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茶屋 青柳 新宿店

茶屋 青柳 新宿店
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 2013年伊勢丹新宿店、リニューアル時にオープンした、茶屋 青柳。令和の時代の今となっては、なぜ?このお店がと思う方も大勢いらっしゃることでしょう。バブルの時代に遡って、徳島にある料亭・青柳の主人、一流料理人として名を馳せた小山裕久さんのプロデュ―ス。

行列・並びのない店が必ずしも実力がないわけではなく、一般大衆からは目をかけてもらえないけれど、その価値を理解する方々に支えられ、時代の波にさらされながら、なんとか頑張っております。オープン当初は気合も充分、松花堂弁当やら穴子棒寿司、文箱弁当から甘味に至るまで、少々凝ったものまで提供されていましたが、次第にやる気は失せたようで、地味なままのスタンスを貫いております。でも、この賑わいの中にあって、実は希少な空間なのです。
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穴子づくし : 2640円(税込)
☆☆☆☆ 期間限定品

 数か月前に伺ったときから、メニューも刷新され、なかでも期間限定として提供されていましたのが、穴子づくしと題された、あなご丼が気になったのです。塩味焼き穴子、照り焼き穴子、煮穴子、3形状が揃い踏みです。白くて丸いのは大根からくり貫いたボールです。白米の上、穴子との間には煮椎茸が敷き詰めてあります。

 穴子丼自体は小さな器ですが、穴子身も小ぶりでウマミ十分、さすがに味わいは凝縮された感じ。小鉢(ひじきと煮豆)、お新香(蕪、大根と鰹節粉末にした=ふりかけ)、赤だし椀が付きます。値段に見合わないと感じる方も多いでしょうが、味質はとてもよい。ただし、このようなデパートの飲食街の片隅で、分とく山、吉兆、宮川さんと渡り合うのは酷ってものです。アイドルタイムの喫茶目当ての方もいるでしょうから、メニューに独自性が戻りつつあることを期待していきましょう。

* 
CP=90 味=85
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テーマ : 食べ歩き!
ジャンル : グルメ

京料理 田ごと 光悦舗 京王百貨店新宿店 その2

京料理 田ごと 光悦舗 京王百貨店新宿店 その2
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 会席コース攻略ポイント : 会席コースは3段階、ミニ会席、花会席(コスパ良好)、月会席です。値段に応じて品数が増えて、素材にもビミョーな違いこそあれ、総じて同じです。大きく違う点は、たとえば今月なら、焼き物で西京焼きが、目鯛⇒マナガツオ、そして、のどぐろ若狭焼き(鱗のまま酒付けて焼きます)へとグレイドアップします。そして更にお食事では、炊き込みご飯が、しめじご飯⇒松茸ご飯⇒うなぎご飯へと変わります。月会席では、和牛を使った一品が加わっています。
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 焼物 : マナガツオ西京焼き。やはり和食のコース料理は、季節感を盛り込んだものが多くあり、また食器をめでる楽しみもあります。色茗荷、伽羅蕗添え。こちらのあしらいは、蓼(たで)です。

 煮物 : 炊き合せ、里芋、隠元、南瓜、生麩、赤パプリカ、東寺湯葉(百合根や銀杏などを引き上げ湯葉で包み揚げたもの、精進料理の一品)、青柚。
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 揚げ物 : 帆立真丈揚げ、万願寺甘唐、茄子。
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 食事 : 松茸ご飯、一人前ごと、卓上で炊き上げられる土鍋ご飯。京都らしい、お漬物、昆布。赤だし。ご飯は多くて、二人前ぐらいはあります。火力が弱いため、おこげはできにくい模様。
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水物 : 白桃そのもの、桃のシャーベット。緑茶の差し替え。

* コース : 花会席
CP=90 味=85 
レストランフロアのなかでは空いている穴場ですが年齢層高目な方々にはリピーター多し。買い物帰りに、凝ったものではないにせよ和食を手軽に頂くなら良い店です。コースともなれば、ていねいなつくり、温かいものでサーブされるのが嬉しい。過度な期待は禁物ですが、思ったよりも上等な料理。たとえ繊細ではなくとも万人受けする良い味。
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テーマ : 関西の美味しいお店
ジャンル : グルメ

京料理 田ごと 光悦舗 京王百貨店新宿店 その1

京料理 田ごと 光悦舗 京王百貨店新宿店 その1
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 京王百貨店新宿店、8階フロアにある、こじんまりとしたレストラン街、なかでも地味なスタンスなのが、こちら、京料理・京懐石を謳った、四条御旅町に本店があるらしい、田ごと 光悦舗。本店は創業が明治初年と比較的、古いものの、なにせ都内に出店が、こちら1店舗のみというから、デパート開業年からあるわりにはパッとしません。同業の美濃吉ばかりに目が向きがちですが京料理には惹かれますので、トライしてみましょう。

* メモ : 田ごと、は漢字で表記すると田毎、棚田の小さな田んぼごとに月が映っていたという長野県の故事に因むものとされ、京都・三条寺町には同族が経営します蕎麦店=本家・田毎さんがあります。
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 花会席 : 7150円(税込)
☆☆☆☆ 9月バージョン

 先付 : 菊菜おひたし ☆彡
松茸の季節到来!ということで、中国産ではありますが、しっかりと香りがする焼き松茸に、春菊と9月と言えば重陽の節句でも使用されます黄菊を合わせたもの。お口取りサイズではありましょうが、まずは松茸を愛で、スターターとしては素敵です。
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 八寸 : なかなか揮っています!ぶどう白和え、名物・海老手毬寿司、焼き銀杏松葉刺し、栗甘露煮、鱚アーモンド揚げ、鴨肉ロースト、サツマイモ甘煮。器として、竹を網代編みで細工した、手箕(てみ)を使い、落ち葉を掃く様に、あしらいは、紅葉(もみじ)を添えてあります。この景色の中にあるもの、説明されなくとも、そこまで季節の情緒を加味できる、それが解ってこその懐石料理であります。 ☆彡
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 お椀 : 松茸土瓶蒸し!銀杏、松茸、ハモ、生麩、三つ葉。この季節到来を告げるメインスター。

 向付 : やや寂しいお造り、鯛、まぐろ(たぶん中とろ)、イカ3点盛り。茗荷。刺身の質感は普通、加えて、ワサビは本わさびでは無かったのが残念。 その2、後半戦へとつづく。
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テーマ : 関西の美味しいお店
ジャンル : グルメ

分とく山 新宿店 その2

分とく山 新宿店 その2
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いよいよ、コースの後半戦、メインへ突入します。
⑤ 鮑料理 : 分とく山での名物料理(スペシャリテ)のひとつである鮑の磯焼きです。いくつかある鮑料理のなか、その調理法が好きに選べますし、こちらの昼コースがお得です。わけても、人気なのは、こちらの鮑の磯焼き。蒸した鮑を肝ソースで合えてあって、焼きの工程を経たあと、その上に磯海苔がたっぷりと掛かっています。

 一品として出される際には貝も立派で、それは大そうなお値段もしますが、ランチはお得、小ぶりだとか詮索はせずに、たっぷりと至玉の味わいを満喫しましょう。肝ソースはたっぷり目なので磯海苔と混ぜて、後半は、白いおこげ(鍋巴)に浸して食べます。海辺や漁港にありがちな市場食堂などでは単に磯臭さだけが満載で料理のかけらさえありませんが、さすがに、ちゃんと料理の域に達しているから完璧で美味しい。
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⑥ 食事 : 土鍋炊き込みご飯ですが、下位コースでは季節ごとに、桜エビ、鯵、鱈、じゃこの炊き込みご飯だったりもするのですが、こちらの華霞ランク以上では通年で鮑と生ウニを使った炊き込みご飯なので、間違いなく、これをまず選ばなければいけません。そして、土鍋ご飯は、2人前ぐらいの分量ですから、慌てず、まずは生ウニと鮑を炊き上がりで楽しみ、次に磯焼きで残した肝ソースをかけて味わい、最終的には、おこげの部位が出ますので、これにワサビ醤油をまぶしていただくと三段活用で、結局、この炊き込みご飯はマストです。赤だし、お新香付き。
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⑦ 甘味 : 抹茶寄せ物、炊いた小豆。


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メモ : みちば > 分とく山 > 吉兆  コスパを鑑みた場合、味質との順位。分とく山は、このようなデパート内の支店でさえ野﨑イズムみたいなものが感じられて堅苦しさなく楽しく食事が可能、接客等もこなれていて庶民的な雰囲気がウリです。
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テーマ : これは美味い!!
ジャンル : グルメ

分とく山 新宿店 その1

分とく山 新宿店 その1
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平日ランチを頂いて、なかなか良かったので、コースでじっくりと味わってみました。新宿・伊勢丹店は、立地条件等含め、使い勝手もよく、コロナ渦でも個室っぽい店内につき、安心、おススメです。吉兆、美濃吉、中嶋、とく山、うち山、たん熊、金田中、みちば、、、日本料理は修行の世界、いろいろと系統立てて廻ってみますとそれぞれの趣向がなんとなくわかってきます。
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 華霞 : 8800円(税込)
☆☆☆☆

 ランチで考えますと、かなり、お得な内容ですが、それぞれの単体でみますと、やはり凡庸の粋を出ない気がします。しかしトータルで満足度合いは高めとなっており、わざわざ和食を求めてきた客筋に対し楽しませどころ、ツボを得た献立と思います。

 ①先付 : 掬い豆腐、なめこ、アロエ、蟹身、茶豆のすり流し、これらが混然一体となった、ある意味、完成形。これはスターターとしては気合の入ったものですね、美味しい。
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 ②本日のお造り : マグロに鯛の刺身。これは凡庸。しかし、あしらいと呼ぶ、刺身のツマが奮っていて小綺麗。青しそ実、はす芋、二十日大根、紅蓼芽、本わさび、刺身醤油もあるなか、昆布塩で鯛を食べるように勧められる。
 ③お椀 : 擬製豆腐といって、崩したのち、成型して加熱、中には帆立、キクラゲが入っている。ひりょうず(飛竜頭)と違う点は油で揚げていません。すまし汁、木の芽、椎茸とズッキーニが入ります。お椀のダシとしては家庭的、ふつうレベル。
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④ 組肴(くみざかな) : 3点盛り、オクラ添えた鰆西京焼き、美味しいけれど、小さい。ジャガイモとベーコン、すり流しでキューブに固まっています。最後は涼味溢れる、お浸し。酒肴として八寸がありますが、野﨑流では後半戦となる、メインへのブリッジに、このような形で、寄せ物、焼き物、和え物を少しづつ魅せる技法です。

* 後半、メインへと、つづく。
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Author:momoneko0725
とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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