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新平湯温泉 松宝苑(食事編)

新平湯温泉 松宝苑(食事編)

 新平湯温泉 松宝苑 : こちらの宿は、奥飛騨の山懐に抱かれた自然のなか、屋敷全体の静かな雰囲気と佇まい、お湯、食事の三拍子が揃った温泉宿という感じがします。とくに古民家の囲炉裏端で頂く、食事が素敵なことで評判となっているようです。格式ばった懐石料理というわけではなく、自由度合いを持たせた創作料理のなかに、土地の郷土料理や季節ごとの彩りをうまく要素ごとに詰め込んでいます。



 おそらく、ギッシリ詰め込んで、という表現が当たっていると思うのですが、都会からやってきた来客を真っ向からもてなしてくれる、郷土愛といったものを感じさせます。敢えて盛り込み過ぎ、年輩者には、いささかボリュームは過多であるかもしれません。



 夕餉  一の膳 : 前菜、巨峰酒、口取り各種、鴨汁、こもどうふ、赤こんにゃく、押し鮨、紫芋、きぬかつぎ、など。

 朴葉味噌を乗せた飛騨牛は飛騨高山の名物料理 : 山間部の旅館へ行きますと大概ありつけるのではないかという朴葉味噌。でも、これまではあまりピンと来なかったんですよね。でも、こちら飛騨高山地方が起源と知り、恐れ入りました。飛騨コンロとよばれる卓上コンロに乗せて、しかも味噌が効いて、ほんとうに香り高くウマいですね。絶品です。朝食ではシンプルに朴葉、ネギと椎茸、味噌だけでしたが熱いご飯に合います。

 二の膳 : 飛騨牛自家製ローストビーフ。岩魚の塩焼き、茶碗蒸し、玉子豆腐。食事のボリュームもさることながら、お運びさんの動きもスピーディーでした。



 ”河ふぐ”という名のアメリカナマズ : 河豚と勘違いして喜ぶ方も多いことでしょう、実は岐阜県が奨励して特産物として養殖しています、チャネルキャットフィッシュ、外国生まれ岐阜育ち、ナマズのお造りと唐揚げです。淡白さの中に旨みもあって、なかなか美味です。

 三の膳 : いわゆるお食事です。ご飯、お新香、なめこの入った茶そば。このあと、デザートとしてフルーツがフロマージュとともに出ます。

 朝食 : 夕食と朝食は、新館一階、フロント脇にある食堂にて食べます。いちおうテーブルには、それぞれ小さな囲炉裏が付いています。朝食も、品数が多いという意味合いから、かなりのボリューム感です。食事内容からは連泊には向かなさそうな宿のように思います。

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新平湯温泉 松宝苑(温泉編)

新平湯温泉 松宝苑(温泉編)

 新平湯温泉のなかほどにポツンとあるのが、古民家造りの一軒宿を謳った、松宝苑(しょうほうえん)さん。一家言を持った少々アクの強い御主人ですが、はなしを伺うなかで、もてなし、に賭ける秘めた情熱たるや、心を動かされ、館内のいろいろに惹かれます。ゆるい坂道を上った先には新潟より移築したという立派な古民家の造りした新館。囲炉裏(炉端)のある食事処やコーヒーが飲めるカウンターなどがあります。



 新館から、広い庭園を挟んで、向かい側には湯小屋(浴室棟)が離れのように建っています。湯小屋と新館を挟んで面一に旧館と思しき宿泊棟である本館があり、いずれからも渡り廊下となっている洒落た通路を伝って雨に濡れずに回廊を巡るように、お風呂へとそぞろ歩く愉しみもまた格別ですが、季節の花々や風を感じながら庭の敷石を通ってショートカットで新館側から湯小屋へも辿り着けるようになっています。



* 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根新平湯温泉

立ち寄り湯は不可。

△ 長閑の湯(のどかのゆ) : 露天風呂併設された男女別の浴室で木曽五木(檜やアスナロなど)を組んだ立派な湯小屋です。和紙畳敷きの脱衣場に違和感なく続く大きな浴槽が圧巻のひと言。窓があるのに、内側と自然が一体化された不思議な空間。湯気が籠るわけでもなく、すんなりと湯気抜きから天井へと運ばれていく。このような理想的な湯小屋は他では見られない、まさに傑作。体感するだけでも一見の価値あり。



混合泉 : ☆☆☆★  

ナトリウム‐炭酸水素塩泉 : 自家源泉2本=泰平2号泉、松宝苑泉の混合泉、

単純温泉 :           共同源泉1本=一重ヶ根温泉1号=新平湯共同泉

(別表記には、新平湯1号&3号泉と田中泉との混合泉として共同泉が掲げられていた真相は分からず。)



一例 : 泉温=54.6 成分統計=1,744㎎/㎏

湧出量計=毎分713リットル

加水:なし 加温:冬季のみ一部あり 飲泉:不可

混合泉としての総合的な成分表示等の細かな開示なし。



 温泉臭といったものは感じられるものの、まずもって無味無臭無色透明。ほんの少しだけ金気もして湯口では析出物で赤茶けているのが確認できる。お湯自体に、あまり魅力を求めるに乏しい。しかし注湯量、鮮度感ともに悪くはない。風情は内湯であっても抜群である。自家源泉2本と新平湯の共同源泉を混ぜた混合泉で館内にあるすべての浴槽は同じ混合泉である。そのミックスされた成分表示の細かなスペックは館内どこにも掲示されていない。まぁ、そういう野暮な詮索が、この癒しの空間で肝要であるべきなのか、むしろ考えさせられる宿ではある。メモ: 当館で使われているタタミは、すべて和紙畳で、イグサではない。なお、浴槽はすべて上部からの注湯と底面からの注湯を併用しており湯使いは万全である。

▽ 縁の湯(えにしのゆ)=左右に分かれて2つある人気の貸切り露天岩風呂。平湯川を望む崖上に設えられた、野趣溢れる風情の貸切露天風呂。貸し切り露天風呂は、男女別内湯の大浴場の隣に位置し、向かって右手の貸切露天のみが平湯川の川面を眺められるが湯舟に浸かれば見えない。デザイン的には左右とも大差は無い。非バリアフリー。お湯は底面注湯と湯樋からの注湯併用です。





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平湯温泉 平湯民族館 平湯の湯

平湯温泉 平湯民族館 平湯の湯

 平湯温泉は標高1250メートル、奥飛騨温泉郷(おくひだおんせんごう)の中核となる温泉地で、下呂温泉とともに岐阜県を代表する知名度がある。バスターミナルも完備され新宿から高速バスで直行便が出ておりアクセス自体は悪くはない。その賑やかな中心部から、少しばかり歩くと、平湯神社と藁ぶき屋根の民家が点在した趣あるエリアが見られる。



 平湯民族館は、合掌づくりの謂わば資料館で、昔の暮らしを再現した囲炉裏やら農機具等が置かれています。敷地内入り口には足湯というには贅沢な大きさのかけ流しスペース、また奥には日帰り入浴できる平湯の湯が完備されております。なお、平湯温泉のもうひとつの顔であった、平湯発祥の地=神の湯、共同浴場は付近が、がけ崩れのため未だ休業を続けている。



* 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯温泉 不定休

4月中旬~11月15日 

6:00~21:00 平湯の湯=寸志(300円ぐらい)

 源泉名 山の湯 : ☆☆☆☆★

ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉 : 

泉温=75.2℃ 



 笹濁り、屋根掛け露天岩風呂!これは風情と湯質含め、予想以上に素晴らしいお湯だ!独泉だったからもあるが、開放感あるなかでドカドカと掛け流しされる熱めの金気臭バッチリなお湯は、とても染み入るものがある。水量のか細いホースでの加水も少な目で鮮度感があるため、源泉そのままの激アツに近く、体感温度は45℃ぐらいと高め。奥会津の玉梨温泉共同湯のような感じのお湯だ。那須や草津が好きで熱いお湯に馴れた方なら大丈夫。

△ 独泉するには贅沢、もったいないぐらいの良いお湯だ!

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新穂高温泉 中崎山荘 奥飛騨の湯

新穂高温泉 中崎山荘 奥飛騨の湯

 栃尾温泉から475号線をさらに北上すると、新穂高温泉と名付けられたエリアに達します。新穂高ロープウェイの発着駅、そのすぐ手前にある、日帰り温泉施設が、中崎山荘 奥飛騨の湯です。古くから対岸で温泉旅館を営んでいたそうですが、蒲田川護岸の砂防工事のため立ち退きを余儀なくされ、いったん閉館し、平成22年、現在の地に移転して新源泉を掘削したうえで日帰り施設へと業態変換させたとのこと。食堂兼休憩所も併設されています。



* 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂

8:00~20:00 800円

 内湯 : 硫黄泉

☆☆☆☆ (加水あり)



 内湯は加水のためでしょう、メタケイ酸や硫黄成分由来の湯華が析出して、ぱっと見、うっすら青味がかった素敵なお湯。メタケイ酸が多く、そのため、大和糊を溶かしたような感じのとろみがあって、肌がすべすべになります。身体にも効きます。



 露天風呂 : 単純泉

別源泉らしいのですが、硫黄泉とは思えません。内湯内に飲泉所があって、露天と同じ源泉です。無色透明で飲むと、少々苦味が感じられ、ほのかに甘い硫黄っぽさも感じるような、秩父近辺の玉子水に通じるお湯です。内湯との比較だと単純泉ぐらいの体感ですが、飲泉では、まぁ、薄めの硫黄泉かとも思います。よしず、蓑のようになった垣根に源泉を流して温度を冷ましているみたいです。なお、露天風呂脇の小屋には温泉ミストサウナが併設されています。

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新平湯温泉 藤屋旅館

新平湯温泉 藤屋旅館

 岐阜県北東部は、上宝・奥飛騨温泉郷地域に分類され、北部から新穂高、栃尾、新平湯、福地、平湯温泉各温泉地が広い地域に渉って点在している。新平湯温泉は古くは一重ヶ根温泉とよばれ村落を基準として、一宝水、一重ヶ根、村上を総称して、現在は新平湯温泉と名乗っています。



 新平湯温泉があるのは標高800メートル強、471号線沿い、クマ牧場から高原川(もずも川・平湯川)に掛かった宝橋付近まで、対岸に位置して、平湯温泉との中間には独立した一角=福地温泉街があります。こちらは外観どっしりとして地味なお宿、新平湯温泉 奥飛騨百姓の宿と名乗った、藤屋旅館。一階奥にある、男女別の大浴場、大小ふたつの浴槽があって、外には露天岩風呂があります。宿泊者用に貸切露天もあります。冬場はきついけれど、夏場は冷泉と、あつ湯との交互浴が楽しめるという奥飛騨にあっては稀有な、ぬる湯堪能宿でございます。



* 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根1757-1

立ち寄り湯(要相談・事前予約制) : 14:00~16:00 500円 

 ①大きな総檜作りの立派な浴槽=癒しの湯 :

藤屋3号泉、宝温泉、新平湯温泉の混合泉

☆☆☆☆



単純温泉(使用42℃) : こちらの自家源泉3号泉と新平湯の共同源泉何本かのミックスされたお湯。体感的には少量ですが泡付のある、いいお湯です。ほぼ無色無味無臭ですが、アブラ臭っぽい香りがしますが、成分的に臭素と思います。個性があっていいお湯です。



 ②小さな冷鉱泉の浴槽=ぬくとまりの湯 : 藤屋1号泉

pH:7.2、 泉温28℃、炭酸泉

☆☆☆☆ 水風呂・冷泉



 こちらは敷地内から湧出した独自源泉のみ使用。奥飛騨温泉郷のなかにあって、ほぼ唯一とも言えそうな、ぬる湯です。侮りがたい個性的なお湯です。綿状の湯華が多数舞っていて、まるで横向温泉滝川屋旅館のそれを彷彿させます。口に含みますと金気と、複雑な鉱物臭が感じられ、味的には、まずい感じ。夏場以外は単独使用というより交互浴が好いでしょう。

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とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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