浅草・雷門通り 尾張屋本店
浅草・雷門通り 尾張屋本店
~夏のおわりや、走りの松茸そば

説明は要らないでしょう、どんぶりからはみ出た天丼でお馴染み、浅草・雷門通りに面してある、老舗 蕎麦店 尾張屋さん。雷門に向かって左手にあるのが本店で、銀座線・浅草駅寄りにあるのは支店。それぞれ定休日が金曜と水曜日なので曜日によっても使い分けできます。創業は古く幕末ごろまで遡れるらしいのですが、いちおう表向きは明治3年となっています。現在は5代目が踏襲。
尾張屋の屋号は名古屋とは全く関連なく、単に尾が張ったということが御目出度いゆえに、縁起担ぎとしてネーミングされたそうです。なお、神田・尾張屋本店は、こちらから暖簾分けされ、その神田から飯田橋の尾張屋さんへと系統がつながります。
* 台東区浅草1-7-1 金曜定休
11:30~20:30(通し営業)

松茸そば(季節もの) : 2200円(税込)
☆☆☆★ 良い松茸が入荷する期間のみ提供、9月いっぱいぐらい目安。
尾張屋の蕎麦は別段、どうということもないのですが、なかには押えておきたい季節ものとして、冬は、あられそば(小柱)、貝柱おろし和え、そばずしがあって、秋口の声を聴くころともなれば、中国産マツタケをふんだんにちりばめた、松茸そば、松茸せいろ、松茸丼、土瓶蒸しなどのメニューが数週間だけ提供されます。
松茸といっても、マッシュルームっぽい食感だけで香りこそ、ほぼありませんが(笑)、それでも夏の日差しがまだ強い残暑厳しき折、この時季にありつける秋の予感を下町で味わうには贅沢この上なく、走りの松茸を供せるという季節感があって、タイミングを図る、これは毎年の愉しみであります。シンプルイズベスト。

玉子どうふ(単品) : 600円(税込)
☆☆☆ 季節限定品につき8月末日まで
なんのことはない、夏季限定の冷麦の真ん中に鎮座しています、アレです。涼味満点!みょうが、青シソ、生姜、ジュンサイで頂きます。

△ なにがあるわけでもなし、なにが美味しいわけでもなし、ただ、この店にフラッと立ち寄るべき理由はひとつ。浅草でさえ、所縁ある場所も、今や少なくなった、我が敬愛する永井荷風が、毎日のように通って、毎日のように食べたであろう、かしわ南蛮。店内の一角には、その面影が偲ばれる写真が飾られています。
~夏のおわりや、走りの松茸そば

説明は要らないでしょう、どんぶりからはみ出た天丼でお馴染み、浅草・雷門通りに面してある、老舗 蕎麦店 尾張屋さん。雷門に向かって左手にあるのが本店で、銀座線・浅草駅寄りにあるのは支店。それぞれ定休日が金曜と水曜日なので曜日によっても使い分けできます。創業は古く幕末ごろまで遡れるらしいのですが、いちおう表向きは明治3年となっています。現在は5代目が踏襲。
尾張屋の屋号は名古屋とは全く関連なく、単に尾が張ったということが御目出度いゆえに、縁起担ぎとしてネーミングされたそうです。なお、神田・尾張屋本店は、こちらから暖簾分けされ、その神田から飯田橋の尾張屋さんへと系統がつながります。
* 台東区浅草1-7-1 金曜定休
11:30~20:30(通し営業)

松茸そば(季節もの) : 2200円(税込)
☆☆☆★ 良い松茸が入荷する期間のみ提供、9月いっぱいぐらい目安。
尾張屋の蕎麦は別段、どうということもないのですが、なかには押えておきたい季節ものとして、冬は、あられそば(小柱)、貝柱おろし和え、そばずしがあって、秋口の声を聴くころともなれば、中国産マツタケをふんだんにちりばめた、松茸そば、松茸せいろ、松茸丼、土瓶蒸しなどのメニューが数週間だけ提供されます。
松茸といっても、マッシュルームっぽい食感だけで香りこそ、ほぼありませんが(笑)、それでも夏の日差しがまだ強い残暑厳しき折、この時季にありつける秋の予感を下町で味わうには贅沢この上なく、走りの松茸を供せるという季節感があって、タイミングを図る、これは毎年の愉しみであります。シンプルイズベスト。

玉子どうふ(単品) : 600円(税込)
☆☆☆ 季節限定品につき8月末日まで
なんのことはない、夏季限定の冷麦の真ん中に鎮座しています、アレです。涼味満点!みょうが、青シソ、生姜、ジュンサイで頂きます。

△ なにがあるわけでもなし、なにが美味しいわけでもなし、ただ、この店にフラッと立ち寄るべき理由はひとつ。浅草でさえ、所縁ある場所も、今や少なくなった、我が敬愛する永井荷風が、毎日のように通って、毎日のように食べたであろう、かしわ南蛮。店内の一角には、その面影が偲ばれる写真が飾られています。

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