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富津市・青堀温泉・ホテル静養園

富津市・青堀温泉・ホテル静養園



 内房線の青堀という、潮干狩りでしか来ることがないであろう、さびしげな駅を降りて、新日鉄の君津工場もある、海岸沿いの煙突が居並ぶ工場地帯へと、10分くらい歩く。



 ここが温暖な房総であることは、駅の線路伝いにサボテンが青々と茂っていることに何故か眼がいってしまうほど、ぽつねんとした、何もない青堀の駅前。



 泉質 : ☆☆☆☆ (典型的なチャンピオン黒湯である。心なしか石油臭がする色が特別濃い黒湯である。加熱しているが、鮮度は良い。チラシには、琥珀の湯と謳われているが、どう見ても、コーラの湯である。)



 施設 : ☆ (かなり老朽化した旅館。カランも5つとこじんまりしている。露天風呂もあるがかなり狭い。この雰囲気は、京急の南太田の黒湯に近い。)



値段 : 600円  アクセス : ☆☆ (ちょっと東京からは遠い。)



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ラピスラズリ

シベリアン・ラピスラズリ



 ラピスといえば、ごくふつうにはアフガニスタン(バダクシャン)が有名な産地であるが、ほかにも、さまざまな場所で採れるものらしい。しかし、あの濃紺色の色が詰まったラピスはアフガニスタンにしか見られないグレードのものである。

(* 他の産地には、イタリア、スウェーデン、チリ、アメリカなどがある。)



 このラピスは、シベリアのバイカル湖付近に産するラピスである。濃紺色のラズライト(LAZURITE)がラピスの正式名称で、それに白いドロマイトと、ごく少量混ざる金色のパイライトを伴って、霜降り状態になる。青みがかった紺色がシベリアのラピスには特徴的である。



 ロシアの鉱物学者:ラクスマンによって発見された。彼は、日本からの漂流民であった大黒屋光太夫と懇意になり、その後、息子のアダム・ラクスマンを通じて、根室に光太夫を返還するかたわら、幕府との通商交渉にあたらせた。



ラズライトと近縁種には、ソーダライト、アウインやタグツパイトなどがある。

 

* このラピス、写真だとグレイに見える目地が怪しい。というのも、どうやらトリートメントが施してあるらしく、水で色が落ちる。たぶん、母岩が白いため、ラピスの青い部分を補正させて、より鮮やかにみせるためらしい。白い地肌のものがナチュラルであろうが、そうなると重厚感がないと判断したためだろうか。



* 通算 25000 HIT ありがとうございます。

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丹沢・中川温泉・蒼の山荘

 丹沢大山国定公園: 丹沢湖の上流の山懐に抱かれた温泉郷:中川温泉の湯元である瀟洒な旅館:蒼の山荘をたずねる。



 小田急線の新松田から、バスで中川温泉入り口まで、約1時間、途中、丹沢湖という人造湖や丹沢湖ビジターセンターというキャンプ場などを経由しながら、目的地である上流部へと進む。

 

 思っていたより、かなり山奥の秘湯という感じがする。中川温泉郷というには、小さくまとまった旅館群で、その最奥部に位置しているため、坂のアップ・ダウンにまず、歓迎される(笑)



 泉質 : ☆☆☆ (PH値が10.22という高アルカリ泉である。肌合いは非常に良い。美肌の湯。内湯ひとつに、露天岩風呂がふたつあって、内湯がおそらく源泉加熱であろうか、かすかな硫黄臭のする。すべやかな良泉である。夏に出かけたので、鳥の声、夏空に白い雲の動き、セミの合唱など、自然満喫の温泉であった。)



 施設 : ☆ (山の中の一軒家的な秘湯に近いので、日帰りより宿泊向きと思われる。なにしろ、露天風呂といっても、どこまでが植栽であるか判別できないくらいの野趣に満ちた、山と一体感が味わえる野天風呂である。山の紅葉や新緑が綺麗なら、それとともに湯に浸かる楽しみを味わいたい。)



 値段 : 700円 (ロッカー代・+100円)



 アクセス : ☆ (バスの走行距離も長く、バス停から5分くらいかかる。遠い。)



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蘇州古典庭園の奇岩

 石中の洞天



 さきほどNHKの世界遺産で特集されていたのは、中国・蘇州に点在している古典庭園だった。日本の庭園文化の源流とも言えるものでありながら、本質的に違う、何かに気づかれたと思う。



 それは、太湖石とよばれる奇岩巨石を、庭の中心に、あしらった回遊式庭園の見慣れぬ風景であろう。唐の時代から、始まったという奇怪な姿かたちをした太湖石の収集は、皇帝から文人までを、虜にしてきた。



 彼らは、その孔を穿たれ、幾重にも奇怪な筋を刻まれた太湖の巨岩に、深山幽谷の峨々たる岩の峰や、雲や霧のかかるありさまを見て取り、日常の暮らしの中に、そのミニチュアを造形して、想いを馳せ、楽しんだのである。



 小中見大。小さな飾り窓から覗き見た、かなたの借景としての大きな自然。

中国には、洞天福地の考えが古くからあって、各所にある洞天(洞窟)が、すべての洞窟と地底において繋がっている=洞庭であるといわれていた。



 三浦國雄の『中国人のトポス』は、そんな中国人の文化を解き明かす、地相術としての風水が述べられ、それが反映した気の場としての身体論をほのめかすあたりまで切り進められている。



 一方、政治と文化の関係については、中砂明徳の『江南・中国文雅の源流』にくわしい。



 



* 単一の文化価値だけを主張するのは、危険であるが、異質である文化を受け入れることも難しい。中国には、蓄積された財産としての歴史的過去を大切にする民族性がある。

日本人には、固有の文化に執着することが希薄であるという一面も持っている。というより、中国や大陸から、学んできた財産の多いことにも気づかされるはずである。

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GO TO BEACH !

 このところ、出かけると、連日のように、午後~夕方には、信じられないほどの、にわか雨に降りこめられてしまいます。まるで、東京が亜熱帯というスコールの洗礼を受けているかのように、梅雨前の天気は不安定です。



 いっときの陽差しを、きょうも浴びて出かけることにしました。

街中では、もう夏の装いに溢れ、水着をディスプレーしたショーウィンドーには、大きな文字で GO TO BEACH !



 代官山に、夏の青空を見つけました。それは、真っ白い砂浜に打ち寄せる波、やわらかな南国の海の水際のようでもあります。



 それは、アリゾナ産のナチュラルなターコイズです。色や模様などから察して、おそらくキングマン・ターコイズかと思われます。

 私が嫌いな樹脂加工を一切していない、無垢のターコイズで、小さなクラック(ポケット)には、ドゥルジー状になってるところもあります。



 カリ長石の母岩にターコイズの部分が入ったナチュラルな感じに仕上がっています。ターコイズという鉱物は、砂漠という乾燥地帯の銅鉱床に、地下水が染み込み、だんだんと、アルミや燐などが合わさってできた自然の産物です。



 思い浮かんだ言葉は、BACK TO BASIC ! 原点回帰です。

物事の綺麗な部分だけ、あるいは手の施されて、滑らかな局面だけ見せようとしてはいけないということでしょうか。荒削りであって、あえて完成させない美しさに、初志貫徹しようと思います。物事を、うまくまとめようとするところに破綻がおきます。



 身の丈ほどの幸せという言葉が大好きです。ひとそれぞれ、求めるところが、違って、あります。そのひと、それぞれが個人の原点に立ち戻ってそこから、リスタートできるのか、それが身の程をわきまえた生活の始動ということでしょうか。

 

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BACK TO BASIC !

SUMMER STORE ☆ 憧れのミニコミ誌。 ☆



 鎌倉・小町:ディモンシュの堀内さんが、のんびりとした湘南時間のなかでいろいろと考えてることを、ゆかいな仲間たちと、気ままに書き綴っていたのが、この幻のサマーストアというミニコミ誌というか小冊子でした。



 VOL.0を含めて、けっきょく5冊くらいは発刊されただろうか?途中、パイロット版などもあったが、ともかく、この洒落た感じの装丁が好きで、この小冊子に会いたいために鎌倉に通ったものだった。



 その栄えある、VOL.1 の特集が、GO TO BEACH !だった。

海に行きましょう。海に行けば、何かを見つけることができるかもしれませんよ。気楽に行きましょう。』 

湘南のゆるい時間を共有する、ゆるい情報誌だった、サマ・スト。次の発刊が、予告されるも、いつも不定期だったサマ・スト。いま読み返してみても、それはそれ、そこはそこ。



 とんでもなく、ゆる~い時間に暮らす湘南生活。でも、とんでもなく、ベーシックな暮らしがそこに根ざしている。それは私自身の憧れ。身の丈ほどの生活意識。

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銭湯のはなし。

 銭湯めぐりをしていると、だんだんと法則性みたいなものに気づくことがあります。たとえば、男湯と女湯は左右どちらが多いのだろうか?と言ったようなことに。



 男湯と女湯は統計してみると左右どちらが優勢とは言いがたい結果です。

ただ、ひとつだけ分かったことは、銭湯が角地に面して建てられている場合、その道路側が男湯になっている可能性が高いです。なぜなら、覗かれても困らないようにだと思います。



 あと、脱衣場で気づいたことですが、建築様式が古い銭湯、つまり戦後まもなくといった時代の銭湯では、男女の仕切りというか、つい立の壁が低いです。これは、日本人の平均身長に合わせた建築になっているからだろうと思います。同じように、カランの高さや全体の造りも小ぶりにできています。



 銭湯の年代確証は、下駄箱鍵の形式、カランの蛇口の様式、タイルの張り方、タイル絵の図柄、湯船の深さ、浴場の梁の太さなど、さまざまなところから推測することが可能です。



 しかし、わたしがやっきになって東京中の銭湯を回り始めた、この20年の間に、数多くの旧くて由緒ある銭湯が姿を消していきました。その消滅は、地球上で一年に絶滅する生物の数すら超えて、非常に危機的な状況だったのです。



 煙突の見えない町には、住みたくないと思いながらも、きょうもあちこちで、廃業余儀なくされる銭湯が多いことでしょう。そして、スーパー銭湯や温泉施設が名を変えた湯屋として、都市から郊外へと、郊外から都市部へと、その勢力範囲を拡大していくようです。

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芝棟=屋根上の花園

芝棟(くれぐし)



 山梨や長野に行くと、旧家というか民家の藁葺き屋根に、思いがけずユリの花や小さい樹などが生えている事があります。この本に出会うまでは、その実態が自然に生えたとばかり思っていました。



 芝棟、とは草葺屋根の棟(むね)に乾燥に強く根張りのよい植物を植えることによって、棟の固めをいっそう強固なものとして風雨にそなえる先人の知恵であり、花が咲き乱れる状態に至っては、装飾性からガーデニングの先駆的な意味合いに、また民族植物学的な考察上では、棟仕舞として火伏せを初めとする祭祀や呪いの要素としても着目すべきものとされるのです。



 このような失われゆく日本の原景は、一部にでも、しっかりと語り継がれて残されていって欲しいと思う。

また、本書によれば、こうした屋根の上に芝土を置く技法としては、日本ばかりか、ひろくユーラシア大陸の北方農家(ロシア、北欧など)にも見られることと解説している。

つげ義春の漫画によく出てくるような農家の石置き屋根からバージョンアップされたものともいえようか。



 昨今の利便性追及のあわただしい世の中で、失われていくものも多いのだが、こういう日本の失われゆく文化遺産にも耳を傾けられるような心の余裕というべきものが欲しいものである。





 

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トニー・レヴィン

トニー・レヴィン



 トニー・レヴィンは、とても芸歴の長~いミュージシャンなのです。しかも、あらゆるミュージシャンから引く手あまたで、そつなくセッションもこなすし、このような自己のバンドもちらっと極めるから、恐ろしいほどカッコいいんですね。

 

 クリムゾン来日時に、そのスキンヘッドを、ようやく拝むことができたのだが、このソロ・プロジェクトとも言えるライブ・パフォーマンスの2枚組みは、彼がクリムゾンとピーター・ガブリエル・バンドとの掛け持ちの合間に行った貴重なテイクといえるかもしれない。



 個人的には、ロバート・フィリップ先生の難解な解釈の味付けがない分、すっきりとして、クリムゾンよりも、スリリングなセッションを体感できると思います。



 右側のアルバムは、1998年度のネイティヴ・アメリカン大賞受賞の、ジョアン・シェナンドアのライフ・ブラッドです。これは、松居和(尺八奏者でプロデューサー、奥様が松居慶子さん。)が絡んでいるフュージョン寄りのネイティブサウンドで、浮遊感のあるメロディーをトニー・レヴィンがフレットレス・ベースでソロなど取っていてなかなかの好演と見た。

 

 



 

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アルゼンチン・カルサイト

カルサイト



 実は、あまりカルサイトには興味がない。縁が無いとも言い換えられる。その数えるほどしかないカルサイトがこれらである。

 左は、モロッコ産のコバルト・カルサイト、右は、アルゼンチン産のブルー・カルサイトである。



 コルドバ州はアルゼンチンのちょうど中央部に位置し、西側にはコルドバ山脈があります。コルドバは、アルゼンチン第二の都市で、その街角で、このようなカルサイトのぶっかきを露天商が売ってたりするのです。このような鉱物がちょっとした土産物になるほど、豊富なんでしょうね。

 

 このカルサイトが採れるコルドバ州は、気候が厳しい南のパタゴニアとは、全然違って、とても温暖で暮らしやすい気候だそうで、このカルサイトもほんわかと優しい色合いをしています。どちらかといえば、白に近い淡いブルーです。鉱物は、採れる場所に反映してたりもします。暖かさ、温かさを、より拡げてくれるような、そんなパワーを兼ね備えた石ですね。



 いっぽうの、モロッコ産のコバルト含有のカルサイトは独特なフォルムを持っています。

カルサイトといっても、パイライトやコバルト華の結晶が混ざる母岩の間隙に生成しているようです。コバルトのために、エネルギーがやや強いような気がします。見た目で結晶の形状と色合いがきついのですが、同じような鉱物でローズ石というのが混ざるものもあります。この石もローズ石というラベルが付けられていましたが、どうみてもただのカルサイトでした。







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Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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