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成田東 ゆ家 和ごころ 吉の湯

成田東 ゆ家 和ごころ 吉の湯

 こんな場所にもあった温泉銭湯! : 杉並区の中心部、かねてから陸の孤島と目されています成田東には、最寄りの駅から遠い立地ゆえ、永福町からバスで松ノ木八幡通りにある停留所付近で下車して、くねくねした住宅街のアップダウンを歩いた末に辿り付くしか手がありません。外観も小奇麗な銭湯、ゆ家 和ごころ 吉の湯さん。こちらは、麻布・三の橋にあります竹の湯さんと経営が同じ姉妹店です。



* 杉並区成田東1-14-7 月曜定休 460円

13:30~22:00

 黒湯 : 露天コーナにある”つぼ湯(2つのみ)”は、水曜と土曜に限り、なんと黒湯仕様!です。(写真はHPより転載)。本店である麻布黒美水温泉・竹の湯 から麻布黒美水温泉をローリー輸送で持ってきて、加熱し、贅沢にも掛け流しに近いパフォーマンスで使用しています。時間的に早めに入れば、鮮度感がよい黒湯に存分に浸かれます。



 こちら玄関から、バリアフリー対応で、露天コーナーには、水道水仕様ですが、ぬるめの人工高濃度炭酸泉も備わっていて、水風呂、黒湯との三カ所での交互浴が楽しめます。

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温泉を読む、語る、温泉本

温泉を読む、語る、温泉本

 ”温泉本”というと、どんなものを思い浮かべるでしょうか?それは単に旅先での実用性を優先させたガイドブックやら温泉ムック本、あるいは観光案内全般の意味合いを含めた小冊子だったりもします。いっぽう、大きな古本市などをのぞきますと、必ず地方の風土、歴史、文化にまつわる本が並んだワンコーナーがあります。



 古びた背の連なる中、田山花袋の温泉旅行記、東北温泉便覧など昔のことが書かれたものと出会います。もちろん、今となっては役に立たない前の情報なのかも知れませんが、それはそれで消滅した温泉地のことであるとか、往時の賑わいも知れて重宝するのです。もちろん、情報の新しさだけ捉えると、その時々に更新される、ネットでのアレコレが目安となるのでしょう。各地の温泉の魅力を文章から伝えていた時代のよさは、案外、こういう温泉本の存在が有り難いと思うことがあります。



 東北温泉風土記 : 戦前、昭和15年発行となる古い温泉本で、石坂洋次郎さん編著となった、東北の温泉に絡めて各界のひとが語ったアンソロジー。巻末に掲げられた戦前の県別温泉地一覧表は、眺めているだけでも、なんだか楽しい。加えて手書きの挿絵が、湯治場の旅情、また情感を誘う。



 東北の湯治場湯めぐりの旅 : 2003年発行、無明舎出版、永井登志樹さんというライターが90年代に宿泊した自炊宿の湯治場めぐりの記録だ。きわめて個人的な感想が書き並べられているが、実に魅力的な文章で、こちらに書かれた温泉場を参考に湯巡りさせてもらった。もちろん消滅に至った温泉地もなかには含まれるが、昭和の時代とのギャップがなく、いまでも温泉が持つ風情は、そこかしこに感じられ、そのままであることが嬉しくもあった。



 ああ温泉、種村季弘とマニア7人の温泉主義宣言 : 2001年発行と比較的に新しい。池内紀、川本三郎、赤瀬川原平、巌谷國士などお馴染の面々が雑誌上で対談した温泉話が国内外に渉ってまとめられている。注目したいのは、執筆者に平賀敬さんが居たことだ。箱根湯本の平賀敬美術館で温泉が開放されていたが、温泉好きが高じて住まいに温泉を求めたらしい。その生前、彼の住まいでの対談が興味深い。

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中野・新井薬師前 中野寿湯温泉(銭湯)

中野・新井薬師前 中野寿湯温泉(銭湯)

 中野駅からだと早稲田通りまで出て、そこから新井薬師参道入り口の商店街をしばらく歩くと、道沿いにある銭湯が、中野寿湯温泉。井戸水銭湯ですが成分分析を行った際に冷鉱泉、メタケイ酸含有の項目で温泉適用を認可され、2013年に中野寿湯温泉を名乗るに至っております。加熱・循環。



 思い起こせば、かつて、高円寺から早稲田通りを中野方向へ進んだ先、大和町という場所に、鶴の湯さんという立派な銭湯があって、都内でも珍しい単純炭酸鉄線という鉄さびっぽい良い温泉だったのですが平成12年に廃業してしまいました。今では、中野区内には温泉名義としては、こちらの銭湯しかないようです。



* 中野区新井1-14-13 火曜定休

16:00~25:30



泉温=18℃ 毎分243リットル揚湯 PH=7.0 成分総計=0.307

メタケイ酸=76.2mg サルフェート=36.2 総鉄=0.5



** 特別起稿 :  懐かしの銭湯 大和町 中野温泉 鶴の湯を語る。

ブログなんていうのが無い時分から銭湯は回っておりまして、その当時はノートにきちんと感想を書き付けておりました。すべてが懐かしい思い出のようです。



 1995年、6月28日訪問時の桃猫日記より。



 ちょうど九段下にある梅の湯と同じように路地から少し引っ込んだ場所に、ひっそりと鶴の湯はあった。高円寺から早稲田通りに出て、バスに乗って2つめのバス停である。入ると右手、縁側、石が配されて小さな池があり、鯉も泳いでいる。湯上りで涼むにはもってこいの空間。温泉は単純炭酸鉄泉、蛇口からは、とても強い鉄の匂いがする。湯舟に浸かった後、むちゃくちゃ温まるし、発汗がすごい。



 カランは32本。昭和30年温泉認可、泉温は19.4℃。PH=6.8、メタケイ酸=49.71、マグネシウム=28.94、カルシュウム=34.01

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墨田区横川 押上温泉 大黒湯

横川 押上温泉 大黒湯

2014年リニューアル、もとからの井戸水仕様が温泉法認定


 東京スカイツリーにもっとも近い温泉銭湯。 : 四ツ目通りでは錦糸町駅と押上駅(半蔵門線上)との中間ぐらい、やや押上からが近いように思う、春日通りと四ツ目通りがクロスするあたり、本所警察署とは逆サイドの裏道にあるのが、昭和24年開業の銭湯 大黒湯さん。



 2014年に内装が全面リニューアルされ、なお以前から使用している井戸水を調べて分析した結果、2012年、メタケイ酸含有の項目で温泉法での適合認定が為された。



* 墨田区横川3-12-14 月曜定休 460円

15:00~24:00(平日)

土曜=14:00~ 日祝=13:00~

 △ 浴室の全景写真はHPより転載。ふたつある浴室は、左右で設備や浴槽の配置等が違ってバラエティーに富んでおり、男女が日替わりとなっています。偶数日に訪れたため、高濃度人工炭酸泉浴槽(浅い)、薬湯、小さな露天風呂付きでした。逆に奇数日には大露天風呂があります。

  押上温泉 大黒乃湯源泉 : ☆☆★



 泉温=20.2℃ pH=8.3 成分総計=0.424g メタケイ酸=64.3mg 

 炭酸水素イオン=167.8 アンモニウム=0.6 ほぼ無色透明、ほぼ無臭。



 水風呂(写真はHPより転載) : 個人的には源泉である井戸水使用した、小ぶりの水風呂浴槽が鮮度感もよく気に入りました。蛇口から井戸水を掛け流しにすると肌合いへの泡付きも驚くほどよく、高濃度炭酸泉をしのぐほどでちょっとビックリしました。湯上りはさっぱりしますが温まり感は持続します。



 加熱循環された各お湯は、印象、丸さは弱め、かなり重めです。銭湯なので致し方ないところでしょうがカルキ臭強め、オーバーフローもない作りだけに、お湯の汚れはけっこう目立って残念です。作りはバリアフリーも考慮され、開放感も加わって日中の使用感は明るくてよいです。人工炭酸泉の泡付はまずまず、装置に対して浴槽が広すぎます。加えて浅すぎます。

△ スカイツリーと風呂屋の煙突が並び合う光景も珍しいですね。

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天然温泉 仙川 湯けむりの里@松原通り

天然温泉 仙川 湯けむりの里

~2015年天然温泉認可でリニューアルされた


 仙川駅から松原通り(通称:安藤ストリート)を真っ直ぐに南下するとあるのがスーパー銭湯 仙川 湯けむりの里。オープン当初伺った際には井戸水沸かした平凡然とした温浴施設であったが、昨年、天然温泉申請が承認され、それに伴ってリニューアルされた。



 京王線沿線の近隣では、”高井戸天然温泉・美しの湯”が料金設定が900~1200円と高く、また前より源泉が薄まってパワーダウンしている状況の中、こちらの料金体系は適正価格で好感が持てる。



*  東京都調布市若葉町2-11-2 年中無休

10:00~深夜2:00(最終受付1:30) 

750円(以前は500円だった時代もある)

 セントラル仙川温泉1号源泉 : 冷鉱泉

☆☆☆



 泉温=16.6℃ 加温、循環、塩素ありだが、なかなかお湯としてはスジが好い。

 PH=7.3  溶存成分総計=0.3007g サルフェート=26.7 

メタケイ酸=70.0



 もう何年も前のこと、オープン当初に来訪した際の感想は、施設としての個性こそないけれど井戸水源泉は良かったという印象が強い。温泉法でメタケイ酸含有の項目で温泉に適合すると認可された。地下数百メートル深度の掘削。



 割とツルすべ系の美肌湯、洗浄力強い。温まり感は弱め。内湯の浴槽は深すぎ、人工炭酸泉は電気風呂と混合されていて使い難い。個性はないが、小奇麗な内装、今も常連さんで賑わっている。カルキ臭は弱め。

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とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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