北千住 お好み焼き 宏月で食う文化フライの巻
なくなってしまうのか、食文化の昭和的遺産 :
縁日に欠かせない 文化フライと藤田焼きを追いかける
~@ 北千住 お好み焼き 宏月
アクセス : 皆さんは、東京の下町に《 文化フライ 》なる食べ物があることをご存知だろうか?下町出身の方なら、子供の頃、どこかの神社の境内で、縁日の日に一度は食べているかもしれない。
どんなものだろうか?是非、一度、食べてみた~い!そんな一心から、北千住の鉄板焼き・お好み焼き・もんじゃ焼きを看板に掲げた宏月さんんへと足を運んだ。場所は、いたって分かりやすい、バードコートから、左に入る小路をほんの少しだけ入ったところである。( * 足立区千住3-68 火曜日休 )
それにしても、自分が食べたことの無い食べ物と出会えることは、ほんとうに嬉しい、ワクワクするような体験である。以前、エスニック料理大全と称して、これまで食べたことのないアジア諸国の料理とか、アフリカ諸国、中近東に到るまでの料理とか、さまざまな食事文化に触れようとしていた時期もあったが、日本のものでも地方のたべものに本格的に触れることはなかなか難しいものだ。それも東京に居て、居ながらに体験しようというのだから、並々ならぬ努力も必要なわけである。
この店は、はじめてだったが、手馴らしに、順当な配分で、まず、お好み焼きをいただく。美味しい!小さな店ながら、平日だというのに、早い時間から、もう満席状態である。なにげに隠れた名店らしい。値段も、むちゃくちゃ安いし、出される一品の味も、また美味しい。
こ、コレが噂の滅び行く昭和の遺産=縁日で御馴染みだった幻の文化フライ!である。感動のご対面です。
何のことはない、小麦粉を、ただ固めて、フライにして揚げて、ソースを付けただけ、つまり小麦粉による串揚げなのである。中には、何の具材も入っていない。コレが、文化フライの正体であった!
聞く所によると、西新井大師とか、足立区近辺や品川神社などのお祭りの縁日で食べたことがあるよ、っていう友人達の証言も得ているのだが、下町育ちではない、私には、そういった記憶が無い。
いまでは、そういう限られた専門屋台が営業しなくなって、もう見られなくなっていると聞く。そんななかで、この宏月さんでは、もうひとつの藤田焼とともに、この文化フライを定番メニュー化しているという素晴らしい店なのである。
最近は、子どもが腹減ったとなれば、やれマクドナルドでマックフライポテトとか買えばすぐにおやつになるわけじゃないですか、でも、ひと昔前なら、縁日とか、紙芝居屋さんとか駄菓子屋さんとか、そういう繋がりから子供達が、きっと文化フライや藤田焼きを楽しみにして、喜んで食べていた、そういう懐かしさに溢れたものなのですね。
だから、その味覚に対しての感覚は、いまのポテトチップスとかフライドポテトとか、そういうノリに近いものが当時はあったのでしょうね。ともかくも、いま食べても十二分、美味しかったです、文化フライ。
藤田焼き、それは小麦粉の生地を薄~くクレープ状に伸ばして、そこに魚肉ソーセージや糸状になったイカを乗せて焼いた簡易お好み焼きみたいなものなのです。
藤田焼き : さて、コレも微妙なB級テイスト溢れんばかりの食べ物。魚肉ソーセージとイカの千切りみたいなものが入ったクレープ巻きなのです。ソース味。でも、なかなか美味しいですよ、これはこれで。やはり、縁日で、これも作られていたそうだということで、ご存知の方には、懐かしい~連発されるメニューなんでしょうが、私ははじめてなんですねぇ~。
縁日に欠かせない 文化フライと藤田焼きを追いかける
~@ 北千住 お好み焼き 宏月

どんなものだろうか?是非、一度、食べてみた~い!そんな一心から、北千住の鉄板焼き・お好み焼き・もんじゃ焼きを看板に掲げた宏月さんんへと足を運んだ。場所は、いたって分かりやすい、バードコートから、左に入る小路をほんの少しだけ入ったところである。( * 足立区千住3-68 火曜日休 )

この店は、はじめてだったが、手馴らしに、順当な配分で、まず、お好み焼きをいただく。美味しい!小さな店ながら、平日だというのに、早い時間から、もう満席状態である。なにげに隠れた名店らしい。値段も、むちゃくちゃ安いし、出される一品の味も、また美味しい。

何のことはない、小麦粉を、ただ固めて、フライにして揚げて、ソースを付けただけ、つまり小麦粉による串揚げなのである。中には、何の具材も入っていない。コレが、文化フライの正体であった!
聞く所によると、西新井大師とか、足立区近辺や品川神社などのお祭りの縁日で食べたことがあるよ、っていう友人達の証言も得ているのだが、下町育ちではない、私には、そういった記憶が無い。
いまでは、そういう限られた専門屋台が営業しなくなって、もう見られなくなっていると聞く。そんななかで、この宏月さんでは、もうひとつの藤田焼とともに、この文化フライを定番メニュー化しているという素晴らしい店なのである。
最近は、子どもが腹減ったとなれば、やれマクドナルドでマックフライポテトとか買えばすぐにおやつになるわけじゃないですか、でも、ひと昔前なら、縁日とか、紙芝居屋さんとか駄菓子屋さんとか、そういう繋がりから子供達が、きっと文化フライや藤田焼きを楽しみにして、喜んで食べていた、そういう懐かしさに溢れたものなのですね。
だから、その味覚に対しての感覚は、いまのポテトチップスとかフライドポテトとか、そういうノリに近いものが当時はあったのでしょうね。ともかくも、いま食べても十二分、美味しかったです、文化フライ。

藤田焼き : さて、コレも微妙なB級テイスト溢れんばかりの食べ物。魚肉ソーセージとイカの千切りみたいなものが入ったクレープ巻きなのです。ソース味。でも、なかなか美味しいですよ、これはこれで。やはり、縁日で、これも作られていたそうだということで、ご存知の方には、懐かしい~連発されるメニューなんでしょうが、私ははじめてなんですねぇ~。

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