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小舟町 高嶋家

小舟町 高嶋家
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創業が明治8年という、老舗の鰻屋さん、小舟町 高嶋家。人形町、三越前、新日本橋、小伝馬町、どの駅からも等距離な位置関係で、それなりに歩かないと辿り着けない。裏を返せば、日本橋界隈ゆえ、その間に然るべき他の有名店が多数見つかり、それぞれの暖簾を潜ってしまう、そんな顛末もあろう。店は1階にテーブル席、小上がり、1軒屋ゆえ、階段を上がった2階には個室もあってコース料理で宴席も可能。

* 中央区日本橋小舟町11-5 日曜定休
11:30~13:45(月~土曜)
17:00~21:30(月~金曜)
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 鰻重(竹) : 2450円(税込)
☆☆☆ 

 他店と比べ、重箱サイズが小さい。品があると言えば、その通り、重箱に合わせた鰻サイズ感なので注意されたし。まずフォーカスがブランド鰻・共水うなぎ仕様=鰻重(菊)4950円であり、これが重箱に横ではなく縦方向に1.5尾並べたレイアウトで、このケースは1尾の絶対量が得てして、かなり小ぶりなのです。共水うなぎも手放しで歓迎する方を除き、提供する側で、仕入れるサイズ感もしくは質感が店によって異なる点を見極めることが肝要。

 因って太物好きにとって厳しく、唯一、目方の大き目なタイプの半身(共水うなぎ以外の産地)だけ入ったものが、鰻重(竹)という選択肢が1つのみ。考えようによっては普段使いニーズに特化した有難いサービスなのです。なお、小ぶりの鰻1尾仕様の鰻重が梅(3450円)となって個人的には迫力に劣るよう感じます。備長炭・炭火焼仕様、蒸しはけっこう強めです。ご飯は粘性高く、べっちゃり。タレ付け含め、あっさり系です。* ご飯分量減らして注文しています。大盛は追加料金です。

 肝吸いが別途=450円ですので、結局のところ竹重で、税込3千円換算です。珍しく赤出汁のなかに肝が入ったバージョンがあったので頼んでみました。豆腐、赤だし、肝です。

肝焼き : 1串=800円
☆☆☆

 付け合せに、実山椒の佃煮が付いているのが特徴的です。

CP=100 味=80
出前もこなす庶民派です。味はふつう。
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テーマ : 今日はこんなもん喰った
ジャンル : グルメ

神田駅西口通り うなぎ処 おお葉

神田駅西口通り うなぎ処 おお葉
美味しい鰻屋さん百撰 第60話

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 JR神田駅西口降りますと、そのまま賑やかな神田駅西口通り商店街入口へと差し掛かり、既に、うな正さんの換気扇から旨そうな鰻の匂いがしてきて、誘われる感じになりそうですが、そこはグッと堪えて、さらに、ずんずんと道を進み、もう1軒、信頼するに足る、うなぎ処 おお葉さんが地味に店を構えております。目の前は、いつもなにかと行列しています、美味い=”神田ラーメンわいず”さんがある位置関係です。

* 千代田区内神田3-10-1 日&祝&第2・4土曜定休
11:00~14:30(土曜日は通し~19:00)
17:00~21:00
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 うなぎ重(竹) : 3900円(税込)
☆☆☆☆

 静岡県湖西市(=浜名湖)・養殖鰻使用。ご飯の味が他とは全然違う域だったので伺うと、案の定、羽釜で炊かれた秋田米(ブレンド米)でした。炭火焼に加えて丁寧な仕事。使われています鰻の大きさは全体的に小ぶりです。うな重だと、一番小さい1尾=松重(3300円)で、小さいサイズが1.5尾=梅重(4900円)、小さいサイズが2尾仕様=菊重(6000円)となり、入荷時、多少目方が重いやつが、こちらの1尾仕様=うな重(竹)=3900円となります。このクラスで2段入ったのが、なか入り丼=7750円(デザート付き)見当です。

 鰻自体は小ぶりでしたが十分に満足、丁寧に焼かれていて、旨みが残った仕上がり、ご飯は少な目にしてもらってますが、増量も可能。なにしろ羽釜で炊き上げてあって、他とは違います。その食感は寿司屋のシャリにも似た感じとなっており硬め、米粒は小さいタイプ。タレは甘目、やや効きが弱い。

 肝吸いも濃い味ながら、風味バツグン、肝は少々炙り、芽ネギ入り。お新香も自家製と思われ、生姜の効いたやつが美味い。
うな重 : 蒲焼=〇 ご飯=◎ 肝吸=◎ お新香=◎ 肝焼き=◎
CP=100 味=85
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きも焼き(2串から) : 1160円(税込)
☆☆☆☆★

 しばらくぶりでウマい肝にヒット!プリッとした肝焼きですね!これは鮮度も良く美味い、甘い。
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テーマ : 美味しいもの
ジャンル : グルメ

新富町 うなぎ青葉

新富町 うなぎ青葉
美味しい鰻屋さん百撰 第12話

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 新富町駅からだと、京橋料金所方面へと下って、新金橋(しんかねばし)手前の路地裏にあるのが、うなぎ青葉。マンションとなったビル、同じ一階の隣りには、洋食・煉瓦亭さんがあります。青葉さんは神戸元町で昭和10年創業となる老舗・鰻・青葉の都内初進出店として、同地に2005年オープンし、現在は2代目・息子さん若夫婦に4年前から代替わりして頑張っていらっしゃいます。神戸には元町店のほか、三宮店があります。ちなみに新富・青葉の女将さんは、月組でした、そう元タカラジェンヌです。

* 中央区新富1-5-5 日・祝&土曜も不定休
11:30~13:50
17:00~20:00 
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 うな重(関西風地焼きバージョン) : 3500円(税抜)
☆☆☆☆

 鰻は愛知県三河一色産使用。これまで裏メニュー的に出してきた、関西風、いわゆる蒸さない焼きだけの蒲焼も、事前申告で提供可能となっています。ただし、半身だけ使用した=うな丼(1800円)以外、一匹仕様のうな丼(青葉=3500円)と、うな重(3500円)、一匹半使用した=上うな重(5110円)でのみ関西風は可能となります。ちなみに定番となる店名が付いた=青葉、は陶器の丼ぶりに非ず、木の器となります。

 うな重 : 紀州備長炭にて、見事に焼き上がった、ぷりっぷりな厚み、十分な炭香、これぞ関西風。推定、250g超え。タレは結構辛口、小豆島産たまり醤油ベースだそうで味噌っぽいビターなコクが風味独特です。神戸と同じ仕様、年季入った、お重が、すごく大きくって、ご飯もいっぱい、このぐらいの大きさだと、やはりどんぶりより、お重に収まった蒲焼が見事、立派です。お重やドンブリを小さなサイズにして小ぶりの鰻身を大きく見せようとする、あざとい店が目立つ中、この大きさ、とても佳い感じです。

 こちらの流儀では椀物は基本、味噌汁らしいのですが、肝吸いにも変更可能です。それゆえ、肝吸いは味噌汁から味噌を抜いたバージョンっぽいデキバエに留まって、エノキタケ、豆腐とワカメの入った澄まし汁と言った感じであっさり味。お新香は素朴。
* 鰻重 :
CP=100 味=85
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肝焼き : 1串=500円(税抜)
☆☆☆

 あるときだけ。肝は肝だけを問屋から仕入れ。ボリュームある1本、炭香が強く、たっぷり食べたい方には朗報。

* メモ : こちらの新富町青葉は、もちろん神戸元町・青葉のご親族、湯木がやってらしゃいますが、名まえからも分かるように、親戚筋は、吉兆創業者の湯木さんです。
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テーマ : 東京のグルメ
ジャンル : グルメ

中井・上落合 うなぎ・天ぷら うな広

中井・上落合 うなぎ・天ぷら うな広
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 都営地下鉄・中井駅近くには落合斎場があって、向かう道行きには老舗・うなぎ源氏さんがあることは以前紹介したのですが、もう1軒、目に付いたのは山手通り沿いに大きな看板を掲げております、鰻・天ぷら料理 うな広(ひろ)さん。こちら、初代店主は銀行マンから脱サラして起業、27年目にならんとする店。伺えば、今は閉店となったものの、もともとは弟さんが東中野で江月(こうげつ)という鰻・天ぷらのお店を代々守ってきたという身近な縁もあって、生まれ育ったこの地にと鰻屋を起業したそうです。現在は2代目も継承中。
* 新宿区上落合2-22-8 木曜定休(臨休もあり)
11:30~14:30(ランチサービスあり)
17:00~20:30
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 うな重(特上) : 3500円(税込)
☆☆☆

 うな重は、1本付けが、こちらの特上のみで、あとは桜(2800円)、梅(2400円)と鰻身の分量が少なくなります。肝吸いとフルーツ付き。うな重を頼んでも、プラス200円にて、お茶漬けできる、ひつまぶしスタイルに変更可能です。ただし、あくまで関東風、蒸しが強く、ガス焼きなので、名古屋っぽくは仕上がらないと思います。
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うなぎは、愛知県・一色産。重さは1タイプですが、かなり小ぶりサイズ。蒸しが強く柔らかい。タレは甘目。ご飯は小粒で美味しい。肝吸いは、既製品タイプで薄め、ゆず片、お麩、蒲鉾、三つ葉。肝焼き(1本から)=400円、これも小ぶりですが、鮮度感はあり。
* うな重 :
CP=95 味=80
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テーマ : 東京のグルメ
ジャンル : グルメ

神田神保町 今荘

神田神保町 今荘

 神保町のはずれ、専大前交差点から見て集英社本社ビルの隣りに建つ木造3階建て、和洋折衷の変わった建物、それが今荘(いましょう)である。竣工が昭和8年、角地に在って隅切り面、玄関入口上には唐破風屋根と2階には丸い明り取り窓、3階となる屋根にカエル股や切妻破風を配した面白い作りが、ことに印象的である。



 千代田区内でも代表的な(歴史的)建造物に挙げられ、そういうわけで、もとからある老舗の鰻屋専門店と勘違いされることも多かろうが、うなぎしか出さなくなったのは、ごく最近のはなしで、端っからの創業は牛鍋やとして明治30年と古く、当初から1980年代までは、すき焼き今荘(いましょう)と今荘食堂という謂わば2形態の商いを続けていたときもあったようだ。次第に縮小傾向に転じていき、とうとう鰻重だけとなり、上と並があったのも廃止されて1本化されて今に至る。



* 千代田区神田神保町3-15-1 土日祝定休

11:30~売り切れ仕舞(13:00ぐらい目安)

 うな重 : 3500円(税込)

☆☆☆★



 現在、メニューは1つしかない。決まりきった鰻重に、肝吸い、つぼ漬けのみ。ただし、ごはんの分量は大盛りでもふつうでも少な目でも事前に調整可能。朝仕込みの段階で、その日に捌いた分が売れたら、その日はその時点でおしまいである。椅子席はカウンターが、わずかに5席のみ、あとは畳敷きの座敷席が数卓なので、大人数が入ればすぐに満席となって、だらだらと昼過ぎても続けるわけでもなし、仕込み分が終わったのなら、その1回転で終了。本日も開店早々満席となって、店仕舞のため、早々に、のぼりが店内へと取り込まれて、営業中の木札が裏返しされた。常連さんのための小気味よい、商い。



 鰻重は、すべて1本付け。小ぶり過ぎずに、ちょうどよいサイズ感、タレも辛口だがさっぱりとして後を引かない。焼きは炭では無いがしっかりとした焼き上がりで身も蒸されて柔らか。肝吸いは、かつお出汁。おばちゃん2人組の接客は未だ健在で、たわいもない日常会話のやり取りを交わすも、サッと喰ってサッと店を出る。この店、もちろん土用丑の日にも店は開けるなんていう野暮はしない。





CP=100 味=80

若いあんちゃんが焼き場に居たので5代目かもしれない。

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とうきょうの美味しい食べ物や東日本にある温泉地の紹介です。

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