん、上州うどんだけが飛びぬけて美味しいのだよ、と言ってしまいたくはない。(事実はそうだが、そう言ったら語弊がある。)あくまで、うどんは、うどんなりのよさと、うどんなりの地域性を愛さねばならないと思う。



 《うどん》のよさは、古くからその土地で、生活に密着し、地域の風土に根ざした食文化を垣間見せてくれる、手短な、よき財産であり、食と人間、環境が相俟った、地産地消的な性格を有したものなのである。我々は、同じ、関東人として、もう少し、武蔵野うどんについて自覚と認識を新たにせねばなるまい。

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宮本常一 民俗学の旅

「 民俗学の旅 」 : 宮本常一 講談社学術文庫版



 現行の著作でも、比較的、手に入れやすく、かつ読みやすいのが本書。かつて雑誌=《諸君!》で連載されていたものに、新たに書き下ろしされ、加筆さたのが本書となる。その筆勢は、なだらかで、わかりやすくもあり、取りとめもない饒舌に妨げられながら、いっとき、ハッとさせられ、キラメキがある示唆を含む内容に充ちている。宮本が、これまで関わってきた民俗学との歩みのなかで得た感慨、その述懐を極めて適切に、簡潔に書き散らした、自伝的なエッセイとなっている。



 宮本常一の人柄、あるいは、それによって可能となった、様々な人びととの出会いを、時系列的に、自らの著作を書かせるに到った背景を踏まえて、解説してくれている。入門篇として、その手ほどきを得るには、あまりに多くの言葉なり、想いなりが鏤められていて、読むほどに感心させられる好著である。



 日録や備忘録ほど細かくはないにせよ、ある意味、戦前、敗戦、戦後を含めた彼自身の本懐がそこに吐露されているといっていいだろう。しかし、終戦時の描写も、戦後のマルクス主義関連の事柄にも、我関せずというぐらいに、心情は案外とあっさりしている。そこには、彼自身が苦労して掴んだ自画像としての《あるかたち》が投影されているように思える。



 かれは、言葉尻を踏まえただけの詭弁や韜晦より、あくまで民衆のエネルギー、そのものに接して、そこからパワーを得て、そこから就かず離れず、ありのままの現実を見てきたのだと思う。気取りはないが、煙たくもなく、嫌味もまたない、しかし粘り強い、しつこさの塊りは、彼の熱情でもあり、そんな民衆たちの代弁でも有る心情の吐露は、彼を後推しする原動力となり、フィールドワークでの結晶となって花開いた。



 すなわち、彼曰く : 「 私は私の眼で世間や文化を批判するまえに、私自身が実験台になって批判の対象になるべきだと思っている。 」



 そして、また、ある意味、宮本自身の《ものの観かた》に、生涯、大きく影響を与え、自分を育ててくれた父への想いを、このようにも書き記している。



「 小学校へろくにやってもらえなかった人とは思えなかった。本を読んで得た知識ではなく、多くの人から聞いたものの蓄積であり、一人ひとりの人が何らかの形で持っている知識を総合していくと、父のような知識になっていったのであろう。 」 これが宮本のフィールドワークを支えてきた原点でもあり、そこが源流となって、ほとばしり出て行った、数々の物語の発端となっているのであろう。



 「 郷里から広い世界を見る。動く世界を見る。いろいろな問題を考える。私のように生まれ育ってきた者にとっては、それ以外に自分に納得のいく物の見方はできないのである。 」



 「 われわれの多くの旅は異質のものを求めようとしておこなわれるが、同質のものを求める旅もあっていいのではなかろうか。はるかな遠い国と思っていたアフリカ社会が実は意外なほどわれわれに近い。 」



 宮本は、渋沢敬三という力強いパートナーを得て、時局の動乱時にあっても、揺るがない信念にもとづいて、にほんじんの生活と糧に万葉人のこころを持って、強い眼差しを注いできた。



 《私は与えられた道をできるだけ忠実に歩こうと努めてきた。》、宮本常一は、瀬戸内海、周防大島の百姓として、畑も耕し、時には海に出て漁も経験する、そんな人物像をいかなる時にも貫き通した。「民俗学の旅 」は、そんな彼自身の心象風景へと忠実に辿るべき彷徨の過程であった。



 業績やら、執筆は後世、後代までモノとして残り、語り継がれるが、宮本常一が残した財産は、むしろ、そのようなものではない。宮本常一が発した、ともし火は、その志し、態度、体感をもって、生き生きとしたかたちで、われわれの未来への糧として残していかねばならないものではないだろうか?



 それは、あたかも農業自習に取組んでいた若き日の宮沢賢治のそれとも繋がりうるような、いっけんすると非常に壊れやすい清新な魂なのではなかったかと、ふと思う。宮沢賢治と共鳴するものが、宮本常一のなかにも脈々と息づいている。



 「 どのように ささやかな人生でも、それぞれが みずからの いのちを精ぱいに生きるものは やはりすばらしいことである。生きるということは 何かいろいろの意味があるのだろうが、一人一人にとっては その可能性の限界を ためしてみるような生き方をすることではないかと思う。 」

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たけちゃん にぼしらーめん@調布店

たけちゃん にぼしらーめん@調布店

 ラーメン、おおよそ気の利いたメニューと謂うより、かなりベタで短絡的な食べ物と目されるが、それでいて、実に多彩、急いた回答を柔に拒み続ける。個人が抱く、飽くなき味への執念、単なる選り好みと謂うべきか、頑なまでの思い込みに近い好き嫌いに左右されて、評価がマチマチで、様々に判定が日夜飛び交って、下されます。



 ちなみに、自分が理想としているのは、麺は小麦の味わいが強くあって、太め。それに対して、スープは、支那そば系、いわゆる昔なつかしい夜鳴き中華ソバの味を、密かに探し求めています。



 調布には、(行き付けの)古書店=円居(まどい)さんがあるので、けっこう、ちょくちょく顔出しする町なのですが、それなりに有名なラーメン店も多くて、何気に激戦区かと思います。かつては北口前にあった(小金井)江川亭も、いつのまにやら西調布へと移転してしまい、なんとも淋しくなったなぁ~と思いきや、調布駅北側のホームから見えるんじゃないかという至近距離に、気になるラーメン店がオープンしていました。



 屋台から初めて、とかく不便と称された深大寺にあった店舗を調布駅東口前に立派に建て構え直したのが、昨年末(2006/11)、いまや代々木にも(塩ラーメン専門)店舗を構えるまでになった、たけちゃんにぼし らーめん(HP)です。



 場所は、東口の小さな改札を出て、階段を上がったところ、線路際の道を右の小路に入ってすぐのところ、タカハシデンキ前にあります。目立ちやすい店なので、看板表示を見ながらだったら、迷わずに行き着けるでしょう。

(調布市布田1-45-9 11:30~売り切れ仕舞い 無休 ) にぼしらーめん(平打ち) : 740円 (店側のオススメだという塩味もありますが)とりあえず醤油味をチョイス。



 麺(平打ち) ☆☆☆ スープ ☆☆☆ トータル ☆☆☆

 ボリューム(量)に対して、値段が高い(儲け率高そう)ですが、全体としての味のバランスは見事です。おもわず、スープは最後まで飲み干してしまいました。



 脂に対しては、全体に占める量的な具合のよさ、しょうゆの風味の利かせ方、魚介の出汁の風味は出すぎず引っ込まず、程よくバランスが取れています。欲を言えば、魚介だけで苦い後味(コゲ味)が強くて、マイナスイメージとして気になりました。野菜スープでもブレンドしたら、まろやかになるんでしょうが、結果的に苦味で、かえってエッジが効いた味わいで、さっぱり系に到達し、これは完成品というべき最終形なのでしょう。



 欲を言えば、この平打ち麺と、スープが案外と絡みにくくて、やや失敗作か?とも思われ、微妙に麺の個性の際立たせ方=つまりキャラ立ちに強引さを落とし、スープに不一致が感じられました。次回は、通常タイプの細麺でも挑戦してみたいですね。めんまは、かなり美味しかったです。なお、柚子は入ってませんでした。容れミスでしょうか?



* ラーメン業界は、いまや戦国状態、いくら有名店だからといって、漫然と構えて、少しでも手を抜いたり、慢心の隙間に勘違いの風でも吹き込めば、崩れ去る余地も大有り、このまま精進を続けて欲しいものです。美味しかった、ご馳走さまでした。

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(閉店)手打房 とき @東村山

(閉店)小麦は謳うよ、どこまでも♪武蔵野うどん 珠玉の旅。

手打房 とき @東村山 野口町


 アクセス : 西武新宿線 東村山駅、西口から、駅前のバス通り沿いにある、りそな銀行脇から小路に入り、東村山教会入り口の案内板がある電柱の角を右折して、前川沿いに向けて歩いて10分ぐらい、赤い欄干が目印の弁天橋から、右折、店案内の看板が辺りに出始めますが、コンビニが見えたら、すぐ左折すると店が見えてきます。一見すると分かり難い住宅街のなかにあって、目指す=《手打房 とき》さんは、自宅を改築したようなスタイルで、こざっぱりした外観で住宅街に溶け込むように存在し、あっさりと店を構えています。



* 駅から、そう遠くない場所にあるのですが、迷う人が多いとのこと、そういえば、途中に猿田彦神社がありまして、この神様は《導きの神様》なのですが、イタズラ好きで、範囲内に迷い込むと、必ず同じ箇所をグルグルと廻ってしまうことが多いのです、まぁ、そんな原因もひとつにはあるのかと個人的には記しておきましょう。(そういう経験の方は、かならず居るはずでしょう。)



 カウンターとテーブル席がありますが、駅から離れた場所であるにもかかわらず、お客さんはひっきりなしに来店しています。売り切れじまいとしていますが、午前は11:30~15:30ごろ、午後は17:30~と夜も仕込み直した上で、営業するスタンスにあり、遠方から訪れるのにも、心強い店のひとつです。

( 東京都東村山市 野口町1-7-10 日祝休 )肉汁うどん(ふつう盛) : 650円



 個人的な評点 : うどん ☆☆☆☆ 塩味が強く効いていて、つけ汁に入れずに、そのまま食べると、滋味があって、なかなか美味しいです。噛み応えがあって、かなり硬めですが、太さがちょうど良く、するっとした喉越しも持ち合わせています。武蔵野うどんとしては、これぞ横綱級なのではないでしょうか?



 麺の色合いは、まさに飴色です。日本画に使用する、ニカワを煮詰めた糊のような風情があります。地粉を使用しているせいか、口に含んで広がるのは、玄そばの風味と似通ったところがありますね。 



 ここの特徴は、さながら《いったんもめん》みたいな、うどんを打った際に残る切れ残しが、そのままの形で盛りざるの下に隠れています。



 つけ汁 : ☆ 残念ながら、塩っぱすぎて、不味いです。うどんというものに、《コシより、ダシを求める》自分には、味の平衡感覚が無いような田舎風味には、なんとも閉口させられます。



 しかしながら、ご主人が作り置きする間もなく、世話しなく動いて、麺を汗だくになって茹で上げ、天麩羅をひとつづつ揚げ、そのつど肉汁作りに奮闘しています。



 注文を受けてから、ご主人が、ひとつひとつ作業していくので、時間は掛かりますが、丁寧な仕事はしているように見受けられました。



トータル : ☆☆☆ (満点は☆5つ) 武蔵野うどん東村山テリトリーにおいて、おそらく完成品のひとつでしょう。マストアイテムの肉汁うどんのほかに、カレーうどんも美味しそうでした。ひと玉の量もなかなか多いのですが、隣りの席では、《バカもり》なる、すごく大盛を頼んでおられる方が居ました。大もり⇒バカもり⇒バカ王 って具合に100円増しで、バカ喰いも可能な心強い店です。 △▽ これが、水木しげるさんが描いた、御馴染みの妖怪=一反木綿(いったんもめん)の参考画像です。どうです?見比べてみましょう。この手打ちうどんを、ひとしきり啜ると、ザルの最後の方に、うどんの切り残しの部分が、あたかも、こんな、お茶目な《小麦の いったんもめん》となって、顔を出しますよ♪素敵でしょ。

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旧スーパー銭湯 ざぶん 相模原店 (⇒ゆめみ処 ここち湯 相模原店に業態変更)

旧スーパー銭湯 ざぶん 相模原店 

付近を里山の森に囲まれた静かな立地のスパ銭。



** 2009年5月より、親会社が東急から相鉄へと移譲され、新たに、

ゆめみ処 ここち湯 相模原店として、スタートしています。



(**記事は、旧ざぶん 相模原店としての訪問記事です。くわしくは、リニューアル後のサイト=ゆめみ処 ここち湯 相模原店等を参考にしてください。)

 



アクセス : くわしくは、ゆめみ処 ここち湯 相模原店(HP)を参照していただくこととして、JR横浜線 古淵駅前より、無料送迎バスを利用しました。所要時間、約15分弱で到着。在来路線のバスでも、古淵駅前からゴルフ場前下車で徒歩2分、小田急線経由の場合、相模大野から松が丘で下車するとバス停の目の前となり、所要時間が掛かることを除けばアクセスは悪くなさそうでした。



《立地条件》  : 車窓から気になったのが、ぶどう棚のある畑の存在でした。なんでも2004年に閉園されてしまった旧ゲイマーぶどう園という由緒ある名残で、フランス産のぶどうを使ったワインが作られていたとか、そういう田園風景が広がってた地域だったんでしょうが、相模原市が大規模な工業団地造成で切り崩しと緑地との共存で街づくりを進めてるような場所だろうと、思いました。



 知らない土地に興味を持って調べる作業は、深い入りしない程度であれば、たいへんに面白い作業であります。やはり、どうして、この場所にスパ銭があるのか、たいていは市街化調整区域であることが多いのですが、その土地柄の背景を踏まえておくと、なかなか全体像として見えてくるものがあってためになるものです。



 この相模原店 ざぶんがあるのは、木もれびの森がある、木もれび通りに面してあるのですが、近隣には、ゴルフ場、調整緑地が偏在していて、原野から、なかなか環境が整いつつある地域みたいでした。くわしくは、相模原市(関連サイト)を参照してみて、緑陰散歩も面白いものですね。  施設&料金 600円 : 東急不動産系のスポーツオアシスが運営しているスパ銭で、これまで紹介してきたざぶん 瀬谷目黒店や、港北センターに新設されたワンランク上の施設スパ・ガーディッシュに続いて3店舗目の天然温泉導入施設となります。料金体系からして、大衆的なニーズに即したスパ銭ということですが、8月11日より、屋外の浴槽すべてに黒湯の天然温泉を導入して、他店との差別化に踏み切りました。



 オープンは、2002年だから、足掛け5年経って、そろそろ施設もくたびれてきた感じがしなくはないが、せめて温泉があるなら、行こうか?という訴求効果を狙った延命治療にも思える。でも、この値段なら、とても好い施設に思える。 温泉 : ☆☆☆ それほど透光率は悪くありませんが、赤味を帯びた烏龍茶色の黒湯です。鉱物好きなら、赤い十勝石の色合いといえば、解っていただけるでしょう。屋外のすべての浴槽に温泉が充たされていますが、壷湯と腰掛け湯に関しては、加温、加水、循環&ろ過&消毒仕様となっています。



 以前、替わり湯だった、円形状の浴槽には、加温、無加水、無消毒(塩素系では)、ろ過循環していない掛け流しの黒湯浴槽があります。岩が配してある湯出し口からは、新鮮な源泉で感じられる=なまぐさいような干物臭っぽい香りの一歩手前ぐらいの匂いが明確にします。一見すると、硫化水素臭?たまごの匂いがするって思いました。数値上では、微量ですので、表現上はそういう感覚だったと留めます。ぬるスベの黒湯ですが、腐食質というより、肌に、かなり、びっしりと泡付きもあって、なかなかよさげなコンディションの黒湯でした。



 加水して循環してある浴槽は、内風呂のカルキ天国にくらべれば、匂いもさほど気にならずに浸かれますが、やはり掛け流し浴槽のお湯とくらべると、まろやかさが無く、肌に、つんけんしてきます。



 効能(源泉浴槽) : ☆☆☆ ぬるぬる感が弱いので、黒湯特有の包まれるような至福感に乏しいものの、反面、黒湯にしては攻撃性が弱いので、浅い浴槽で長湯が可能ですね。この周りの緑(林や森のある風景=借景)が塀の外側に見えて、屋外でのんびり寝そべると、塀に囲われている圧迫感がなく、ゆったりとできる点がよいと思います。なにより周囲の環境がよいのがポイント高いと思います。

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手打ちうどん きくや本店 @東村山(武蔵大和)

手打ちうどん きくや本店 @東村山 廻田町

創業昭和50年、これぞ我らが常食!

地粉で打った武蔵野うどんの聖地だ。


 関東人たるもの、讃岐で心惑うことなく、うどんは、まず近場で食すべし!むずかしく考えず、聞かれたら、即座に、「 4ミックス! 」と応えるべし。かなり広範囲にわたって偏在している武蔵野うどんを語る際に、基本として、絶対にハズせない地域が東村山だろうということで、それらを確かめるべくして、暑さにもメゲずに西武線に乗った。



 東村山市は、狭山丘陵の東端に位置し、東京23区と多摩地域、また埼玉県所沢や狭山に接していて、3つの地域が交わっている場所でもあるわけです。野火止用水があったり、多摩湖(村山貯水池)、トトロの森で有名になった八国山緑地などがあって、緑と水、豊かな自然に囲まれた、なだらかなアップダウンがある地形、のんびりとした田舎町でした。 アクセス : 西武多摩湖線の武蔵大和駅で下車、線路沿いに、ゆるく伸びる、緑道みたいな小道がありますので、それに沿って国分寺方面に10分ほど歩くと、やがて、空き地に《手打ちうどん》と書かれたノボリが見えてきますので、その駐車場の表、割と交通量が多い道路(=鷹の道)に面して、きくやさんの本店(通称 廻田店)があります。近くには、踏み切りがあって、東村山消防署があります。



 東村山の町、たぶん元は農道であったものを、次第に住宅地に変わっていく過程で、生活道路として敷設していったみたいなので、案外、地図上で確認しても、くねっていて、迷いがちですね。おまけに、丘陵地ですから、町全体が坂道だらけです、なかなか東村山攻略するのは、侮れないですね(汗)。



 バスの経路を使って、東村山へと戻る途上、廻田(回田)のバス停前に、やはり地元では、有名で老舗の小島屋があるが、不定休で鳴らすらしい。きょうも案の定、女将さんが具合が悪いらしく、臨時休業であった。



 ( きくや本店 : 東京都東村山市廻田町2-12-13 11:00~売リ切りじまい 日曜日休み 2007年 お盆休みは、8/25~27 )本店の他にも、東村山には諏訪町店(化成小前)と所沢には、くすのき台店があります。 《 LL 天付 肉汁 》 :  600円 垂れ幕を見て分かるように、メニューの表示法が独特ですが、まず、麺の量を《L》で指定します。これは《LL》です。通常、女性が食べて満足するくらいの分量です。普通、男性なら、3Lか4Lを頼んでいる人が多かったです。お腹の空き具合で、3~6Lを指定すればいいと思います。LLで、たぶん、ふつうの分量では、1.5玉ぐらいの見当でしょうか。



 次ぎに、汁ですが、たいてい肉汁とよばれる、豚肉(バラ肉)が入って寸胴で煮立たせた熱い付け汁を頼む人が大半です。冷たいものなら、冷汁とコールします。



 かき揚げが、揚げてあって多量に作り置きされていますので、通常は、天付きが自動的にセットとなりますが、特に要らない場合(個人的には、美味しくもなかった)は、天抜きとコールします。4ミックス(ヨン・ミックス)と告げると、麺の分量が4Lで、肉汁、かき揚げ、それに刻み海苔が乗っかってきます。ここのシステムは、判ってしまえば簡単、それほど難しくはありません。通ぶった言い方する必要もないし、飾らないのが一番でしょうね。



* スタイル : 武蔵野うどんで語られる、《きくや》風というのは、こね鉢にザルを敷いて、それにうどんを持ったスタイル。つけ汁も孟宗竹の椀に入れられていて、民芸調なのが特徴です。麺は、羽釜で茹でています。茹で時間も短く、すべてにおいてテキパキしていて、うどん食堂風で、気持ち良く食べれます。 個人的な評点 : うどん ☆☆ つけ汁 ☆ 

トータル ☆☆  (満点は☆5つ)

美味しさという、極めて狭い視点からだけだと、おそらく、こんな辛い採点に正直なると思います。うなるような味ではなく、こういうのが、武蔵野うどんの典型、標準、プロトタイプとして、ふつうにインプットしておくとよいでしょう。毎日食べるうどんとしては、なるほど、程よいバランスです。うどん自体は、堅くもなく、柔らかくも無く、口当たり、喉越しともに、ちょうどいいです。うどんは、地粉使用で、そばがき、のような色合いと風味、小麦らしい風味も香ってきます。



 厳しくみると、つけ汁が、薄くて、コクが不足していて、出汁の香り無く、味のバランスがひどく悪いですね。うどん自体の美味しさを殺いでしまうような雑な味でした。



 ねぎ、しょうが、(粉)ワサビ、ホウレン草、薬味も多すぎますね。卓上には、胡麻がありました。



 毎日食べれる、常食のうどんという観点なら、たしかにクセもなく、程よい、喉越しもバツグンでよいと思うのですが、わざわざ都心から通うほどのものではないと思います。おばちゃんたちが、切り盛りする田舎うどんの王道という観点からは、外せない魅力があります。階上からは、なにやら、うどん切りしている振動音が伝わってきて臨場感たっぷりです。

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西品川温泉 宮城湯

西品川温泉 銭湯 宮城湯

 アクセス : 初めて訪れたのが、12年ほど前、それから何度も入ってるのだが、ひさびさの来訪、しかし、まぁ~そのたびごとに迷ってしまう。このあたりは地形にアップダウンがあって複雑なことと、いくつもの架線を渡るので、そのあたりが迷うポイントかと思う。



 東急多摩川線・下神明駅から、JR横須賀線やら東海道新幹線の高架下を潜って、西品川方面に出て、坂をあがって5分ぐらい。大崎駅前からも、坂道の連続であるが、15分ぐらいで到達できる。



 この辺りは、思ったよりも地形が複雑で、丘陵地なので、大崎駅を擂鉢状の底として、戸越へ向って上がる感じになる。戸越公園は緑も濃いなかなか素敵な公園で、周囲は住宅地、それに比べて豊町は、ちょっとディープな下町風情が漂う。初めて行く場合は、必ず地図を参照して欲しい。 施設&料金 : 430円 早くから、ビル内にある温泉銭湯として経営している。受付は、2Fになるが、下に降るかたちになる1F浴室と3階上にあって屋外の露天風呂(新幹線が走り去るのが見える特徴。)がある浴室とが、2日ごとに男女交替制となっている。



 温泉を楽しむなら、1Fであろうが、露天の開放感を、問うなら、3F浴室の際に是非とも、あわせて伺いたいものである。 温泉 : ☆ 水風呂を除いて、すべての浴槽とカランに温泉水を使用しているのだが、ひとつの源泉浴槽を除いて、他は温泉である実感がない。



 この銭湯、清潔感が、いまいち不足していて残念だ。近くなら温泉ではないが、記念湯を薦めたい。ここも改装したばかりの当初は、カランからそのまま源泉が、ドバドバ出ていたし、そのまま浴槽へと溢れんばかりに使用していて気持ちが良かったように記憶している。いまでは、ひとつの源泉浴槽を除いて、見た目で透明なのから分かるように、完璧に色抜き(脱色)してある、浸かると温泉の浴感が多少ともあるが、カルキ臭が感じられる普通の銭湯に成り下がっていた。



 脱色された温泉浴槽が濁って見えるのは、掃除が行き届いていないからだろうか、なんとなくこれまでの印象がよかっただけに、久々の来訪で、ちょっぴり残念に感じた。駅前銭湯としては、昼から営業しているので機能上は、申し分ないのであるが。

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東京燒盡

8月15日 戦争が終わった日=終戦を語る百閒



 15日、今日、62回目を迎えた終戦記念日であった。百閒が、およそ300日の空襲警報を書き留めてきた戦時中の日録である東京燒盡より、終戦日の記述。



 東京燒盡は、百閒の現実の目を通じて冷徹なまでに語られる東京の空襲日記であると共に、その心を折らずにいた百閒の《おかしみ》を片時も失わなかったように思える。空襲警報の克明な記載と身辺雑記で埋草されたこの日記は、痛切な意味合いを帯びる。



 東京日記に呼応されれば、いままで書かれた悪夢のような幻想小説は、あくまで虚構のたわごとであり小説であったのだが、この日録は、罹災の記録であり悪夢そのものが現出したものでしかない。



 その怖ろしさは、ある意味、冥途や旅順で描きつくされた、うなされるような白日夢ではない、焼き尽くされ、番町に、ひとり目白籠を持って佇む、百閒の凝視された眼に映された現実世界である。



 もとから飛行機に興味があったのだが、この緊急事態に及んでも、百閒の意地とぶつかり合って、空襲や敵機来襲の事実を、できるだけ克明に冷ややかに書き留めること、そのつながりにようやく平穏を求めたのであり、それが百閒にしてできるかぎりの徹底抗戦するべきことであったに違いない。



『 8月15日 正午少し前、ラヂオの前に坐る。天皇陛下の御声は録音であったが戦争終結の詔書なり。熱涙滂沱として止まず。どう云ふ涙かと云ふ事を自分で考へる事が出来ない。 



  8月16日 今日辺りから日本の新しき日が始まると思ふ。そのつもりで昨日の欄と今日の欄の間をあけた。防空警報のサイレンを聞くのも大体これがお仕舞となるのではないかと思ふ。



  8月19日  昨夜初めてこほろぎを聞いた。方方が焼野原になったので今年は秋の蟲も少いであろらう。



  8月21日  こなひだ内から毎日麦酒(ビール)が飲みたくて困る。大分間があいたからである。麦酒やお酒が無い為の苦痛を随分嘗めたがこの頃は以前程には思はない。



 「出なほし遣りなほし新規まきなほし。」 非常な苦痛に遭って新らしい日本の芽が新らしく出て来るに違ひない。濡れて行く旅人の後から霽るる野路のむらさめで、もう天気はよくなるだらう。 』(一部改編)

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(閉館)金沢文庫 能見堂 赤井温泉

金沢文庫 能見堂 赤井温泉(閉館してます)



~ 谷戸に吹き渡る風は心地よく、ヒグラシの鳴き声も賑やかな、山あいの静かな鉱泉。今も昔も変わらぬ、三浦半島のゆる~い ひとときが過ごせます。


 古い日記帳をめくって見ると、この赤井温泉には、なんと12年ぶりで、訪れたことになる。場所は、同じでも、外観は、すっかり綺麗にリメイクされていた。その当時は、阪東橋には鎌倉館があり、梅屋敷には梅の湯、龍の湯と第八朝日湯があり、井土ヶ谷には横浜ナトリウム温泉 萬盛閣や第二草津湯、第二千代の湯など、京急沿線にも、いまより多くの銭湯があって、それぞれ自慢の黒湯に浸かることができたように思い出が浮かんでは消えてきた。



 時代は、変わっても、あたりを取り囲む景色は、むかしと変わらず、ゆったりのんびりとしていました。逗子や鎌倉には、良く似合う風景、海と里山に囲まれてある一時の静けさ。赤井温泉は、ひぐらしの鳴き声に歓迎されるように、金沢文庫西口から、ゆっくりと歩いて12分ぐらい、静かな谷戸に接して、あります。



 バス停でいうと、駅前から2つ目、赤井で下車して、目印となる日宝薬局の看板を見つけたら、そこから山側へと5分ぐらい、だらだら歩くんですが、もうイイだろうと思うぐらいののところで、赤井温泉の看板が目に飛び込んできます。 施設&料金 : 朝10:00~15:30までは、90分で500円(シャンプーと石鹸付き、貸し手ぬぐいあり)、15:30過ぎると公衆浴場となりますので、石鹸等は、そそくさとかたずけられて、料金も430円となります。できれば、空いている3時前に入って、浴槽をノンビリと独占したいものです。定休日は、月曜日で他に不定休日もあります。 温泉 : ☆☆ 含食塩重曹泉。硫酸イオンが22.8mg 源泉浴槽がひとつ。あとは、加熱温度が微妙に違う3つの深さが違う黒湯浴槽があります。加水なしで、加温・循環ですが、けっこうカルキ臭はします。温泉起因の匂いは、ほぼ確認できません。腐食質な浮遊物がかなりあるため、見かけ上は、薄い褐色であっても、深度30センチ以上で、浴槽の色合いにより、どす黒い醤油色の黒湯に視覚的には見えてしまいます。実際は、思ったより、色的には、薄いほうの黒湯です。



* なお、カランのお湯・蛇口とシャワーからも加熱された黒湯が出てきます。



 特筆すべき効能 : ☆☆☆☆ 成分数値からは読めないですが、実際に浸かったなら、かなり体感すべき効能は、良いです。とにかく、肌に柔らかく、丸い感じの湯あたりなのです。長く浸かっていても、強く湯当りせず、逆に身体が、柔らかに解きほぐされていくのがわかります。



 ある種、ふにゃふにゃ状態に骨抜きされるような、そんな重曹泉特有のマッタリ感溢れた気分のよさが浴後にあります、体感的に、かなりの霊泉です。長く浸かっていたい、そんな気分にさせる静かな、昔ながらの銭湯。一通り湯に身を沈めれば、やがて浴後には、美肌、および体のこわばりを解きます。(あくまで個人的な体感ですが)

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とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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