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三宿 鮨処 榎本

三宿 鮨処 榎本
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 三宿交差点から世田谷公園とは逆方向へと住宅街寄りに坂を下って進んだ道沿いにある、鮨処 榎本さん。こちらで創業30年過ぎたベテラン職人風、高齢な大将おひとりで忙しなく握る、カウンターのみ、お寿司屋さん。

 お昼は行列もある、けっこう人気なランチ需要、さんま丼、本マグロ丼など、お得なサービスメニュー目当ての客も多く、握りはランチ握り(7貫と巻物)=3300円と、11貫巻物=5000円、2タイプ。予約客優先で、廉価のランチメニューもこなす体制に無理があるようで、昼は落ち着かない。真価は夜営業らしい。

* 世田谷区池尻3-29-3 水曜定休
11:30~14:00(ランチサービスあり)
18:00~21:00
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お昼・榎本コース : 5000円(税込)
☆☆☆★ 11貫と巻物&味噌汁
 
 築地場外などの観光客相手とは違って、客層は勝手知ったる地元民相手ゆえ、寿司種は間違いなく良い、価格も真っ当なお値段。ただし、つけ場では、大将がひとりで対応、孤軍奮闘につき、至って段取りに戸惑った様子が見て取れ、少々ガサツなので、高級寿司店と思わなければ、まちばの寿司屋としての使い勝手は良いかもしれない。

① ひらめ : 三重県産、厚みあってコリッコリな食感。こちらは天然素材に拘った江戸前、すべからく煮切対応、巻物だけ醤油付けてと指示される。
② しょっこ : カンパチの幼魚で、サイズ的には小ぶり。ワサビは本わさびだが、その都度擦って、量も多いため、むせるほど辛い。シャリは小さめ、握りは弱め。
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③ イカ : たぶん、やりいか、薄皮をはぐところから始めて、仕上げはカボスと塩でいただきます。
④ コハダ : 酢はふつう、〆具合は程よい。
⑤⑥⑦ カナダ・ボストン産・本マグロ!青森産よりもコスパ良く、今、美味しいと話題の空輸ボストンマグロですね、切り付けが大き目で食べ応えあります。赤身、中トロ、大トロと3連で、ポンポンとテンポよく握ってくれます。
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⑧ 甘エビ : 茹で海老ではなく生タイプ、2尾付け仕様。これに味噌椀(あさり)が出て、鉄火巻が6巻出て、通常版ランチは終了を迎えます。生姜は甘酢が強くて辛さが鈍く爽快感があるタイプ、細かくなく大ぶりなラフサイズ。
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⑨ アジ : 今日、唯一の釣りアジ、淡路島産。
⑩ いくら : 写真はありませんが、軍艦巻、海苔の巻き方は超ヘタです。
* 巻物 : 鉄火巻といいいましょうか正確には鮪のすき身、中落ちを巻いたネギトロ巻みたいな、でも1本巻で6コです。
⑪ 穴子白焼き : こちらの名物は焼き穴子。対馬産、煮穴子ではなく、大ぶりタイプを小分けに切り分け、提供時に、白焼きにして出されます。プリっぷりな食感。煮ツメは無く、もちろん塩味です。こちらでは、鰻も白焼きにて調理してくれるらしいです。
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* これより追加分、お好みタイム突入。食べ方の基本として、巻物を用意する段階ぐらいになったら、その日に入荷しているものを自分なりに見極め、なるべく旬のものを好みに応じて告げます。
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⑫ 真つぶ貝 : バイ貝で代替されることも多いようですが、なかなか出会えないエゾボラこと、ほんとうの活きツブ貝です。下処理済み、この大ぶりなやつこそが真ツブと称されるものです。おつまみで出されることはあっても、握りとしては柔らかなシャリとは合わないために毛嫌いされる傾向がありますが、こうやって大きなままだと、なおさらに独特な噛み応えと貝の甘味、磯臭さが身上なので貝好きならば秋口になったら、あれば頼みたい逸品です。帯海苔仕様。
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⑬ 赤貝 : 香川産、大きくて見事な赤貝を殻から捌いて処理して、握ってくださる、これはもう、価値ある逸品。赤貝のひも、これも握ってくれました。鮮度感が格段に違って、海の香りする、そしてコリッコリ感が半端ない。赤貝は各店で味わいが違うので毎回試すだけ価値あります。追加分2貫で、2千円相当。


ランチ : CP=90 味=80 追加分=CP=100 味=85
玉子が出ない。ネタケースが仕舞われて隠され、ネタ札もありません。一見さんは安価なランチ丼か、コースへのお任せしかなかなか頼みにくいでしょう。ふつう食べ終わるまでに3回ぐらいは掃除すべきところ、寿司盛り台は始めしか拭いてくれないのが気になった。
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テーマ : 寿司
ジャンル : グルメ

新御徒町 秀鮨

新御徒町 秀鮨
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 新御徒町駅を背にして、住宅街の路地裏に佇む、隠れ家的なお寿司屋さん、それが秀鮨さん。かつては三筋に店を構え、現在は自宅兼、店舗として営業するも、通算で34年ぐらいになろうかという、地元で愛された店。すぐに見える清洲橋通りを渡った先は、佐竹商店街という立地。暖簾が店内に吊り下がっていますが、これが定位置だそうで、重い引き戸を開ければ、そこは飾らぬ下町人情溢れた憩いの場所。一見すると強面な大将も打ち解けて話せば、気立ての良い朗らかな感じで、明るい奥様のとコンビが和む、いい雰囲気の店内。

* 台東区小島2-15-1 不定休
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 月にぎり : 2200円(税込)
☆☆☆★ 生いくらが旨い!

 ランチタイムは、1100円から握り&ちらしがあります。ディナーのメニューは貫数が多くなって、花(3900)、雪(3000)、そして貫数が少なめが、こちら7貫に、なめこ汁が付く、ホッと一息つくには最適の和み空間。まちばの寿司屋には、季節ごとの愉しみもあり、結構アタリがあるから捜索はやめられません。

 スミイカ、タイラギ、中トロ(冷凍)、ひらめ(ねっとり旨い)、コハダ(半身付け、程よい〆具合)、生いくら(絶品)、自家製薄焼き玉子。1年に1度だけ、秋しか(9月下旬から10月中ごろが旬)食べられない、生イクラが食べられて幸せ!冷凍ものとは違って口に入れたとき、食感が違って、やっぱり柔らかさがあります。コスパ良く、加えて、すし種は、良質レベル。デザートとしてバニラアイスが付きました。


CP=100 味=80

テーマ : 寿司
ジャンル : グルメ

浅草観音裏 鮓 かね庄 その2

浅草観音裏 鮓 かね庄 その2
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* 後半戦、、定番が次々と繰り出され、怒涛の王道江戸前寿司、その真骨頂が展開されます。
⑦ 赤身 : 本マグロは塩釜産。
⑧ 中トロ : こちらもとろけるような食感。大間も塩釜も河岸の価格帯は同じぐらいだそうで、年末年始を避けるとご祝儀相場は落ち着くようですね。
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△ 握りのかたち : この船型のような美しいかたち、痺れます。職人が握るかたちには、それこそ、ぼてっとした田舎くさい形もあれば、姫握りのごとく可愛らしく雛祭りのようなものもありますが、このような惚れ惚れするような流線形は、ことに美しい。飾り包丁の入れ方ひとつでも、造形美でもあり、食べやすさに如実に反映しもします。寛八からの継承は技法だけでなく、きっと、こうした美意識みたいなものにも通底しているのでしょう。気風の良さや粋を、勢いやパフォーマンスであるかのように魅せている店も多い中、かね庄のごとき、誠実な仕事は鮓の造形にも感じられるものであって欲しいものです。
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⑨ カスゴ : 春子鯛、、一年中あるので、なんということもなく、これはふつう。
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⑩ ウニ : 雲丹はたっぷり目、軍艦に使う海苔も旨いです。
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⑪ 車海老 : とっても仕上がり方が仕事抜群。そのつど、茹で上がりを殻剥き、海老味噌を入れて握ってくれます。茹では半生ぐらいで、柔らかく、海老の旨みと甘さが強烈に惹き出されています。これは近年で、一番の出来栄えかも ☆彡
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⑫ 煮穴子 : これは煮あがったものを、そのまま、炙らずに使っています。見た目が白い仕上がり方、寛八流かな。味は柔らかく、、とろけるようで、ふつうに旨いです。煮ツメは、こってり感がほかと違って独特。
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巻物 : 鉄火巻、これで、ひと揃いおしまいです。マグロ赤身、切れ端。3切れサイズ(3等分)。
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⑬ ミル貝 : お好みで注文。甘く、柔らかな食感と貝らしいコリコリ感が惹き出され旨いです。☆彡
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* 箸休め : 沢庵(白ごま振ってます)に、紫高原花豆の甘煮。

* 昼コース :
CP=100 味=100
店主も気さくで、雰囲気も堅苦しさとは無縁な庶民派、でも、その実、ほんとうに寿司が好きなひとにもグッとくる本格派。タネに変わったものは無いかわりに、王道のラインナップを繰り出し、それぞれの持ち味を最大限に引き出した握り、ゆず、ワサビ、塩など適宜に細かな仕事も嬉しい限り。魚は熟成云々より鮮度感あり、シャリは、かなり硬めに炊かれて、酢も弱め。米自体の旨みを魚自体の旨みと甘味を合体させた食べて美味しい鮨が実感できます。
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テーマ : 寿司
ジャンル : グルメ

浅草観音裏 鮓 かね庄 その1

浅草観音裏 鮓 かね庄 その1
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 知る人ぞ知る、通好みの隠れ家が多く集まる、浅草観音堂裏エリア、言問通りからなら雷5656会館を曲がった柳通りを進み、検番やら、そば処・弁天見越して、曙湯がある通り沿いに入ってあるのが、鮓 かね庄さん。あの江戸前寿しの名店・御徒町・鮨處・寛八(2018年閉店)にて、レジェンド山田親方の下で長年修業し、2017年、こちらで独立されました。

* 台東区浅草3-33-9 月&火曜・第1・3日曜定休
11:30~13:30(要予約)
17:00~21:30
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 特選コースにぎり : 8100円(税込)
☆☆☆☆☆ ひさびさの満点。コスパ、美味さ、雰囲気3拍子揃った浅草の良心を垣間見た。

 昼夜ともに鮓種は同じ、少な目で8貫&巻物3(厳選コース5400円)、12貫&巻物3(8100円)、夜は、ツマミ等も加えておまかせが15000円からという浅草でも良心的なお会計。付き出しとして、サラダ(土佐酢で和えたワカメと大根)、お椀も出ます。個人的には浅草では一番好きな部類のお寿司屋さんです。生姜は既製品でしょう、かなり甘いです。
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① コハダ : 九州天草産。さすがにシンコよりは、大きくはなっていますが、ちょうどいいサイズ感、半身づつ合わせて握られています。こちらの主義として、総じて〆物は酢が極端に弱めです。その代わり、鮮度感もよく、旨みが前面に出ます。玉子は出汁巻でふわっとした感じ、初めから出されます。コハダ=☆彡
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② 赤貝 : 夏も過ぎて、赤貝も出始めました。山口県産(閖上は貝毒のため赤貝は当分の間、駄目だそうです。)飾り包丁の入れ方が繊細で、柔らかな食感とコリコリ感が同時に味わえます。こちらも甘く、薫り高い。☆彡
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③ スミイカ : 塩でいただきます。お椀も出ます。クエで出汁をとった澄まし汁。柚片と三つ葉。☆彡
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④  イワシ : 目の前で捌き、小骨取りしてくれます。脂も乗って甘くてウマイ!居酒屋の磯臭いイワシとはモノが違いますね。☆彡
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⑤  カンパチ : ぶりは未だ季節の始まり、こちらの切り付けは、やや薄めですが、シャリの大きさも中ぐらい、総じて握りの全体形は流線形で綺麗、すべてのバランスがいいです。
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⑥ アラ : 1キロぐらいの大きい魚、スズキのなかまらしいが、味はクエみたいに身厚で、薄作りしてもコリコリ感と旨みがハンパない。 ☆彡

* これにて、前半終了、その2につづく。

テーマ : 寿司
ジャンル : グルメ

千歳烏山 榎交差点 栄寿し総本店

千歳烏山 榎交差点 栄寿し総本店
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 千歳烏山駅から祖師谷方向へと、ひたすら南下する、はっけん通りと都道118号線などが交わった変則的な四差路または五差路、榎交差点前に大きく看板を掲げた、栄寿し総本店。成城や祖師谷へのちょうど中間ぐらいに位置し、どの駅からも歩くと少々遠いのですが、駐車場完備で、近隣から訪れる地元客層で賑わう有名店。創業は1964年。姉妹店は寿し処・和栗。

* 世田谷区祖師谷6-33-15 無休
11:00~21:30(平日は15:00までランチサービス)
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 特にぎりセット : 2000円(税別)
☆☆☆☆

 並にぎりは900円からあるけれど、決まって頼むのは皆さん同じで、こちらの特別にぎり、10貫、ボリューム満点で、タネの揃いもなかなかの質感。玉子、中トロ、大トロ、ボタンエビ、赤貝、イカ、穴子、ホタテ、いくら、ウニ。これにミニサラダとお椀(吸い物で、自家製つみれ団子が入っていておいしい)。

 こちらの昼時は、どちらかといえばガッツリと食事目当ての来店客多しなので、この”特にぎり”を注文して、お腹の空き具合と相談しながら、あとは白板に書き添えられた旬の料理やら好みのタネを各々再度注文というスタイルが叶っています。これだけ喰って、お会計が3千円を超えない(税別にして)という驚異のコスパで長年通う常連さんも多く、平日の人気も頷けます。遠方から来るには不便ですが区民なら押えておきたい使い勝手良い万能店のひとつです。
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 マグロを店側で推していますように、マグロは旨いです。メバチマグロ使用、マグロ仲卸は暖簾に寄贈されているように、幸栄さんなのでしょうね。 ウニはマルタカ高橋商店から、みょうばん使ってません無添加、北方四島(つまりロシア産)で味が濃いです。

 お好み追加注文 : 生とり貝、青柳こと小柱軍艦巻き、そしてシャコ(煮ツメで)、この3つは寿司屋に来たからには頼むであろう、自分好み。

 ハゼの天ぷら : 江戸前ハゼの天ぷらもありました。6尾で千円だったので、少なめに変更、融通利かせてもらってありがたいです。ハーフサイズで500円、天ぷらも、なかなかイケてます。

* ランチ :
CP=100 味=80
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テーマ : こんなお店行きました
ジャンル : グルメ

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Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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