FC2ブログ

千駄ヶ谷・新国立競技場前 鮨 坂本 その3

千駄ヶ谷・新国立競技場前 鮨 坂本 その3
IMG_4101.jpg
 いよいよ、終盤戦、まだまだ驚きのサプライズ!隠し玉がありました。
⑫ カワハギ : 千葉県、富津、江戸前のカワハギと肝。ねっとりとしたカワハギが美味い。
IMG_4120.jpg
⑬ カツオ : 紀州(和歌山県)産、戻り鰹というには時季が遅い、そんな名残りの鰹を、やはり、煮切に軽く潜らせてから、サッと握る。上にちょこんと乗せた薬味は細かな刻みネギと生姜。魚体は大きいものではないらしが、身は熟成されてねっとりとした食感、血合いのクセも無く実にウマい。こちらの握りは、どれもシャリとタネが一体化して、甘く、やわらかく、丸く優しい。☆彡
IMG_4122.jpg
⑭ 薄焼き卵 : 倉掛けされた、ちっこい可愛らしい玉子ちゃん。
IMG_4123.jpg
⑮ 穴子 : 対馬産穴子、煮穴子。火起こし器でを炭火を熾してから、目の前で金網に乗せ軽く炙って仕上げてくれます。これも柔らかく、極上の食感。☆彡

 この日は、横綱を張るであろう名物・煮ハマグリに見合うものが市場で無かったらしく、車海老も天然モノが入荷していなかったため、牡丹海老の代替えのみ、とはいうものの、結果、長丁場で、あらかた味見させて頂き、三役揃い踏みのなか、どれも主役級で恐れ入谷の鬼子母神。やはり穴子は主役格、江戸前鮨には欠かせないですね。
IMG_4124.jpg
⑯ 巻物 : かんぴょう巻、リクエストで敢えてワサビを仕込んだ好物=鉄砲巻で注文。やわらかな巻き方、とても丁寧な作りで旨い。もう1本、これがラスト、ネギトロ巻。こちらでは醤油はなく、巻き小口に煮切を塗って提供されます。
IMG_4126.jpg
IMG_4127.jpg
⑰ 天然うなぎ蒲焼の手巻き寿司! : こちらの隠れた名物?炭火で炙って、静岡産、天然うなぎ蒲焼を海苔で巻いて!手渡しにて、これは有難き、感動のサプライズ。最後の最後に待っていた、大好物、うなちゃんを寿司ロールに仕立てた、感激もひとしお、大将心遣いありがとうございます!人当たりの良さは天性のものかもしれませんが、厳しかったであろう宮葉親方からの薫陶は技術云々より、坂本さんの接客にこそ現れるであろう隠れた財産と思いました。
IMG_4128.jpg
* 水菓子 : デザートは自家製、かぼすと和三盆で仕上げたシャーベット。奥ゆかしい香りと甘味が爽快でした。

** ランチ・おまかせひととおり : 
CP=100 味=95
IMG_4129.jpg
スポンサーサイト



テーマ : 寿司
ジャンル : グルメ

千駄ヶ谷・新国立競技場前 鮨 坂本 その2

千駄ヶ谷・新国立競技場前 鮨 坂本 その2
IMG_4101.jpg
IMG_4110.jpg
中盤戦への盛り上がりは、石巻産、天然・本マグロ3貫揃い踏みからスタートです。天然本マグロは夏場は旬を外れて精彩がありません。これからの季節、晩秋から年末にかけてが本マグロが、いちばん旨い時季にはいります。
⑦ 赤身(づけ) : 赤身は、握る直前に、ごくごく軽く煮切りに潜らせて、づけっぽく仕上がったものを頂きます。握りの姿、この甲高、舟形アーチ、フォルムがタマリマセン。
IMG_4111.jpg
⑧ 中とろ : もう、言うことありません。とろけるようにウマい。マグロ身とシャリとの一体感が素晴しい、これぞ握り。☆彡
IMG_4112.jpg
⑨ 大とろ : 中トロ超えて、さらに大トリならぬ大とろ!昼間っから、こんな最上等、感謝感謝。すき焼きの和牛極上と似通ってる味わい。マグロも仕入れる先がバッチリだと違いますね。こればっかりは大将と長年の付き合いある問屋さんあってのこと、感謝。☆彡
IMG_4114.jpg
⑩ さより(細魚) : 旬に入った千葉県産、江戸前、かんぬきに近い中ぐらいの魚体、生姜と青シソをかませた仕上げ方は独特で、親方・宮葉さんからの伝授だそうです!
IMG_4116.jpg
⑪ 青柳(舌切) : やっぱりコレでなくっちゃ、バカガイの本体、斧足とよばれる部分、これが貝好きにとっては立派な勲章ですね、やっぱりマスト!旨い。 ☆彡

* 止め碗 : ここで、ひと息。つい、こないだまでは、やれ松茸、ポルチーニとか騒いでいたら、もう届いた、九州から初物、筍(竹の子)だそうで!若竹煮っぽくもあり、ほんのりと、お出汁が効いて美味い。坂本さんは割烹の心得も十分あって、宮葉では、つけ場に立つよりも裏で料理を拵えることも多く、こちらでも、コースで会席っぽくひととおり試されるのも吉です。なお、酢の配合、シャリに使うコメの品種などは宮葉当時から変えていないそうです。

*  総じて握りは、上品、やさしくも、あっさり味、だから生姜(ガリ)も辛味酸味も控えめで自らの存在を敢えて隠すようです。
このあと、粛々とラスト、その3へと続きます。
IMG_4118.jpg

テーマ : 寿司
ジャンル : グルメ

千駄ヶ谷・新国立競技場前 鮨 坂本 その1

千駄ヶ谷・新国立競技場前 鮨 坂本 その1
IMG_4101.jpg
 浜松町・すし処・宮葉にいらっしゃった、坂本さんが2019年5月にめでたく独立されて、新国立劇場目の前という立地、あのホープ軒千駄ヶ谷本店隣りにある新築ビル1階に収まって居ることを知り、遅ればせながら訪問。オーナーさんは、このビルの持主だそうで、まずは安泰な環境下でひと安心。ビル自体は基本オフィスビルですが1階部分が路面店として、すべて飲食テナントに宛がわれており、坂本さんはビル正面入ってエレベーターフロア脇に暖簾を掲げております。

* 渋谷区千駄ヶ谷2-33-8 日曜&祝休
11:30~13:00(ランチ)
18:00~23:00
IMG_4100.jpg
 閑話休題 : 個人的には、江戸前・すし職人の系譜ということに興味があり、そもそも江戸前鮨は、文化文政のころ形作られ、一説では両国の華屋與兵衛、深川・松ヶ鮨、京橋・幸鮨が系統樹のはじまりに挙げられています。そんななか、浜松町・すし処・宮葉(みやば)を興した、宮葉幹男という初代は稼業が華屋與兵衛の系統を引く寿司屋の倅として産まれ、その後修行先である京橋・幸鮨を継ぎ、大坂寿司も勉強したという、謂わば江戸前寿司の保守本流をわきまえた生き字引、数少ないレジェンドのひとりなのです。前置きが長くなりましたが、こちらの坂本さんは、そんな最晩年の宮葉さんから直に薫陶を受けた最後の弟子とも言えそうな方です。しかし、それはそれとして、英語も達者、サーファーでもある坂本さんは明るく、堅苦しくない、物腰柔らかな若き職人です。
IMG_4102.jpg
 おまかせ握り : ☆☆☆☆☆
 当方の好き嫌いをハッキリさせて、わがままながら、握りだけでガッツリと堪能させていただきました。基本、昼夜同じですが、ランチ時は、ばらちらし、握りは少な目でも、コースを含めた布陣でも、如何様にも対応可能です。ただし、坂本さんのコダワリ、流儀として、寿司だねとしては天然モノしか仕入れてこないゆえ、市場入荷次第で日によっても、季節によっても内容は変わります。あくまで、この日、一期一会、それが寿司喰い道、です。

① 先附け : 口取りは、茨城県常磐沖、メガイアワビ(雌貝)の醤油漬け、肝添え。黒アワビではありませんが、柔らかく美味。
IMG_4103.jpg
② コハダ : 初っ端から、天草産、コハダ。旨み惹き出し、酢はキツくない。 ☆彡
③ 赤貝 : 山口県産。今年は閖上が全滅とのことで、もっぱら、山口県産天然モノと出会う確率が高いですね。甘味、潮の香り、貝そのもののフルーティーな風味が活きています。
* 握りの全形は、やや小ぶり、シャリとタネとのバランスはバツグン。握り方は緩め、口に放り込む前にバラけますが、ソフトな食感が味わえて、それはそれで満足。
IMG_4104.jpg
④ シマアジ : 三重県産、この季節でもまだありました、かなり美味しい!☆彡
IMG_4105.jpg
⑤ バカガイ(大星) : バカガイには、2つ貝柱があって、ふつうは天ぷらにする=小さな、あられ(小柱)が有名ですが、こちらはマニアックな高級品、大きな貝柱で通称は大星!です。コリコリ感、甘味サイコーです。貝好き冥利に尽きます。☆彡
IMG_4107.jpg
⑥ 蝦蛄 : なんと、この時季も大きなシャコがありました。石川県、七尾産。浜ゆでではなく、目の前で殻付を剥いてくれます。これは旨い!に決まっています。☆彡

* これで、三分の一ほど経過、まだまだ、美味求真、その2、その3へと続きます。
IMG_4109.jpg

テーマ : 寿司
ジャンル : グルメ

三宿 鮨処 榎本

三宿 鮨処 榎本
IMG_3781.jpg
 三宿交差点から世田谷公園とは逆方向へと住宅街寄りに坂を下って進んだ道沿いにある、鮨処 榎本さん。こちらで創業30年過ぎたベテラン職人風、高齢な大将おひとりで忙しなく握る、カウンターのみ、お寿司屋さん。

 お昼は行列もある、けっこう人気なランチ需要、さんま丼、本マグロ丼など、お得なサービスメニュー目当ての客も多く、握りはランチ握り(7貫と巻物)=3300円と、11貫巻物=5000円、2タイプ。予約客優先で、廉価のランチメニューもこなす体制に無理があるようで、昼は落ち着かない。真価は夜営業らしい。

* 世田谷区池尻3-29-3 水曜定休
11:30~14:00(ランチサービスあり)
18:00~21:00
IMG_3783.jpg
お昼・榎本コース : 5000円(税込)
☆☆☆★ 11貫と巻物&味噌汁
 
 築地場外などの観光客相手とは違って、客層は勝手知ったる地元民相手ゆえ、寿司種は間違いなく良い、価格も真っ当なお値段。ただし、つけ場では、大将がひとりで対応、孤軍奮闘につき、至って段取りに戸惑った様子が見て取れ、少々ガサツなので、高級寿司店と思わなければ、まちばの寿司屋としての使い勝手は良いかもしれない。

① ひらめ : 三重県産、厚みあってコリッコリな食感。こちらは天然素材に拘った江戸前、すべからく煮切対応、巻物だけ醤油付けてと指示される。
② しょっこ : カンパチの幼魚で、サイズ的には小ぶり。ワサビは本わさびだが、その都度擦って、量も多いため、むせるほど辛い。シャリは小さめ、握りは弱め。
IMG_3786.jpg
③ イカ : たぶん、やりいか、薄皮をはぐところから始めて、仕上げはカボスと塩でいただきます。
④ コハダ : 酢はふつう、〆具合は程よい。
⑤⑥⑦ カナダ・ボストン産・本マグロ!青森産よりもコスパ良く、今、美味しいと話題の空輸ボストンマグロですね、切り付けが大き目で食べ応えあります。赤身、中トロ、大トロと3連で、ポンポンとテンポよく握ってくれます。
IMG_3787.jpg
⑧ 甘エビ : 茹で海老ではなく生タイプ、2尾付け仕様。これに味噌椀(あさり)が出て、鉄火巻が6巻出て、通常版ランチは終了を迎えます。生姜は甘酢が強くて辛さが鈍く爽快感があるタイプ、細かくなく大ぶりなラフサイズ。
IMG_3788.jpg
⑨ アジ : 今日、唯一の釣りアジ、淡路島産。
⑩ いくら : 写真はありませんが、軍艦巻、海苔の巻き方は超ヘタです。
* 巻物 : 鉄火巻といいいましょうか正確には鮪のすき身、中落ちを巻いたネギトロ巻みたいな、でも1本巻で6コです。
⑪ 穴子白焼き : こちらの名物は焼き穴子。対馬産、煮穴子ではなく、大ぶりタイプを小分けに切り分け、提供時に、白焼きにして出されます。プリっぷりな食感。煮ツメは無く、もちろん塩味です。こちらでは、鰻も白焼きにて調理してくれるらしいです。
IMG_3793.jpg
* これより追加分、お好みタイム突入。食べ方の基本として、巻物を用意する段階ぐらいになったら、その日に入荷しているものを自分なりに見極め、なるべく旬のものを好みに応じて告げます。
IMG_3795.jpg
⑫ 真つぶ貝 : バイ貝で代替されることも多いようですが、なかなか出会えないエゾボラこと、ほんとうの活きツブ貝です。下処理済み、この大ぶりなやつこそが真ツブと称されるものです。おつまみで出されることはあっても、握りとしては柔らかなシャリとは合わないために毛嫌いされる傾向がありますが、こうやって大きなままだと、なおさらに独特な噛み応えと貝の甘味、磯臭さが身上なので貝好きならば秋口になったら、あれば頼みたい逸品です。帯海苔仕様。
IMG_3796.jpg
⑬ 赤貝 : 香川産、大きくて見事な赤貝を殻から捌いて処理して、握ってくださる、これはもう、価値ある逸品。赤貝のひも、これも握ってくれました。鮮度感が格段に違って、海の香りする、そしてコリッコリ感が半端ない。赤貝は各店で味わいが違うので毎回試すだけ価値あります。追加分2貫で、2千円相当。


ランチ : CP=90 味=80 追加分=CP=100 味=85
玉子が出ない。ネタケースが仕舞われて隠され、ネタ札もありません。一見さんは安価なランチ丼か、コースへのお任せしかなかなか頼みにくいでしょう。ふつう食べ終わるまでに3回ぐらいは掃除すべきところ、寿司盛り台は始めしか拭いてくれないのが気になった。

テーマ : 寿司
ジャンル : グルメ

新御徒町 秀鮨

新御徒町 秀鮨
IMG_3754.jpg
 新御徒町駅を背にして、住宅街の路地裏に佇む、隠れ家的なお寿司屋さん、それが秀鮨さん。かつては三筋に店を構え、現在は自宅兼、店舗として営業するも、通算で34年ぐらいになろうかという、地元で愛された店。すぐに見える清洲橋通りを渡った先は、佐竹商店街という立地。暖簾が店内に吊り下がっていますが、これが定位置だそうで、重い引き戸を開ければ、そこは飾らぬ下町人情溢れた憩いの場所。一見すると強面な大将も打ち解けて話せば、気立ての良い朗らかな感じで、明るい奥様のとコンビが和む、いい雰囲気の店内。

* 台東区小島2-15-1 不定休
IMG_3751.jpg
 月にぎり : 2200円(税込)
☆☆☆★ 生いくらが旨い!

 ランチタイムは、1100円から握り&ちらしがあります。ディナーのメニューは貫数が多くなって、花(3900)、雪(3000)、そして貫数が少なめが、こちら7貫に、なめこ汁が付く、ホッと一息つくには最適の和み空間。まちばの寿司屋には、季節ごとの愉しみもあり、結構アタリがあるから捜索はやめられません。

 スミイカ、タイラギ、中トロ(冷凍)、ひらめ(ねっとり旨い)、コハダ(半身付け、程よい〆具合)、生いくら(絶品)、自家製薄焼き玉子。1年に1度だけ、秋しか(9月下旬から10月中ごろが旬)食べられない、生イクラが食べられて幸せ!冷凍ものとは違って口に入れたとき、食感が違って、やっぱり柔らかさがあります。コスパ良く、加えて、すし種は、良質レベル。デザートとしてバニラアイスが付きました。


CP=100 味=80

テーマ : 寿司
ジャンル : グルメ

プロフィール

momoneko0725

Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
桃猫温泉三昧
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR